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ゼロから始めるハッピーリタイアメント 〜 公的年金と個人年金(1)

発行日: 2005/3/23


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        〜 世はまさに「自己責任」が問われる時代 〜
 いかにして「ハッピーリタイアメント」を実現するのか。ゼロから
 スタートして、将来の幸せな生活を手に入れられるまでのお役立ち
 メールマガジンです。
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      ◇                    ◆
      ◆ ゼロから始めるハッピーリタイアメント ◇
      ◇                    ◆

                 2005. 3.23 / Vol.015


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 ★ 通巻15号(隔週発行)★       【 総発行部数 328部 】
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 みなさん、こんにちは。
 「ゼロから始めるハッピーリタイアメント」のナビゲーター、Takki
 です。

 このメールマガジンは、リタイアなんてまだまだっていう人にも、
 もうすぐリタイアを迎えるという人にも、とっても役立つ内容盛り
 だくさん!!!不安のない、幸せで充実したセカンドライフを手に
 したいっ!と考えている人に、絶対オススメです。

 みなさん一人ひとりのハッピーリタイアメントの実現に向けて、こ
 れからしっかりお手伝いしていきますので、どうぞよろしくお願い
 します!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


―【 目次 】――――――――――――――――――――――――――


 1. 公的年金と個人年金(1)

    ・年金制度の全体図
    ・国民年金 〜 国民皆年金
    ・危うい年金制度


 2. おすすめBOOK&メルマガ

    ・ゼロから教えて!金利・利回り教室
    ・マネーIQ 〜 リッチな定年後を送るための60の法則
    ・あなたの年金大丈夫?老後資金を考える


 3. 教えてTakki!


 4. 編集後記


 5. おまけ 〜 TakkiのBest3(ウイスキー編)




―【 1. 公的年金と個人年金(1)】――――─――――――――──


 前号では、リタイア後の収入源を、「もらう」「お金に働かせる」
 「稼ぐ」「稼いでもらう」の4つのカテゴリーからお話しました。

 さて、今号では、其の一「もらう」しくみ、つまり公的年金と個人
 年金について、もう少し詳しく考えていきたいと思います。




 ■ 年金制度の全体図 ■


 年金制度といっても、国民年金、厚生年金、企業年金、個人年金な
 ど、いろいろあって何が何だかよくわからん、というのが正直なと
 ころですよね。

 そこで、まずわが国の年金制度の全体を、少し整理してみますね。


 ◆ 年金制度全体のイメージ図

   ┌──────────────────────────┐
 <4F>│         財形年金・個人年金         │
   └──────────────────────────┘
   ┌──┐  ┌──┬──┬──┐
   │  │  │厚生│適格│確定│
 <3F>│  │  │年金│退職│給付│  ┌────┐
   │国民│  │基金│年金│年金│  │    │
   │年金│  ├──┴──┴──┴──┤    │
   │基金│  │           │共済年金│
 <2F>│  │  │    厚生年金    │    │
   │  │  │           │    │
   ├──┴──┴───────────┴────┴───┐
   │                          │
 <1F>│        国民年金(基礎年金)        │
   │                          │
   └──────────────────────────┘
   ┌─────┬───────────┬────┬───┐
   │自営業者等│   サラリーマン   │ 公務員 │その他│
   └─────┴───────────┴────┴───┘


 年金制度は、よく「○階建て」と表現されますが、多少はイメージ
 できましたでしょうか?


 ・・・少し解説しますね。


 1F部分は全員が加入する「国民年金」です。どんな仕事をしていよ
 うと同じ。全て一律です。

 そして2F以上の部分は、自営業か会社員か、会社によっても企業年
 金を導入しているか否か、どんな企業年金を導入しているかで、い
 ろいろ変わってきます。

 基本的に、国民年金だけでは十分な水準の年金とは言えません。そ
 こで、それぞれ2F以上の部分の制度があるわけなんですね。


 ・・・だんだんややこしくなってきますよー。


 自営業等の場合なら「国民年金基金」という、任意で加入できる制
 度があります。国民年金の上乗せ部分として、国民年金とは別に積
 み立てていきます。

 サラリーマンの場合は「厚生年金」に加入していますよね。この厚
 生年金は、実は2F部分に相当するんです。

 国民年金の保険料もあわせて厚生年金の保険料として払っているの
 で、普段国民年金に加入しているという感覚はありませんよね。で
 すが、サラリーマンの公的年金の基本は、1F:国民年金、2F:厚生
 年金、ということになっています。


 ・・・知ってました?


 さらに、会社によっては厚生年金基金や適格退職年金などの企業年
 金を導入していますので、これらが3F部分ですね。

 公務員の場合は、共済年金が2F部分になります。基本的に厚生年金
 とよく似ています。一部3F部分に相当する部分もくっついてますが、
 ここでは割愛させていただきますね。

 その他、個人的に加入する財形年金や個人年金がありますから、そ
 ういったものが、さらに上の4F部分ということができますね。

 ややこしい関係になっていますが、要は職業によって加入する(で
 きる)年金制度が少しずつ異なっています。

 自分は自営業者なのか、サラリーマンなのか、公務員なのか、その
 どれでもないのか、その区分を認識することがまず最初なんですね。




 ■ 国民年金 〜 国民皆年金 ■


 1F部分である国民年金は、20歳以上の誰もが加入しなければなりま
 せん。将来、老後に年金を支給されない人のないようにするためで
 すね。まさに「国民皆年金」です。

 全員加入なんですが、国民年金の被保険者は、次のような3つの区分
 に分けられています。


 ○ 第一号被保険者

   自営業者や、農業・漁業に従事している方です。20歳に達した
   学生も、この第一号被保険者です。法律上は、第二号・第三号
   被保険者以外、ということなっています。


 ○ 第二号被保険者

   厚生年金の加入者(=サラリーマン)と共済年金の加入者(=
   公務員)です。


 ○ 第三号被保険者

   第二号被保険者に扶養されている、20歳以上60歳未満の配偶者
   です。主に、いわゆる専業主婦ですね。


 さて、国民年金の保険料は現在13,300円なんですが、この4月から、
 13,580円に改定されます。先の年金制度改革で、保険料負担が毎年
 重たくなっていくんですよね。なんと平成29年度まで、毎年280円
 ずつ引上げられていきます。


 ・・・毎年じわじわ、、、なんともイヤですね。(^_^;)


 一方、国民年金の支給額は、現在794,500円/年です。1ヵ月あたり
 では66,000円ほどですから、これだけでは十分とは言えませんね。

 それから、第一号被保険者の場合、自分で保険料を納めることなっ
 ています。自分で納めるしくみなら、そりゃ納めん人も多いわ…、
 って感じがしませんか?かたやサラリーマンは、勝手に給料から引
 かれてるんですからね。

 第二号被保険者は、加入している年金の保険料に国民年金保険料分
 が含まれています。

 第三号被保険者は、直接保険料を負担しません。例えばサラリーマ
 ンの配偶者で専業主婦の場合、この第三号被保険者になるわけです
 が、保険料は夫の分だけです。別段、夫の保険料が他の人の倍とい
 うわけでもありません。


 ・・・えっ、じゃあ誰が負担しているのか?


 実は、夫が加入する厚生年金に加入する人々全体で、専業主婦であ
 る奥さんの保険料を賄っている、というわけです。

 掛け金なしで、年金はきちんと支給される。こういう矛盾をはらん
 だ制度になんですね。国民年金って。


 ・・・おっと、話が脱線し始めてしまいました。


 共働き世帯と専業主婦世帯の損得関係の話をし始めるとキリがあり
 ませんので、また別の機会に取り上げますね。

 ここでみなさんに注意しておいていただきたいのは、国民年金だけ
 では、まず「ハッピーリタイアメント」は難しいということ。年間
 80万円ほどでは、、、何もできませんよね。

 可能性があるとすれば、タイなどアジア諸国の田舎で暮らすことぐ
 らい。それでも月7万円弱では、ほんと質素な生活です。




 ■ 危うい年金制度 ■


 現在、国民年金の加入率は、6割ちょっとという水準にとどまって
 います。3人に1人は、保険料を支払っていないんですね。こんな状
 態で「国民皆年金」ってなこと、よく言えたもんですが。(^_^;)

 みんなで負担して、お互い支えあうという原則が崩れているんです
 ね。これじゃあいけない。

 先月25日には、政府税制調査会の石会長が、国民皆年金について、
 「個人的意見だが、持続不可能になる」と述べています。もはや限
 界にきているんですね。私も同感です。

 個人レベルで言えば、未納すればそれだけ年金の受給額は少なくな
 ります。原則25年間加入していなければ、年金は支給されなくなり
 ますから、仮に10年だけ加入していても、25年に満たなければ1円も
 支給されません。


 ・・・まったくの払い損ですね。


 破綻寸前と言ってもいいような年金制度ですから、政治の舞台でも、
 かなり焦点として取り上げられていますよね。昨年の制度改正で、
 抜本的改革として大きく変更されましたが、結局問題の先送りとい
 った感の強い改正にとどまりました。

 結局のところ、年金財政を健全なものにするには、保険料を上げる
 か、給付を抑えるかのどちらか(どちらも、かもしれませんが)し
 かないですよね。

 税金を投入するなり(増税は避けられませんね)、給付を大きく減
 らすなり(生活できなくなる人が続出ですね)、かなり痛みを伴う
 ことをやらんと、にっちもさっちもいきません。


 ・・・やっぱり自己責任、これしかないです。


 サラリーマンや公務員の方なら、厚生年金や共済年金などの2F部分
 がありますから、まだ何とかなりますが、国民年金しかない方は、
 ハッピーリタイアメント云々の前に、まずは老後の生活資金を確保
 することから考えなくてはなりません。

 ただし、ひとつ救いなのは、自営業なら年齢に関係なく続けられる
 こと。サラリーマンなら否応なく「定年」が待っていますが、事業
 をされているなら、引退するまで続けられますよね。

 ペースダウンしながら、事業とハッピーリタイアメントを両立する
 こと、そういうやり方もアリだと思います。


 さて、次号も年金の話の続きです。この分だと、年金ネタをかなり
 長期にわたって書くことになりそうです。しばらくお付き合いくだ
 さい。。。


 ・・・それでは、今日のまとめです。


 1.年金制度全体のイメージをつかみ、自分の加入する年金制度に
   ついて理解する。

 2.全員が加入する国民年金の基本を理解するとともに、国民年金
   の現状、はらんでいる危うさを知る。

 ということですね。忘れないでくださいね。
 では、4/6発行の次号でまたお会いしましょう。(^^)/~~~




―【 2. おすすめBOOK&メルマガ 】―――――――――――――


 Takkiがおすすめする、ハッピーリタイアメントに関連した本や、注
 目のメルマガを紹介するコーナーです。

 Takkiの今年の目標は年間100冊読むこと。まだまだスピードアップ
 して読んでいかないといけないですね。今年もいい本があれば、ど
 んどん紹介していきますからね。


 ◆ ゼロから教えて!金利・利回り教室
   (上村 武雄著)
   http://amazon.co.jp/o/ASIN/476126196X/hra-22/ref=nosim

 → 「ゼロ金利」とか「高利回り」とか耳にしますが、ウラにはい
   ろんなカラクリが潜んでいるんですよね。
   初心者にも理解しやすいよう、やさしく丁寧に解説されていま
   す。表面的な言葉に惑わされないためにも、金利・利回りの感
   覚ってすごく大事ですよね。


 ◆ 35歳までに必ずやるべきこと
   (重茂 達著)
   http://amazon.co.jp/o/ASIN/4761260246/hra-22/ref=nosim

 → 自分の来し方行く末(ちょっとオーバーかな?)について、考
   えさせられますが、なぜか前向きになれる本です。
   生き方を変えるのに、年齢なんて関係ありませんよね。まだ35
   歳になっていない人も、すでに35歳を過ぎている人も、この本
   にある85項目と照らし合わせながら、じっくり読んでみてくだ
   さい。


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 ◆ あなたの年金大丈夫?老後資金を考える
   http://www.yo.rim.or.jp/~m-life/mailmag.htm

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   すよ。




 ◆ メルマガ発行者のみなさまへ

   相互紹介のご依頼もお待ちしています。お気軽にご連絡くださ
   いませ。

   こちらまでどうぞ → info@happyretire.net




―【 3. 教えてTakki! 】――――――――――――――――――――


 Q.ペイオフって、どういうことなんでしょうか。私たちも何か対
   策をしないといけないんでしょうか?


 A.ペイオフとは、銀行などの金融機関が破綻した場合に、一人あ
   たり1,000万円を超える元金とその利息は保証されないことを
   言います。

   ウラを返せば、「預金保険機構」により、1,000万円までの元金
   とその利息分は保証される、ってことなんですけどね。

   この3月末までは、普通預金や当座預金など(決済性預金と言い
   ます)の元本と利息は、全額保護されていますが、4月からは、
   当座預金や利息のつかない普通預金などの“無利息・要求払い・
   決済サービス”の3条件を満たす預金以外は、全額保護される預
   金がなくなります。

   つまり、ひとつの金融機関に1,000万円以上預けている人は、万
   一の際に、1,000万円を超える部分について引き出せなくなる可
   能性がある、ということです。

   対策としては、一金融機関ごとに1,000万円の保護がありますか
   ら、複数の金融機関に分散する方法があります。

   また、もともと普通預金の利息なんて二束三文でしたから、利
   息のつかない普通預金(全額保護されます)に移す方法もあり
   ますし、。

   そのほか、国債(国が保証しています)や投資信託も、ペイオ
   フ対策商品として人気が集まっています。

   ただし、ペイオフ対策商品を利用する場合は、ご自身できちん
   と理解できる商品を選ぶことが大事です。デリバティブを組合
   わせたものなど、理解しにくいものは避けましょう。あくまで
   「自己責任」が問われているわけですから。

   それにしても、前回のペイオフ実施時はかなり論議を呼んでい
   た(2年延期なんてことにもなりました…)が、今回はあまり
   議論になってませんよね。




 ◆ みなさんの声をお聞かせください!!!

   ご意見・ご質問、取り上げて欲しい話題などがありましたら、
   どんなことでも結構です。ぜひメールください!
   みなさんが投資信託を選ぶ際の基準なんかありましたら、ぜひ
   教えてくださいね。

   こちらまでお願いします → info@happyretire.net




―【 4. 編集後記 】――――――――――――――――――――――


 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 今回の内容は、少しでもお役に立ちましたでしょうか?

 日に日に暖かい日が増えてきました。すっかり春やん!って感じで
 すね。(^^)

 寒がりの私は、だんだん暖かくなっていくこの季節は、かなり好き
 です。花粉症の方にとっては、、、憂鬱な季節でしょうけど。です
 が、同じくこの季節は、仕事が超多忙を極めるシーズンでもあって、
 先週は2晩、うちに帰れない日々が続いてしまいました。(涙)

 19日の土曜日は、何とか片付いたおかげで、高校時代の同級生と久
 しぶりの再開。飲んで歌って…と、これまた久しぶりに始発電車で
 帰りました。奥さんすいません。(反省)

 でも、旧友に会うのはいいですね。変わっているところ、変わらな
 いところ、さまざまですけど、やっぱり会えばバカ騒ぎしてしまう
 のは変わりません。

 みなさんも、たまには旧友と顔をあわせていますか?

 それでは、次号またお会いしましょう。(^^)/~~~




 ◆ 「ゼロハリ」をご紹介ください!!!

   ひとりでも多くの方に「ハッピーリタイアメント」について考
   え、準備を始めていただきたいと思っていますので、お知り合
   いの方々に、どんどんご紹介いただけると嬉しいです!
   ぜひご協力ください!

   登録はこちらです → http://www.happyretire.net




―【 5. おまけ 〜 TakkiのBest3(ウイスキー編)】 ――――――─


 ・第1位 響 17年(ボトルの高級感といい、やはり最高です)
 ・第2位 Old Parr 12年(最近飲んでませんが、深い味わいです)
 ・第3位 Ballantine's 12年(すっきりしたスコッチです)

 さらに続くお酒ネタ。今回はウイスキー編です。最近はカジュアル
 な感じのするバーボンや、スコッチの中でもシングルモルトが人気
 のようですが、Takkiは、基本的にスコッチのブレンド好きです。
 ただし、一番のお気に入りは国産メーカー、SUNTORYの「響」。創業
 90周年のときに登場した逸品です。

 SUNTORYは、山梨県の白州と、大阪府の山崎に蒸留所があります。
 見学もやってます(試飲もありますよ)ので、お近くの方は、一度
 行かれてはいかが?




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