今世界で何が起こっているのか。世界の人たちは何を考えているのか。世界の主要な新聞記事を読んで興味を引かれたものを日本語に要約してお伝えします。
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5月9日のニューヨークタイムズから
発行日: 2007/5/11 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★〓〓〓〓〓☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
世界の今日を知る
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世界の人々は何を考え行動しようとしているのか?
代表的な世界の新聞の記事を読んで、興味を引かれたものを
日本語に要約してお届けします。
少しでもお役に立てば幸いです。
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’07.5.09 New York Times から
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今日はニューヨークタイムズから、アメリカの医師が
貧血治療薬の投与で巨利を得ている記事を取り上げ
ました。
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Allex Berenson 及び Andrew Pollack 記者の記事
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貧血治療薬の米国の二大製薬会社である、アムゲン(Amgen)と
ジョンソン アンド ジョンソン(Johnson & Johnson)は、
米国の医師がこの貧血治療薬を患者に投与した見返りに毎年数百万ドル
を医師たちに支払っているとのことです。しかも支払額は年々
増加しており、この支払いがまた医師の薬剤投与に拍車をかけて
いるのではないかと言われております。
この支払いは、がん専門医や透析サンターなどに対して行なわれて
おり、これらの者にとっての大きな利益源となっております。
この治療薬の大量投与が患者の心臓発作や脳梗塞のリスクを増大
させるレベルに達していると言われております。
AmgenとJohnson & Johnsonのシェア争いも支払い額の増加を
招いております。両社とも支払い総額は明らかにしておりません
が、一例では、6人のがん専門医グループが、900万ドル相当の
投薬をしたことで、昨年Amgen から270万ドルを受け取って
いるとのこと。
FDAの報告では、この薬剤の大量投与が患者の生命の質を高めた
という証明はなく、逆にいくつかの研究では、大量投与が患者の
命を縮める可能性があることを示唆しているので、がん患者への
投与を削減する必要性に言及しています。
この薬剤は両社合わせると世界での売上が100億ドルにのぼり、
メディケア(アメリカ連邦政府が管轄する弱者のための医療保険
制度)でもこの薬剤に最も高い支払いをしております。
毎年100万人の貧血患者に投与されているそうです。
連邦法では、医師が処方箋を発行して、患者が薬局から薬剤を
購入することに対して会社が医師に支払いをすることは禁じて
おりますが、医師が予め購入した薬剤を診療所や透析センター
等が治療目的で投与した場合は、その何パーセントかを会社が
払い戻しすることは認められているようです。
いずれにしても、先進国では医療関係は巨大ビジネスになっており、
アメリカでは医師もその一員であることがこの記事を読むと分かり
ますね。
良い週末をお過ごしください。
それでは、また。
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