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Green Earth Express
国際環境NGO FoE Japan ニュースマガジン【Vol.44】
2002.12.16
http://www.FoEJapan.org/
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≪INDEX≫
●FoEJニュース
《南太平洋島嶼プロジェクト》
・Love Islands 2002「地球温暖化MAP」完成!
《開発金融と環境》
・国連人権委員会の特別調査官 先住民族の懸念に高い関心
〜フィリピン・サンロケダム現地レポート(6)
《森林》
・木材製品に対するヨーロッパ市民の環境意識
●掲示板
・ネイチャーウォーク&ハイク 1月予定
●事務局日記
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☆Be a Friend of the Earth! FoE Japanのサポーターになりませんか☆
FoE Japanは世界70カ国にネットワークするFriends of the Earthのメンバー
です。地球環境と人々の暮らしを守るため、森林破壊や地球温暖化、途上国
への資金援助問題から身近なライフスタイルに対して取組んでいます。
地球環境保護のため、FoE Japanのサポーターになっていただけませんか?
詳しくはWEBサイト http://www.foejapan.org/info/joinus.html
またはEメール info@foejapan.org まで
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●FoEJニュース
《南太平洋島嶼プロジェクト》
☆Love Islands 2002「地球温暖化MAP」完成!
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果たして日本は温暖化しているのでしょうか?私たちの周りには何が起きてい
るのでしょうか?
Love Islands 2002キャンペーンの締めくくりとなる「地球温暖化MAP」が
完成いたしました。「温暖化MAP」は全国各地の市民の皆さまから寄せてい
ただきました700通の情報から作られました。各地の異変に関する記事のほか、
ツバルの現状や日本の都市の海面上昇予想なども記載し、島と温暖化に関する
情報の集大成となっています。
MAPは2003年のカレンダーもついたポスターサイズ。家庭や職場、学校など
に貼ってご活用ください。これを見れば思わず電気のスイッチを消したくなる
かも?
ご希望の方は、住所、氏名、電話番号、Emailを明記の上、200円切手を同封し
てFoE Japan「温暖化MAP」係までお送りください。
全国各地から情報を寄せていただいた皆様、本当にありがとうございました。
心からお礼申し上げます。
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《開発金融と環境》
☆国連人権委員会の特別調査官 先住民族の懸念に高い関心
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〜フィリピン・サンロケダム現地レポート(6)
12月2日〜11日国連人権委員会の特別調査官Dr. Rodolfo Stanvenhagenがフィ
リピンを訪問、フィリピン国内の先住民族の人権問題について調査を行ないま
した。5日にルソン島バギオ市内で行われたパブリック・ヒアリングでは、サ
ンロケダムの問題も取り上げられました。
当日は約300人の参加者を前に、まず、ダム建設前の95年からダムに反対しつ
づけているダルピリップ村(ダムの上流の村)のイバロイ民族の代表2名が発
言。サンロケダムの上流に1950、60年代に建設された2つのダムの経験から、
(1)貯水の開始・ダムの操業運転の開始で懸念される土砂堆積などにより、
自分たちの村が埋まり、独自の文化が壊されるのではないか
(2)立ち退きを余儀なくされた場合に、自分たちの先祖代々受け継いできた
土地が公共地とみなされ、補償がもらえないのではないか
(3)事業者が補償を約束したとしても、支払われないのではないか
との危惧を訴えました。そして、長年、ダムに反対の声をあげ続けてきた中で、
住民への相談が行なわれなったり、警察などからいやがらせを受けるなど、自
分たちの人権が侵害されてきたことを報告。調査官と会場の聴衆に、自分たち
の権利をサポートしてくれるよう呼びかけました。
続けて、地元のNGOは、土砂堆積により先住民族約500世帯が影響を受けるだろ
うと報告。また、フィリピンの国内法『先住民族権利法』が事業者に求めてい
る「先住民族による事前の合意」が無かったことから、同ダムの建設が国内法
に違反していることを指摘しました。そして勧告として、(1)ダムの操業運
転の中止、(2)洪水掃きゲートの開門、(3)移住世帯の特定――の3点を
特別調査官に提案しました。
以上の報告を受け、調査官は自分が50年前に携わった多目的ダム事業について
言及。先住民族の「事前の合意」がないまま、ダムの貯水開始間際になって、
彼らとの立ち退き交渉を自分が任せられ、大変な困難に直面したという経験を
語りました。調査官はこの事例から、サンロケダムの問題を非常に身近に感じ
るとコメント。「フィリピン政府の目と耳を開かせるためにも、彼らが懸念を
訴え続けることが重要である」と述べました。
今回のヒアリングで、調査官が高い関心を示したことは、国際的水準から見て
も、同ダムの先住民族に対する人権侵害が懸念されることを示しています。調
査官は、来年4月までに国連人権委員会に対する調査報告書をまとめることに
なっています。今後、ますます、サンロケダムの問題への国際的な注目が集ま
ることになります。
※より詳細な情報や写真等はWEBサイトでご覧ください。
→→http://www.FoEJapan.org/aid/jbic02/sr/index.html
(波多江 秀枝)
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《森林》
☆木材製品に対するヨーロッパ市民の環境意識
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11月に全国木材組合連合会の違法伐採調査団の一員として、英国、スウェーデ
ン、ベルギー(EU本部)を訪問しました。
英国でもスウェーデンでも、家具など木材製品の購入者の意識が高く、認証ラ
ベルが付いていればよいのですが、付いてない場合は販売員が木材の材質や出
所を聞かれる場合が多くなりつつあるようです。
大手のDIYショップで英国内でも数百の店舗を展開している、B&Q社やFOCUS社は、
自社の木材製品に「違法伐採でない木材」の調達を業者に義務付け、そして最
終的には「持続的森林管理」を証明するFSC等の認証ラベルを付けようとしてい
ます。見学した店舗では既に半数以上にFSCラベルが貼られていました。
[ B&Q社: http://www.diy.com FOCUS社: http://www.focusdiy.co.uk ]
スウェーデンに本部のある世界的家具メーカであるIKEA社(従業員7万人)も
FSCラベリング導入には極めて熱心で、自社森林はないのに森林インスペクター
を8人も擁し、購入元の森林に出向いて持続的森林管理の指導をしています。
[ IKEA社: http://www.IKEA.com ]
米国のホームデポ社も100%認証ラベル導入に動いているのは有名ですが、ヨー
ロッパの方が先を行っているようです。こうなった背景にはWWFやFriends of
the Earth (FoE)など、森林環境NGOの消費者に対する意識啓発活動がメディア
と絡めて極めて大きな影響力があったと、これらの販売会社の幹部から説明を
受けました。
ヨーロッパでは木材製品と言えば、家具や屋内外の備品です。戸建住宅はレン
ガ積みが主流であったため、建築構造材としての木材の使用量は多くありませ
ん。住宅建築業界やこれに木材を供給する材木店においては、購入者・消費者
の声が届き難いのか、認証ラベルの普及は遅いとの説明も受けました。
日本ではまだDIYは普及が遅く、住宅購入に当っては中の仕様木材にまで注文
をつける消費者が殆ど居ないために、業界の動きが鈍いのでしょう。
環境団体が業界にチャレンジするだけではなく、木材購入者・消費者から木材
供給業界への声を大きくする活動がこれから求められます。
(岡崎 時春)
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●掲示板
☆ネイチャーウォーク&ハイク 1月予定
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自然とふれあいながら国際交流もできる日帰りハイキングを行っています。
参加費は\1000のみ(FoE Japan サポーター¥500)、どなたでも参加できます。
1月12日(日)剣崎・城ヶ島/三浦半島
1月19日(日)峰の薬師・草戸山/高尾
1月26日(日)鐘撞堂山・円良田湖・少林寺/奥武蔵
詳しくはWebサイトをご覧ください。
http://www.foejapan.org/event/hike.html
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☆ボランティアスタッフ募集!☆
事務作業、翻訳、ウェブサイト製作、イベント等でのプロモーションの
お手伝いなど、あなたの力を発揮してください。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.foejapan.org/info/volunteer.html
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●事務局日記
11月初めから毎週末作業を続けてきた里山の道具小屋が(ほぼ)完成しまし
た。今年は、早くから寒気がやってきたためにとても寒い日が多く、風邪を
ひく人が続出しましたが、参加者の皆さんは最後まで夢中になって作業を進
めてくださいました。完成した道具小屋は日本の伝統工法「板倉つくり」。
無垢のスギ・ヒノキ製でとても良い香りがします。
参加者の皆さん、おつかれさまでした!
(中澤)
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発 行 : FoE Japan事務局
編集担当 : 中澤 健一 nakazawa@foejapan.org
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