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ぶんぶん便 No.139
発行日時: 2002/12/31■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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■■■ 「ぶんぶん便」 2002/12/31 No.139
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作/者/か/ら/
いよいよ2002年は終わります。
皆さんにとって、どんな年でしたか?
新しい生命が誕生したり、大切な人を亡くしたり。
それぞれがいろいろな思いを胸に、新年を迎えます。
来年は、今年より1回でも多く笑えたら。いいですね。
私の思いはささかやに、でもしっかりと、一歩前を行くのです。
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■ ぶんぶん便そもそも記
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ぶんぶん便ってそもそも何?
ってことを説明しようと思ったら、
自分でもよくわかっていないことに気付く。
いつどうゆうふうに始まったのかというと、
もともとは、Webサイトのちっちゃなコーナーだったのだ。
知人のイラストレーターが営業用にWebギャラリーを開設した。
クライアントだけでなく、一般の方々にも作品を紹介し、
仕事の幅を広げようという目的である。
絵だけでは芸がないということで、
コラムのコーナーを設けることにしたという。で、
「好きに書いていいから、やってみる?」と声がかかった。
挿し絵の真逆。挿し文てわけ。
私はもの書きとしてフリーでやっていこうとしていた矢先で
会議のテープを文章に起こしたり、
公開前の映画を観て、紹介文を書く仕事を始めていた。
それはクライアントの意向に添って、忠実に事実を再現する作業である。
映画を紹介すると言っても、「おすぎの映画評」とは異なり、
必要最小限の情報を正しく読者へ提供するのが使命だ。
正確さとスピードが要求される。
誰が読んでも的確に内容を把握できる文が求められる。
私はそういう仕事が、悲しいかな、へたっぴーである。
くやしいけど、私より優秀な人がいっぱいいる。
正直言っちゃうと、いわゆる商業ライターとしては、
私って、無能なんである。
だから、低料金で多くの量を選ぶことなくこなすのが信条である。
私は6年前、専業主婦をリストラされた。
されそうとわかった時、再就職のため、「編集の学校」に通い始めた。
ライターコースで、インタビュー実習や、取材実習を受けた。
私の文章はウケが良かった。
学校職員に言われた。
「あなたが提出する課題のレポート、
職員みんなで楽しみにしてるのよ。ユニークだから。
でも、あなたのような文は、雑誌では使い難いと思う。
ライターとしての就職は難しいかもね」
私の文は、少々、ハミ出しているみたい。
切り口が、フツーじゃない。
林檎を輪切りに。スイカを千切りに。しちゃうんだ。
「らしさ」と言えば聴こえはいいけど、要するに、ズレとる。
卒業する時は校長に呼ばれた。
「ご主人と別れて、フリーライターとしてやっていくんだって?
君はプロにはなれるだろう。けど、ライター向きじゃないな。
ご主人に食わせてもらって、小説を書いたほうがいい」
せっかくの助言だったけど、ご主人に食わせてもらう道は捨てた。
しかしライターでは食べられず、パートで事務をしながら、
校正の内職をしたり、役所の雇われ記者をやった。
2年後にパートをやめ、フリーになったけど、
なかなか思うようにはいかない。
やはり私は商業ライターとして、能力が低いんである。
非常に痛い思いで、それを認める。
しかし、私の文には私なりの良さがあるはず。
その気持ちは捨てなかった。
そんな時に声がかかったの。「やってみる?」って。
非営利活動ではあるが、「自由に書いていい」場を提供され
私は嬉々として取り組んだのである。
コーナー名はすぐにヒラメいた。
ギャラリーの主役はあくまでも絵。その中で文章を主張しなくちゃ。
文だ!文だ!ってことで、
「文文(ぶんぶん)コーナー」に決まりよっ。
そこには好きなことを書いた。
クライアントの意向はない。クライアントなんて、ないんだもん。
好きなことを書くのは、どうしてこんなに気持ちがいいのだろう。
私はどんどん解放されていくのを感じた。
サイトを訪問してくれた人から、ちらほらと反響もあって、
翌年、文文コーナーが、「ぶんぶん館」として独立、
メールマガジン「ぶんぶん便」が誕生した。
「ぶんぶん腕を振り回し、ぶんぶん頭をフル回転」がキャッチフレーズ。
「元気をお届け」がお約束である。
病院を一番必要としているのは、実は医者なんだ。と思う。
同様に、ぶんぶん便を一番必要としているのは、私だ。
「みなさんの期待に答えてお送りしてます」なんてカッコつけたいけど、
私が書きたくて書いていて、それをみなさんが受け止めてくださっている。
この幸せをありがとう。と、みなさんにお伝えしたい。
感謝の気持ちを込めて、読んでる人たちこそが元気になるように、
毎回、チカラ一杯心を込めて、お届けします。
これからも、どうぞよろしく。
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※文文コーナー時代のコラムは、ぶんぶん書庫で読めます。
創刊号のみ、当時そのままの画面でも、ご覧いただけます。
http://homepage1.nifty.com/jyk/syoko.html
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以上「ぶんぶん便」No.139をお届けしました。いかがでしたか。
ご意見ご感想お待ちしてます。
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「ぶんぶん便」2002/12/31 No.139
執筆者●JUNKO RXE01422@nifty.ne.jp
発行責任者● 吉永和夫 yoshinaga@mbe.nifty.com
連係HP●『ぶんぶん館』 http://homepage1.nifty.com/jyk/
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