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- 最新号:2008-10-09
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■集客の達人【トヨタ生産方式とサービス産業5〜“ポスレジのバカ”の是正=潜在市場の掘り起こし】
発行日: 2008/6/5━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>◆■ 集客の達人〜辛口コンサルタントのひとり言〜Vol.220◆■
> 2008/6/6号
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┃★≪第213号≫★ ┃
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┃【こんにちは、三河です。】 <身分制度> ┃
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>>・2002年の記事より。当メルマガが5年前に何を提唱していたか? ┃
┃◎ 【トヨタ生産方式とサービス産業 その5】 ┃
┃ 〜“ポスレジのバカ”の是正=潜在市場の掘り起こし〜 ┃
┃----------------------------------------------------------------┃
┃◎ 【団塊の世代の中国脅威論】 〜格差への序章〜 ┃
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【こんにちは、三河です。】 <身分制度>
●格差社会の到来といわれ始めて、もうずいぶん時間が経ちました。
この「格差」とは、いかなるものなのか。すぐに思い浮かぶのが「収入の
差」です。つまり「金持ちなのか」「貧乏人なのか」です。
一昔前、バブル経済の直後、若い人を中心にこの格差を歓迎するごとき意
見がありました。「自分も金持ちになれる」その夢を抱いていた時代です。
「セレブ」ブームと言ってよいでしょうか。
●それが現在、「ワーキングプア」と言われ始め、夢破れたのです。「金持
ち父さん、貧乏父さん」から「働けど、働けど、わが暮らし楽にならざり・
・・・じっと手を見る・・・・・・・・」の世界に気づいたのです。
若者たちの関心が「自分の能力開発」の夢から「マルクスの資本論」に変
わってきているようです。
「人間の競争は公平な条件で行われていない」「だからどんなに能力が高
くても経済的に成功できるとは限らない」ことに気付き始めたのです。
●その一方で、社会的に成功し「金持ち」あるいは「成功者」と言われる人
々がどのように人間を見ているのか。
官僚の中には、国民を「平民」と呼ぶ人もいます。「金持ち」が、貧乏人
とは人種が違うと認識している節もあります。
社会の中でのお金にかかわらない部分でも、「信用度」の格差も歴然とあ
ります。つまり、「差別」すなわち「身分制度」があるのです。身分制度な
ど封建時代にあったもので、現代社会ではありえないと考えている人も多い
と思います。しかし、現在の皆さんの身近な世界でも歴然と存在しています。
●私が現在経験している身分制度とも言うべき世界は、リゾートマンション
においての、居住者に対するリゾート族の差別意識です。リゾート地には、
居住者が当然に居ないわけがないのですが、別荘族は社会的に成功した証と
して別荘を所有している意識が強く、別荘地の中に居住したり、リゾートマ
ンションに居住すると、別荘を所有できない貧乏人として差別を受けます。
金持ちは特別な人間、との意識があるのです。汚いもののように扱い、人権
侵害が起きています。
●リゾート族と接していると、大した金持ちとは思えないのですが、意識過
剰であるとしかいえません。しかし、そのような間違った意識を持つ人々の
中に、本来知識人として社会的に認知されている大学教授や、日本を代表す
る企業の経営者、エリート官僚が含まれています。
人間の性と言ってしまえばそれまでですが、あらゆる犯罪の根源といえま
しょう。社会の病原であります。私はそれらの意識を「成金趣味」と言って
軽蔑しています。
●お金を稼ぐのは「生業」であります。差別意識は、真に軽蔑されしかるべ
き意識であります。
これを心の底から意識できなくては、知識人とはいえないのです。
しかし、自浄能力はない世界ですので、階級闘争による暴力革命しか解決
策はないのかもしれません。
皆さん「資本論」読んでみますか?
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■■ 2002.12.20配信
◆◆ 【トヨタ生産方式とサービス産業 その5】
■■ 〜“ポスレジのバカ”の是正=潜在市場の掘り起こし〜
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● デフレが深刻になり、ダイエーなど流通業界でもトヨタに学んで業績回
復を目指す企業が増えています。
しかし、『トヨタ生産方式』が確立されてきたのは高度成長時代のインフ
レの中でありました。 コスト削減と縮小均衡の切り札として注目されてい
るのですが、実際には『経営の基本』がそこにあるのです。
小売業の店舗経営の場合、”売れる品物””売れる場所”を求める技術の
開発はあっても、出店した地域の潜在市場を掘り起こす技術に注目した企業
、コンサルタントはありません。 製造販売、或いは大手流通業によって体
系立てられてきた”販売技術”は、潜在市場を掘り起こすよりも”売れる場
所探し”の方が手っ取り早いのでしょう。
私たちが名付けた『ポスレジのバカ』現象では、顕在化した市場しか追う
ことが出来ず、市場が縮小している場合には対応出来ず、また自ら縮小させ
てしまいます。
◇【ポスレジのバカ】とは
このポスレジのデータにもとづいて売れ筋を追いかけていると、市場全体
が縮小してしまうことを理解出来る人が少なく、「売れ筋商品は売れていく
のだからそんなはずはない」と考えます。
大ヒット商品、つまりその商品一つで市場を形成してしまうほどの物につ
いては、牽引役とはなるのです。 しかし、ブームと言える状態の時を考え
れば、ヒット商品につられて市場に関心を持って参入してくる人が増えるメ
カニズム、そしてブームが去れば縮小してしまうメカニズムが理解出来ます
。
私はアニメには全く関心を持っていませんでしたが「となりのトトロ」で
関心を持つようになりました。 しかし基本的に、自分から積極的に良い作
品を探す気などありません。
ゴルフ場の集客は落ち続けています。 ブームといえる頃は予約を取るこ
とも出来ず、キャディーマスターにコネを作り、何とかすることがステイタ
スであった時期もありました。 しかし、ゴルフは値段も高く、技術的にも
すぐに楽しめる状態にはならないもので、初心者は気軽に楽しめずに関心を
失っていく傾向にあります。
このように、市場にとって、自分からは積極的にならない程度の人たちが
問題です。 大きく市場を広げるには、関心の高い人たちに絞っていってし
まう結果になる売れ筋を並べるだけの方策では不十分なのです。 より関心
の低い人たちにも関心を持ってもらえる施策が必要です。 まして、大ヒッ
ト商品がある市場はごく僅かであり、大ヒットの期間もごく限られたもので
あり、一般的市場においては、売れ筋商品と言われる商品に関心を持つ人は
極限られた「マニア」といえる人たちです。 その人達に向けて絞り込むこ
とは、「すそ野」を切り捨てることになってしまうのです。 少年野球や草
野球がなければプロ野球の繁栄もないのと同じです。
上記のようにゴルフ市場にとっても、日本には草ゴルフが存在しないと言
ってよい状態なのですから、ゴルフ場の施策の中に「近所の草ゴルフ」を振
興してこなかったツケが根本にはあります。 しかも、クラブ1本が8万円
、1セット30万円、プレイフィーが一回3万円では、子供や若い人たちに
余暇のスポーツとして勧めるわけにはいかないのです。 技術的にレッスン
を受けるにもプロを目指すようなレッスンやバカにされながらのレッスンで
は、かえって二度と見向きもされなくなってしまうのです。 口コミで悪い
噂が広がるようなものです。 つまり、営業の世界で『紹介』が得られない
どころの状態ではないのです。
◇【提案型販売】とは
『宮崎駿』の作品以外にアニメに、私は関心ありません。 そのような場
合そのほかのアニメ作品に関心を持ってもらう方策を採れば、もしかしたら
継続的なアニメファンになるかも知れないのです。 つまり『固定客』です
。そして、その程度の関心を持つ人たちには継続的な働きかけが必要です。
『トヨタ生産方式』はその考え方からして、縮小均衡の市場にあっても対
応能力が大きいのと、潜在市場に打って出る余力と、その体制に、常に自ら
が自立的であることになります。 しかし、この場合においても潜在市場を
掘り起こす技術は別に開発しなければなりません。
それを私たちは、1店舗ずつの地域の市場において綿密に掘り起こす技術
を開発してきました。 全国的な市場開発は、その費用対効果において無理
だと思える場合でも、地域の市場では可能なことも解ってきました。 それ
が『提案型販売』です。
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■■ 2006.1.20配信
◆◆◆ 【団塊の世代の中国脅威論】
■■ 〜格差への序章〜
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※この記事は、2006年当時に書かれました。
現在、社会保険庁の年金記録漏れ、いえ当メルマガでも指摘したとお
り職員の着服問題が浮上、ミートホープの牛ミンチ偽装事件、高級料
亭船場吉兆の偽装事件、国民にとって、生活の根幹に関わる問題が続
出です。
行政や、官民を問わずトップに立つ者たちの管理・運用技術への疑問
はつのるばかりです。もちろん、企業に対してもです。
厚労省の薬害C型肝炎患者のリスト放置、赤福の消費期限偽装、倫理
観のなさには絶句します。
せっかく祖先を含め我々人間が作ってきた膨大な社会システムを、怠
慢な管理、的を外れた運用で壊していってしまっているのです。
私たち一人一人が責任を持って、善悪の判断をし、声を出して正当な
主張をしていかなければ、世の中が是正されることはないでしょう。
そもそも、何のための政治・経済・社会なのでしょうか?
本末転倒しないよう、周りを見つめて見ましょう。
金、名誉心、何かに囚われているのは、自分自身ではありませんか?
他人の命はおろか、結果的に自分の命を粗末に扱っているのです。
戦後、「男女平等」については声高らかに推進されてきましたが、今
やそれ以前、つまり「人間としての平等」について憂えなければなら
ない社会になってきました。
しかし、日本は民主主義の国。憲法にあるように「法の下の平等」と
して、保障されなければならぬことを忘れてはいけません。
● 「団塊の世代」と称されても、実際には幅のある世代であり、社会活動
上は言われるほどの影響力はないと言えます。メディア(堺屋太一氏著作が
始まり)が作り出した言葉に過ぎません。
「同世代では人数が多く競争が激しかった」と言われていますが、それが
最大の特徴であるとは考えられません。
むしろ、「全学連」世代であることが特徴であるはずです。
● 実際には、全学連世代は団塊の世代のほんのちょっと上の世代ですが、
その渦中にいた世代であることは確かです。知識人の証が「共産思想」を理
解していることでありました。
“体制迎合は悪である”と考えた世代です。一方で、高度経済成長の立て
役者でもあります。この矛盾した存在は、私の潜在意識にも深く浸透してお
り、自分に対して「日和見主義者」「裏切り者」と言った意識を内在してい
ます。
● つまり、議会制民主主義が目指しているところの「法の前の平等」に対
し「経済の前の平等」を実現しているのが「真の民主主義」であると考える
のです。
「能力に応じて働き、必要に応じて分配される」を理想とするのです。こ
れを実現するのが「共産主義」であり、その初めは「理想主義的共産主義」
で、現在の『CSR企業の社会的責任論』に通ずる考え方でありました。
● 生産手段は国民が所有し、個人資産は極限され、共同生活のようになる
のです。現在でも中国奥地ではこの方式があります。確かに経済的不平等は
ない理論でありました。
人は生まれながらに能力の差があり、環境の差があり、全く平等に競争出
来ることはあり得ないのです。そのため、その人の能力が評価され分配を受
ける市場主義経済は、不平等にならざるを得ないのです。
● ですから、弱い人をかばい合いながら共同して生活する姿は理想的だと
考えられたのです。社会保障制度が極限まで高められた社会を目指していた
のです。
しかし、それが夢想であったことは、多くの共産主義国家を見れば明らか
でした。
まず、共産党独裁政権で資本家という支配者に変わって共産党幹部が支配
者となって特権階級となったのです。日本で言えば、官僚支配が独裁状態と
なったようなものです。
経済の前の平等を実現するどころか、官僚という特権階級を生んでしまい
、法の前の平等を実現することも出来ず、言論の自由、思想の自由など基本
的人権さえ失われているのです。現在、中国・北朝鮮などで見られる人権抑
圧国家であります。
これは、日本の官僚支配が社会主義国家ではないのかと言われる所以です
。立法は国会で行われるのですが、法律は曖昧な表現に止まるため、通達等
の運用面において官僚が解釈で法を曲げるのが実態です。さらには、立法に
影響力を及ぼす場面も多くあります。
● 現在中国では、共産党独裁体制のまま市場主義経済を導入し、資本家が
生まれています。日本でも、資本家が立法や行政に影響力を行使して実質的
に社会を支配する構造もあります。道路公団などの天下り組織が横行するの
は、官僚が権限を利権と解釈して、勝手に自分達の利権組織を作り上げてい
るのです。
このように人間の「性根」は利己主義であり、他人を思いやることはない
のです。そのため、議会制民主主義により法の前の平等に近づけようとする
努力の方がましなのです。
● 経済について言えば、「能力に応じて働き、必要に応じて配分する」の
であれば、「働かずに必要なだけもらった方が得」となってしまったのです
。現代日本では「お役所仕事」と言われる極めて効率の悪い状態となってし
まったのです。
そこで中国では、私有財産を認め、「政治に口出ししなければ稼でも良い
」としたのです。資本主義市場経済を導入したため、人々は欲につられて経
済活動を活発化させているのです。
人間は、何処までも私欲で動くのです。
● かつてイギリスも、社会保障制度の充実が目立った国でした。国有企業
も多く社会主義国家に移行中の国と言われたのです。しかし、経済の不振が
続き、「鉄の女、サッチャー首相の登場」により民営化が進み、見事よみが
えりました。
日本も現在、民営化を推し進めて官僚主義的ムダを排除し、構造的な特権
階級を排除することにより、経済活動をはじめ社会システムの再構築を計っ
ているところであります。
● 現在の中国において、共産党一党独裁を続けながら資本主義市場経済を
行うことには無理があるのです。経済活動の自由を保障しながら、言論の自
由を与えない、政治の主権が国民にないなど、いずれ大きな歪みとして現れ
てくることは必至であります。
個人の権利を制約するのに立法の主権が国民にないのです。法律はどうし
ても共産党幹部、官僚の都合となってしまいます。現在、経済の発展と共に
官僚の腐敗が問題化しています。当然に、財力を持った資本家達が政治を動
かそうとして官僚と癒着してしまいます。それに対して国民のチェックがき
かないのです。
日本の経済界と政治家・官僚との癒着よりも歯止めが利かないのです。そ
れが「持てる物と持たざる物」、日本の流行語で言えば「勝ち組と負け組」
を生み、かつての共産革命のように階層間の衝突となっていくのです。
● 日本でも「格差の時代」と言われています。国民みんなが中流意識でい
た「団塊の世代」はリタイヤしていきます。社会に残したのは、「格差への
序章」であります。
中国の脅威とは経済力、軍事力だけの脅威ではなく、中国国内階級闘争、
民族独立運動などあらゆる意味で、その「格差の脅威」であります。
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