口座を変えれば世界が変わるキャンペーン |
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2007.8.28 Vol.28
<<ただ今のエコ貯金宣言額>>
累計額:6億7051万4926円
宣言人数:1049人 (8月19日現在)
口座を変えれば世界が変わるキャンペーン
メルマガ担当のたしろです。
お盆を過ぎても、うだるような暑い日が続いていますが、
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
クーラーの設定温度を高くしたり、打ち水をしたり、
温暖化対策として私達にも出来ることはたくさんありますが、
エコ貯金の考え方からみると、温暖化対策を積極的に行なう
企業への融資が増えていくことが、より社会を動かす力になる
と思っている今日この頃。
そんな中、エコ貯金宣言をして下さった方の人数が、
ついに1000人を突破しました!
これからもこの輪をさらに広めていけるよう、活動を展開して
まいりますので、エコ貯金プロジェクトを今後ともよろしく
お願いします!
では、今号も最後までお付き合いください。
■■■本号の目次■■■
1、LIVE EARTH、ap bank fes’07報告
2、知りたい!海外のソーシャルバンク
3、クラスター爆弾をめぐる議論
4、エコ貯金メンバー自己紹介
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1、LIVE EARTH、ap bank fes’07報告
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7月はエコをテーマにした音楽イベントが立て続けに
開催! エコ貯金プロジェクトは、7月7日のLIVE EARTH、
7月16日のap bank fes’07 に出展&トーク出演
してきました。
7月7日開催のLIVE EARTHは、世界7ヶ国9都市で同時開催
された地球温暖化防止を訴えるライブイベント。
エコ貯金プロジェクトが参加した東京会場(国内
では他に京都で開催)では、RIZE、絢香、大塚愛、
Cocco、LINKIN PARKなどまさしく旬のアーティストが
出揃いました。
ちょっと前までは、アーティストが環境に関するメッセージを
発信することは「少し珍しいこと」だったのが、
もう「当たり前のこと」になったことを実感できるイベントで
した。
7月16日のap bank fes’07 は、ご存知の方も多いと
思いますが、本来は前日のイベント含めて4日間開催だった
ところが、台風による荒天のため、1日だけの開催となった
もの。
関係者のみなさんの大変なご尽力により、復旧したフードエリ
アのトークステージにて、ap bank 理事の見山謙一郎さんの
司会のもと、未来バンク代表の田中優さんと「お金とエコの関
係を知る」をテーマにダイアローグを行うことができました。
ダイアローグで話をしていて、印象的だったのが見山さんの
「この3人はちょうど10歳ずつ離れているが、こうして
同じテーマで世代を越えて話すことができている。
時代が変わってきた、と感じている」という言葉。
ap bank fes も今年で3回目ですが、温暖化の研究者や
環境政策を立案する行政の方も交えたダイアローグを
企画する等、環境問題を軸に多様なセクターが、まさしく世代
や立場の「壁」を越えて集う「フィールド」になってきたと
思います。それは、Bank Band が奏でる音楽のもつ
磁力によるものかもしれませんが、こうした「フィールド」
を、これから世の中の至るところに創らないといけない、と
強く感じました。エコ貯金プロジェクトでも、これからエコ
と金融に関する様々なイベントを実施していく予定ですが、
その1つ1つが、世代の壁、金融機関や市民というセクターの
壁を越えて集える「フィールド」になるように、努力していき
たいと思います。
フェス当日の模様は、8月20日に発売された「別冊カドカワ
総力特集 ap bank fes’07」にも詳しく掲載されています。
ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
(文責:土谷和之)
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2、知りたい!海外のソーシャルバンク 第1回
〜成長つづけるオランダのトリオドス銀行〜
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みなさんは海外のソーシャルバンク(社会性に配慮した金融機
関)についてご存知だろうか?今回から数回かけて海外のソー
シャルバンク事例について紹介したい。
第1回目はオランダのトリオドス銀行。キャッチフレーズは
「あなたのお金を、ほかとは違ったものにする」。
以下がトリオドス銀行の歴史である。
1968年、オランダの銀行員、エコノミストらが、社会的に有用
な方法での資金運用に関する研究会を設立。
1971年、社会的企業に資金を融通するための財団を設立。
1980年、財団がオランダの金融当局から免許を獲得して銀行業
をスタート。
1983年、保険会社を設立。
1986年、風力発電開発に資金提供するトリオドス.ベンチャー
基金を設立。
1990年、オランダ初の環境保全型投資ファンドを組成。また
環境・社会の運用基準を有する同国初の生命保険.年金保険を
実現。
1993年、ベルギーで営業開始。
1994年、発展途上国支援の投資ファンドを創設。また、発展
途上国におけるマイクロファイナンスやフェアトレードファイ
ナンスを支援するファンドを創設。
1995年、イギリスで営業開始。
2004年、スペインで営業開始。
これまで同行は、社会性に配慮した事業を通じて社会貢献する
ことや、透明性と社会的責任の分野で銀行業のパイオニアとな
ることをめざしてきた。そして実際にトリオドス銀行は、社会
的な責任をしっかりと果たしている企業にしか融資しないし、
また融資先の公開も徹底している。このため預けたお金が自分
の望まない事業に使われることを防ぐことができる。
また、同行は革新的な商品開発でも知られる。生命保険、ベン
チャー基金、投資ファンドなどサービスは多岐にわたる。
こうした独自の姿勢を鮮明に打ち出したトリオドス銀行は
2004年末の出資者が8千人を超えるなど、成長を続けている。
そして、社会に対しても大きな影響を及ぼすことになった。
その代表例が、国のグリーンファンド優遇制度導入である。
これは環境保全型プロジェクトに預金や投資をする人が税金を
一部免除される制度で、導入のきっかけとなったのが同行が
90年に発売したオランダ初の環境保全型ファンドなのだ。
プロジェクトがお金を集めた結果、2003年だけでも、1111ヘク
タールの森林保護や133基の風力タービンの建設などが計画さ
れ、プロジェクト全体では45万トンのCO2の排出削減が見込
まれている。
オランダは社会意識の高い国民性で知られる。もちろん課題も
あるが、トリオドス銀行をここまで発展させてきたのは国民の
支持である。
日本の私たちも見習えることは多いはずだ。
参考文献:
「ソーシャル・ファイナンス」財団法人トラスト60編 金融財
政
事情研究会
「調査と情報」2005,3,重頭ユカリ
(文責:伊藤真璃子)
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3、クラスター爆弾をめぐる議論
〜爆弾製造企業への投・融資中止が欧州の潮流に?〜
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前回のメルマガでも取り上げたクラスター爆弾製造業への融資
の問題を覚えていらっしゃるだろうか?不発弾が市民を殺傷す
る非人道性が国際問題となっているクラスター爆弾だが、その
製造会社には日本のメガバンク3行を含む世界の金融機関から
の莫大なお金が流れていることを報告した。
しかし、現在欧州では同爆弾の製造者には投・融資を行わない
ことが潮流となりつつあるようだ。毎日新聞の記事によれば、
世界最大級の保険・金融会社アクサ(フランス)がクラスター
爆弾製造企業への融資を止めることを決断した。同社はこれま
で約55億ドルを投資し、NGOなどから「見識がない」と批判され
てきたが、今回の決定については「国際社会の状況に従うべき
だ」とコメントしている。
欧州ではKBC(ベルギー)など大手金融機関が同爆弾への投融
資の禁止をすでに決めている。
今回筆者は改めてクラスター爆弾について調べていたが、Web
サイトには市民、とくに子供の悲惨な被害状況が多数報告され
ている。見れば多くの方が胸を痛め、クラスター爆弾へ怒りを
感じることだろう。
しかし、日本のメガバンク3行が多額の融資をしていたという
ことは、私たちがこれら3行のいずれかに預金をしているな
ら、そのお金がごく一部にしろクラスター爆弾を作っている
企業へと投・融資されていたということである。
日本のメガバンク3行がクラスター爆弾製造業への投・融資を
中止したというニュースは聞かないが、「国際社会の状況に
従」い早急に対応してもらいたいと思う。
参考:毎日新聞2007年7月19日記事
(文責:伊藤真璃子)
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4、エコ貯金メンバー自己紹介
〜こんな人たちが活動しています その8〜
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名前:かじ(梶田 宏人)
こんにちは。エコ貯金プロジェクトのかじです。
NGOの活動に関わり始めてそろそろ2年になろうとしています。
自分は現在大学4年なのですが、大学で「NGOで活動をしてい
る」というと、様々なリアクションが返ってきて面白いです。
例えば、「俺はNGOって信用してない」というちょっと攻撃的
なものや、逆に「すっごーい!よくやるねー!」というNGOを
賞賛し過ぎなもの等々。
こうしたリアクションに出会うと、「日本ではまだまだ個々のN
GOの活動が社会に浸透してないんだなぁ」ということを実感し
ます。
僕個人としては、市民一人一人がそれぞれの問題意識を持ち、
それが自然な形でアクションに結びつく社会が理想なのではな
いかと思っています。
そうした意味で、様々なバックグラウンドを持った人たちが、
肩肘張らずに活動に参加しているA SEED JAPANという組織は
魅力的であり、こうした組織や活動が日本中に増えればいいな
と思います。
僕自身も、「環境と金融」という、一見難しそうだけど実は
生活に密着しているこの問題を、楽しく社会に発信していき
たいと思っています。
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