食品偽装に消えた年金!「人気メルマガ発行者」が鋭く斬り込むNEWS評論!【投票は28日迄】
トップ > アート&カルチャー > 文学 > JUNKOのワザありコラム「ぶんぶん便」

ぶんぶん便 No.48

発行日時: 2001/9/4

■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■・・■
■■■    「ぶんぶん便」  2001/9/4 No.48
■  ■
■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 作/者/か/ら/
秋です。夏好きの私にはちょっと寂しい季節。
「そろそろお別れ。また来年会おうね」って。泣く泣く手を振ります。
ま、しみじみも一瞬。
振った手はソク、ぶんぶん振り回し、ぶんぶん頭をフル回転。
文職人JUNKOのくり出す元気、よろしくお受け取りください。

――C―o―n―t―e―n―t―s――――――――――――――――

1 JUNコラム『縁もゆかりもない会話』
2 ぶんぶん特急『ヒーローは女の子。男は黙って、イジケてて』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 JUNコラム/縁もゆかりもない会話
―――――――――――――――――――――――――――――――――
そんなものだと思っていたけれど、結構珍しいのかもしれない。
街で他人と会話をすることが多い。皆さんはどう?

私から話しかけることはないの。まず声をかけられる。
気が付くと、うんうんうなずきながら話し込んでいる。

例えば。停留所でバスを待っている。
突然、私の背中におばあさんがおぶさってくる。
気分悪いのかな? 振り返ると、
「動かないで。毛玉をとってるんだから」と言う。
私のセーターの毛玉を指で取ってくれているのだ。

服はやぶれるまで着る。
5年や10年じゃないの。15年や20年も着るの。
服は素材により毛玉だらけになる。
あまりひどいと捨てるが、気付かず着てしまったりする。
その服も、仕事に行くには不適切なほど毛玉がついていた。

私はお腹の毛玉を取り、おばあさんは背中の毛玉を取ってくれる。
取りながら、よもやま話をした。猿の蚤取りに似た光景である。
バスが来る頃にはおおかたスッキリした。

例えば。銀座で道を聞かれる。
「ここを曲がってまっすぐに行けば着きます」と言う。
「ありがとうございました」ここまでは普通。
その人は、行きかけて、戻ってくる。
説明がわかりにくかったかな?と思っていると、
「実は銀座は初めてで、○○から出てきて、わけわからなくって。
大きな建物がいっぱいねえ」と、にこにこ顔だ。でも疲れてるみたい。
いつのまにか、ふんふんふううん、とよもやま話を聞いている。

例えば。靴屋で中年女性に話しかけられる。
「広告の100円スリッパが、売り切れなのよ。
340円のバス代払って買いに来て、ソンしたわ。そもそも、
バス代340円払って、100円スリッパを買いに来る私を、どう思う?」
うーん、そういうことって私にもあるなあと思う。考え込んでいると、
「アンタ人に騙されないようにしなさいよ」だって。

例えば。洋品店でTシャツを選んでいると、老婦人が
「このシャツ、今着てるこのジャケットに合うかしら?」と私に聞く。
「お似合いですよ」と言うと、
「家には赤いジャケットがあるの。それにも合うかしらね」と
ワードローブを説明し、さらなるアドバイスを求めてくる。
「うーん。それならこちらのシャツのほうが」と別のを薦める。すると
「日光を通さない色は黒、なのよね。テレビで言ってたわ。
前は、反射するから白がいい、と言われてたのにね」と、
最新サンケア情報を教えてくれる。
それを踏まえた上で、服を選んでくれと言う。
とうとう店員がやってきた。後を引き受けてくれるのかと思えば
「こちらのシャツはどうでしょう」と私に意見を求める。
娘と思ったのかな。他人なのですが。

声をかけてくるのは圧倒的に女性が多い。
が、たまには男性からも声をかけられる。

電車に乗っていると、隣に座った青年が
「降りる駅までしゃべっていいですか」と言う。
もちろん、うなずく。電車って、退屈だもの。
彼は田舎から出て来て、東京で美容師になった。この沿線の美容院で働い
ている、という身の上話をしてくれる。
名前も店名も、具体的な説明はない。ひなたぼっこのような話だ。
私は降りる駅に着いた。互いにさよならと言ってにっこり別れた。

私がこういう機会に遭遇するのは、心のどこかでそれを望んでいるからだ
ろう。縁もゆかりもない人との会話って、好き。
思わぬ発見があって、楽しいの。
自分から話しかける勇気はないけどね。
合コンや出会いサイトより突発的で、さらりとしてて、ロマンチックだ。

縁もゆかりもない会話。遭遇のコツを教えます。

1、歩く時はゆっくり
2、イヤホンはしない、携帯電話は使わない
3、ひとりで行動する
4、ぼんやり顔をする(私は天然だが、そうでない人は鏡で練習)

やってみます?                                           (ぶんぶん)
                            
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2 ぶんぶん特急/ヒーローは女の子。男は黙って、イジケてて。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
『ウォーターボーイズ』★9月15日から東宝洋画系ロードショー
監督/矢口史靖 出演/妻夫木 聡、他、男いっぱい、女少々


見事なの。
見事に情けない男ばっかり出てくるの。
イジける。流される。決断力なし。すぐやめたがる。
そんな男にゃ、ツキもない。
ってな男子高校生が、うじゃうじゃ出てくる映画だ。

男子がシンクロする話なんだけどね。
スポ根じゃないの。
男子校に美人教師がやってきて、「シンクロ教えたい」って
ダダこねる。そこで男子がデレデレッと始めてしまう。
そんな奴らだから、ドジばかり踏んで、大金を弁償するはめになる。
文化祭でシンクロを披露し入場料で稼ぐしかない、てコトになる。

追い込まれる→すぐめげる→やめたがる
→馬鹿だから逃げ道がわからない→フリダシへ戻る

この連鎖で物語は進む。
普通、人が成長する姿に感動させられるものだけど。
この話は違う。最後まで成長しないの。
イジケ男はイジケたまま、成りゆきで、なんとなく、やってしまうんだ。
成長するのは観てるコチラ側だ。

前半:ふがいない男にイラつく
後半:男は情けなくていい。って境地に達する。
悟り、ですね。

ラストはうるうるモノだ。
アクロバティックなシンクロなの。見せるのよ。
情けないあの子たちが、よくやったわ。
私この映画でオトナの女になりました。
新生JUNKO、21世紀は「包容力の女」でゆきます。

女子高生も出てくる。そのカラミもいい。
男子に比べ、女子は強い。決意に満ちている。世相を反映してるよね。
「君、いつまでウダウダしてるの!」ってイラつくけど、すぐ
「私がマイペース過ぎたわ。気にしないでね」
と気持ちを切り替える。
男子の情けなさを認めながらも、見捨てない。
困った時には手を差しのべる。
「うちの馬鹿亭主、リストラ離婚だ」なんて言わない。

彼女達は強くて、明るくて、こだわらない。
ヒーローなんだよ。自分がヒーローだから、男に強さを要求しない。
お尻たたきながら、頭もナデちゃうんだよね。偉い!

私が高校生だった頃、強い男にあこがれた。
逆境にめげず、努力を怠らず、信念を貫く男がかっこいい。
なんて思った。チラ、っとだけどね。
二十歳を過ぎると、すぐに知る。そういう男はかさ高い、って。
野心家なんだよ。偉いよ、確かに。
でも一緒に歩くには、煙たすぎる。
自分で歩きたい女は、ヒーローなんていらないの。

今や国境を越えた社会現象である男の衰退。
学力、気力、体力。すべてに自信をなくし、弱くなる男たち。
先日、ヨーロッパの教師達と会談する機会があったのだけど
「男子の学力の落ち込みがはげしく、学歴、収入も女性が上回る傾向。
日本はどう?」と聞かれた。
「日本もその兆候はある」って答えておいた。

女はどんどん強くなり、周囲は情けない男ばかり。
どうする? 女たち。パートナー見つかる?って、心配してたんだあ。

この映画は21世紀の男女関係に光明を与えた。
結論。男は情けなくていい。
情けなくて、要領が悪くて、単純で。
いろいろ考えられないから、集中するとパワー炸裂。ここが大事よ。

たくらみのない、わかりやすい男が、これからの女には必要なんだ。
言い換えれば、女が歩く道を邪魔しない男。
ただ弱いんじゃないのよ。魂の透明度が肝心なんだから。

三高なんて、今は昔。
身長、学歴、収入。そんなもの、欲しけりゃ自分で調達しよう。
牛乳飲んで、リゲイン飲んで、女は自ら頑張ろう。

ヒーローは女。ヒロインは男。
女の子に見てほしい映画だ。
ホラ隣にいる彼氏、結構いけてるんじゃない?(ぶんぶん)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
以上「ぶんぶん便」No.48をお届けしました。いかがでしたか。
また次回お会いしましょう!

※バックナンバーは下記URLでご覧になれます。
          http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000037573

※創刊以前のコラムは、ぶんぶん書庫で読めます。
              http://homepage1.nifty.com/jyk/syoko.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
↓ ぶんぶん便も掲載された心優しいメルマガ紹介メルマガです!
----------------------------------------------------[PR]----
.___ ___.メールマガジン試し読みメールマガジン「たちよみ」
|メル V マガ| ◆購読・掲載とも無料!
|立ち | 読み| ◆自分の「コレ!」なメルマガを見つけよう!
|___|___|         http://kojinhakko.com
------------------------------------------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ぶんぶん便」2001/9/4 No.48
執筆者●JUNKO: RXE01422@nifty.ne.jp
発行責任者● 吉永和夫: yoshinaga@mbe.nifty.com
連係HP●『ぶんぶん館』 http://homepage1.nifty.com/jyk/

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して発行しています。
  まぐまぐ      ID:0000037573 http://www.mag2.com/
  Macky!      ID:971005   http://macky.nifty.com/
  Pubzine     ID:007103   http://www.pubzine.com/
  melma!     ID:m00012880  http://melma.com/
  E-Magazine    ID:embbb    http://www.emaga.com
  Cocode Mail   ID:0200500574 http://mail.cocode.ne.jp/
  メルマガ天国  ID:1493    http://melten.com/

※当メールマガジンの無断転載・複写を禁止します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
「ぶんぶん便」の登録/解除は下記URLでできます(配信7社対応)。
             http://homepage1.nifty.com/jyk/kaizyo.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 
このメルマガの読者になる
規約 
>> メルマ!の会報誌もお届けします
ブックマーク: はてなブックマークに追加del.icio.usに追加Buzzurlにブックマークニフティクリップに追加ライブドアクリップに追加Yahoo!ブックマークに登録My Yahoo!に追加Add to GoogleRSS

このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます

すべてのクリエイターのために【日刊デジタルクリエイターズ】
デジタルメディアで活躍する現役クリエイターたちのコラムで構成されている本格派。総発行部数約16000! 真のクリエイターを目指している方からデジタル...
ピュア☆ラ☆バリ〜バリの自然派雑貨店〜
ピュア☆ラ☆バリのアジア雑貨 新着情報やプレゼント情報!おとぼけバリ島情報やダイエットやバリエステの情報などをお届けします♪
浅野まなみの10分ランチ&今夜のおかず
TVチャンピオン「3分料理人選手権」で準優勝!浅野まなみのオリジナルレシピ集「muybien」掲載の最新レシピをメールでお届け。専門家は教えてくれな...
「世界の英語ペンパル紹介」
毎週海外のペンパルを紹介します。英語でメールをやり取りできる海外のペンパルをあなたも みつけませんか。
なるほどこういうことだったのかぁ〜〜!わかったっ♪IT用語
次から次に出てくるIT用語って「???」ですね。でも大丈夫!指導内容のわかりやすさ“日本一”をめざす石岡美奈子が長年のインストラクター歴をいかして、...


この記事へのコメント


コメントを書く
コメントはありません。

おすすめキャンペーン

おすすめカードローン!
オリックスVIPローンカードなら

<<年率5.9%〜15.0%、利用可能枠最高500万円>>
ゆとりのカードローンです。
お申込みはこちら⇒

はじめようメルマガ生活
メルマガを読むには
メルマガを出すには
約64000誌から検索

メルマガデータ

  • メルマガID : 12880
  • 創刊日 : 2000-07-02
  • 最新号 : 2008-07-14
  • 発行周期 : 週一回
  • バックナンバー: 全て公開
  • 発行者サイト: あり
  • 読んでる人 : 316人
  • コメント数 : 8
  • Score! : 100点
  • >> 月間ランキング

発行者プロフィール

ペンネーム :


このメルマガの読者になる

規約に同意する



このメルマガの最近の記事


このメルマガの最近のコメント


このメルマガのバックナンバー


注目情報


新着記事トピックス