カラムコラム復刻版!「カラミ」 |
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今回は趣向を変えて、ここはオススメ!というお店を紹介したい。その第一弾として
アボット・チョイスというお店を取り上げる。
私はエールビールが好きで、よくイングリッシュ・パブ、アイリッシュ・パブに行く
ということは以前にも書いたことがある。お店によって、取り扱っているビールが異
なるのでその時の気分によって行くお店を選ぶ。エールではないが、ギネスビールは
ここ数年どのお店でも飲めるようになった。しかし、エールビールとなるとまちまち
である。ビールの選択肢(=お店の選択肢)が広いのは、東京ではなんといっても六
本木が一番である。そこで見つけたのがこの「アボット・チョイス」である。
行き着けの店に行く道すがら、「アボット」という単語を目にし、もしやアボットエー
ルが飲めるのかと思い立ち寄った。扉を開けるとこじんまりとしたバーで落ち着いた
雰囲気である。その時はまだ人がまばらで、気さくなバーテンさんとお話ができた。
「アボットをパイントで」から始まり、2〜3年前上野にある店で飲んだが、久しく
お目にかかっていないこと、炭酸が滑らかで香りもフルーティーなので料理にも合う
など話にお付き合いいただいた。聴けば、開店したのが3月上旬で店名の由来はこの
アボットエールというビールからだけではなく、ウィスキーにアボット・チョイスと
いうのがあり、そのウィスキーが実は明治時代の中ごろから日本に輸入されていたも
のだという。ウィスキーに関しては無知なのでへーへーの連続であった。こういう新
しい知識が増えるときは酒量も増えてしまい、もう一杯注文しようとバーテンさんに
「オススメは?」と伺ったところ、この辺では扱っていないのがあると聞きすぐさま
注文した。それが「YonaYona」というビールである。
何でもかなり昔からの製法でつくられているビールで、アボットエールよりもさらに
香りが芳醇でフルーティーな味わいであった。大きめのブランデーグラスに注がれた
琥珀色の「YonaYona」は、口当たりが滑らかでやさしく口に含むと香りがふわりと広
がってくる。ほとんど日本で生活している私には初めて口にするビールであった。飲
んでる間にいつのまにかお客さんで店内はいっぱいになり、ほとんどの人が注文して
いた。女性もかなり多く、新しい感覚のお酒につい「もう一杯」という感じで杯を重
ねていた。
バーだと食事ができないのだが、ここは食事もできるのが嬉しい。私は典型的にフィッ
シュ&チップスを注文したのだが、魚がふんわり揚がっていて美味しかった。洒落た
雰囲気で、ゆっくりお酒を味わうには最適のお店だと思う。ビールは苦手という女性
でもきっと堪能できるビールがきっとあるはず。スポーツバーやクラブっぽい雰囲気
ではなくお酒を味わいたい方は一度足を運んでみて、決して損はしないお店である。
場所は、六本木交差点から外苑東通りを東京タワーが見える方向に歩くと右手にポプ
ラというコンビニがあり、その手前のビルの二階にある。一階は夜はお花を売ってい
るし、グリーンの看板でわかると思う。お試しあれ。
※この手のパブに行ったことがない方に予算の目安をお知らせしておきましょう。だ
いたいビール1パイントが800円〜1000円位で、料理は1000円〜が普通で
す(おつまみのようなのは5、600円程度からのもあります)。開店から2〜3時
間はハッピーアワーとして飲み物がいくらかお安く飲めるシステムがあります。店に
よって違いは当然あります。詳しいことはお店の人に聞いてください。
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