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甦れ美しい日本 第097号

発行日: 2006/12/17

□□■平河総合戦略研究所メルマガ■□□(2006年12月17日 NO.097号)

  ☆☆甦れ美しい日本☆☆

☆・・・・私たちは書きたいから書くのです・・・・
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 < 目次 >



◎ゲスト執筆者

1.松島悠佐 軍事のはなし(24)「武器輸出は両刃の剣」   


◎レギュラー執筆者 
         
1.佐藤 守      大東亜戦争の真実を求めて92
2.奥山篤信   「始末に困る」河村たかしという政治家
3.松永太郎     教育について
4.西山弘道  小泉改革との決別を
                                            
◎図書室 「脳のなかの水分子:意識が作られるとき」 中田力 紀伊国屋書店 松永太郎評

◎図書室 拙著「ある冤罪の構図」について 三村文男

◎映画寸評 映画寸評 仏映画「ダニエラという女(Combien tu m’aimes?)」☆☆☆奥山篤信評

◎野次馬 拉致問題を考える国民の集い 関西五郎 花子
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◎ゲスト執筆者
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1.松島悠佐
 軍事のはなし(24)「武器輸出は両刃の剣」
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10月末、米議会調査局が「発展途上国への武器売却契約報告書(98〜05)」を公
表し、最近の武器輸出傾向の変化を指摘しています。
武器売却側としては、これまで永い間アメリカが1位でしたが、最近ではロシアが1位
になったようです。イランへの地対空ミサイルの輸出や、中国への空中給油機の輸出な
どによって、ロシアの売却契約量が増えたようです。因みに2位:フランス、3位:ア
メリカです。
武器購入側としては、従来まで中東地域が群を抜いていたのに、最近ではインド・中国
などの輸入量が増え、アジア地域が中東を上回っていることなどが指摘されています。
輸入国側は、1位:インド、2位:サウジアラビア、3位:中国となっています。この
他、インドネシアも戦闘機・潜水艦など相当量のロシア製兵器の購入を打診しており、
ロシアも武器輸出を目玉にして、東南アジアへの進出の意向を強くしているようです。
このような国際的な兵器流通の中にあって、わが国は武器輸出禁止政策を採っており、
「武器輸出は国際的な紛争を助長する」という認識を強く持っていますが、これはわが
国独特のものであり、他の国では違った感覚を持っていますので、その点をよく理解し
ておかなければなりません。
わが国は武器を輸出しませんが、諸外国から沢山の武器を輸入しています。輸入先はア
メリカが最も多く、弾道ミサイル防衛システムをはじめ、F‐15要撃戦闘機、早期警
戒管制機(AWACS)、対潜哨戒機(P‐3C)、イージスシステム、地対空誘導弾(ペ
トリオット・ホーク)、多連装ロケットシステム(MLRS)など多岐にわたっていま
す。その他、ドイツ・ラインメタル社制の120ミリ戦車砲、フランス・TBA社の1
20ミリ迫撃砲、イギリス・RO社の81ミリ迫撃砲、スウェーデンFFV社の84ミ
リ無反動砲、スイスの9ミリ拳銃など、多くの国から多種の兵器を輸入しています。こ
れらはいずれも、現在のわが国の防衛にとって不可欠のものです。
もしこれらの国が、わが国と同様に武器輸出禁止政策を採ったらどうなるのでしょうか。
わが国は自前の技術と工業力で国産の兵器を作らなければなりません。わが国のような
先進工業国ならば、時間と金をかければそれも可能です。だが、世界の国家を眺めてみ
ると、自国防衛のための兵器を自前で作れる国はごく僅かです。
兵器を自己開発・生産できない国が、もし強力な軍備を持った隣国と敵対状態になった
らどうするのでしょう。隣国の軍事的圧力に屈しないためには、近隣諸国との集団安全
保障体制を整えるとともに、自らも同盟国等から兵器を輸入し防衛体制を整えなければ
なりません。この場合武器輸出は、当該国の防衛力を高め、紛争抑止に貢献する手段に
なります。
武器輸出は両刃の剣です。紛争地域に兵器を送り込んで、武力行使のポテンシャルを上
げる結果にもなるし、前述のように弱小国の自己防衛力を補完してやる効果もあります。
日本の武器輸出禁止政策は、両刃の剣の片方だけを見た政策であり、国際間の兵器の取
引を「死の商人」という罪悪感で捉えがちですが、諸外国では武器輸出は同盟国に対す
る具体的かつ直接的な援助の施策として認識されており、また、外貨獲得の有効な手段
として積極的に活用している国もあります。
かって、外国軍人との意見交換の場で、サウジアラビアの将軍は「日本の兵器を買いた
い」との意欲を示してきました。日本からは、車やカメラ・電気製品など高技術の製品
が輸入されており、質の良い兵器も輸入したいと思っていたようです。
わが国は武器禁輸政策を採っていることを説明すると、モハメッドの教えを例に引き、
「富めるものは貧しきものに手を差し伸べるのが施しの精神であり、日本のような先進
工業国は、発展途上国の防衛にも具体的な支援をすべきではないか」と言っていました。
その裏には、日本は武器輸出をしないことで、自分の国だけは平和に貢献している国だ
と意識しているようだが、それは独りよがりの政策だとの批判が感じられました。
フランスは、国策として武器輸出を重視している国ですが、「仮にフランスが輸出を自粛
したとしても、その分他の国が輸出するだけであり、兵器を必要とする国は、結局は何
処からか手に入れるものだ」という割り切った考えを持っていました。そして、「いい加
減な国の兵器を買わせるよりも、フランスのよい兵器を買わせた方が、当該国の防衛に
は役に立つはずだ」との自負心まで述べていました。
各国とも武器輸出は、国家国益に基づく重要な政策として実施しており、むしろわが国
だけが一人特異な立場に立っていることを理解しておかなければなりません。特にわが
国が注目しておかなければならないのは、ロシアの爆撃機・戦闘機や空母・駆逐艦など
の新しい兵器が中国に輸出され、中国の海洋権益拡大政策の後ろ盾になることです。
わが国の安全保障政策は、国際的な視点から相当にずれていることを常に認識しておく
ことが大事です。そうしないと国際関係の判断を誤ります。
(06・12・16記)

松島悠佐(まつしま ゆうすけ);
元陸上自衛隊中部方面総監
防衛大学卒業後、自衛隊入隊陸上幕僚監部・防衛部長、第8師団長(熊本)
等の要職を経る。
平成7年阪神大震災時、中部方面総監として活躍。
同年中部方面総監で退官。著書に「阪神大震災・自衛隊かく戦えり」(時事通信社刊)
がある。 現在、危機管理などの講演を精力的に行う。
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◎レギュラー執筆者 
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1.佐藤守
 大東亜戦争の真実を求めて92
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ソ連を訪問した蒋介石は、赤軍の独特な軍事組織に目を見張った。
「赤軍及び軍隊内の党組織の視察も重要な任務であった。ソ連の軍隊組織で特に注
意を引いたのは、各連隊ごとに共産党から一人の政治委員が派遣され、軍隊内に常
駐している点であった。この政治委員は隊内の主要な任務に参与するのは勿論、彼
のサインを得なければ、軍の命令も効力を発しないシステムである。さらに、党員
で士官、兵士となっているものは、党団を組織して隊内で政治活動を行い、隊の根
幹となっていた。
その後、九月十七日(一九二三年)、歩兵第一四四連隊を参観し、軍隊における
『党と軍』の関係を実際に見ることができた。そこでは、連隊長は軍事指揮に専念
し、行政上の事務や政治教育はすべて党代表が担当していた。つまり、権限と責任
の分離が明確になっているのである。この制度は、軍に対する党の支配を貫くうえ
で、大きな保証となるものであり、後に黄埔軍官学校、国民革命軍の創設に当たっ
て、参考となる示唆であった」
この部分は、その後の国民党軍内に、共産党組織が組織され、指揮官の指揮に従
うことなく、昭和12年7月に発生した日支間の軍事衝突である盧溝橋事件が発生
したことを想起させる。
 既に書いたことだが、この局地的“偶発事件”は、日本側の隠忍自重にもかかわ
らず拡大の一途をたどったが、その裏にはコミンテルンの深慮遠謀があったことは
今では定説になっている。
おそらく蒋介石は、1936年12月に、西安で張学良の裏切りによって監禁され自
らの助命と引き換えに「内戦停止」「一致抗日」というコミンテルンの主張を飲まさ
れたとき、そのことを痛感したに違いない。まるで癌細胞のように、自分の軍隊内
部に「共産分子」の細胞が繁殖していて、統制が取れなくなっていたのである。
山岡貞次郎著「支那事変」には、
「事変勃発後一週間も経たぬ内に、コミンテルンから支那共産党に与へられた指令
には、次のごとくあったといふ。
1、あくまで局地戦を避け、日支の全面衝突にみちびかねばならぬ。
2、右の目的を貫徹するため、あらゆる手段を利用し、局地解決や日本への譲歩に
よって支那の解放運動をうらぎらうとする要人は、抹殺してもよい。
3、下層民衆階級に工作し、行動を起こさせ、国民政府をどうしても戦争しなけれ
ばならぬ破目に追ひ込まなくてはならぬ。
4、党は対日ボイコットを全支に拡大せよ、日本を支援する第三国に対しては、
ボイコットをもって威嚇せよ」
蒋介石秘録を続けよう。彼は今度はソ連軍の装備に感心する。
「十一月七日、革命六周年記念日には、約二万人の赤軍のパレードをモスクワの『赤
の広場』で見た。
 ソ連の兵器開発も、関心のあるところであった。化学兵器を研究する軍校では毒
ガスの使用法、防御法開発の研究を参観した。射撃訓練の軍校で見た最新式の騎兵
銃は、一度に三十五発が装てんできるもので、重量も驚くほど軽かった。ソ連の兵
器研究に対する熱意と進歩は、欧米各国に決して引けをとるものではなかった。
 旅客機にも試乗したが、『天がけること地を行くが如し』の乗り心地であった。
 九月二十六日から二十九日にかけて、ペトログラード(現在のレニングラード)、
クロンシュタット軍港(ペトログラード近くのフィンランド湾)を回り、海軍関係
の施設を重点的に見た」
 欧州戦争に明け暮れたロシア・ソ連と、国内紛争・群雄割拠に明け暮れている支
那との極端な差を認識した「井の中の蛙」であった蒋介石が、ソ連軍の装備に感心
したのも当然であったろう。                (続く)

佐藤守:
防衛大航空工学科卒(第7期生)。
航空自衛隊に入隊
戦闘機パイロット(総飛行時間3800時間).
外務省国連局軍縮室に出向。三沢・松島基地司令、
南西航空混成団司令(沖縄)を歴任.平成9年退官.
岡崎研究所特別研究員.軍事評論家.
日本文化チャンネル「桜」軍事コメンテーター.
著書に「国際軍事関係論」
ブログ;http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/
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2.奥山篤信  
「始末に困る」河村たかしという政治家
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マックスウエーバーの著書に『職業としての政治』という本があり、そこで政治家がもっ
とも問題にしなければならないのは結果であり、手段を問題とするキリスト教的絶対倫理
とは異なるという。従って「善からは善のみが、悪からは悪のみが生まれる」という心情
倫理家の議論は、たびたび逆の結果がうまれる現実をみた場合、「これが見抜けないような
人間は、政治のイロハもわきまえない未熟児」という議論も確かに正しいのである。然し
ながら今の政治家はこのマックスウエーバーの議論を盾に、政治は結果であるということ
を強調し(その結果も何もないが)、自らの倫理観を棚上げしているような気がしてならな
い。

僕が何を言いたいのか、現在の国会議員は政治手段の絶対倫理と自らの絶対倫理を混同し
ているように思うのである。つまり政治家である以上手段の絶対倫理を求めても未熟児の
議論となるであろう。たとえば外交など見た場合、善意の外交など裏切られるだけであり、
程度問題ではあるが、「悪魔」の思想がない限り諸国民の正義と信義に信頼していたのでは
馬鹿をみるだけであるのは、戦後の日本の外交が証明してくれている。

然しながら政治家が襟を正して自らに絶対倫理観を持つというのは、僕はそれこそが政治
家の絶対基本条件であると思っている。つまり政治家にまつわる金銭欲を含む私利私欲た
るミーイズムなどは断じて絶対的に許されないものである。念のためだが、権力欲つまり
権力への意思は政治家なら当然もつことであり、この倫理観について僕は言っているので
はない。

言いたいのは今の政治家を見る限り、小市民的サラリーマン的私利私欲だけが彼らの生き
がいではないのかと思われる点である。献金は腐敗するとの合唱のもとにできた政党助成
金という悪法により、国民の血税が、金集めもする努力もせず、するりと議員のポケット
に入るのである。楽して得ることができる金ほど、精神的にも道義的にも金としての意味
がなくなるのである。年間4000万円(自由裁量のきく文書、交通費を含む。)にも上る年
収を見よ!日本の繁栄、技術革新の支えは中小企業の経営者の努力にあると言っても言い
過ぎではないが、この人たちは低い年収に甘んじ資金繰りで首吊りに追いやられる恐怖と
毎日直面しているのである。一流企業の社長でも4000万円など年収は稀有である。

ありとあらゆる権益を貪り、仲間意識で頬被りしている議員の群れ、この人たちの根本は
私利私欲であってそれ以外の何物でもない。最近話題の赤坂の一等地に建設され来年議員
宿舎として貸与される超豪華億ション、85m2 3DK 、の家賃がなんと屋内駐車場一
区画なみの9万円といわれている。世間相場は月70から80万円である。河村たかし議員
によると世界を捜しても議員宿舎があるのは日本と台湾だけ、あの広大な地のアメリカで
すらないのである。どっかのポット出の小泉チルドレンの坊やが、目を輝かせて夢のよう
な話と入居を楽しみにしているテレビ画面を見た。あるポニーテイル議員は9万円でも高
すぎる、地方から来ているのに当たり前で無償とすべきと。挙句の果ては悔しかったら選
挙にでたらとまで開き直るこの倫理観には驚いた。一体こういう非常識な宿舎をあてがう
だけでさらに実質1000万円の所得である。たかることばかりを考えず自分の金でアパート
を捜したらどうなのか!

議員が高給取りとなり、庶民から程遠い豪勢な暮らしを血税で満喫し、庶民以上の年金を
約束され、権益を最大限にエンジョイする現在の姿は、まさに共産ソ連のノウメンクラツ
ーラを彷彿させる。それどころか与党から野党まで自らの快楽については全く触れず規律
もせず、仲間意識で馴れ合いに徹しているのである。河村たかし議員一人が給与、年金、
議員宿舎について身を正しているのである。それ故に議員は同僚議員から白眼視される始
末である。

このような議員たちが増税を口にする資格があるのか!増税を行う場合、自ら支配層が、
血税に寄生虫のように群がることなく襟を正して自分を律することこそが大切ではないか。
河村議員は増税どころではなく1%消費税を減税できると喝破する。

党議拘束を良いことに、かかる特権階級化した議員は完全にサラリーマン化し、議員にな
ることだけが目的化とされ、党が下す判断を批判も検討もせずに、そのまま従い投票する、
思考停止をいう安楽を貪っているのである。まさにパロディとしか言いようのない日本の
議員たちの姿である。このような議員など全く不要である。何が「セイケンコウタイ」な
のか何が「カイカク」なのか、何が「アイコクシン」なのか!自らを律することのできな
い議員が何を言おうと、国民に本当の意味での愛国心など身につくわけがない。公の精神
が育つはずもない。ただただ金銭の亡者とミーイズムだけがこの日本にはびこるだけであ
る。河村議員のいう議員とはヴォランティアたれというのが基本である。あの西郷南洲の
遺訓「命もいらぬ、名もいらぬ、官位もいらぬという人は始末に困るものである。しかし、
この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり。」こそが政治
家の基本条件である。河村議員は西郷の言う「始末に困るひと」であることは間違いなさ
そうである。

その意味で自分に厳しく、大衆に優しい社会正義をひたすら追及する河村たかし議員のク
ルーセイダーとしての活躍を心から応援したいものである。このような議員が総理になっ
てこそ日本は世界で尊敬される道義国家となるに違いないであろう。是非同議員の著書「お
い河村!おみゃあ、いつなったら総理になるんだ」を薦める次第である。

奥山篤信:
京都大学工学部建築学科卒
東京大学経済学部卒
三菱商事本社入社
6年余にわたる米国三菱ニューヨーク本店勤務を経て
平成12年退社 
平河総合戦略研究所代表理事
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3.松永太郎
 教育について
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 「中央公論」一月号で、ヤンキー先生の義家弘介、ゆとり教育の寺脇研、ジャーナリス
トの藤井誠二の各氏が、いじめの問題その他に関して対談している。また川勝平太氏も書
いている。
 これらを読むと「教育の再生」ということに関して、かなり悲観的にならざるを得ない。
たとえば、ヤンキー先生たちは、いじめは犯罪であるとか、登校停止にしろ、とか、子供
は、いろんな集団に属させろ、などと言っている。川勝氏は、国家運営の責任者が夢を語
れ、と言っている。
 これらは、いずれも、一つ一つがどうということではなく、非常に表層的である。この
点に関しては、同じ「中央公論」の養老孟司氏が書いていることが、一番、当たっている。
また「文芸春秋」で、吉本隆明氏が書いているが、これも当たっていると思う。
 養老氏は、こういうエピソードを書いている。「私が関係している保育園の前に空き地が
あった。そこに樹齢百年になろうかという松が10本ほどあった。ある日、その松がすべ
て消えてなくなってしまった。空き地が売れて、更地になったのである。その前を毎日、
子供たちが通っていた場所である」。
 私が住んでいるのは大磯だが、このようなことが毎日、起こっている。そのたびに身を
切られるような感じがする。私の感受性が異常なのだろうか。かならずしも、そうではな
い、と思う。なぜなら養老氏も書いていたように、昔は木を切るときは、神主や坊さんが
来て、土地の神に祈り、捧げものをして、それから「木を切らせていただいた」のである。
これが昔の日本人の感覚である。すなわち木という命は、人間という命と「ぶっ続き」(沢
木興道老師)であり、その「命」は人間よりもはるかに大きな存在(神とか仏とか、その他どん
な言葉で呼んでもいいが)から「さずかった」か「おあずかりした」ものである。
 私は、このような、いわば考え方のほうが現在の考え方(近代的合理主義)よりも、はるか
に「合理的」であると思う。
 木も命である。動かないので、生きていないように見えるだけである。こんなことは誰
にでもわかっていると思うが、そうではない。そのために簡単に切り倒す。そういうのを
見ていて、子供が命を大切にするわけはないのである。
 養老氏は、「近代人の傲慢は来るところまで来た」と書いておられる。まことにそう思う。
実は水虫一つなおせない近代医学が臓器移植などを行う。いったい、それで5年や10年、
寿命が延びたから、どうした、というのだろうか。命というものの本質がわからないので、
そういうことをするのである。寺脇氏は生きているといいこともあるから生きたほうがいい
、と言っている。これほどばかげた発言も聞いたことがない。おしゃかさまは正反対のこと
を言っている。生は苦だ、と。
 近代合理主義社会は、意味とか価値を喪失した社会である。意味とか価値とは、人間よ
り大きな存在に対する畏敬の念から発する。しかし、そういうものがなくなった今、人
間がいちばん偉いことになっている。すべてを勝手にしていい、と人間が考えているので
ある。環境保護とか自然保護といった考え方もそうである。いったい人間は自然を保護で
きるほどえらいのか、といいたい。自然は、もし必要なら簡単に人間を振り落とす。平均
気温が2.3度上がったり下がったりしただけで何千万もの人間が死ぬのである。
 すべての「先進国」が同じような教育の問題を抱えている。すべての先進国は、程度の差
こそあれ、みな近代以合理主義を根底に社会を構成している。
養老先生と同じように、私もまた、近代合理主義が完全にその限界を悟り、人間がその「傲
慢」を捨てるまでは、教育の再生などできるわけがない、と考えている。人間が、より大
きな存在に対する畏敬、ないし直覚をとりもどすまでは、このまま続くだろうが、その前
に自然が人間を振り落とすかもしれない。

松永太郎;
東京都出身 
翻訳家、多摩美術大学講師、レモン画翠社長
主訳書「進化の構造」「イカロスの飛行」他。
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4.西山弘道 
 小泉改革との決別を
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内閣支持率の急落に安倍官邸は頭を痛めている。報道各社の調査で軒並み50%を割
り、毎日では46%と最低の数字が出た。内閣スタート以来この2ヵ月半、中韓訪問で
外交成果を挙げ、臨時国会でも教育基本法改正、防衛庁の省昇格法案の成立と重要な
懸案をこなしたのに支持率急落はないだろう、というのが官邸の思いだろう。それだけ
郵政造反組の復党問題が決定的なボデイブローになっているのだ。国民はこの5年半の
華々しい小泉改革の幻惑がまだ覚めず、“ぶっ壊れた”はずの自民党が復党問題で旧来
の自民党に戻ったと感じているのだろう。

 世間は安倍首相を小泉改革の継承者として受け取っている。それは、安倍氏が官房副
長官、或いは官房長官として常に小泉前首相の側にいたのだから、そう見られても仕方
がないだろう。しかし、安倍氏と小泉氏は、人間のタイプとしては全く違う。同じ世襲
政治家でも、安倍氏が良家のお坊ちゃんタイプであるのに対し、小泉氏は刺青政治家の
祖父を受け継いだ侠客的なばくち打ちタイプの極めて異端の人間であった。小泉氏のよ
うな“変人”政治家は自民党からはもう2度とでないであろう。土台、安倍氏に小泉氏
的なものを求めても無理なのだ。しかし、小泉改革に幻惑されている国民は小泉改革の
延長を安倍氏に求めるだろう。復党問題での支持率急落は、国民の安倍氏に対する失望
感を如実に表したものに他ならない。

 小泉改革の本質はと問えば、それはつまるところ日本のアメリカ化だったろう。小泉
改革が行き着くところ、ホリエモンや村上フアンドを生み出したように、それは勝ち組
と負け組がクッキリ現れるジャングル経済であった。郵政民営化や道路公団の改革は結
局、米国の市場参入要求を忠実に受け入れたものであった。

 安倍首相は「開かれた保守」を志向するというように、小泉前首相と違い、極めて日
本的風土に根ざした、常識的な人物である。彼が目指す「美しい国」のイメージからは、
まほろばの大和が浮かび、「義理と人情」に包まれた日本文化があると思う。つまり、
安倍氏と小泉氏とは決定的に人物が違うのだ。従って、安倍首相はそろそろ「小泉改革」
と決別し、彼自身の「安倍改革」を打ち出して、国民に問うべきだ。

 「安倍改革」とは何であろうか。彼の政権テーマは「憲法改正」であるが、それは国
の形を再構築することであり、改革の定義には入らない。改革はあくまで「政策」に対
するものであろう。「美しい国」を目指すためには、国民生活をもの、こころとも安定さ
せるものでなければならない。今一番、国民が望んでいるのは「年金制度の安定」だろう。
そう、安倍首相にとって、小泉前首相の「郵政改革」に匹敵するのは、「年金改革」では
ないのか。元々、社労,厚生族であった安倍氏にはふさわしいテーマであろう。小泉
氏のような派手なパフォーマンスは、安倍氏にはふさわしくない。コツコツ、地道に
「年金改革」を訴えれば、国民は「美しい国」実現に希望を抱くだろう。「覇道」では
なく「王道」を進むことだ。

 安倍首相よ、アメリカ型弱肉強食の「小泉改革」の亡霊を断ち切って、日本のここ
ろに立ち戻る「安倍改革」にまい進せよ!

西山弘道;
ジャーナリスト。早稲田大学政経学部卒業後、文化放送で30数年、放送記者として
活躍。政治担当として、三角大福中、安竹宮の「永田町戦国史」を取材。
2005年10月、文化放送を退社、以後フリーのジャーナリストとなる。
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◎図書室 「脳のなかの水分子:意識が作られるとき」 中田力 紀伊国屋書店 松永太郎評
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 新潟大学統合脳機能センターの所長である、中田力氏の新著である。中田氏は、現在、
脳機能の解明においてノーベル賞にもっとも近いところにいる、といわれている。いわゆ
るMRI(磁気共鳴画像)の世界的な権威である
 脳からなぜ意識が発生するのか。氏は、若いころ、ライナス・ポーリングの論文のなか
に「全身麻酔薬の作用機序において、結晶水和物の考え方が最終理論の中心的な存在になる
だろう」という文章を読んで、衝撃を受ける。結晶水和物が、意識を麻痺させることに関連
している、とすれば、水分子のふるまい方のなかに、意識の根源、すなわち脳の覚醒の機
序がひそんでいるのではないか、ということになるからである。結晶水和物とは、水分子
と、他の分子が結合してできるものである。水は、液体、固体、いくつかの水分子が集ま
ったクラスターなどさまざまな相をとる。そのほかにもいろんな特徴を持っているが、中
田氏は、それらが脳の機能の上で重要な役割を果たすだろう、と考えたのである。そして
最近の目覚しい発見によって、この予測はほぼ当たっていたことが証明されつつある。
 これらの解明には、非線形方程式によるカオス理論をはじめとする複雑系のような「新し
い科学」の応用が不可欠であるが、中田氏によれば、まだ脳科学は「決定論的な現象論が支
配的」であるそうである。決定論的な現象論とは、たとえば「脳の、ここの部分は記憶を
つかさどる場所」などといった俗論をさす。デカルト以来の人間の素朴な誤解である(デ
カルトは脳の松果体に、心が宿っていると考えた)。
これは私のような素人には、驚くべきことであった。身体も、もちろんその一部である
脳も、複雑系であるという認識は常識だろうとばかり思っていたからである。中田氏は、
言う。「決定論的に働く機能局在が存在しない(! 筆者)脳においてMRIを利用して、
どのように脳が使われているかを研究したところで、脳科学は一歩も進まない(! 筆者)」。
 「ここにも非線形科学における直接証明の困難さと複雑系科学そのもののむつかしさが邪
魔をしている。一対一に対応する現象論の議論に慣れきった人には、一対一に対応しない
非線形現象が・・(中略)見えないのである」。
 とすれば、現在TVやら本やらで、ブームの様相を呈している「脳科学」の正体はいったい
何なのか、ということになるが、それはさておき、中田氏の本のもっとも大事なところを
引用したい。「熱放射が作り上げる大脳皮質全体の等価のノイズ。これが意識の根源である」
 この一行は長く記憶されるだろう。これが意識の脳機能研究の終わりの始まりであるか
らである。
 すべての脳活動が停止したとき、意識に何が残るか、中田氏は「達磨大師が、その域に
到達した数少ない人間の一人なのかもしれない」と書いている。これはあたっているとも、
あたっていないともいえる。チベットの仏教では、師は弟子に直接、「意識の根源」を見せ
る。それは「リパ」と呼ばれている「清浄なる光」である。これが中田氏の言う「意識の根源」
と同じものなのかどうか。私はまだその結論を出すのは、早すぎると思う。
松永太郎
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◎図書室 拙著「ある冤罪の構図」について 三村文男
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本メルマガ96号で奥山篤信氏が拙著「ある冤罪の構図」ご紹介してくださいました。過分
のお言葉を頂き、恐縮しております。医学系の大学と製薬会社とは、仕事の上で密接な関
係があり、これまで金銭のからむ事件が報道されて来ましたことは事実です。しかし、私
の同級生だった教授が処断された事件はショックでした。

20年前のある日、新聞とテレビで知ってから裁判は異常なスピードで進行し、嘆願書など
素人の考え得る応援の甲斐もなく、あっという間に最高裁で実刑が確定してしまいました。
服役を了えて帰ってきても、一旦失われた友の名誉はなかなか取り返しがつきません。同
級生とも相談し、何とか名誉回復の途は無いものかと、模索を続けてまいりました。そし
て気がつくと、私自身の余命がいくばくも無いことに思いあたって愕然としたのです。本
年初頭に筆をおこし、7月に上梓したのがこの本です。

どこから見ても彼の無実であることを証明すべく。検事調書、判決文書等を引用し、事実
関係を列挙しました。書き了えて今更のように感じましたことは、学究一途の木訥な人物
が偶然に翻弄され、思いがけない事象の連続で、うごきのとれない苦境に追い込まれてい
く姿です。これがミステリードラマの脚本でしたら、わざとらしすぎると批評されかねな
いほど、意外な人物が意外な言動で彼を罪におとしいれていきます。

どうかご一読を賜ります様、お願い申しあげます。それによって、友の無実を信じてくだ
さる方が一人でも二人でも出てきてくださいますならば、私に思い残すことはございませ
ん。38ページ、税込みで525円の小冊子ですので、多くの書店の店頭では入手し難いと存
じます。その場合は送料140円でテーミス社(03-3222-6001 
http://www.e-themis.net/themis/index.php)にご注文いただければ幸いです。
三村文男
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◎映画寸評 映画寸評 仏映画「ダニエラという女(Combien tu m’aimes?)」☆☆☆奥山篤信評
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モスクワ映画祭で奇才ベルトラン・ブリエが監督賞を受賞した作品。ギャングの愛人でピ
ガールで娼婦をしているダニエラが知り合った安サラリーマンを通じ精神的愛とは何か、
性愛とは何か、金銭とは何かなど体験していく有様を喜劇タッチで描いたもの。恋愛の本
場フランスだけあってソフィスティケーティッドされた恋愛感情のきめ細かな描写がある
一方、単純な道徳、宗教の定石からの説教的なところがアメリカ映画と異なり全く存在せ
ず、背信や悪にも真実があるという複雑さが面白いのである。金銭対価の性愛を生業とす
る娼婦という存在は、ある意味で現代の物質社会の男女関係を極端に凝縮したものでもあ
る。果たして女性にとって、金銭の束縛あるいは物質と切り離され解放されたときに真実
の愛があるのかという永遠の課題を取り上げているのである。
 
宝くじに当たって億万長者になった安サラリーマンがダニエラを金銭で釣り囲うことにな
ったのだが,意外などんでん返しが。。。
 
ダニエラ扮するモニカ・ベルッチ、イタリアの女優、ジーナロロブリジータの再現かと思
わせる豊満な肢体のダイナミックな美しさにはこの世のものとは思えないほど、その存在
そのものにエロチシズムがある。安サラリーマンに喜劇俳優ベルナール・カンパンそして
ギャングに世紀の名優ジェラール・ドパルデューが扮し映画に重量感を与えている。
 
楽しいのはオペラのアリアなどがたっぷり流れる。ヴェルディの「椿姫」「運命の力」「ド
ンカルロス」ありプッチーニの「トスカ」「ジャンニ・スキッキ」「蝶々夫人」ありベリ
ーニの「ノルマ」「海賊」「清教徒」あり、オペラを知るものだけが使われている場面と
のマッチングに自己満足にふけることができる楽しさがある。それに南ア出身の黒人ピア
ニストのアブドライブラヒムのジャズピアノが美しい叙情を謳いあげる。
 
女性のかたにはヨーロッパ高級ブランドのオンパレード!カルチエありプラダありフェンデ
ィありで、このダニエラを飾る極限の美しさを添える。
奥山篤信
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◎野次馬 拉致問題を考える国民の集い 関西五郎 花子
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五郎;今朝産経の櫻井よしこ氏の記事を読んで、かかる集いが日比谷公会堂であることを
知り午後一時に駆けつけたんや。何故こんなに一般国民が忙しい師走の木曜日にかかる集
いを開くのか大変疑問に思っていたが謎は解けた。

花子;うちら夫婦は8年前だったかあの第一回の拉致怒りの会以来できるだけ参加するよ
うに努めているんやけど今日は全然盛り上がらへんかったね。
五郎;そら今回の主催者が拉致問題対策本部と法務局人権擁護局であってお上のPRの場や
ったからな。

花子;入りは少なく、やたら会場にカメラマンが目立ったよね。安倍首相以下が来るとい
うからかしら。

五郎;まずは中山補佐官の開会の挨拶があり、非常に稚拙な司会者が被害者家族を紹介し
だしたときに、首相が塩崎官房長官、島村副官房長官を引き連れて登場しはりました。早
速紹介は中断、安倍首相がなんやら生気のない表情で語りはりましたな。「少なくとも私
の任期中には拉致問題解決なくして北朝鮮との国交なし。」「すべての拉致被害者が解放
されたときこそが拉致問題の解決である。」

花子;このときだけはうちらを始め、絶対に言質をとる意気込みの観衆より盛大なる拍
手がなり響きましたな。でも安倍首相、肝に銘じて欲しい。北朝鮮を軍事的に制圧しない
限り、あるいは核武装で威嚇でもしない限り拉致問題解決は有り得ない現実を見るとき、
安倍首相、国交はありえないことですよと言いたいわね。

五郎;塩崎長官が付き合いできたみたいで、神妙な作り顔をして、しばらくとってつけた
ように壇上に座っていたが、安倍首相の話が終る否や国会があるのでとの司会の説明で
早々に引き上げた。島村副長官は観衆側にいる拉致被害者や国会議員にこの間握手や愛想
振りまきに専念。

花子;その次や。何がおこるかと思いきや壇上の横田夫妻、泰国、韓国の拉致関係代表者
だけと安倍首相との記念撮影。どっとカメラマンが後方からカメラを構える。目つきの鋭
い、ボディーガードが10名ほどありとあらゆる死角を固めはる。なんと写真のポーズに5
分は経過した。どっちらけのこの写真撮影の間のこの時間。これが官報に出すための本日
の目的なのか!!と勘ぐったやけど。

五郎;と同時に何故国会議員がいつものように壇上にいないのか分かった。安倍首相御用
達法務省の御用写真つくりなのである。だから野党は不要なのである。
ところで国会議員は誰が来ていたか?復党で艶やかな表情の古屋圭司、どこでも顔だす松
原仁、それに安倍首相に品性ゼロの失礼きわまりない質問(拉致を利用して首相になった
と)あの森裕子の鉄面皮など、その他あまり見かけない議員がパラパラ。

花子;そこで横田夫妻の登壇ということだったが、うちらは時間無くやむおえず引き上げ
たんです。

五郎;この式次第ぶりを見てまさに法務省の役人たちの考える形式主義そのものだが、そ
れでいて司会の齟齬ぶりが目立つ。なんのための大会なのか!!法務省人権擁護局とはあ
の悪名高い人権擁護(弾圧)法案に絡んだ役所である。冗談じゃないよ!君らだけには擁
護してもらいたくないよ!といいたくなるよね。

五郎;ということで狙いは政府がこれにより、国民の怒りに政府がちゃんとやっていると
蓋をしたに過ぎないのでは??そういう感想を持ったんや。これは下手したらたちがわる
いよ。今までの怒りの大会は無作為の政府に向いていたのが今度はその怒りを政府が蓋を
してしまったという意味でね。
政府がスポンサーでなかったこの8年に及ぶ国民集会、それは怒りと涙の燃えるような気
持が被害者家族そして政治家、運動家、一般国民が共有できていた会だったもんね。

花子;壇上にすべての拉致家族が上がり、政治家も駆けつけ、あの心に滲みるような司会
者櫻井よしこ氏、あのときこそ日本が拉致問題を契機に再生しようとする意気込みがあっ
たよね。あの村山談話、河野談話を粉砕する新しい指導者の到来を待ちのぞむ勢いが!そ
の期待が裏切られた無力感か今日の大会はオーラがあらへんかったね。2006.12.14
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
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◎写真展覧会 球体写真二元論:細江英公の世界
12月9日(土)-1月28日(日)
■会 期:2006年12月9日(土)→2007年1月28日(日) ※年末年始休館:12月29日-1月1日 
■休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日) 
■会 場:東京都写真美術館2階展示室
■料 金:一般 500(400)円/学生 400(320)円/中高生・65歳以上 250(200)円
( )は20名以上の団体および上記カード会員割引
※小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
※東京都写真美術館友の会会員は無料 ※第3水曜日は65歳以上無料
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◎情報感度を研ぎ澄ます!ビジネス情報誌「エルネオス」
 編集長・市村直幸
 〒105−0003
 東京都港区西新橋1−22−7 丸万7号館4階
 電話:03−3507−0306
 Fax:03−3507−0393
 e‐mail:ichimura@elneos.co.jp
 URL:http://www.elneos.co.jp/

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次回の配信は12月25日(月)を予定しております。どうぞお楽しみに!
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