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オーストリアの食文化を日本に正しく紹介し、より良い食文化交流行うことを目的として、営利を目的とせず、オーストリアの食文化を愛し、日本に正しく紹介してその普及に務める団体として活動していくマガジンです。




ウイーンの街・食文化・徒然なるままに・・・・

発行日: 2006/10/1

☆☆☆━━━━━━━━日本・オーストリア食文化協会━━━━━━━☆☆☆
          ウイーンの街・食文化・徒然なるままに・・・・
       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    Nr0024                 2006年 10月 1日 (毎月発行) 
☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆☆
 オーストリアの食文化を日本に正しく紹介し、より良い食文化交流を行うこ
とを目的として設立されました。
日本でオーストリアの料理・パン・菓子のプロフェッショナルとして活躍する
人たちの集まりであり、営利を目的とするものではなく、オーストリアの食文
化を愛し、日本に正しく紹介してその普及に務める団体として活動していくも
のです。もちろん、オーストリアに興味のある人はどなたでも会員になれます。
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○ オーストリアの歴史?? 
○ オーストリアの街角
○ 食材あれこれ・・・・・
○ ウィーン好きの図書館
○ オーストリアの街角
○ 日本・オーストリア食文化協会
○ 編集後記

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【オーストリアの歴史??】   POST BUS  (ポストブス)Nr.1

オーストリアやスイス、ドイツを旅行していると必ず黄色いポストバスを見か
けます。これもハプスブルクの歴史そのものです。
(注 ドイツ語でバスのことをブスといいます)
この郵便事業を最初に思いついたのがイタリア人のデ・タシス(ドイツ名でフ
ランツ・フォン・タクシス)でした。彼は1489年(1516年の説もあり)神聖ロ
ーマ帝国の皇帝マキシミリアン一世に願い出て事業を興しました。
郵便がこのとき始まったわけではなく、手紙専門の飛脚の歴史はギリシャ時代
からあったようで、非常に古い職業ですが、費用は非常に高かったようです。
その時代には王侯貴族などの裕福層たちが主に利用していたらしく、一般庶民
が利用するということは、よほどの事が無ければ利用できなかったようですね。

一般庶民が旅行をするとき、馬やロバで旅が出来るのは裕福なものだけで、ま
してや馬車といえば王侯貴族、高位聖職者、豪族などしか所有しておらず、一
般市民の旅行が盛んになり始めた15世紀ごろに商機と見たものが客に応じ、町
々に人を運んでいったのが、だんだんと街道を往来する長距離乗合駅馬車と発
展していきます。

馬車は馬が引きますから一定の場所に中継地点が出来ます。
これがラテン語のポネーレ(ponere・置く)(標柱、掲示、位置の意)からポ
ストという名前が生まれました。これが駅になり旅人が多くなれば需要と供給
の理論どおりあちこちに出来始め、この駅馬車がだんだんと発展してきました。
駅に選ばれる場所は馬の手入れや休む所でなくてはならないのでその町の大き
なホテル(旅籠)前が選ばれ、後のポストホテルへとなっていきます。
今でも地方に行くとポストホテルを見かけることが多く、町のランドマークと
なっています。
この駅馬車、アメリカ大陸が発見されヨーロッパ人が移住した際に、駅馬車事
業もアメリカで発展し、映画で見るようなシーンが展開するわけです。

昔の駅馬車ですから道路事情、天候、何よりも馬の事情により時間通りには行
かなかったようで(ヨーロッパの列車時刻のいいかげんも、このころからあっ
たんですね)、印刷物が高価だった時代、駅馬車の時刻表はポストホテルに行
かなければ分からなかったようで、ポストホテルもだんだんと駅馬車案内所
(時刻表掲示)、待合所、宿泊所(これはお手のもの)、食堂(当時はアラカ
ルトメニューは無い、詳しくはいずれ記述)を充実させポストホテルも栄えて
きました。
町もポストホテルを中心にいくつものホテルが出来てきて客の争奪戦が生まれ、
どこぞの日本の観光地が思い浮かばれる競争が生まれてきました。
駅馬車も手紙や荷物も扱うようになり、手紙もポストホテル留めとして扱われ
てきました。
当時の手紙、荷物は強盗に狙われることもあって、本当に相手に着くかどうか
心配だったようで、はじめは受取人払いだったようです。でも、飛脚便よりか
は安かったので徐々に取り扱いが増えてきました。
[次号に続く]

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【オーストリアの街角】 Shanigartenシャニガルテン

私がウイーンで初めて勤めたレストランはドナウの近く、4月の寒い時期にも
関わらず賄い時にはシェフは必ずガーデンでの食事を誘ってくれた。
日本人からすればちょっと寒いが"どうだ!少し寒いが気持ちいいだろう"とい
って時間たっぷり過ごすのが日課になっていた。休日にまだ寒い4月の市内に
出ると少しでも陽が出ていればシャニガルテンと呼ばれるお店の前に植木鉢な
どで囲ってテーブル・イスが並んでおり、コートを着て外でお茶を飲んでいる
客がいる。夏場と違いシャニガルテンは少なく、あっても一部の人ぐらいだが、
それにしても太陽を恋しがるウイーン人は多いらしい。

このシャニガルテン、一区の中心地に限っていえば、飲食店は約800店舗、そ
のうち500店舗位がこのシャニガルテンを出している。夏は観光客も加えてか
なりの人がシャニガルテンでお茶を飲んだり食事をしたり、はたまた恋人同士
が恋を語ったりとテーブルの上にはいろんな物語が展開しています。
あまりにも多いシャニガルテンだが夏場には観光客が加わり更に邪魔になるく
らいの混雑を呈する。
でも、これもウィーンの風物詩としてなくてはならない光景。
シャニガルテンに座ってあなたも人間ウォッチングをしてみませんか。

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【食材あれこれ・・・・・】  砂糖

Zucker(ツッカー)独、sugar(シュガー)英、sucre(シュークル)仏
 
これも料理の調味料としてなくてはならないものですね。
特にお菓子作りにこれ無くしては作ることも出来ません。
(誰ですか?蜂蜜があるじゃないか、と言う人は・・・。次回にしましょう)

砂糖が作られたのは紀元前2000年前のインドと言われています。その原料とな
るサトウキビの原産地は南太平洋の島々で、東南アジアを経てインドに伝わっ
たとされています。
英語のSugarは、サンスクリット語のSarkara(砂粒)を語源とするとされてお
り、アレキサンダー大王は、「蜂の力をかりずに葦から取れる蜜がある」と聞
いてインド遠征に行き、知ることになります。そしてアラビア人によって西は
ペルシャやエジプトへ、東は中国へと伝わったようです。

日本は今から約1200年前の奈良時代、中国の僧、鑑真によって伝えられたとい
う説があります。
琉球や薩摩の製糖技術が全国に伝播して、享保年間以後各地で製糖業が始まり
ました。四国の和三盆糖などは日本独自の製糖技術で西洋の砂糖とは一線を画
しています。

ヨーロッパへは、11世紀の終わりから13世紀にかけて十字軍が持ち帰りました
が最初は高価な薬として扱われました。
サトウキビは温暖な気候でないと育ちませんからヨーロッパでは作る事が難し
いようですね。そのためアラブの商人はかなりの財を成したようです。1747年、
ドイツの化学者がてん菜(さとうだいこん、ビート)から砂糖と同じ成分をと
りだすことに成功し、庶民もようやく安価に購入することが出来たのです。
この出来事は学生時代に勉強しましたね、思い出してください。

「蜂の力をかりずに葦から取れる蜜がある」別の記録には、「インドにはかむ
と砕ける甘い石がある」とも書かれています。
当時の製糖技術は未熟で精製した砂糖は「サラサラ」ではなく、岩みたいに硬
い状態だったようです。30年程前の「新疆ウイルグ自治区」で岩みたいな砂
糖を小槌で割って茶に入れて飲んでいる映像を見ましたが昔の製糖技術はこの
ようなものだったらしいですね。

また、少し前まで「コーヒーの取っ手」が左側にあったのも溶けにくい砂糖を
左手でカップを押さえ、右手でスプーンをかき回した名残です。
溶けやすい砂糖になった今はもちろん「取っ手」は右側に戻りました。

砂糖はサトウキビ(砂糖生産の6割)とテンサイ(砂糖生産の4割)そしてサ
トウカエデ(メープルシュガー)があります。

精製度による分類にすると以下の四点
上白糖、中白糖、三温糖、黒砂糖、特に日本の「上白糖使用量」は多い。
結晶の大きさによる分類は以下の五点
グラニュー糖、白ざら糖、氷砂糖、粉砂糖、顆粒状糖
その他の砂糖には
中ざら糖、和三盆があります。
ダイエットの敵、「砂糖」ですが人間には「糖」も大事な栄養素、ただ嫌うの
ではなく上手に付き合うことが大切です。

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【ウィーン好きの図書館】   ウィーン便り 

ウィーンを知る手がかりの一冊がこの本。ウィーンに20年以上すんでいる『山
城薫』氏が語るウィーンの素顔。
短期間でウィーンを見て回ろうとする観光客、短期滞在生活をしている学生や
商社マンにも是非必携。20年以上に渡り住んで、ホームページ「ウィーンなん
でも情報」を発行している著者だからこそウィーンを深く抉って語れるのでし
ょう。
これからウィーンを訪れる方にもわかりやすく、引き込まれる文才に脱帽。

一部内容掲載(紀伊国屋HPより抜粋)
春(黒装束の春の使者;シェーンブルン動物園のスーパースター ほか)
夏(ジョニーの庭;シュパツィエガング(散歩) ほか)
秋(小夏日和;ふるさとの訛りなつかし停車場の… ほか)
冬(ノイヤーマルクト広場のユーモレスク;雪はふる、あなたは来ないほか)

ウィーン在住20余年の著者が明かすウィーンの素顔。 風とともに移ろいゆく
ウィーンの四季と、陽気でメランコリックなウィーンっ子の日常を軽やかに描
くエッセイ集。 ハプスブルク家の帝都、陽気なワルツにポルカ、オペラ、世
紀末芸術、そしてカフェにホイリゲ……さまざまな輝きを見せる古都ウィーン
の本当の魅力とは……。 
人気ホームページ『ウィーンなんでも情報』(http://www.wien4japan.at
連載中のエッセイ「ウィーン便り」を再構成! 写真多数・地図付。 

著者紹介
山城薫[ヤマシロカオル]
1947年生まれ。1980年オーストリアへ移住。ウィーンでマーケティン
グ・コミュニケーション・コンサルタント会社創立。91年から2年間ウィー
ン文化を紹介した隔月誌『維納倶楽部(ウィーンクラブ)』を発刊。
ホームページ『ウィーンなんでも情報』主宰

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【日本・オーストリア食文化協会】 
八木 淳司・ウィーン菓子講習会が終了しました。
会場はいつもお世話になっているドーバー洋酒貿易株式会社の会場をお借りし
ましたが受講者からも都内で駅に近く綺麗な会場と評判でした。
講習も【ミリッヒラームシュテュルーデル】【オスターピンゼン】【ヌースボ
ーゲン】【ドボストルテ】【マラコフトルテ】と、内容は講師の段取りで予定
通り進み、時間通り終了。
その後、試食と進み質問も多岐にわたり満足を得た講習会でした。
八木 淳司氏プロフィール 
http://www.morozoff.co.jp/shop/landolt.html
『マイスターのウィーン菓子』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4388058319/250-3928015-9624265?v=glance&n=465392

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【編集後記】

このマガジンが出るころに私は一足先に成田発ウィーン行きの便に搭乗してい
る頃です。次回のメールマガジンの"ネタ探し"をしてきます。

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 ■ 発行者:Aida  servus@kitanet.ne.jp
  ■ このメールマガジンの無断転載禁止。
  ■ いつでも登録/解除可能です。こちらから入ってください
     URL:<http://homepage2.nifty.com/servus/
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