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甦れ美しい日本 第180号

発行日時: 2008/5/2

□□■平河総合戦略研究所メルマガ■□□(2008年5月2日 NO.180号)

  ☆☆甦れ美しい日本☆☆

☆・・・・私たちは書きたいから書くのです・・・・
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< 目次 >

◎塚本三郎の「今を斬る」甘えの日本社会

◎4月27日「北朝鮮への追加制裁を求める国民大集会」@日比谷公会堂  西村真悟代議士(拉致議連幹事長)発言

◎レギュラー執筆者 
      
1.佐藤 守      大東亜戦争の真実を求めて  163
2.奥山篤信   福田赳夫・胡錦濤会談の予想問答
3.西山弘道    「赤信号!福田パラダイス」
4.松永太郎   「心理戦争(サイコロジカル・ワーフェア)」について

◎「中国の人権状況を考えるシンポジウム」4月30日午前@憲政記念館に参加して 奥山篤信

◎月刊ビジネス情報誌「エルネオス」5月号巻頭言「原田武夫の賢者に備えあり」

◎関西零細企業経営のオッサン 悔し涙を流すの記 (6)

◎読者の書評 超・映画評 愛と暴力の行方」扶桑社 
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◎塚本三郎の「今を斬る」 甘えの日本社会
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老人の政府に対する甘え。政府の中国に対する甘え。マスコミのアメリカに対する甘え。この三つの甘えが日本を覆っている。安逸と豊穣の国となった日本社会は、新しい環境に生きる、自立心を失ってしまったことが心配だ。

甘えの心情は、やさしい相手には厳しく、非情の相手には弱くといった卑怯さが目立つ。
問題は、日本人が、生きる為の本来の魂、即ち家族愛と国家観を消失していることだ。

老人は死ねと言うのか。こんな新聞の見出しは、マスコミの一部とは言え、一方的
な大衆扇動であった。日本が高齢化時代に入り、老人にかける医療費の増大に対して、政府の福祉対策に、内容と説明不足が在ったことは認める。しかし、「老人は早く死ねと言うのか」と、口走っているお年寄りの声をテレビでは、大々的に繰り返した。

人間は孤独で暮らすことが当たり前ではない。マスコミ人のあなたは、子供も孫も居ないのか、と問うてみましたか。親の面倒をみるのは子供である。我々は、親に育てられたから、親の面倒をみてこそ、自分も孫に面倒をみてもらう資格がある。それが人間生活の基本であると、諭す必要がある。それを古いと言うべきではない。

他人や公共機関に依存せざるを得ない人は、まず自分のことは自分で、出来るだけ、若い時に資金を用意せよ。と警告すべきではないか。例外的に不幸の人は別にして。

老人の面倒をみるのは政府の責任だと大声で叫んでも、政府も、所詮は国民の税金で動くことに他ならない。マスコミも、それを知らないはずはない。

日本は一億総甘えの構図に溺れている。

マスコミもまた甘えの世界に溺れ、反攻しない政府や官僚を叱ることに、力を注いでいるのは一部のことであろうか。

信念の無い政治家は、有権者に媚びる弱者として扱われ、官僚も同様の対象とされている。彼等にも、それなりの言い分はあるのに。

対外的報道の扱いかたも片寄った姿勢が目立つ。

 まず米国に対して、日本のマスコミは、堂々と非難の報道を繰り返して、国民に注意を呼びかけ、正義の筆を怠らない。かつての輸入牛肉の件では、政府は、いっとき輸入禁止の措置をとった。そして今日、数百箱の中の一箱に、危険部位の入った品が見つかったと、大々的に報じている。その点では、政府の対応と足並みを揃えて立派である。

それを指摘するのは、米国製品と中国製品との報道の仕方が片寄っているからである。

 中国の毒餃子事件では、相当数の実害が発生しても、中国当局の嘘の言い逃れ、弁解を信じていないのに、呆れ返ってか、事件はうやむやに終った。有害食品に止まらず、有害薬品等についても、世界中の非難の的となっている。

正義の味方を論ずるマスコミが、日本政府と共に、こと中国の事件に関しては及び腰が目立つ。批判すれば、しっぺ返しを受けるかもしれないと半ば逃げにみえる。

特にチベットに対する、今日の中国政府の暴虐な行動に、発言を避けている福田首相の対応はひどすぎる。一部のマスコミも似ている。

 寛大な米国に対しては、言論の自由に甘え、堂々と批判報道をしているが、卑劣な嘘の多い中国には、口を塞いでいては、天下の木鐸としての任を果しているとは言えない。

塚本三郎;                
愛知県名古屋市に生まれる 
鉄道省名古屋鉄道局に勤務し、県立中学校(夜間)に入学 
終戦とともに労働組合運動に従事 
運輸省に転勤し、中央大学法学部(夜間)に入学 
国鉄を退職し、中央大学法学部卒業 
昭和 33年 挑戦4回目にして初当選し、昭和生まれ初の代議士
(日本社会党所属)となる(以後当選10回) 
昭和 35年 民社党結党に参加 
昭和 49年 民社党書記長に就任(国鉄改革・電電公社民営化に取組む) 
昭和 60年 民社党中央執行委員長に就任 
平成 元年 民社党常任顧問に就任 
平成 9年 「勲一等旭日大綬章」を受章 
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◎4月27日「北朝鮮への追加制裁を求める国民大集会」@日比谷公会堂  西村真悟代議士(拉致議連幹事長)発言
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「北朝鮮は、ウランの濃縮、核の拡散を否定し、拉致問題は解決済みと言っている。
 これを受け入れて北朝鮮をテロ支援国家リストから解除して援助を再開しようとする動きを見せているのがアメリカ国務省(ライスとヒルのコンビ)である。
 しかし、北朝鮮の主張は嘘だ。それが嘘であることを実証したのは、核についてはイスラエルとCIAをはじめとするアメリカ情報共同体である。拉致については、我が国の拉致被害者家族である。
 しかしながら、北朝鮮の嘘が明らかになったこの状況下においても、なお、北朝鮮の金正日体制と宥和して援助を再開しようとする流れが主流なのだ。
 では我が国は、これに如何に対処するのか。そのためにまず、我が国の主体的な動きが、状況を変えるということを確認しなければならない。我が国の動き無くして状況は変わらない。
 
 アメリカに関しては、我々拉致議連は昨年11月に訪米して、議会関係者や政府に、拉致は現在進行中のテロであり、北朝鮮をテロ支援国家リストから解除することは、日米同盟関係に重大な悪影響を及ぼすと明確に伝えて廻った。
 その結果、昨年暮れを目指していた国務省のテロ支援国家リスト解除は見送られて現在に至っていると自負している。
 しかしながら、このような議員外交はアメリカだからできるのだ。問題は、北朝鮮に対して如何にして拉致被害者を救出するかである。金正日が拒否しても、我々は断固として同胞を救出しなければならないのだ。今までのような、金正日が被害者を解放してくれるように対話と圧力で対処するという発想ではだめである。金正日が被害者解放に応じようが応じまいが、我々は同胞を救わねばならない。議連は、既に、金正日体制の打倒を決議している。
 そのためには、ここに一堂に会した我々が、政府を動かし、日本という国家を回復しなければならない。
 即ち、国民を救出するという国家としての当然のことを実施する覚悟を示し、そして、それを実行し得る国家を我々は回復しなければならないのだ。

 では、如何にして、我が国は国家を回復するのか。イスラエルをモデルとして観てみよう。
 イスラエルは、昨年9月6日、シリアの核施設を爆撃して一挙に破壊した。その結果、北朝鮮の嘘即ち北朝鮮がシリアの核開発を手がけていることが判明したのである。
 イスラエルは、イスラエルに落とすための核が開発されることを許さない。また、一人のユダヤ人を守らなければ、全ユダヤ人が再びホロコーストの対象にされると考えている。そして、そのために、単独で行動することをためらわない。
 我々日本の状況はどうか。既に国民が拉致され抑留されており、我が国に落とす核が開発されているではないか。イスラエルより状況は深刻である。
 我々は、我々の上に落とす核の開発を許容できるのか?
 同胞が拉致抑留されていることを許容できるのか?
 イスラエルと同様に、何れも許容できないとするならば、
 イスラエルと同様に、我が国も単独軍事行動のオプションを確保すべきである。
 我が国は、我が国に落とす核が開発されている施設を空爆して一挙に破壊できなければならない。
 我が国は、拉致された同胞がいる地域を制圧して同胞を確保し、抵抗を排除して我が国に連れ帰り救出することができなければならない。
 我が国が、このような単独行動の覚悟と力を持ってイスラエルのように実行するときに、初めて同盟国や友好国との協働による問題解決が可能となるのである。
 
 しかしながら、国際情勢およびアメリカ国内の政治情勢は流動的である。仮に、アメリカがテロ支援国家リストから北朝鮮を外しても、 我が国は、断固として対北朝鮮制裁を強化して継続する。また、周辺国から如何なる要請があったとしても、
 我が国は、北朝鮮に対して一銭の資金も出さない。
 このことは、本日の国民集会の総意である。」

(注) 西村事務所の了解を得て茲に掲載するものである。
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◎レギュラー執筆者 
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1.佐藤守
 大東亜戦争の真実を求めて  163
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 昭和15年3月30日に、帝国陸軍では、陸軍省と参謀本部の間で極秘のうちに協議し、参謀本部が提案した“戦線縮小案”が決定されていた。
「この決定が実施されると、蒋介石が和平に応じない限り、重慶までも占領すると呼号していた日本の支那事変処理の方針が、根本的に一大転換を見るところであった」と益井氏は書いている。昭和13年1月に「蒋介石政権を相手にせず」との近衛声明が出されていたから、この決定は、もし実現していたら日本としては重大な「決心変更」であったから、米国、ソ連はじめ諸外国がどのような反応を示したか大いに興味がある。しかし、残念ながらこれは実現しなかった。それはなぜか?
益井氏の「日本はなぜ戦争を始めたか」を続けよう。
「欧州ではこの年(昭和十五年)五月十日、ドイツ軍がオランダ、ベルギー、ルクセンブルグを攻撃して占領し、五月十三日にはオランダ女王と、オランダ政府がロンドンに亡命した。
つづいて六月九日にノルウエー軍が降伏した。ついで同月十四日、ドイツ軍がパリに無血入場した。そして、その二日後、フランスのペタン新内閣が降伏を申し入れて、英本土も危なくなった。
このドイツ軍の大勝にあおられて、日本では政府、軍部から民間各界に至るまで、『バスに乗り遅れるな!』という言葉が、凄まじい勢いで流行した。つまり、ドイツのように日本も進撃して、南方諸地域を手に入れろという南進論の大爆発であった」
この部分が、戦後の“反省”から抜け落ちている、と私は思う。つまり、帝国陸軍は、支那事変を終息させるため、戦線縮小計画まで立てていたのだが、欧州情勢の激変に目がくらみ、“民間各界”に至るまで『バスに乗り遅れるな!』と興奮していたという事実である。この年(昭和15年)1月には海軍の米内大将が組閣していたが、第一次近衛内閣の辞職後日本政界は混乱を極め、昭和14年1月から8月まで平沼騏一郎内閣、8月からは阿部信行内閣という2代の短期政権が続き、その後に米内氏が組閣したものであった。しかし7月には辞職し、再び第二次近衛内閣が成立し大政翼賛会が創立される。これを見ただけでも、如何にわが国民が、「世界情勢の激変に伴い、ドイツに降伏した各国の植民地が宙に浮いた状態になっている南方に迎え!と政府を突き上げていたか、そしてそれを煽ったのが当時の新聞ラジオであったということが、十分に推察できる。にもかかわらず、敗戦後はそのことには極力触れず、日本軍国主義の「犠牲者」であったかのような顔をしている。
このような“世論の煽動”に抗しきれる指導者はめったに居るまい、と私は思う。
「蘭印はスマトラのパレンバン油田をはじめ、ポーキサイト、ゴム、鉄など、日本が“喉から手が出る”ほど欲しい資源の宝庫だ。しかも、蘭印を支配するオランダ本国は、ドイツの進攻を受けて滅亡したのも同然だ。又、仏印もフランス本国を失いかけている。この千載一遇の好機に、仏印、蘭印はじめ、資源が豊富な南方地域を、日本が押さえてしまえというのが南進論だ。
 つい昨日まで、支那からの撤兵を最も強く主張していた陸軍省軍事課までが、今日は、いま直ちにシンガポールを占領せよと、掌返しに強硬論を吐く始末だった」と益井氏は書いた。
 今でも世論と称する「雰囲気、空気の流れ」ほど恐ろしいものはない。そんな激流に「棹差したら」どうなるか?
 失われた10年といわれるあの「バブル」期に、冷静な判断力を失って我も我もと「バブル」を追った結果、銀行は巨額の不良資産を抱えて倒産が続いた。あの時も「バスに乗り遅れるな!」という大合唱が沸き起こった。そんな情勢下で「銀行本来の仕事ではない。邪道だ」と一貫して抵抗した幹部がいたことを、現役時代に東北のS銀行頭取から直接教えられたことがある。
 その幹部(A氏としよう)は東京の一流銀行の幹部だったそうだが、バブル追随に社内で抵抗するので東北の地方銀行に飛ばされたが、A氏はそこでも信念を貫いたという。銀行の集まりで、右肩上がりに急上昇するグラフを得意げに示す他銀行に対し、上昇率が少ない当該銀行マンは肩身が狭かったらしく、「Aさえ居なかったら・・・」と「切歯扼腕」していたそうだが、やがてバブルがはじける。そして右肩上がりのグラフを自慢し合っていた他銀行は、この日を境に一斉に急降下し“水面下に墜落”したが、当該銀行だけは“徐々に”ではあったが上昇を続けていたという。  すると今まで悪態をついていた同僚は、A氏を評して「神様だ!」と感謝したというのだが、「司令、人間とはそんなものですよ」とS銀行頭取は私に言った。
この逸話は、流れに棹差すことの難しさを示しているが、昭和15年時点の情勢下で信念を貫くことは困難だったであろう。勿論、そんな意志強固な賢人が居なかったとは思わないが、所詮「人間」である以上、非難することは出来ないのではないか? むしろ、非難されるべきは当時のマスコミではなかろうか?  (続く)

佐藤守:
防衛大航空工学科卒(第7期生)。
航空自衛隊に入隊
戦闘機パイロット(総飛行時間3800時間).
外務省国連局軍縮室に出向。三沢・松島基地司令、
南西航空混成団司令(沖縄)を歴任.平成9年退官.
岡崎研究所特別研究員.軍事評論家.
日本文化チャンネル「桜」軍事コメンテーター.
著書に「国際軍事関係論」
ブログ;http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/
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2.奥山篤信  
 福田康夫・胡錦濤会談の予想問答
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福田(F)胡錦濤(K)

F:御忙しいなかこうして日本に来られ厚く御礼申し上げます。江沢民主席の10年前のご訪問以来の主席のご訪問であり天皇陛下ならびに日本国民あげて歓迎申し上げます。

K:小泉首相が靖国参拝などし中国国民の感情を逆なでにしたころもあり不幸な時代であったが、福田首相は靖国も参拝せず、我が国と友好を第一として東アジアの安定を考えているようで安心している。なかなか政局運営もむずかしそうでお察し申し上げる。

F:忘れないうちにお願いがひとつございます。せっかく元主席から頂いたパンダが先週医師団の必死の手当にも拘わらず、心不全で亡くなりました。誠に残念であります。是非貴重な動物ではありますが、代わりのパンダを御貸し願えぬかと思っておりますがいかがでしょうか?パンダは日本の子供たちの夢であり友であります。(注:パンダはそもそもチベット産であり、こんな動物を共産党から貰い受けたこと自体、シナのチベット支配を認めることである。)

K:御安心を!ほかならぬ福田首相のお願いとあれば喜んで貸与しましょう。ところで長野の聖火リレーも一部の右翼の妨害があったようだが、長野警察が非常に日中友好を考えてくれていたようで静かに行われて満足している。

F:在日の中国人に万一お怪我でもあってはと、公安委員会通じ長野県警に厳重に警備を指示していたものです。そう言っていただければ嬉しく存じます。

K:ところで中日の警察の協力も進んでいるようで、あの不幸な餃子事件も中国国内で混入された形跡がないようであり、今後もこういう問題では警察の協力関係を進めていこうではありませんか!(中国側より機先を制された。)

F:中国の警察が本件で非常に協力的前向きであったと報告を受けており感謝しております。
こういう問題が今後発生しないように両政府が協力したいと思います。日本にとって中国は食糧依存国であり、両国が一丸となってこのような問題がないように対策を講じたいと存じます。

K:ところでガス田の問題であるが、関係者で話し合っているようで結構なことである。ようするに話し合いで円満に解決することが戦略的互恵関係の趣旨である。中国としては是非日本が掘削のハイテクを提供していただければお互い平和の海として象徴的なプロジェクトになると思う。(また中国側より機先を制された。)

F:話し合いの平和解決が日本の国是ですので、是非日本の主張にも耳を傾けていただきたいと思います。はやく解決して東シナ海が日中協力のシンボルとなることを祈っております。

K:福田首相に置かれては是非五輪開会式に参加していただきたいと思っております。ブッシュ大統領も参加されるようで、是非中日米の首脳会談を開催したいと思う。それに日本王(天皇陛下を意味する)も是非ご夫妻でお越し頂きたい。

F:チベットの騒乱を気に病んでおりましたが、胡錦濤主席の英断でダライラマ氏との会話を進めるということで安堵しました。何事も話し合いが大切であります。このチベットの騒乱を解決する意味で五輪が中国の平和攻勢のシンボルとなることを祈っております。天皇陛下については事前の担当部局からお聞きしておらずここではなんともお答ようがありません。(冷汗をかくとともに、横の中国大使を睨みつける。)

F:ところで北朝鮮の拉致/核問題で中国の仲介の役割を厚く御礼申し上げるとともに、是非拉致問題解決と朝鮮半島核非武装化に主席の直々の金正一閣下への働きかけをお願いします。日本は世論が拉致問題に大変厳しく、ここで中国が仲介し解決の糸口を作っていただければ、まさに人権に置いての戦略的互恵関係の画期的なマイルストーンとなることと信じております。

K:北朝鮮はその近代化に多額の資金と技術を必要としている。日本が拉致問題に拘るの気持ちはわかるが、六者会談で非核と引き換えに北朝鮮への援助が決定された場合日本も是非参加してほしい。北朝鮮が近代化することが、拉致被害者救出にもつながるのではないかと思う。

F:いろんな考えがあります。今自民党内でも「拉致問題なくして国交なし。国交なくして拉致問題解決なし」が湧き上がっており、政策転換も検討している最中でございます。是非主席よりも仲介の労をお願いします。

K:日本が過去の過ちを反省し未来志向で中国との互恵関係を結ぼうとしている福田総理の姿勢を評価する。その意味で一部の耳障りな右翼の動き、たとえば「靖国」上映を妨害するなど表現の自由も守らない軍国主義者がいるようだが、中国は大人の姿勢でじっと我慢している。どうか首相が靖国を参拝されたりすることのないようにお願いする。

F:御心配は無用であります。日本の立場は村山談話を断固貫く姿勢であり、私自身が靖国に代わる、誰もがわだかまりなく戦死者を悼み、軍国主義が二度と日本に現れないような平和を祈る追悼施設を建設すべくライフワークとしてがんばっております。

K:是非今度は盧溝橋や南京記念館にお越しいただき、二国の平和を両首脳が祈る場を設けたいと思っている。

F:畏まりました。本当に来日いただき、私の政治人生に於いて至福の幸せでございます。では今度はサミットそれに五輪でお会いできることを楽しみにしております。

K:元気なパンダを送り届けるので楽しみに。

奥山篤信:
京都大学工学部建築学科卒
東京大学経済学部卒
三菱商事本社入社
6年余にわたる米国三菱ニューヨーク本店勤務を経て
平成12年退社 
平河総合戦略研究所代表理事
映画評論家 著書 「超・映画評 愛と暴力の行方」扶桑社
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3.西山弘道 
 「赤信号!福田パラダイス」
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 56年ぶりの「みなし否決」による衆議院再可決を行って、ガソリン税の再値上げに踏み切った福田政権に対し、国民世論の反応は冷たい。福田首相が記者会見で、地方自治体の税収確保、一般財源化の決断を訴えても、30円以上も急騰するガソリンの値段を見せつけられては、国民の不満が出るのも当然だ。今週末には、最新の内閣支持率が出る予定だが、さらに下降するだろう。

 軒並み、政権の黄信号といえる支持率20%台に落ちた内閣支持率だが、北海道新聞は何と19%とついに20%を割る数字を打ち出した。まさに政権はこれでストップ=赤信号の数字である。週末に出る他社の調査も10%台がいくつか出そうだ。今や自民党内はポスト福田の評議が始まり、サミットを花道にさせるか、それともサミット前の内閣交代か、謀議が盛んになるだろう。

 とにかく、衆院山口2区補選は2万票という大差がつくなど自民党は負けすぎた。やはり「うば捨て決戦」の予想通り、後期高齢者医療制度が争点となったが、それを読み違えた与党の選対責任が問われる。特に道路財源の問題が焦点となっているのに、国土交通官僚を候補者に持ってきた古賀選対委員長のセンスの無さが指摘されている。また「おれが、おれが」の自意識過剰の伊吹幹事長もA級戦犯となるだろう。
 
 一方、補選大勝とガソリン再値上げで気勢が上がる民主党は、13日の与党による道路特例法改正案の再可決の際、問責決議案を出す構えでいる。しかし、問責が出ると同時に国会審議は全面ストップする局面になり、民主党内には「いつもの審議拒否と受け取られるよりも、後期高齢者医療制度の見直しや、年金などについてあくまで審議を行った方がよい」という意見も強い。執行部は、こうした声も正論であることから、問責を出すタイミングに悩むことだろう。
 
 しかし、民主党の衆院議長室前のバリケードパフォーマンスはやり過ぎだった。「ガソリン再値上げで庶民は泣いているぞ!」などのゼッケンを掲げ、衛視ともみ合うシーンは五星紅旗を振り回す聖火リレーの中国愛国デモ隊と変わらぬ独りよがりのイメージを植えつけた。あの民主党議員のデモパフォーマンスを見て、国民は相も変わらず、政争に明け暮れる、反対野党のミエミエの戦術と受け取ったろう。本会議を欠席するよりも、ここは堂々と出席して、冷静な視線で再可決の与党の様子をジッと眺めているほうがどれほど効果的だったか・・・小沢、山岡コンビのこわもて路線はもう国民にすっかり見透かされているのだ。

西山弘道;
ジャーナリスト。早稲田大学政経学部卒業後、文化放送で30数年、放送記者として
活躍。政治担当として、三角大福中、安竹宮の「永田町戦国史」を取材。
2005年10月、文化放送を退社、以後フリーのジャーナリストとなる。
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4.松永太郎 
 「心理戦争(サイコロジカル・ワーフェア)」について
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潜在的な敵国や、工作を施したい国に対して仕掛ける「心理戦争」は、まるでオカルトや陰謀論の世界のようであるが、実際には冷戦期、ソヴィエト、チャイナ、アメリカなどで、研究され、実際に、行われており、今も行われている。これは「心理作戦」(サイ・オプ)と呼ばれていて、もちろん、軍や情報機関が仕掛けるものである。「サイ・オプ」のなかで、一番、通常に行われるのは、いわゆる「エイジェント・オブ・インフルエンス(影響力の行使人)」を用いて、敵国の世論、特に政界、マスメディア、アカデミズムなど、人々の考え(心理)に対する影響が大きそうなエリアに働きかける手法である(このため「有名人」が狙われる)。
もう一つ、よく行われる手段は、軍が占領した地域や、これから占領をたくらむ国に対しては「言葉狩り」を行い、「自由な言論」を封殺することである。これは簡単に言えば、言語的な文化破壊である。
アメリカが、第二次大戦後、日本に施した「サイ・オプ」は、江藤淳氏の先駆的な業績によって、かなり明らかになっている。アメリカの「サイ・オプ」担当者は、日本に「言語的な空間」を作ることに、かなり成功した。この作戦の成功は、ルース・ベネディクトや、ライシャワーの功績である。
大新聞その他のマスコミは、一方では。配給される紙の規制という物理的な方法、一方では検閲によって、無意識レヴェルにまで浸透するような心理工作を受けた。無意識レヴェルに到達する工作というのは、ある言葉は使ってもいいが、ある言葉は使ってはいけない、という検閲工作である。言葉というのは連想作用がある。ある言葉は、そこから連想される他の言葉のすべてと結びつく。したがって一つの言葉に対する禁忌といえども、自動的に全言論空間を支配するのである。
新聞社の注文を受けて書く評論家や学者たちも、右にならえ、となった(民主主義万歳!日本軍国主義悪い!こうした、まったく無意味な言論は、日本の常識になったのである。大健三郎はじめ、今はサヨクと呼ばれている連中は、このころスターだった)。
今、普通の人が、朝日新聞や産経新聞、その傘下にあるTVなど、多くのマスコミの書くことや言うことなどを、読んだり、聞いたりすると、違和感を覚えるのは、なぜか。半分、洗脳が解け始めているからである。
なぜ、朝日新聞は、かくまでチャイナ様(その中央宣伝部)の言うことに叩頭するのだろうか、なぜ産経新聞は、アメリカ政府様がどこを侵略しようが、日本は、ついていったほうがいいと主張するのだろうか。もちろん、そうした新聞社には、日本一、高い給料をもらって、適当に書きとばすような拝金主義者しかいないからである(自分の書きたいことに忠実な、つまり良心的な人は、すぐにやめてしまうか、長くいられない)が、それだけではない。
すなわち、それはすべて戦後に施された心理作戦の結果といっていい。なぜなら、このころ、そのころ、日本は、アメリカ、チャイナ、ソヴィエトなどの連合国の指令下に置かれ、心理作戦は、こうした体制を維持させるべく、実施されたからである。それに逆らえば、生きてはいけない、というような脅迫を受けたからである。その結果、今のシステムが生まれた。
こうした心理工作、洗脳工作から自由になるためには、もちろん、日本社会に本当の意味での言論の自由がもたらされることだろう。その希望や兆しはある。インターネットのおかげで、全体主義的・独裁的な大新聞は、用が終わったので消えていくだろう。くだらないTV番組は淘汰されるだろう。
ただ今のところ、問題なのは、日本の人々が今、こうした「心理作戦」を意識せず、エイジェント・オブ・インフルエンスを、政治家はむろんのこと大学教授にしたり、新聞に書かせたり、役人にしたりしていることである。この連中の影響力は大きすぎる。
年間3万の日本人が困窮の中で自殺しているとき、こうした連中を、税金で雇うような馬鹿な国がどこにあるのか。驚くほど大規模に、チャイナやノース・コリア、あるいはアメリカのエイジェントが、入り込んでいるのは誰の目にも明らかである。むろんエイジェントたちは、日本人、つまりは私たちの「運命のことなどまったく考えていない。徹底したディベートの訓練を受け、徹底した情報工作の手法を学んでいる(餌は金とセックスと出世と有名)。目的は本国体制で出世することだけである。
私は、もはや日本人が何か対抗するには、遅すぎると思うが、そうでないと思う人はがんばっていただきたい。インテリジェンスがどうした、こうしたといっている場合でないと思われる。遠くない将来、沖縄はチャイナの領土と宣言されるだろう。
 
松永太郎;
東京都出身 
翻訳家、多摩美術大学講師、レモン画翠社長
主訳書「進化の構造」「イカロスの飛行」他。
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◎「中国の人権状況を考えるシンポジウム」4月30日午前@憲政記念館に参加して 奥山篤信
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真・保守政策研究会主宰で行われた。チベット・ウイグルでの中共の傍若無人の人権蹂躙問題を考える会であり、保守系の議員その他が集まった。司会は衛藤晟一参議院議員。下記発言者のキーワード。
まず証言者として
11 テンジン・テトン 元チベット亡命政府首席大臣兼外務大臣 在米
モンゴル・チベット・ウイグルがどうなるか中共がどういう形の国になるかのカギである。310以来チベット住民が中共の50か所で命がけ、まさに逮捕されれば拷問・罪を問われるを覚悟で抗議した苦境を認識しその勇気を称えて欲しい。チベット難民は15万人と少なく、インド、ネパール、日本、欧米に散っている。平和裡に自決権を求めており、平和を愛する日本人も支持して欲しい。日本とは価値観、文化を共有するところ大であり、人種的にも同じルーツのはずである。先の戦争では連合側に与せずチベットが中立を保ったことを日本は評価してほしい。
チベットよりのニューヨークの知人あての電話報告によるとラサでチベット人犠牲者が火葬場で中共により物を扱うように死体が投げ込まれているとの報告がある。死者は150人どころではない。

22ドルクン・エイサ 世界ウイグル人会議事務局長 在ドイツ 
東トルキスタンは1949年に中共の侵略を受け併合された、面積は中共の6分の1を占める。平和裡に問題解決しようとしているのに暴力的に民族絶滅とその文化の破壊を行っており、ウイグル民族存亡の危機である。1955年に新疆ウイグル自治区などというが、自治の実感などまるでない状況である。
911以後反イスラムの潮流に乗り、それまで民族主義者とか国家分裂主義者と呼んでいたものをテロリストのレッテルを貼るようになった。中共が軍を動員しウイグル人居住地を抑え込み、ウイグル人の自由はなく、家庭立ち入り調査をしてちょっとでも疑いのある者はテロリストとして拘束する。
700キロあるゴルジャとウルムチの間には7の検問所があり、ウイグル人は一切の町の間の移動さえ禁じられている。97年の一揆を記念して、この127に記念集会を個人宅で密かに行っていたところに、軍は踏み込み18人を現場で銃殺したという。中共体制派で旅券を持っていたものも没収された。世界ウイグル人会議もテロ組織として欧州議会にテロリスト認定を働きかけている。ウイグルは豊富な天然資源があるが、中共は一切これをウイグル人に還元せず、ウイグル人の年収は1000元(一万数千円)の貧困を強いられている。大卒のウイグル人は就職もできない。イスラム教は禁止、ウイグル語は禁止で学校ではシナ語を強制する。しかもウイグルの歴史的遺跡を破壊し、あたかもシナの歴史があったかのようなインチキ遺跡まで捏造している。一人っ子家庭を乱す者は堕胎を強制し、それはついでに母親も殺せるメリットがある。この堕胎を含め三百万人の失われた子供の命がある。ウイグル女性を高給があると内陸に強制移住させ、その一方で漢人を送り込む。1000元どころか300元しか彼女たちには支払われない。国元の親とも監視された状況でしか話ができない。ウイグルは64から96年にかけてなんと46回の原爆実験が行われた。その結果二十万人が後遺症に苛まれている。

次にコメンテーターとして
11ペマ・ギャルポ 桐蔭横浜大学教授
ダライラマと会っていない国家の長は日本くらいである。チベット問題は十三億の人民解放軍を持った国家を目の前にした日本の安全保障の問題でもある。胡 錦濤のダライラマとの対話というのは嘘とごまかしである。単に福田総理との会談に備えて、話題にならないように五輪目当てのものでごまかされてはならない。五輪候補となったとき、しおらしく天安門を反省し、人種問題も進展させるなどといったが、まさに五輪目当ての方便であった。世界の国民が毛沢東という8000万人を虐殺した男の銅像のまえで聖火を仰ぐなど五輪史上取り返しのつかない汚点となる。
ダライラマがなずけたパンチェンラマは行方不明、偽のパンチェンラマが中共の傀儡として存在する。先般中国大使がテレビで話していたが、パンチェンラマの居る地域には暴動はなかったと、ふざけるなと言いたい。自由と民主主義のない自治などは真の自治ではない。五輪が終わったあともチベットの運動に関心を持って支えてほしい。

22 水谷尚子 中央大学講師
ハイジャックで女性を逮捕したとの話があったが、ウルムチ空港でウイグル人が液体を持って機内に入れるわけがない。国際的な要請にも拘わらず中共は何も証拠を写真すらだしてこない。日本の報道は中共の報道を鵜呑みにし、そのまま伝えるのはやめてほしい。
日本は仲介者の役割を果たしてほしい。そして亡命者を積極的に受け入れてほしい。亡命者よりの情報は貴重である。日本人はかっての大陸支配の経験もあり、その困難さを認識しているはずで、中共に諭してほしい。

33 寺中誠 アムネスティ・インターナショナル日本事務局長
中共は五輪を開催する条件として人権を守る公約をした。五輪を行う理由で人権弾圧を強めているのが中共の現実である。中共は拷問先進国であり、チベットを舞台にありとあらゆる残酷な拷問方法を行い、実験し、世界に輸出している。911以降の国際的反テロ攻勢をさらにテロ定義を拡大させ、暴力テロ以外のものを精神テロ、文化テロと位置付けている。東大にて歴史研究していたトフティ・トニアル氏は論文を仕上げるため一時帰国し図書館の資料をコピーしたという理由で国家機密漏えい罪・国家分裂煽動罪で懲役12年の実刑、来年2月出所予定だがどうなるか。夫人と子供二人は日本にいる。中共のなかにも良識派はいるが政府はインターネット取締を人海戦術で行っており、人道活動家シトー氏などは拘束されている。

44 櫻井よしこ 評論家

福田総理は胡錦濤にどう対応するのか見ものである。現在のパンチェンラマは共産党の選んだ傀儡である。ダライラマの選んだ少年の活仏は家族にさえ消息不明である。ただの少年に活仏の資格なしとして昨年9月中共はチベット仏教活仏転生規制法案を制定した。すなわち活仏は共産党の承認を得てなれると。共産党が宗教に入り込む茶番である。
五輪にて人権を守る国際公約を破っているが、まさに国際社会への背信であり、五輪に対する侮辱でしかない。五輪の政治利用と中共は言うが1956年当時スエズ動乱、ハンガリー動乱があり、中共はボイコットした。1980年のモスコウもアフガニスタン問題でボイコットした。まさに中共自身が五輪が政治であることを示してきた。(あとで某氏が1964年東京五輪もボイコットし開会式に原爆実験をしたとの話があった。)
福田総理が胡錦濤に言うべきは、日本の価値観外交(武力が使えないのでそれが唯一最大の武器である。)はっきりというべきである。
開会式に福田総理は参加する。ただし胡錦濤がそれまでにチベット問題に関してダライラマとの対話など目に見える前向きに実りあるプロセスを踏んでいることが不可欠な条件であると言い渡すことである。
チベット 東トルキスタン 台湾 これらはまさに日本の存亡の問題でもある。

その後、戸井田とおるならびに稲田朋美衆議院議員よりコメントあり、日本会議に属するジャーナリストの報告があった。長野での聖火リレーでの中共の応援団の暴力行為(中共の国旗でフリーチベットや中共批判の声をあげる日本人を取り巻き巨大な国旗で外に見えないようにしアルミの竿で日本人に殴る蹴るの暴行を加えた。発覚現場にいる日本の警察官は見て見ぬふりをするなど信じられない光景多々あった。朝日などは一面に中国国旗を長野を埋めたと写真を付けたが、日本ではインターネットで知った心ある個人的日本人として日の丸をもって1000人長野に集まったことは救いかもしれない。中共応援団の罵声は「ワンチャイナ」どころか「日本を潰せ」までの野次があったと。そのあとトフティ・トニアル夫人より夫の不当逮捕はまさに拉致であると、そして暗黒裁判ぶりの紹介があった。

最後に平沼赳夫衆議院議員より民族や文化をそのまま抹殺せんとする中共に対して、日本も力を合わせねばならない。聖火リレーで観て見ぬふりで逃げる警官の情けなさ。東シナ海のガス田にも中川昭一経済産業大臣が対抗して頑張っていたがその後どういうわけか撤回との話をした。

見渡す限りでは政治家では上に登場した議員以外に知る限りにおいて安倍晋三元総理、麻生太郎元幹事長、鴻池祥肇、西村真悟、岸信夫、西川京子、山谷えり子、古川禎久、古屋圭司、中川義雄など熱心に聴いていたので大変有意義であったと思う。

注 中国という名称は日本人としてその朝貢ぶりを自ら認める用語であり、発言者がどう呼んだにせよ著者は使わない。中共かシナと呼ぶべきであり、今回中共で統一した。
また発言内容はそのままではなくパラフレイズしたことを言い添える。
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◎月刊ビジネス情報誌「エルネオス」5月号巻頭言「原田武夫の賢者に備えあり」
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今は百年に一度のシステム転換の時

 本誌一月号のこの欄で、私は「今年は驚天動地の一年となる」と記した。サブプライム問題に、もはやとどまらない金融資本主義システムの大転換、その中でとりあえず判断を留保することによってその場をしのごうとする姿勢が明白な日本の政界。ほかにも露呈した問題は様々にあるが、おそらく一生に一度あるかないかぐらいの大転換の時を私たちが過ごしていることについて、疑問を挟む向きはもはやいないであろう。
 しかし、事この場に及んだからこそ、大変見苦しいのが、いわゆる「インテリジェンスのプロ」たちの言い草である。分析シナリオの提示という意味では未来学と同じ性格を持つインテリジェンス。だが、今を動かす決定的な要素となっている金融資本主義の動向分析を抜きに、依然として観念論や思い込みの「インテリジェンス」を語る御仁たちがいる。
 彼らが将来分析を決定的に外した例は、枚挙にいとまがない。あえて一つだけその例を挙げるならば、イラン問題があるだろう。彼らはこの問題について、昨年後半より「イランへ米国が空爆をしかけ、第三次世界大戦が起きる」と盛んにまくしたてた。そのせいだろう、永田町や霞が関にも、少なからずこうした「第三次世界大戦発生論」の信者が続々現れていたようだ。
 しかし、去る四月六日、米ロ首脳会談において「戦略的枠組み合意」が発表された。これによれば、今後の原子力ビジネスをめぐるカギともいえる濃縮ウランについて、低濃縮ウランはロシアが、高濃縮ウランは米国がそれぞれ担うことで合意された。その直後、米国はロシアによるイランへの原子力協力を容認する旨を表明。いまだに騒ぎ立てるイスラエルやネオコン勢をよそ目に、事態は着実に軟着陸し始めた。
 この問題について、私は昨夏より一貫して「中東問題、とりわけイラン問題の本質は原子力利権の取り合いにある。濃縮ウラン・プラントを売りつけたい米国は、必ずや最後は中東和平へと舵を切る。それと同時に原油価格は下落し始める可能性が高い」と述べてきた。現実はまさにそのとおりとなりつつある。
 しかし、例の「インテリジェンスのプロ」たちはどうか。あくまでも“イラン極悪論”をまくしたてては、自らの予測分析の非を認めようとはしない。だが、言っておくが、反省なきところに進歩はないのである。真のインテリジェンスには分析の発注者が必要だが、彼らは冷静にそのさまを見ている。彼らに見捨てられる「インテリジェンスのプロ」たちの末路は、あくまでも似非(えせ)インテリジェンス論にしがみつくか、あるいは徹底した改心のどちらかであろう。
 マネーが織り成す複雑な潮目の中で、今、私たちは百年に一回あるかないかというシステム転換の真っ只中にいる。だからこそ、誰しもが将来について不安に思い、巷では占いが流行るのである。「インテリジェンスのプロ」たちをテレビで評判の占い師たちと同列に並べようとは思わない。しかし、恫喝と虚栄心をもって崩壊する大手メディアを渡り歩くだけでインテリジェンスを語れるほど、世の中はもはや甘くないのである。
 最後に、今年後半に向けて、ぜひ踏まえておきたい予測を一つ。これから金融危機はますます深刻なものとなっていくが、それでも早ければ十月には一気に陽転する可能性が高い。景気後退が騒がれていたのが嘘であるかのように株高が始まり、バブル化が強烈に進むことであろう。そこでふるい落とされるか、あるいはさらなる高みに上れるかどうかは、私たち一人ひとりのインテリジェンス能力にかかっている。
(原田武夫国際戦略情報研究所代表)

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◎関西零細企業経営のオッサン 悔し涙を流すの記 (6)      
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悲しき銭ゲバ                               2008.04.25                             
1〜2ヶ月くらい前だったか、相続税など脱税容疑で捕まった大阪生野区の60半ばのおばちゃん宅の、路地に面したシャッターのガレージから申告漏れの日銀の万札がぎっしり詰まった段ボールの山が発見された。税務署員が数えた総額は何と50億円近くあったと言う。
普通の路地の木造二階建て住宅からごく庶民の普段着姿でうな垂れてしょっ引かれるおばちゃんがニュースの映像で流されていた。多分実刑は免れまい。

報道に依れば、おばちゃんの財産は父親の代からの不動産賃貸や貸し金業の上がりをこつこつカートンに詰め続けてきた結果と言う訳だ。
おばちゃんの父親は朝鮮半島から移り住んだ叩き上げと言う事だから、あっちこっちで差別され屈辱に耐えながら地を這うようにして事業を築き上げたに違いない。おばちゃんも戦後小学校に上がる頃からチョーセン呼ばわりされて、日本名を名乗り日本人として教育を受けながら然もけして同胞として扱われない悔しさを抱きながら、青春期を過ごした事だろう。

限られた身内以外親しい友人も出来ず孤独な人生を支えてきたのは、俺を馬鹿にする日本人は金で見返してやる、金さえあればどんなに蔑まれようと心の中で笑ってやれる、と言う信念だった。父親の残した金は更に高利で人に貸して情け容赦なく取り立て、生活は切り詰め、金を更に増やす事を唯一の生き甲斐としてきた。他人は誰も信用できない、だから集めた札束は銀行に預けるなんぞとんでもない。ましてや海外口座への隠匿や、海外投資商品での運用などもっての他。

その挙句が税務署の嗅ぎ付けるところとなり、カートンの現金の殆どを召し上げられてしまった。

チョーセンの血を引く俺を馬鹿にして、決して俺を日本人と認めなかった連中に苦労して貯めた金を税金や追徴金で持っていかれるほど悔しい事は無い。俺の人生は一体なんだったのか、こんな事なら父親の祖国に寄付でもしておくのだった、贅沢の限りを尽くして日本の男どもを従えて世界旅行でもしておくのだった。連行される車の中でおばちゃんの頭の中をこんなやり切れない思いが駆け巡る。

以上はニュースを見ての私の勝手な思い込みだが、見ているこちらも何だかやり切れない思いにさせられる事件だった。

おおさかの空は〜哀しい色やねン、と思わず口を突いて出た。
生野区と言えば大阪人なら誰でも時々食べに行く焼肉屋や朝鮮物品の商店が集中する環状線の鶴橋駅を中心とする地域がある。勿論殆ど朝鮮系日本人や在日朝鮮人がオーナーである。今はもう此の辺りを訪れて差別を意識する人は殆どいない筈だが、住民たちの特に年配の人たちはこのニュースに接してきっと心と身体の痛みを憶い出していたことだろう。
了。
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◎読者の書評 超・映画評 愛と暴力の行方」扶桑社
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面白いユニークな映画評に接することができた。著者は心から自分の思っている事を何物にも属されず、せいせいと気持ちよく吐露している。
物事はっきりということは素晴らしいだと思う。 これは毒舌とは異質のものである。 

世に評論家は山のようにいるが 映画会社もしくは配給元とツーツー(弦んでいる)が多いと勘ぐっている。
だから曖昧などっちつかずの論評で、迎合しているような内容が世に出ている。
私自身自分の判断でしか映画を見ないし、批評を読んでも全く信用していない。
この目で確かめて、というか輸入されたときに瞬時にしてみたい!と思うものを見るのである。
私はこの本の中のたかだか50本程度しか観ていないが、著者と感性がほとんど一致して、嬉しい思いである。
(主婦 M)
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