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2008年5月19日発行 |
わかりやすい生命保険と投資信託のまじめ(第218号) |
地球温暖化で伸びるビジネスもしあなたが地球温暖化がどのように経済に結びついているのか?基礎から教科書的な話を知りたいと思ったときには、この本は役に立ちます。投資のアイデアをこの本から見つけようとすると物足りなさを感じるでしょう。 地球温暖化の話の入り口にある本だと思ってもらうのが一番だと思います。業界のごとの温暖化対策なども簡単にまとめてあり、ナビゲーションとしては役に立つかもしれません。 |
RATSによる経済時系列分析入門この本は計量経済学のためのソフトウェアRats(ラッツ)の解説書です。解説書というより、時系列分析について項目別にケースが掲載されており、サンプルプログラムが用意されています。サンプルプログラムを使ってRatsを習得できる仕組みの内容になっています。 一般的な回帰モデルから、ARMAモデル、GARCHモデル、VARモデルや単位根検定の方法など、… |
投資家の分類
「日本人とは…」といわれることがよくあります。たとえば、「日本人は平和を重んじる」。これは、日本人であることが一つの特徴の条件になっている場合です。
さて、以前、投資の世界で、「日本人とは…」が成り立つのかどうか調べたことがあります。正確にいうと、日本在住する人を対象にした調査です。その結果は、「ある程度のことはいえるかもしれない」程度の結果でした。そして、もう一つ下の分類。よく言われる、関西人とか、名古屋人といった分類です。こちらの結果は、一見すると、特徴付けられそうですが、(たとえば、「大阪人は配当を好む」とか「名古屋人は債券投資を好む」といった内容)実はそういった分類は何も意味がありませんでした。
それでは、投資家は一まとめにして扱ってよいのかといえば、そうではないと思います。もし、誰にでも共通のことだけで話が住んでしまうのであれば、投資に関する説明はとても楽になりますが…
投資家の方とコミュニケーションからの経験則では、図1のような分類がよいのかもしれません。ここでは、短期的な変動(マーケットの動き)と投資に対する好奇心という軸で分類してあります。
図1 投資家の分類
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たとえば、投資のタイミングを計って割安なところで売買したと考えるのは短期的な変動に敏感な要素になります。同じようにマーケットが大きく落ち込んだときにすぐに売却を考えるのも同じでしょう。
そして、株式に投資するのも好きだけど、投資している会社のことを云々するのが好きという人もいると思います。そういったことは、おそらく投資に対する好奇心というカテゴリーでカバーできると思います。
余裕資金運用型投資家 |
M&A好きの中小企業のオーナーのイメージです。投資する資金はたくさんあり、その資金は老後のための資金とかというよりはビジネスのための資金といった感じです。 |
長期投資適合型投資家 |
投資そのものには興味はないけど、将来のことを考えると資産運用に興味がある。しかし、市場が低迷すると真っ先にあわてるというイメージです。 おそらく日本人には一番多いタイプかもしれません。普通のサラリーマン世帯のイメージが重複するかもしれません。投資教育という観点から言えば、このカテゴリーが最も投資教育が必要なカテゴリーでしょう。十分に投資の知識を身に付けると、「モダンポートフォリオ型投資家」にポジションを変える人が多いでしょう。 |
モダンポートフォリオ型投資家 |
投資のスパン(期間)を長期に設定することが特徴かもしれません。長期投資というのは、そうすることによってリスクを低減させるものではなく、リターンを向上させるための手段です。 数十年後に私たちの社会や経済はどうなっていて、どのようなものの価値がより大きくなっているのかを考えることが長期投資でしょう。その帰結として、短期的な変動にはある程度の耐性ができる、さらに、知的好奇心が醸成される。それがこのカテゴリーの投資家の一番よいイメージです。 |
財産保全型投資家 |
代々の資産家のイメージなります。受け継いだ財産を保全することが資産運用の主流ということにあります。したがって、このカテゴリーの投資家の資産は、使うことを目的としたものではありません。 |
もちろん、ある個人が完全にいずれかの投資家に当てはまることは少ないでしょう。複数の投資家の特徴を併せ持っているという状態です。そのようなときは、最も自分に当てはまるタイプを選んでみてください。
少しだけ、自分の投資スタイルを客観的に見られるかもしれません。もちろん、フィットする金融商品やそうでない金融商品はタイプによって異なってきます。
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アクチュアリーの書いた生命保険入門 |
生命保険法入門 |
「超保険」解体新書 |
編集後記
「パフォーマンスで勝負する」と私たちはよく使いますが、その意味するところは多種多様かもしれません。最近、私が思うのは、パフォーマンスを提示できない人はだめだということです。パフォーマンスというのは、何かをやった結果というわけではありません。そうでなく、“他人に伝わった自分の主張”といったほうが意味が近いと思います。
したがって、主張がなければダメ、他人に伝わらなければダメ。さらにいえば、主張が合理的であり、受け容れられるものでなければダメということでしょうか?
バームスコーポレーション代表 杉山 明
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