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谷川うさ子が日々を元気に、自信をもって人と接する事ができるようになる事を願い、役に立つ知識、正しい言葉、明確で分かりやすい態度とは何か?を心や体の仕組と、プロのカウンセリング・交渉術を元にして設問形式でお送りします。




ポルソナーレ156号 対人不安を抱える人は、なぜ、いつまでも「対人不安」が解消しないのか?

発行日: 2008/4/8




ポルソナーレのメルマガ『日常のマナーとコミュニケーション』

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◎ 第156号
日本人の脳の働かせ方の仕組み
■対人不安を抱える人は、なぜ、いつまでも「対人不安」が解消しないのか?
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みなさん、こんにちは。ポルソナーレの谷川うさ子です。

日本人の多くの人は、程度の差はあっても「対人関係」の中で緊張します。
緊張には、良い緊張と病的な緊張との二つがあります。
良い緊張とは、
精神活動はもともと心拍の低下をともなう無呼吸状態をつくるので、
必ずどこかで心停止の不安を遠因とするストレスを感じる、
という意味です。
もう一つの緊張は、日本人の場合は
「距離感の無い対人関係」が最も望ましい
という人間関係のものの考え方を記憶しているので、
「距離を感じる人間関係の局面」で
「相手は自分をどう思っているのか?」
という不安のイメージを「右脳」に
表象(ひょうしょう)しつづけているという意味です。

日本人が人間関係の中で感じる緊張は、
今、特異な傾向をあらわしています。
その典型が「年間3万人」という自殺率の推移です。
すでに8年以上もつづいています。
これは、今の日本人の心の病いの傾向を端的に象徴しています。
ふだんは何ごともないような「楽しい日々」を送っていても、
しかしそれは「見せかけ」だけのことです。
「対人緊張」が表(おもて)の社会性の世界の場面で
突如として迫ってくると「緊張」の度合いが深化します。
「もう死ぬしかない」というように転化してしまうのです。

日本人の対人関係の不安は、もともと明治時代から始まっています。
「大正時代」に一気にあふれ出しました。
大正から昭和にかけての対人不安は
「人の目が気になる」「赤面する」「声がふるえる」
「人と何を話していいか分からない」などといったものでした。
今でもこういう対人不安は脈々とつづいています。
しかし、今、こういう不安をなんとかしたいと思う人は減っています。
理由は、薬物療法を抵抗なく受け容れていることと、
携帯メールで「楽しい会話」(擬似会話)をおこなえているからです。
電車の中で10人がけのシートに座っている人を見ると、
「携帯メール」をおこなっていない人いは、せいぜい1人くらいです。
おしゃべりし合っている人も右手にケータイを持って
小さな画面をのぞきこみながら会話をしています。
少なくとも、ここでは、「対人関係」で緊張するので、
何とか努力して克服したいという必要性や動機は薄れています。
薬物療法は、副作用によって新たな不安や身体症状をつくり出します。
これは、大脳辺縁系の中で起こります。
A6神経がノルアドレナリン(猛毒のホルモン)を分泌して
不安や恐怖、緊張の記憶を、
エピソード記憶とともに想起(そうき)させるのです。
これが副作用です。

こういうことの事実は、
『薬物の治療薬マニュアル』という事典にくわしく説明されています。
かくべつ特殊な情報ではありません。
誰でも自分で調べることができるものです。
自分で調べずに何年間にもわたって複数の薬を飲みつづけて
廃人も同様の生活を送っている人が増えています。

薬を飲みつづけている人にしろ、
対人不安を抱えながら仕事をしている人にせよ、
共通するのは、
大脳辺縁系の中で「不安」の「反対給付」ともいうべき、
「快感」をつくり出していることです。

これは、脳の働き方のソフトウェアのメカニズムがそうさせるのです。
脳は、「行動をつくり出す」ということを特質にしています。
「行動」には「言葉」が必要です。
「言葉」には二つの種類があります。
一つは、「概念」としての言葉です。
「左脳」で記憶されて、「左脳」をとおして表現されます。
もう一つは「イメージ」としての言葉です。
「意味のイメージ」とも「パターン認知のイメージ」ともいいます。
「行動」は、「自分にとって楽しいことがもたらされる」か、
「自分にとって利益がもたらされる」かの
いずれかを目的としてつくり出されることは、すでによくご存知のとおりです。
このメカニズムは
「不安」や「緊張」「恐怖」のイメージを抱えている人にも当てはまります。
次の事例のようにです。

●相談の事例

「私は、38歳の男性です。不眠症のために働けません。
薬を飲んでいますが、効きません。医者も困っているようです。
この不眠が治るまで働きに行く気はまったくしません。
だいぶ前に薬を止めてみましたが、体調がひどく悪くなり、
幻聴も起こりました。私は、薬を止めた方がいいのでしょうか」
(久保田圭吾。38歳。無職。男性。障害者年金による生活。埼玉県越谷市)
(注・人物は仮名です。特定の人物とは無関係です。
また特定の職業、団体、地域とも無関係です。
相談の内容もいくつかの相談を合成して再構成しています)。

●相談の内容

私は、38歳の男性です。
大学を出て会社に勤めましたが、人の目が気になることと、
誰かが自分の悪口を言っている声がいつも頭に響いているので、
仕事を辞めました。
自分で努力してなんとか働けるようになったので仕事をしましたが、
また幻聴に悩まされて、仕事を途中で放棄したりして辞めさせられました。
仕事はコンピューターのプログラマーでした。
仕事を辞めて家にいると幻聴はなくなりました。
ネットで遊んでいるうちに一日があっという間に過ぎて、
昼夜逆転の生活になりました。
するとこんどはひどい不眠症になったのです。
夜、起きていて、明るくなっても眠れません。
薬も効かなくなりました。
昼間、うとうとと横になって寝るという生活がつづいています。
こんな生活が10年近くもつづいています。
今は、障害者年金をもらっているので生活に困ることはありません。
仕事をする気など全く起きません。
食事は、近くに住んでいる母親が作ってくれています。
この頃は、ひどい無気力を感じて、
死んだ方が楽かな、と思うようになりました。
私は、睡眠薬を止めた方がいいのでしょうか。
自分の気持ちとしては、止める気はしません。

●ポルソナーレの指示性のカウンセリングとは、こういうものです

この相談の事例を見ると、
「睡眠薬」を飲んでも夜、眠れない、ということがのべられています。
なぜ眠れないのでしょうか。
これは、脳の働きのメカニズムを理解すれば一目瞭然です。
夜になって眠る、というのは「左脳」が眠るのです。
「右脳」は眠りません。
右脳は、五官覚とダイレクトにむすびついているので、眠らないのです。
夜、トイレに起きるとか、寒いので目が覚めるといったことが可能なのは、
「右脳が活動しているから」です。
この「右脳」に昼間「不安のイメージ」が表象されていると、
夜にもそのまま表象されつづけます。
悪い夢などを見るとき、昼間の不安のとおりか、
もっと拡大されて思い浮びます。
これが、次の日もくりこされて表象しつづけます。
不安のイメージが浮ぶと人は、どうするでしょうか。

その「不安」をベースにした過去の記憶の中の
「不快」「自分は損をしている」という負の行動のエピソードを、
「身近な人」にぶっつけるでしょう。
「依存する」のです。
この「依存」とは、「自分の自我」を滅ぼすことを意味します。
このような「依存」が「A9神経」のドーパミンを分泌させるのです。
脳内の最強の快感といわれる「幸福のボタン押し」のドーパミンです。
トカゲの脳の快感ともいわれています。

「不眠」でなくても日常的に対人不安を抱えている人も
同じようなメカニズムで「自分は不快」「自分は損をしている」
という負の行動のイメージを表象させて、
これをバッド・イメージとさせて、
人間関係の何ごとかを壊し
「幸福のボタン押し」のドーパミンを分泌させています。
これが、日本人の現在の
対人不安や対人恐怖、対人緊張の保存のされ方の
脳の働き方のメカニズムです。

●ポルソナーレの脳の働き方を学習して、仕事、勉強、
人間関係の力を正常に身につけてより魅力的な自分を目ざしたい方は、
こちらをごらんください。
http://www.porsonale.co.jp/t8.htm


以上 第156号をお送りしました。

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◆最新ゼミ情報

■カウンセラー養成ゼミ
おもな内容:人間の脳の働き方のメカニズム・言葉と行動
ケーススタディ
『大仏破壊・ビンラディン、9・11へのプレリュード』(高木徹)
『赤ん坊から見た世界・言語以前の光景』・8(無藤隆)
エクササイズ:クレーマーに対応するイメージ療法
テクスト:『初期ノート』(吉本隆明)
http://www.porsonale.co.jp/semi_c191.htm

ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、
人間の脳の働きのソフトウェアのメカニズムを解明して、
「言葉というものは一体、どのように生成されるのか?」
のメカニズムを解析して明らかにしました。
このことは「言葉」には、手で触れるとか、舌で味わうとか、
胃に食物が入ったことが実感できるなどと同じように、
認知して実感される実体があることを証明します。

脳の働きの本質は、まず、「言葉を生成すること」
「生成した言葉に実体を与えるために行動のための言葉を学習して記憶すること」
、次に「行動を生成すること」、に尽きます。
すると、現実の中で多く見られる「支障や不都合を生む行動」とは、
脳に記憶されている「言葉」に問題がある、ということになります。

「言葉」と「行動」は一直線にむすびついていて
実体をもっているのです。
すると、現実を必要とせず、未来性の無い
「行動」は「行動停止の行動」といいます。
それはどのような「脳の働き方」のどのような
「言葉」によってつくり出されるものか?
の具体的な事例が『大仏破壊・ビンラディン、9・11へのプレリュード』
(高木徹)です。

これは必ずしも「国際テロ」のことだけではなく、
ビンラディンがつくり出した「アルカイダリクルート」の言葉と
同じ「脳の働き方」をもつ日本人の
「引きこもり」「薬物療法」「ネットカフェ難民のようなフリーター」
などにも共通します。

★カウンセラー養成ゼミ バックナンバー
http://www.porsonale.co.jp/semi_counselor_bn9.htm#10


■ゼミ・イメージ切り替え法
おもな内容:脳の働き方のメカニズム・行動停止がつくる破滅
「少年(法)の病理で子どもを殺害された家族の物語」
ケーススタディ:『少年にわが子を殺された親たち』(黒沼克史)
エクササイズ:「多元的無知」に取り憑かれないイメージ療法
テクスト:『初期ノート』(吉本隆明)
http://www.porsonale.co.jp/semi_i196.htm

ポルソナーレのカウンセリング・ゼミの
「脳の働き方のソフトウェアのメカニズム」の解明は、
日本人が日々、つくり出している病理にたいして
「このように有効性をもつ」ということの実例を説明します。
とりあげている事例は「少年法」によってカバーされている年齢の少年らによる
「集団暴行」によって殺害された「家族」と、
「加害者の家族」のドキュメントです。

ゼミ生以外の皆さんは、「行動停止」とか「半行動停止」といっても
「何のことか?」とピンとこないかもしれません。
これは「脳の働き方のソフトウェアのメカニズム」が生み出した概念だからです。
そこで、「少年法」にガードされている彼らの「暴力」は
「親にも責任がある」という裁判判決を中心に説明します。

「親の脳の働き方」(半行動停止)が「
子どもの脳の働き方」(行動停止)をつくり、
年間に一万件以上摘発されている「暴力事件」による
「人生の破滅」とはこのようなものです、という説明です。

このような脳の働き方の相互関係は、
「家に薬物療法の人をかかえている人」
「親に依存して社会的に自立できない人」
「ネットカフェ難民といわれているような生活の仕方をしている人」
にも該当します。

今とこれからの時代は、「脳の働き方」を正しく学べず、
学習していない人の差と違いは、明らかになります。
なぜかというと「脳の働き方」が分からない人は、
「人の話を聞いてもすぐに忘れる」
「これをやる、と決めていたのに、別のおもしろいものを目にすると、
決めたことがどうでもよくなる」
「勉強することそのものが疲れて、あきあきしてつまらなく感じる」
…ということを特性とするからです。

★ゼミ・イメージ切り替え法 バックナンバー
http://www.porsonale.co.jp/semi_image_bn9.htm#10


★初期ノートのページができました。
http://d.hatena.ne.jp/syoki-note/
ゼミでおなじみの初期ノート(著:吉本隆明)を独自に解説したブログです。
初回からの連載すべてを随時掲載していきます。


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お試しカウンセリングのページは下記をご覧ください。

お試しカウンセリング・トップ http://www.porsonale.co.jp/t1.htm
悩みを治すカウンセリング http://www.porsonale.co.jp/t2.htm
不安を治すカウンセリング http://www.porsonale.co.jp/t3.htm
恐怖を解消するカウンセリング http://www.porsonale.co.jp/t4.htm
うつ病を治すカウンセリング http://www.porsonale.co.jp/t5.htm
相談したい方へのカウンセリング http://www.porsonale.co.jp/t6.htm
カウンセラーになりたい方へ http://www.porsonale.co.jp/t7.htm
脳の働き方の学習のご案内 http://www.porsonale.co.jp/t8.htm
参考:男女の脳の違い・脳の働き方自己診断表 http://www.porsonale.co.jp/t9.htm
カウンセリングのお申し込み・お支払い方法 http://www.porsonale.co.jp/t10.htm


カウンセラー養成ゼミ
・脳と心の解説 http://www.porsonale.co.jp/c1.htm
・脳と行動の診断 http://www.porsonale.co.jp/c7.htm
・よくある質問 http://www.porsonale.co.jp/c13.htm

ゼミ・イメージ切り替え法
・脳と心の解説 http://www.porsonale.co.jp/i1.htm
・脳と行動の診断 http://www.porsonale.co.jp/i7.htm
・よくある質問 http://www.porsonale.co.jp/i13.htm


◆連載中
今の日本の脳の働き方と病気のリポート 
「個人べつの病気と症状の傾向」 http://www.porsonale.co.jp/keikou.htm
谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 http://www.porsonale.co.jp/cgi-bin/usako.cgi


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2008年4月8日 発行(第156号)

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TEL 03-3496-6645 FAX 03-3464-5905
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