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(GAU91号)エジプトで続く同性愛を理由とするHIV陽性者逮捕

発行日時: 2008/3/20

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★「第91号」目次
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地域情報
● アフリカ
1. エリトリア:部族・コミュニティーのリーダーがHIV/AIDS対策に大きな役割を果たす
2. ウガンダ:高校生がつくった『エイズの苦しみとの闘い』を訴えた映画
3. 南アフリカ HIV陽性者の診療所離れの原因は?
4. スーダン:ダルフール紛争下で続く性暴力への対応

● アジア・太平洋
1.エジプト:緊急ニュース・リリース
  HIV陽性者の逮捕をやめよ!〜法・公衆衛生を脅かすHIV陽性者逮捕と有罪判決
2.中国:当局がエイズ活動家を逮捕〜北京オリンピック前の口封じか
3.オーストラリア:先住民族コミュニティーを対象に大規模な性感染症治療導入を計画

● ヨーロッパ

● 国連・国際機関・国際会議関係
1.HIV陽性者国際会議LIVING2008のためのスカラーシップ
---------------------------------------------- Vol. 4 No. 15----

◆発 行:(特活)アフリカ日本協議会
◆連絡先:
・東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル2F
・電 話:03-3834-6902
・FAX:03-3834-6903
・電子メール:info@ajf.gr.jp
◆バックナンバー:下記ブログをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/ajf/
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http://www.melma.com/backnumber_123266/
◆本メールマガジンから転送・引用を行う場合は、事前に発行者にご連絡をお願いいたします。

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★ エリトリア:部族・コミュニティーのリーダーがHIV/AIDS対策に大きな役割を果たす
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紅海に面する北東アフリカの国、エリトリアの首都アスマラの町はずれにあるハリベット病院 Halibet Hospitalの医長であるビイェネ・テウォルデBeyene Tewolde博士は、HIV/AIDSに対する闘いにおける宗教指導者と地域社会の極めて重要な役割について強調した。

ビイェネ博士は、保健省が宗教指導者や地域社会、いくつもの全国組織と共同して大規模なキャンペーンを繰り広げていることにふれつつ、宗教指導者の役割が極めて大きなものであると説明した。その際、彼は協調的な努力の結果として、国家規模の成果が得られると指摘した。彼は関連する全ての関係者、社会全体に向けてこの取り組みに参加するよう呼びかけ、そうすることでより大きな偉業を達成できるはずだとしている。

さらにビイェネ博士は、HIV/AIDSとともに生きる人たちが、カウンセリングやケアを受けて性行動などを変化させ、通常の生活を送るようになっているとも指摘した。

原題:ERITREA:Hospital Director Stresses Vital Role of Religious Leaders And Communities in Fight Against HIV/Aids 
出典:allAfrica.com
日付:2008年1月31日
URL:http://allafrica.com/stories/200801310884.html

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★ ウガンダ:高校生がつくった『エイズの苦しみとの闘い』を訴えた映画
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アフリカ東部のウガンダで、HIV/AIDSについて教育的な意義のある映画は数少ない。強いて挙げれば、「ンディウリラの日々the days of Ndiwulira」だが、それ以降、HIV/AIDSに関する映画は製作されていない。この限界を突破しようと、現在、首都カンパラのメンゴ高校の学生たちがHIV/AIDSの脅威に焦点を当てた長編映画の製作に着手している。ウガンダの映画会社ヒルズ・ビデオグラフィ社とタッグを組んだ高校生たちは、3月8日、「ラ・ボニータ」において、彼等の総力を結集して作った映画「Standing Alone」を発表する。この映画は、特に10代の若者に観てもらいたい素晴らしいものに仕上がっている。というのも、感染する可能性の高い彼らにとって、この映画からいくつかの教訓が得られるからだ。 

「Standing Alone」は、自分や家族のことなどそっちのけにして、HIV/AIDSに苦しむ人々を救いたいと考えるヨセフ・マビリジ Joseph Mabirizi という若者が主人公の話である。ヨセフは、学校でSave A life From Aids (SAFA)というクラブ活動の部長として熱心に活動しているが、部活動の資金を横領するカグワ Kaggwa (俳優はカギム・ロバートKagimu Robert)のような人物などが登場し、数々の困難が彼を襲う。この映画には、異世代間セックス、死、愛、裏切りなど、数多くのメッセージが込められている。メンゴ高等学校の学生による繊細な感性で製作されたこの作品は、観衆の心に深く残ることであろう。

原題:Students' Movie to Fight Aids Scourge
日付:15 February 2008
出典:The Monitor (all Africa.com)
URL:http://allafrica.com/stories/printable/200802140999.html

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★南アフリカ HIV陽性者の診療所離れの原因は?
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南アフリカ共和国のHIV陽性者が増加傾向にある地域では、多くの患者がARV薬の治療が開始される前に、診療所に来なくなる傾向にあることがわかった。

南ア最大の都市ジョハネスバーグにある名門大学、ウィットウォーターズランド大学 the University of Witwatersrand のリプロダクティブ・ヘルス研究部門Reproductive Health Research Unit (RHRU)が2006年に実施した調査で、ジョハネスバーグから南西120kmのある診療所で、ARV薬治療を途中でやめた患者は全体の約14%、更に、治療を受ける前に診療所に来なくなった患者は20%にも及ぶという。

治療の有無に関わらず、同診療所を訪れたすべての患者のCD4値(感染者の免疫状態を示す値。多くの途上国では、通常、CD4が200以下になった段階でARVの供給が始まる。)の平均は95であった。研究者たちは、無料で治療が受けられるCD4カウント200以下の患者がいながら、なぜ治療を受けていないのか、調査した。

ARV薬治療の開始が遅れたエイズ患者は、死亡してしまうケースも多い。RHRUのヴェンター医師によれば、約80%の患者が結核を併発するという。

「患者のCD4値が極端に低い場合には、ARV薬治療を開始しても、すでに患者は衰弱しており、治療により返って病状が悪化する可能性もあるため、数カ月は様子を見なければならない」。RHRUの技術顧問であるジャファー氏はこう話す。同氏によると、ジョハネスバーグ市内の診療所で、患者が診療所に来なくなるのは、約50%がCD4 検査のために採血した直後であり、その原因は、検査結果の遅れと患者の理解不足だという。患者は、第三者はもちろんのこと、自分の担当医にさえ警戒心を示すことがあり、またCD4値や結果を分析する意味を解さずに、検査結果が外部に公表されてしまうことを恐れている人もいる。

RHRUでは、診療所が独自に患者の通院状況を管理する手引きを開発し、診療所のモニタリング評価(M&E)の機能強化を目指している。ジャファー氏は「モニタリング・システムが強化されれば、患者の傾向を診療所でも把握することができる。診療所の話を聞いたところ、現状では、彼らのM&E能力は低いレベルにある」と話している。

保健局の広報担当によれば、2007年11月現在、ARV薬治療を受けている患者は全国366の医療機関で40万8千218人になるというが、同局は、RHRUが発表した患者の診療所離れとこの数字の関係性については触れていない。

原題:SOUTH AFRICA: Poor tracking means patients lose out
日付:15 February 2008
出典:IRIN plusnews
URL:http://www.irinnews.org/Report.aspx?ReportId=76777

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★スーダン:ダルフール紛争下で続く性暴力への対応
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民族間紛争が今なお続くスーダン西部のダルフールで、女性や少女に対する性暴力が深刻化している。
北ダルフール州の州都エル・ファーシェルで活動するあるNGO職員によれば、女性への性的虐待は非常に一般的になっており、実際、現地では女性たちの安全確保が最も深刻な課題となっているという。

国民難民高等弁務官事務所 UNHCR のルイーズ・アルボア氏(Louise Arbour )は、2007年4月のスーダン政府軍による攻撃時にレイプなどの性暴力が少なくとも15件あったことを受けて、性暴力に関する、より広域な実態調査の実施を呼びかけた。

ダルフールの女性や少女たちは、薪拾いや水汲みのために長距離を一人で出歩くことがあり、この時が最も狙われやすい。加害者は、たいがい制服を着た政府軍や警察、または地域の武装グループだという。しかし、NGOがこのような性暴力の実態を報告しても、政府は否定し続けるという。

2007年5月に米国NBCのインタビューにおいて、スーダンのオマール・アル=バシール大統領は、「そもそも、ダルフールはもちろんスーダン全土にレイプなどという社会習慣はない。だからレイプなど存在しない」と答えている。ダルフールの武装グループも、レイプを戦争の武器にしているのは政府と同盟を組む民兵である「ジャンジャウィード」(「馬に乗った人」の意味)であるとし、性的暴力への関与を否定している。

ある国連職員は「警察に通告すると、通常、被害者の名前などの情報を求められる。もちろんこれは拒否しているが、拒否することで、「証拠不十分」になりもみ消されてしまう。」と話す。

レイプなどの被害者は病院やクリニックに運ばれるが、これが公表されることはない。情報を持っているNGOもこの事実を公表することで、身に危険が及ぶことを恐れている。しかし、性暴力の実態が公表されないのは、政府の黙秘のせいばかりではない。レイプは、文化的にタブーであり、通告によって周囲から辱めを受けることもあるため、被害者が報告しないことにもよる。よほどの負傷を負わない限り、彼女たちは、病院にさえいかないので、HIVへの感染などを防ぐ暴露後の予防策を受けることもできない。それでもなお、彼女らへのアクセスを模索している支援機関もある。

一方で、ある地元の医師は「我々の仕事は患者を治療することであって、レイプの犠牲者が何人かを報告することではない。患者へは、カウンセリングを行い、法的手続きについて説明し、そして治療して家に帰す。その後患者がどんな行動をとるかは本人次第です。」と困惑気味だ。

こうした現状を受けて、非営利の人権機関で緊急人道ニーズを施すリリーフ・インターナショナル(RI)や北ダルフール州で避難民のために保健所を数か所運営する国際救助委員会(International Rescue Committee)などが対策に乗り出した。RIは、国連家計画(UNIFPA)と提携して、助産師を育成し、性暴力を受けた女性を受け入れるクリニックを運営したり、地域助産師のために世界保健機構(WHO)の性暴力にかかる手引き書をアラビア語に翻訳して配布している。

ダルフールにあるアフリカ連合の派遣団は、現地の警察に対して、レイプの取扱いや法的手続きについて啓発している。まだ被害者の女性からの通報はないものの、現地の習慣として少しずつ浸透してきている。

また米国などいくつかの支援団体は、改善かまどの普及に力をいれており、これには、女性が一人で薪を取りにいく回数を減らし、性暴力などの危険を回避させる狙いがある。

さまざまな支援機関がこうした性的暴力を防ぐための取組みを始めているが、より効果的な支援を行うためには、同地域の保健ワーカーが言うように、スーダン政府が性的暴力の実態を認識する必要がある。

原題:SUDAN: Too scared to tell - sexual violence in Darfur 
日付:12 February 200
出典:IRIN PlusNews
URL:http://www.irinnews.org/Report.aspx?ReportId=76705


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★ エジプト:緊急ニュース・リリース
HIV陽性者の逮捕をやめよ!〜法と公衆保健を脅かすHIV陽性者逮捕と有罪判決
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エジプトの首都カイロでは、警察が、「HIV陽性者である」という理由で、人々を逮捕している。それに対し、国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ Human Rights Watch (HRW)」は、「そうした逮捕は、公衆衛生や人権を脅かしている」という趣旨の声明を発表した。現在、HRWは、同国当局に対し、4人の有罪判決を覆し、公判待ちの他の4人を釈放するよう要求している。HRWは、「政府はHIV検査結果に依存する逮捕をやめ、警察によるエイズに対する差別と誤解をなくす対応策を講じるべき」とも述べている。

最初の事件は、2007年10月に警察官が、路上で口論している2人の男性を止めようとしたときに、その1人がHIVに感染していることを明かしたために起こった。2人は警察へ連行され、同性間性行為 homosexual conductの嫌疑で取り調べられた。2人が調書への署名を拒むと、警察官は彼らに暴力をふるい、手錠で机にくくった状態で4日間拘留した。また、2人が同性愛者であることを証明するために、彼らは法医学的肛門検査を受けさせられた。

警察はその後、最初の2名の所持していた写真や携帯電話の番号があった、という理由で、新たに2人を逮捕し、合計4人にHIV検査を実施した。検事は拘留中の彼らを同性間性行為で告訴するかどうか保留している。最初の2人はHIV陽性者だったため、カイロ病院のベッドに1日23時間は手錠をかけられた状態で入院している。

また、警察官は、拘留中の1人が住んでいたアパートに新しい入居者が現れると家宅捜索を行い、2007年11月20日、さらに4人の身柄を拘留した。彼らは同性間性行為の罪で告発されたが、先に拘留された1人と同じアパートに住み始めたという理由だけで逮捕された。4人に対しても警察は暴力をふるい、HIV検査を実施した。

カイロ裁判所は、この4名に対し、2008年1月13日にエジプト法10/1961-9(c)に基づき有罪判決を下した。彼らは合意の上での同性間性行為であっても罰するというエジプト法の条項により処罰された。しかし、カイロ裁判所は2008年2月2日に1年の実刑判決を保留している。

国際人権法では、囚人や拘留者は拷問や残虐な扱いから守られる権利があると述べられている。また、エジプトが1982年に批准した「経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約 the International Covenant on Economic, Social and Cultural Rights 」第12条にも、身体および精神の健康への権利が保障されている。HRWは、当局に告訴を取り下げ、入院中の拘留者の手錠を外し、最高の治療が受けられることを保証するよう要請している。また全ての刑事裁判所職員に対して、HIVに関する医学的事実や国際的な人権基準についての教育を実施するよう要請している。

原題:Egypt: Stop Criminalizing HIV
HIV-Motivated Arrests and Convictions Threaten Justice and Public Health
出典:AFRIK.Com
日付:Tuesday 5 February 2008
URL: http://en.afrik.com/article12541.html

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★中国:当局がエイズ活動家を逮捕〜北京オリンピック前の口封じか
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2007年12月27日午後、中国のエイズ活動家フー・ジア氏  Fu Jia が、アパートから連行された。その後、私服警官が家宅捜索を行い、所持していたパソコンや携帯、本などを没収した。この家宅捜索は中国指導者が8月の北京オリンピックに先駆け、批判者を口封じすることを明示している。

ジア氏は、国家権力転覆誘発の嫌疑をかけられ、彼の妻ゼン・ジンイェンZeng Jinyanは外部とのアクセスを遮断され自宅監視下にある。彼の逮捕は中国で始まったばかりの草の根人権運動に打撃を与えた。国家当局はオリンピックを活動家に台無しにされるよりは、ジア氏の逮捕による国際的批判に耐えることに前向きだと示唆している。

ジア氏の不当連行の理由は、彼が2007年11月26日、ウェブカメラを通した欧州議会からの審問に参加したことにあると考えられる。彼は、人権侵害をしている中国公安省がオリンピック組織委員を兼ねていると皮肉った、と言われている。

ジア氏は、活動家になったとき環境問題やエイズ問題に取り組んだが、次第に問題の根源が国家権力の人権侵害にあると考え始めた。彼は、自分たちを監視する警察官の様子を収録した30分のドキュメンタリー映画:「自由の都市に住む囚人Prisoners in Freedom City」を製作した。ジア氏らは、2007年5月18日にその映画の紹介するために、渡欧する際、逮捕され、自宅監禁された。ジア氏は自宅監禁中、他の活動家が受けた内容を電話やインターネットを通して辛抱強く発信していた。その結果、世界的には無名だった彼が並外れた影響を及ぼし、そして連行された。

ジア氏は、1996年に首都経済大学Beijing School of Economicsを卒業した。彼は学生時代に読んだ本をきっかけに環境問題に興味を持つようになった。そして、毛皮をとることを目的に殺される野生動物に関心を寄せ、北京のテレビ局で番組制作の仕事に携わった。

ジア氏は、2007年11月13日にジン・イエン氏との子を授かった。彼は娘の誕生を「彼女は、私たちの天使だ」と世間に伝えた。彼にとって父親になることは活動家としての責任を一層強くしたようだ。逮捕する6週間前に、「今や私の娘は、活動家の世界におり、私が彼女のためにできることは社会に変革を求めることだ。そうすれば、私たちはより自由が得られるようになる。中国では沢山の子供が毎日生まれており、私たちは子どもたちのためにも動かなければならない。」と述べていた。

原題:Chinese Dissident Watched, Then Taken
出典:USA Today website
日付:30 January 2008
URL:http://www.usatoday.com/news/world/2008-01-30-1530682035_x.htm



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★オーストラリア:先住民族コミュニティーを対象に大規模な性感染症治療導入を計画
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オーストラリアでは、地方に暮らすアボリジニー(先住民族)のコミュニティーでの性感染症(STI)の蔓延が問題となっている。 ある地域では女性の4分の1が何らかの性感染症にかかっているという統計も出ている。

これに対して専門家は、現在のように治療する対象を限定するのではなく、国として包括的な政策の実施を検討するべきだという見解を示した。その中には、10歳の子供たちを対象にクラミジア、淋病、トリコモナス症の抗体治療など幅広い対策の実施といった提言が含まれていた。

現在の対策が不十分なことは厚生大臣も認めており、政府はこの専門家の見解を深刻に受け止めると話している。また肝心なのは、現地の人々がこういった包括的な対策がどのように効果を発揮するのかということを理解していなければならないということだ。対策を開始する前にまずは、対策がどの程度の成果が得られるかを検証するために、モデルとなるコミュニティーを探すところから取り組むべきだろう。

原題:AUSTRALIA:   "Government to Consider Plan for Mass Indigenous STI
Treatment"
出典:Global Health Counsil
日付:Feb. 5, 2008
URL:http://www.globalhealth.org/news/article/9599

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★HIV陽性者国際会議LIVING2008のためのスカラーシップ
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この夏、メキシコの首都メキシコシティーで第12回を数えるHIV陽性者のネットワークの国際会議「LIVING 2008」が開催される。同会議は、同国で開催される国際エイズ会議 AIDS 2008 に先駆けて開催されるもので、7月31日から2日間行われ、約300人のHIV陽性者が参加する予定だ。

その会議参加者の大多数が、日ごろ無償や低い賃金ででHIV/AIDS対策のために働いている人々であることを踏まえ、LIVING2008は国際エイズ学会の協力のもとに、大規模なスカラーシップ制度を用意した。(申し込みは既に締め切られている。) このスカラーシップの目的は、性別、地位、地理的条件などを超えた幅広い層から参加者を募るためである。この制度によって世界各地から集められるHIV陽性者の声に注目が集められるだろう。

今回の会議の共催団体は以下の通りである。
世界HIV陽性者ネットワーク (GNP+) Global Network of People Living with HIV/AIDS <www.gnpplus.net>
HIVとともに生きる女性の国際コミュニティ International Community of Women Living with HIV/AIDS <www.icw.org>
国際エイズ・サービス組織評議会 International Council of AIDS Service Organizations <www.icaso.org>
国際HIV/AIDS同盟 International HIV/AIDS Alliance <www.aidsalliance.org>
国際エイズ学会(IAS) International AIDS Society <www.iasociety.org>
国際赤十字・赤新月社連盟 International Federation of Red Cross and Red Crescent Societies 
<www.ifrc.org>
国際家族計画協会 International Planned Parenthood Federation <www.ippf.org>
メキシコ・HIV陽性者ネットワーク Mexican Network of People living with HIV
エイズと行動 Sidaction <www.sidaction.org>
国連合同エイズ計画 (UNAIDS) United Nations Joint Program on HIV/AIDS <www.unaids.org>
世界保健機関 (WHO) World Health Organization www.who.int

LIVING2008についてはこちらを参照のこと。http://www.living2008.org/


原題:Scholarship deadlines approaching
出典:LIVING2008
日付:2008/02/26
URL:http://www.living2008.org/


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★編集後記
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だんだん暖かくなってきましたね!暖房をつける時間が短くなった気がします。
編集員Wは、最近ダイエットを始めました!はい、ここで宣言いたします!
冬にため込んだ脂肪に今更気が付きあわてている今日この頃です。なんでも、先日読んだ新聞記事では、最近の女性はあまりダイエットをせずグラマラスな体型に憧れる傾向にあるのだとか…。とはいっても、怠けてついた脂肪は、ついてほしいところにはついてくれないんですよねぇ。。もっぱら「一駅前で電車を降りて歩く」というシンプルなダイエット方法を実践中です。どうなることやら&#12316;

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