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B O O K 2 4 6 M A I L M A G A Z I N E
2006.02.17 (Fri) Vol.79
http://www.book246.com
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CONTENTS
●SHOP STAFF DIARY /山口
●SHOP INFO / TRAVEL GALLERY : <Pocket shop RUN&RUN展>
●新入荷商品ピックアップ /『SYDNEY BUILDS AN OPERA HOUSE』
●PAPER SKY TRAVEL NEWS / 『隠された風景へ』
※melmaからのご案内。
http://melma.com/contents/help/index19.html
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◆SHOP STAFF DIARY
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『石神井書林目録』(晶文社)を読みました。やっぱり本の世界、古本の世界は素晴らしいと思わせてくれる一冊でした。先週書いたmixiよりも、というか別の意味でのネットワークの拡がりが本にはあるということです。誰か1人の詩人が気になれば、その人が一度でも載ったことのある同人誌があり、その主宰者、同人がいて、表紙のデザインをした人がいる。同時にいくつの同人誌に参加していた人もいるでしょう。ちょっと糸を手繰り寄せることで、無数の網の目が、そこに現れてくるのです。
今だと、僕とスタッフの堀さんが好きな荒俣宏は、翻訳した本は数知れず。水木しげるがいて、畏友に僕が大学時代授業を受けていた高山宏がいて、その人の師匠筋には、由良君由がいて、服部幸雄がいて、種村季弘がいる。そうすると、そこには澁澤龍彦、土方巽、寺山修司、横尾忠則、…。もうキリがありません。でも、それが本の面白さなんだと思います。本を読むきっかけも、世の中に無数にあるように思います。
荒俣宏の本でも、『石神井書林目録』でも、読むと元水戸黄門役、西村晃の父親西村真琴が、日本発のロボット学天則の発明者だってことも知れるのです。これだけで再放送の水戸黄門が楽しく見れるような気がします。あぁ、本て素晴らしい。(山口)
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◆SHOP INFORMATION
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***TRAVEL GALLERY***
◆◆◆<Pocket shop RUN&RUN>◆◆◆
開催期間:2月1日〜2月22日
2月はポケット屋RUN&RUNによる、ポケット展です。とてもユニークな発想でポケットを作り続ける、素敵な2人。ちいさなモノと“夢”を詰め込んだポケットを付けて、さっと旅に出かけてみたくなってきます。ぜひご覧下さい!!
『RUN & RUN』
…私たちは基本的に何も入らないポケットを提案しております。 製作過程で 私達の夢をいっぱいに詰め込んでいますから、 あとはお客様の夢や、切符を入れていただければ幸いです。その切符が、夢に到達するための片道切符となることを、RUN&RUNは願っております。
<ポケットの用途>
切符やカード、携帯電話、ペンをはじめ花(インテリア)、ポプリなど様々なものが入ります。主にバックやインテリアなどに使って頂いております。また、ミニポケットはブローチ的感覚で使用することも出来ますが、基本的には「夢」を入れていただいております。http://www.pocket-ya.com/
◎***<旅の文庫フェア>***
BOOK246がお薦めする旅の文庫を集めました。文庫を敷き詰めた台はいつもにも増して本屋という感じです。
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◆新入荷商品ピックアップ
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***BOOK RECOMMEND***
◎『SYDNEY BUILDS AN OPERA HOUSE』
編集:Oswald L. Ziegler 写真:Max Dupain
出版社:OSWALD ZIEGLER PUBLICATIONS
発行:1973年 サイズ:29×27cm 84P 価格:3990円
状態:古書/表紙破れヨレあり
NYが写る映像には必ず写っているといってもいい自由の女神。それと同様にシドニーが写れば、そこには必ずオペラハウスがあります。本書巻頭には、そのオペラハウスができるまでを、絵本のかたちでイギリスのオーストラリア入植の歴史から始めています。そして本編として、コンセプト、コンペ(審査員にはサーリネンの姿も)、ドローイング、建築現場(これに最もページが割かれています)、そして完成へと至る道が、豊富な写真図版とともに書かれています。あの不思議な屋根が球体の一部から発想されたことなど、まったく知らなかったことばかり。スケール感、細部、用途に応じた構造など、都市の一大事業として取り組んだ姿勢が感じられる。類書を日本では見ないだけに、貴重。(山口博之)
http://www.book246.com/item_oceania_f.html
***入荷リスト***
◎は新刊、●は古書
◎『England/Scotland 1960』/Bruce Davidson/Steidl/6006円
◎『rabbit and turtle』/miyagi yukari(ミヤギユカリ)/Nieves and Happa-no-Kofu/1995円
…人気で品切れしていましたが、再入荷しました!
◎『THE COCTAILS BOOK OF IMAGES』/PRESSPOP GALLERY/1050円
…バンド、ザ・カクテルズのかわいいツアービジュアルブック
◎『地下の国のアリス』/ルイス・キャロル 安井泉訳/新書館/1470円
…キャロル直筆のイラストで送る、『不思議の国のアリス』の原本
◎『子供部屋のアリス』/ルイス・キャロル 高橋康也・みち訳/新書館/1260円
…『不思議の国のアリスの』“いもうと”版ともいえるお話し
◎『モダンアンティーク・テーブルウェア』/U.K.STOREROOM/ピエブックス/2520円
…1950〜70年代、イギリスのかわいい食器たち
◎『わたくしの旅』/池波正太郎/講談社/1785円
…未刊行エッセイ集第二弾旅編
◎『回帰する月々の記 続・縄文杉の木蔭にて』/山尾三省/新宿書房/1836円
…屋久島に移り住んで14年。待望のエッセイ集。4年半に渡る島の日常、生命のうた
◎『オーロラの本』/田中達也/学研/2940円
…オーロラ舞う「イエローナイフ」の幻想の夜
◎『The German SOUL 小人の国』/編集:都築響一 写真:エンヴァー・ハーシュ/アスペクト/2520円
…ストリートデザインファイルのなかでも、写真の良さは随一。写真集としてもよい
***TRAVEL ITEM RECOMMEND***
◎『【 Reebok×PAPER SKY 】トラベルトレーナー』
サイズ:26、27cm 素材:メッシュ、シンセティックレザー
カラー:スカイブルー 重量:50g (27cm) 収納専用のトラベルケース付
Reebok(リーボック)とPAPER SKY(ペーパースカイ)のコラボレ−ションが実現しました。Reebokの旅行用シューズ「Travel Trainer」にPAPERSKYのイメージカラーであるスカイブルーとお馴染みのロゴを加えたデザイン。小さく丸めて持ち運びができるすぐれものです。数量限定のコラボ商品!携帯に便利な専用トラベルケース付き。
※ ご注文の際、サイズをお書き添えください。
http://www.book246.com/travel_original_f.html
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◆PAPER SKY TRAVEL NEWS
「地上で読む機内誌」がコンセプトの『PAPER SKY』編集部が選んだ、ちょっと気になる「TRAVEL NEWS」ピックアップを、毎週ひとネタお届けします。
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「MADE IN CHINA」。日々の生活の中で、よく目にするこの文字は、ご存じの通り、急成長を続ける中国経済の基盤、製造業の印です。
しかし、実際にどのようなところで作られているかを知っている方は少ないのではないでしょうか。それもそのはず。実は、中国の生産工場は、中国政府の承認なしには入れない場所なんです。
フォトグラファー、エドワード・バーティンスキーはそんな秘境とも言うべき、大量生産工場に足を踏み入れ、美を見いだす芸術家。官僚筋を通じ、中国政府当局から特別に許可を得たこの芸術家は、20年間、大量生産工場をはじめ、現代産業の象徴を撮り続けています。
私たちの日常生活は、疑う余地もなく大量生産大量消費の資本主義経済です。まるでモノが沸き出てくるかのような感覚で、あまりに多くの自然を消費し、モノを生産していきます。私たちは、どこかで後ろめたさを感じながらもその豊かさゆえに、現状を抜けられないでいます。
彼の写真は、そんな私たちのジレンマを見事に表現しているといえます。彼の写し出す大量生産工場は、率直に言って、純粋に美しい。人工物の塊であるはずの、工場の風景に何か強く惹かれるのです。何百メートルにも渡る奥行きの工場や組立プラント、全て同じ洗濯物が見える社員寮。すべてが、美しく見えるのです。それは、まるで資本主義経済の魅力を物語るかのように。
しかし同時に彼の写真は虚無感も覚えます。美しさを感じると同時に、私たちが日頃感じている、後ろめたさを見事に擽るのです。この現実はいったい何なんだろうと。
この感覚を彼は自信のホームページでこう語っています。
「僕たちは、意識的にせよ無意識的にせよ、人類の成功によって、この世界が苦しみを背負っていることに気づいているのだ。」
彼の写真集『Burtynsky - China』は、まさに旅そのものです。中国の工場への旅、世界の現実への旅、自分自身の心の中への旅・・・。さまざまな形の旅を味わいながら、日常生活にもう一度、目を向けてみてはいかがでしょうか。(濱地)
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◆BOOK246リレーコラム
旅の本屋「BOOK246」プロデュースに関わるスタッフたちの「本」と「本屋」、そして「旅」に関するリレーコラムです。スタッフたちのディープな趣味の世界から書店運営の裏話まで、週代わりで綴っていきます。乞うご期待。
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申し訳ございませんが、今週もお休みです。
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東京都港区南青山1-2-6 Lattice aoyama1F
TEL:03-5771-6899 営業時間:11時〜23時 無休
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