Visual C++ プログラミング |
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Visual C++ プログラミング
[第34号]2005年 08月21日
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このメールマガジンは、興味だけでVisual C++を買ってみたが、何も作れず
そこら辺に放ってある、入門書などが難しくて挫折した、など、
そういった人のための、0から気軽にはじめられるお手軽講座です。
受講するには、Visual C++を持っていること(Visual C++.net 2003以降が理想)
あとは何も必要ありません。
さあ、あなたもVisual C++を使って立派なプログラムを作ってみましょう!
※注意※
このマガジンに記載されている内容の正確さについては保証できません。
間違ったことが記載されている可能性もあり、それのせいで何らかの
被害(こまったこと?)を被った場合も、筆者は一切の責任を負いません。
読む前に、あらかじめご了承ください。
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〜お知らせなど〜
発行元であるmelma! (http://www.melma.com/)の外観が一新されたので、
こちらも一新してみました。
これからもよりよいマガジン作りを心がけていきます。
[ついていけなくなった場合は・・]
いったい何を言っているのかわからない、途中から読み始めたので
全然理解できない、そういう方は、バックナンバーをご覧ください。
それでもわからない部分があれば、
このマガジンに、質問内容を記載の上返信してください。
直接お答えします。
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[34]デバッグ・リリースビルド
ここまで来て、はじめから読んでいる方ならば、ある程度のプログラムなら
作れるようになっていると思います。(ちゃんと分かれていれば)
そこで今回は、自分で作ったプログラムを配布するための作業などについて
紹介します。
[1]デバッグビルドとリリースビルド
今まで、なんとなくビルドしてきましたね。
F5キー、またはメニューから[デバッグ]-[開始]などを選んで、
プログラムを作ってきました。実は、これは「デバッグビルド」というもので、
デバッグをするためにビルドを行い、それで生成されたEXEファイルを実際に
起動させ、表示するというものでした。
この時点で、すでに配布可能なEXEファイルはできあがっています。
プロジェクトがあるフォルダを開いてみてください。何もいじっていなければ、
[マイドキュメント]-[Visual Studio Projects]の中にあると思います。
このプロジェクトのフォルダを開くと、いろいろなファイルと、
[Debug]という名前のフォルダがあると思います。
本題に入る前に、少しこのいろいろなファイルの紹介をします。
プロジェクト名は、人それぞれなので、今回はprjという名前で進めます。
prj.sln (Microsoft Visual Studio Solution Object)
ソリューション本体です。いちいちVisual C++で開かなくても、
このファイルを実行してもプロジェクトを開くことができます。
prj.suo (Visual Studio Solution User Options) [隠しファイル]
プロジェクトごとの操作や環境の設定などが入っているファイルです。
prj.vcproj (VC++ Project)
Visual C++の1プロジェクトの構成が保存されているファイルです。
prj.slnからこのファイルへつながっていて、そしてこのprj.vcprojから
他の各ソースやヘッダー、リソースファイルにつながっている感じです。
prj.ncb (Visual C++ IntelliSense Database)
プロジェクト中で使用されているシンボル(変数や定数など・・)の
情報が入っています。
これにより、プロジェクト内検索などの機能が効率よく働きます。
こんな感じです。全てゴミファイルではないので、
誤って削除してしまわないように。
それで本題ですが、Debugフォルダの中を開いてみます。
その中には、いくつかのファイルとともに、prj.exeという、
実行ファイルがあると思います。これが本体です。このファイルを配布します。
が、デバッグビルドで生成した実行ファイルのサイズは、
100KB超えと、コンソールプログラムにしては少々大きめです。
ふつう、正式版として配布する場合は、デバッグビルドではなく、
リリースビルドを用います。リリースビルドでビルドする方法は非常に簡単で、
ツールバーにある「Debug」とかいてあるドロップダウン式コンボボックスを
押し、「Release」を選びます。これだけでリリースビルドに切り替わります。
戻したいときは、同じようにして「Debug」を選ぶだけ。簡単ですね。
この方法は、Visual C++を使っている限り使うので、
覚えておいてくださいね。
[2]リリースビルドをしてみよう!
実際にリリースビルドでビルドしてみましょう。
方法は簡単で、さっきも述べたように、DebugをReleaseに変更して、
今までと同じようにビルドするだけです。
これで、さっきと同じプロジェクトのフォルダをみてみると、
今度は「Release」という名前のフォルダが作られているはずです。
その中にまた実行ファイルができていますね。これは
Debugフォルダにあるものと内容は同じですが、ファイルサイズをみてください。
1/2〜1/3程度に縮小された、非常に小さな実行ファイルになっているはずです。
正式版配布の際は、リリースビルドするのを忘れずに。
[3]ダイエットへの挑戦
リリースビルドでファイルサイズは劇的に縮小しましたが、まだまだ小さくしたい
という人もいることでしょう。そういう人のために、必ず小さくなるとは
言い切れませんが、小さくするためのヒントを紹介します。
まず、VC++のメニューから、[プロジェクト]-[(プロジェクト名)のプロパティ]を
開きます。すると、設定ダイアログがしゅつげんします。
ここでは最も、そしてどのアプリケーションに対しても
ほぼ効果がみられるものを紹介します。
[リンカ]-[最適化]を、左のリストビューから選んで、
[Windows98 の 最適化]というのを、[オフ (/OPT:NOWIN98)]に
指定してください。これは、Windows98上では、ファイルサイズは
4の倍数でなければならないため、そのことも考慮してファイルを作るように
命令するオプションです。これをなしにすると、たぶんWindows98では
動作しなくなりますが、ファイルサイズは4の倍数でなくなるので、
まあまあ小さくなると思います。是非おためしください。
他に、指定するといいかもしれないオプションとして、
[全般]の、[プログラム全体の最適化]などを指定するといいかもしれません。
[E]おわりに
今回はここまでです。今回は、ビルドの方法を詳しく知りましたね。
次回は、新たな演算子などに手をつけていきたいと思います。
お楽しみに。
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[問題 - 34]
1. 正式版配布のために行うビルドを何と言いますか。
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[解答 - 33]
前回の問題はありません。
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[Return!]
今回出てきた用語や関数など、覚えていますか?
次の言葉を覚えていない人は今すぐ戻りましょう!
[ソリューション] → 【1-1】
[プロジェクト] → 【1-1】
[デバッグ] → 【2-2】
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