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シネマコリアが提供する韓国映画に関するニュース。シネマコリア(韓国映画祭)開催情報のほか、新作劇場公開情報、映画祭情報、韓国の興行成績など。ここでしか読めない記事が満載!




シネマコリア News 2007年2月9日号

発行日: 2007/2/9


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 ◇─────────◇     シネマコリアと韓国映画に関するニュース
 │シネマコリア News ├────────────────────────◇
 ◇─────────◇                 2007年2月9日号
                   http://www.seochon.net/cinemakorea/
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 『王の男』DVD予約開始!
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∽∽∽∽∽∽ HEADLINE ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

 01 「韓国映画の真髄」@青森県立美術館で『まぶしい一日』上映
 02 2月以降の劇場公開作品
 03 編集後記 〜チョ・グンシク監督のこと

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┃01┃「韓国映画の真髄」@青森県立美術館で『まぶしい一日』上映     ┃
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 青森県立美術館で2/24(土)&25(日)の両日

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 韓国映画の未来を背負う俊英たち、日本在住韓国人の女流ドキュメンタリー作家
   そして韓国映画の精神を体現する監督、イム・グォンテク
     青春映画から歴史超大作まで、韓国映画を味わいつくす2日間
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

と銘打たれた企画上映会「韓国映画の真髄」が開催され、シネマコリア配給作品
『まぶしい一日』が上映されます。

■「韓国映画の真髄」 開催期間:2/24(土)&25(日)
 2/24(土)<日韓映画の新潮流>
  13:00〜15:13『まぶしい一日』
  15:45〜16:45『URINARA 祖国 −母のまなざし、息子の声−』
 2/25(日)<巨匠イム・グォンテクと日本>
  12:30〜14:29『酔画仙』
  14:40〜15:40 講演会「巨匠イム・グォンテクの世界」講師:佐藤忠男
  16:10〜18:36『開闢』
 【会場】青森県立美術館シアター
 【料金】2/24は各作品\500 2/25は全プログラム無料
 【ゲスト】佐藤忠男(映画評論家、日本映画学校校長、
           アジアフォーカス・福岡映画祭ディレクター)
      西村嘉夫(『まぶしい一日』配給、シネマコリア代表)
 【特記】美術館施設内で韓国の美術や演劇、食文化の展示・紹介も行います。
 【HP】青森県立美術館 http://www.aomori-museum.jp/
     「韓国映画の真髄」 http://www.aomori-museum.jp/ja/event/10/

 2/24は<日韓映画の新潮流>と題して、日本の若者が出演&製作参加した韓国映
画『まぶしい一日』と、日本在住の韓国人女性監督が、兵役に行くべきかいなか悩
む我が子を撮ったドキュメンタリー『URINARA 祖国−母のまなざし、息子の声−』
が上映されます。いずれも東北初上映作品。スケジュール表では映画上映だけのよ
うになっていますが、『まぶしい一日』のゲストしてシネマコリアの西村がお邪魔
します。はい、この文章を書いている私です。また、2/25に講演をされる佐藤忠男
さんもこの日から青森入りされると聞いています。なので、どういう形になるかは
未定ですが、この日もティーチインなりトークなりが開催されるはずです。

 なお、『URINARA』の河真鮮(ハ・ジンソン)監督は日本映画学校の卒業生で、
佐藤忠男さんは日本映画学校の校長でもあります。河真鮮監督も来場できれば良か
ったのですが、『URINARA』の続編の撮影のため会期中は韓国に行ってらっしゃる
とのことで、今回は不参加となりました(残念!)。また、青森は現在ご当地先行
上映されているカーリングを題材にしたスポーツ&ラブムービー『素敵な夜、ボク
にください』の撮影地でもあります。これはキム・スンウが出演した日本映画です
が、当日はその関係者も登壇される予定と聞いています。ですので、この日は、商
業映画、インディーズ、ドキュメンタリーと様々な形で製作されている日韓コラボ
レーション映画の関係者が一堂に会することになります。どんな話しが飛び出すか
乞うご期待!でございます。

 『URINARA』について、ちょっと紹介します。この映画の主人公は監督の息子、
安裕祥。彼は小学生のとき家庭の事情で母(=監督)、姉と一緒に来日し、それ以
来、ずっと日本で生活しています。韓国語よりも日本語のほうが上手になり、日本
の大学に合格しますが、そんなとき韓国の徴兵制度の存在を知ります。韓国に戻っ
て兵役に就くか、日本に居続けて兵役を忌避するか悩んだ彼は、軍に体験入隊しま
す。そして、最後に下した結論とは?

 皆さんご存じの通り、韓国は徴兵制度で男子は軍隊に行かねばなりません。それ
は海外に住んでいても同じ事(一定の条件を満たせば行かなくてもよいのですが、
それは映画を見れば分かります)。幼くして来日し、ほかの日本人の子供と何ら違
いのない生活をしていた安裕祥。そんな彼がある日、突然軍隊に行かねばならない
ことを知り、大いに戸惑います。そんな息子の心の動きを、母である監督がキャメ
ラに納めたのが本作。徴兵制という社会問題と、海外で生活をする家族の絆が描か
れた意欲作です。韓国映画を見る上で「兵役」は絶対的に知っておいたほうがよい
知識の一つですが、最近、韓国では『許されざるもの』『訪問者』など、兵役その
ものをテーマにした作品がかなり製作されるようになっています。映画を通じて、
韓国内のみならず国外在住者の兵役問題についても知る良いチャンスです。是非、
ご覧になってみてください。


 2/25は韓国映画界の大御所イム・グォンテク特集です。<巨匠イム・グォンテク
と日本>と銘打たれていますが、上映される『酔画仙』には日本人が登場し、『開
闢』は「東学党の乱」がテーマですのでこれまた日本と密接な関係があります。若
手によるインディーズ&ドキュメンタリーと、巨匠による歴史巨編といった違いは
ありますが、2日間続けて「日韓」がキーワードになっているわけです。また、
この日はアジア映画紹介の第一人者である佐藤忠男さんの講演会があります。佐藤
さんはイム・グォンテクとの親交厚く、その作品をアジアフォーカス・福岡映画祭
を通じて紹介し続けてきた方です(映画祭のディレクターは昨年をもってお辞めに
なりました)。ですので、単なる映画論・文化論にとどまらない、実体験に基づく
分厚いお話しが展開されるはずです。韓国映画に関する著作も多い方ですが、特に
以下の書籍を読まれた上で、講演会に参加されることをオススメします。

 『韓国映画の精神−林權澤(イム・グォテク)監督とその時代−』
  佐藤忠男、岩波書店、2000年
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000028421/cinemakoreane-22

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┃02┃2月以降の劇場公開作品                       ┃
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 3月公開作品まで初日が確定しています。

『墨攻』(アン・ソンギが出演する中国・日本・香港・韓国合作)
 2/3(土)より、丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー
 http://www.bokkou.jp/

『不機嫌な男たち』(韓国アートフィルム・ショーケース)
 2/17(土)より、シアター・イメージフォーラムにてロードショー
 http://www.kaf-s.com/

『素敵な夜、ボクにください』(キム・スンウが主演する日本映画)
 1/20(土)より、青森・先行ロードショー
 2/24(土)より、シネマート新宿、シネマート六本木ほかロードショー
 http://www.sutekinayoru.com/

『劇場版 龍が如く』(コン・ユが出演する日本映画)
 3/3(土)より、全国ロードショー
 http://www.ryu-movie.com/

『許されざるもの』(韓国アートフィルム・ショーケース)
 3/10(土)より、シアター・イメージフォーラムにてロードショー
 http://www.kaf-s.com/

『相棒 −シティ・オブ・バイオレンス−』
 3/10(土)より、シネマート六本木ほかにてロードショー
 http://www.aibou.info/

『絶対の愛』
 3/10(土)より、ユーロスペースにてロードショー
 http://zettai-love.com/

『映画館の恋』(韓国アートフィルム・ショーケース)
 3/31(土)より、シアター・イメージフォーラムにてロードショー
 http://www.kaf-s.com/

『おまえを逮捕する』
 2007年春、池袋シネマ・ロサにて公開
 http://www.omaetaiho.jp/

『初雪の恋 ヴァージン・スノー』(日韓合作)
 2007年春、新宿ガーデンシネマほか全国ロードショー

『フライ・ダディ』
 GW公開
 http://www.cinemart.co.jp/flydaddy/

『アパートメント』
 5月、池袋シネマサンシャイン他にてロードショー
 http://www.apt2006.co.kr/

『インビジブル・ウェーブ』(カン・ヘジョンが出演するタイ・オランダ映画)
 5月下旬、シネマート六本木ほか全国順次ロードショー
 http://www.cinemart.co.jp/iw/


 これ以外に、以下のような作品が買い付けられ公開待ち行列に入っていますので
後々なんらかの形で鑑賞可能になると思われます。

『肩ごしの恋人』『鰐 ワニ』『インディアン・サマー』『キリマンジャロ』
『淫乱書生』『血も涙もなく』『朴大統領暗殺』『フェイス』『秋へ』
『私たちの幸せな時間』『作業の定石』『家族の誕生』『台風太陽』
『ジャカルタ』『手紙』『恋愛術士』『愛を残して(原題:国境の南側)』

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┃03┃編集後記 〜チョ・グンシク監督のこと               ┃
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 東京から、『夏物語』のジャパンプレミア&記者会見リポートが届きました。

http://www.seochon.net/korean_movie/column/column167.htm

 スエ、いいですねえ。服のセンスが好みです。ホレたかも・・・(^^;

 文章を読むと、チョ・グンシク監督、あいかわらずシャイなようですね。シネマ
コリア2004で上映した『品行ゼロ』で来日されたおり、「観客と目があうと恥ずか
しいから・・・」とサングラスをしていたエピソードを思い出しました。同じくシ
ネマコリア2004来日組のキム・ヨンファ監督(『オー!ブラザーズ 』)も現在
新作の『美女はつらいの』が韓国で公開中ですが、こちらはあれよあれよという間
に歴代8位の大ヒット!

 皆さん、すごいなあ・・・ ワシも負けてられん!! うぉぉぉぉぉぉーーー!
という訳で、今月末の「韓国映画の真髄」@青森県立美術館、頑張りまっす!

 ちなみに青森は初めて。

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『シネマコリア News』
 ■ 発行:シネマコリア http://www.seochon.net/cinemakorea/
 ■ 編集:西村嘉夫
 ■ 発行部数:5,229(2007年2月4日号)

 Copyright (C) 2005-2007 Cinema Korea
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発行者プロフィール

ペンネーム :

  • シネマコリア代表。映画祭「シネマコリア」を通じて、劇場未公開の韓国映画を日本に紹介するほか、韓国映画『もし、あなたなら〜6つの視線』『まぶしい一日』などを配給。キネマ旬報からデータベース・ブック『韓国シネマコレクション 1995-2006』を出版。韓国映画上映のコーディネート、新聞・雑誌などでの文筆活動も行う。

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