ハーブの香る食卓 |
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3月に入ってもまだ寒い日が続き、春が待ち遠しいこのごろ、お元気でお過ごしですか?
ハーブスタジオメリッサのメールマガジンは、“ハーブの恵みで、心身と環境にやさしい毎日を”をコンセプトに主に食生活にハーブを取り入れるヒントをお届けします。
おいしいものを食べるのが大好き、そして体も喜ぶ安心、安全な食材を使ってお家で料理したい、そんな方のお役立ち情報をお伝えしたいと思います。
私は2月、3週間ほど南仏とイタリアに出かけました。
ニースのカーニバルとマントンのレモン祭りを見たり、プロバンス料理に舌鼓、満開のミモザに早春を感じました。
日中は暖かく、ビーチで甲羅干しをしている人もいましたが、やはり夜は冷え込み、コートが必要。でもコートダジュール地方はマイナスの気温になることはないそうで、マントンやモナコでは街路樹のオレンジがたわわに実っていました。
ところがイタリア、フィレンツェは雪の毎日、特に2/20の夜には1cmくらいのヒョウが降り、20年以上フィレンツェに住んでいる友人もびっくり。同じヨーロッパでも、ずいぶん違うものです。
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それではVol.2号のテーマ “イタリアに春を告げる3つの黄色いハーブ”のお話をしましょう。
イタリアでは、「ミモザ・タンポポ・サフラン」、これらが春をイメージする3つの黄色と言われます。
ミモザは2月下旬から3月にかけて、直径1cmほどのレモンイエロー色の小さい花がたくさん咲くマメ科の常緑高木で、日本でフサアカシアと呼ばれる種類は、とてもよい香りがするので、南仏では香水の原料に栽培されているハーブです。
3/8はイタリアでは“フェスタ デッラ ドンナ”、(女性の日)と呼ばれる特別な日です。
フェスタとはパーティー、お祭りなどの意味で、この日は祝日ではありませんが、ボーイフレンドや家族からミモザの花を贈られ、女同士で集まりお茶をしたり、おしゃべりして楽しく過ごします。
イタリアに住んでいた頃、近所の主婦から、「明日はFESTA DELLA DONNAだから、遊びにいらっしゃい」と誘われたことがあります。
そして翌日伺うと、お宅には何人かが集まりそれはそれは賑やかに歓談中、「あれ?こういう状況って、イタリアではよくあることじゃないの・・・」と思いましたが、「今日は女性の日なんだから、家事の手抜きは大目に見てね!」という意味があるのでしょう、と感じたスペシャルディでした。
キク科の宿根草、タンポポの花も確かに黄色くて、春を感じさせてくれますが、ハーブとしてのタンポポは、根っこを使います。
秋に根を掘り上げ、洗ってよく乾かし、刻んでローストすると、タンポポコーヒーになります。
普通のコーヒーはカフェインが多く含まれるため、妊婦さんには不向きですが、タンポポコーヒーはノンカフェイン、鉄分やミネラルが豊富、しかも母乳がよく出る成分を持っているので、妊娠中にはぴったりの飲み物です。
また肝機能を調整する働きもあるので、お酒をよく飲む方にもおススメです。
そしてサフラン
学名 Crocus sativus
南ヨーロッパから小アジアを原産地とするアヤメ科の多年草。
薬用クロッカスとも呼ばれるように、春先に咲く園芸種のクロッカスに良く似た、直径8cmほどの淡い紫色の花が晩秋に咲きます。この花の3つに分かれた雌しべが薬用、化粧品や食品の着色料、料理の香り付けに使われます。
サフランの雌しべは、朱赤色ですが、水に浸すと鮮やかな黄色の色素が出てきます。これはビタミンAに似た成分を持つことから、粘膜や皮膚を健康に保つ働きがあります。
また、芳香成分は、風邪の咳やぜん息を鎮めたり、血行不良による肩こり、更年期障害の頭痛やイライラを軽くする効果があります。
ハーブティーとして使うには、1杯分につき5〜6本の雌しべに200ccの熱湯を注ぎ、3分間蒸らして飲みます。ただし、月経促進作用があるので、妊婦さんは使用できません。
1kgの乾燥サフランを作るには、約10,000〜15,000個の花が必要であることから、もっとも贅沢なハーブと言われますが、イタリアには、スーパーマーケットに粉末サフランが売っていて、ミラノ風リゾットや鶏肉のソテー サフランソースなどよく料理に使われます。
イタリアで習った魚料理をご紹介しましょう。分量は6人分です。
鯛やさわら、たらなど、さっぱりした白身魚に良くあいます。
< 材料 >
白身魚切り身 6枚
レモン 1個
玉ねぎ 1/4個
粉サフラン 1袋
プチトマト 1/2パック
グリーンピース 150g
ニンニク 1片
バター 大さじ1
コーンスターチ 適量
エキストラヴァージンオリーブオイル、 塩 適量
< 作り方 >
1.レモンは皮を良く洗い、汁をしぼる
2.トマトは半分に切り、玉ねぎはみじん切り、ニンニクはつぶす
3.粉サフランは少量の水で溶かす
4.浅鍋に魚とかぶるくらいの水、レモンの皮、1の半量、ニンニクを入れて
火にかけ、沸騰したら塩を加えて弱火で火を通す
5.小鍋にバターと玉ねぎを入れ、透き通るくらい炒めグリーンピースと水1カップを加えて煮る
6.5にトマトと3、残りのレモン汁を加えて味をととのえ、水溶きコーンスターチでとろみをつける
7.レモンの皮を取り除いた4を皿に盛り付け、6をかけてオリーブオイルをふりかける
2005 Melissa
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