>> 記事トピックス一覧 
トップ > 学校・教育 > 英語 > TranNet Pre-vue

TranNet Pre-vue第73号

発行日: 2003/8/5

■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■ 
閉鎖的と思われがちな出版翻訳業界にあって、TranNet(トランネット)
はインターネットを通して翻訳者を公募し、最もふさわしい方を出版社に
推薦するガラス張りの翻訳者選定オーディションを行っています。
TranNet pre-vueは、トランネット会員向けのメールマガジン『トランネッ
ト通信』の一部を公開するものです。
■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■□ ■

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
TranNet pre-vue  第73号

2003年8月5日配信
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

<CONTENTS>

●『トランネット通信』の抜粋記事

●催事案内/事務局からのお知らせ

●TranNetのご案内
          
--------------------------------------------------------------  
●『トランネット通信』の抜粋記事

トランネットにご入会いただいた皆様には、会員の特典として、翻訳に
役立つメールマガジン『トランネット通信』をお届けしています。
強力な執筆陣による、実践的で内容の濃い誌面はトランネットならでは。
TranNet pre-vueでは、同メールマガジンの抜粋をご紹介いたします。

        ------<TranNet通信からの抜粋>----------

●オーディション入賞者の声      
                    黒崎友紀     
               (第116回オーディション"The Ultimate 
                                    Resource Business"入賞者)

 オーディション合格の知らせを受けとったとき、息子は2カ月になったば
かりだった。今後のスケジュールを確認するスタッフの方の声を聞きながら、
まだ片時も目が離せない息子のことがちらりと頭に浮かんだが、考える間も
なく「大丈夫です」と返事をしていた。数日後に原稿が送られてきてから、
遅ればせながらパニックになったが、引き下がるわけにはいかない。かくし
て、3時間おきの授乳、オムツ換え、遊びの相手、家事……の合間を縫っ
ての初仕事が始まった。とはいえ、息子はとても親孝行で、実によく眠って
くれる赤ん坊だった。おかげで納品までの1カ月を乗り切り、何とか仕事を
終えることができた。

 大学では微生物の遺伝子構造解析を、就職してからは作物の栽培や育種を
担当していたため、英語を勉強したのは大学の教養学部が最後だった。だが、
翻訳という仕事には以前から強い興味を持っていて、2年前に思い切って方
向転換した。専門分野があると有利だというのは分かっていたが、大学や職
場で関わった分野の知識は恥ずかしながらはなはだ中途半端で、どういう分
野の翻訳を目指すか決めかねていた。そんな時、翻訳学校のクラスメートが
トランネットの存在を教えてくれた。いろいろな分野の翻訳課題に挑戦でき
るところが魅力的で、とりあえず課題を選ばず手当たり次第に応募してみた
が、結果はさんざん。やはり目標を絞って勉強し直さなければ駄目か、と思
い始めた矢先の合格であった。

 事実上の初仕事であり、背景知識も一から勉強しながらの翻訳は文字通り
「悪戦苦闘」であった。仕事をするレベルにはほど遠いのではと何度も思っ
た。でも、仕事を終えての感想は、「やっぱり翻訳は楽しい」。初めは手探
り状態だが、単語を調べたり背景知識を勉強したりするにつれて、徐々に霧
が晴れるように全貌が見えてくる……その時、何とも言えない達成感を味わ
える。幸運にも仕事をいただいたものの、勉強しなければならないことは山
ほどあると思い知らされたが、これからも焦らず、息子ともども成長してい
きたいと今日も課題に取り組んでいる。

--------------------------------------------------------------
●トランスレーション・ギムナジウム

=Q&A=   回答  柴田耕太郎

Q:辞書にあるイディオムをそのまま訳語に充てて、しっくりしないことが
あるのですが。

A:*イディオムは万能ではない*
「翻訳道場」でも以前この問題をとりあげました(抄録)。
『It stayed quite still, with its head on one side and its nose in 
the air.の訳「ネコは小首を傾げ鼻を突き出しじっとしていた。」ですが、
with one's nose in the air で「傲慢な(誇らしげな)態度で」と辞書に
あります。「小首を傾げた傲慢な態度でじっとしていた。」としてはいけま
せんか。』
『確かにイディオムもありますが、ここは前のheadと対応してnoseと出して
いるので、イディオムでなく普通の理解でよいところです。』

イディオムは絶対ではありません。そもそもイディオムとは、頻出する句の
表現に対し、大体こういう意味で使われることが多いということを訳語で示
したものです。当然、文脈によって意味がずれることもあり、イディオムで
なく元の逐一の語義から訳を組み立てたほうがよい場合もあるのです。
例えばbetween us (ourselves)はイディオムとして「ここだけの話ですが」
との訳語が示されます 例:This is between ourselves.「これはここだ
けの話しだ」が、「これは私たちの間にある」ととれることもあります。ま
たThere is a gulf between us.などは「私たちのあいだには乗り越えられ
ない溝がある」としかとれないでしょう。

do withなどは、イディオムで
「(could, canと共に)人、物、事があればありがたい。が欲しい。が必要
である。例:I could do with some milk.(牛乳が飲みたい)」とあります
が、do:なんとかやってゆく、with:…でもって、とも分解でき、「ありが
たい」のか「やってゆく」のかは、文脈とコロケーションから判断すること
になります。

ちょっとやっかいな例をひとつ。pull one's legは、イディオムで「からか
う」ですが、「足を引っ張る」の意味でも使われます。
この場合のlegと単数なのは、単数で全体を代表させているから(代表単数)
で、両目で見るはずなのにeyeが単数で使われることがあるのと同じ扱い。
「足を引っ張る」の意味では実際にそうすることであって、比喩的に「邪魔
をする」の意味はないことにご注意下さい。
イディオムは、「こういう訳になる場合が多い」ものと思っているのがよい
でしょう。

--------------------------------------------------------------
●催事案内/事務局からのお知らせ

英語以外の言語の翻訳について

トランネットでは基本的に、出版社から英語以外の言語の翻訳依頼があった
場合には、その言語に対応できる訳者を会員の中から募り、翻訳をお願いし
ております。以下は、弊社が手がけた英語以外の翻訳書の一例です。

原題 INTERVIER WITH OSAMA BIN LADEN(原文:イタリア語)
邦題 インタビュー オサマ・ビンラディン
訳者 辻谷真一郎 京藤好男
出版社 ダイヤモンド社

原題 Der Weg zur finanziellen Freiheit-In sieben Jahren 
     die erste Million (原文:ドイツ語)
邦題 お金から自由になる法則 
訳者 川井田ひろみ
出版社 ダイヤモンド社

原題 Lost(英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、他) 
邦題 Lost
訳者 株式会社トランネット(会員100名による共同翻訳)
出版社名 株式会社アーティストハウス 

その他、各種言語のリーディングのできる方を随時募集しております。
興味のある方は、matsuura@trannet.co.jp(松浦)までお問い合わせ
ください。

--------------------------------------------------------------
 ◆◆次号(第74号)は8月19日発行予定です。お楽しみに!◆◆

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●トランネットのご案内 

TranNetには次のような特徴があります。

1.仕事に結びつく 成績優秀者は在宅で出版書の翻訳、下訳、リーディング
          などの仕事をすることが可能です。
2.機会が公平   オーディション方式ですから、会員のだれにも公平に
          機会が与えられ、結果もオープンに公表されます。
3.場所を問わない インターネットを利用しますから、世界のどこにいて
          もオーディションに参加することができます。仕事の
          うえでも地方(海外)在住のハンデはありません。
4.翻訳の勉強ができる 
          さまざまなジャンルのオーディション課題に取り組む
          ことにより、しぜんと翻訳力がつきます。
          参加者には翻訳のプロによる模範訳とくわしい解説、
          評価が送られます。また、翻訳に役立つ情報満載の
          メールマガジン『トランネット通信』が月2回配信
          されます。
5.出資企業    日経BP社、株式会社アルク、株式会社アイディ、
          日本ラッド株式会社が出資しています。

ぜひ一度、トランネットのホームページhttp://www.trannet.co.jp
にアクセスしてみてください!

TranNet pre-vue 第73号
発行 株式会社トランネット
〒162-0843 東京都新宿区市谷田町3丁目8番地
      新杵ビル3階
TEL    03-3513-5488
FAX    03-3513-5589
E-mail  info@trannet.co.jp 
URL     http://www.trannet.co.jp
編集責任者:竹内ふみえ 
発行責任者:高野雅博

Copyrights(c)2003 TranNet KK

 
このメルマガの読者になる
規約 
>> メルマ!の会報誌もお届けします
ブックマーク: はてなブックマークに追加del.icio.usに追加Buzzurlにブックマークニフティクリップに追加ライブドアクリップに追加Yahoo!ブックマークに登録My Yahoo!に追加Add to GoogleRSS

このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます

映画で英会話/TangoTango!!
This is it!ってどんなときに使うの? It's up to you.ってどういう意味?あの映画のあのセリフ、ちょっと言えそうで言え...
通訳/翻訳のお仕事発見!
通訳、翻訳のお仕事を探している方に企業や個人からの求人情報、仕事依頼情報を配信する通訳翻訳求人情報メルマガ。在宅勤務の求人情報や日本国内・海外におけ...
毎日1分!英字新聞
TOEFL、TOEIC、英検、留学、GMAT、大学入試、高校入試対策に。英語、英会話系の定番です。毎日1分間、英字新聞を読もう!時事英語、ビジネス英...
◆英字新聞のヘッドラインで学ぶ☆ビジネス英語〜
英字新聞をマスターするメルマガ。ビジネス英語の達人になり年収もUP。TOEIC対策にも最適。ウォールストリートジャーナルやニューヨークタイムズで英語...
海外ニュースの『斬れる』英語〜Effective English〜
英字新聞などから基本英単語・英熟語のフレーズを1つずつ紹介+翌日1分で復習します.英会話,TOEICや英検のイディオム・語法,ビジネス英語・時事英語...


この記事へのコメント


コメントを書く
コメントはありません。

おすすめキャンペーン

利息が気になるあなたへ
オリックスVIPローンカードなら
<<年率5.9%〜15.0%、利用可能枠最高500万円>>
ゆとりのカードローンです。
←お申込みはこちら

スポーツNEWS速報!

その他ニュース 相次ぐ食品偽装 消えた年金達

メルマガデータ

  • メルマガID : 11939
  • 創刊日 : 2000-06-09
  • 最新号 : 2008-08-19
  • 発行周期 : 第1・3火曜日
  • バックナンバー: 全て公開
  • 発行者サイト: あり
  • 読んでる人 : 3044人
  • コメント数 : 0
  • Score! : 100点
  • >> 月間ランキング

発行者プロフィール

ペンネーム :


このメルマガの読者になる

規約に同意する



このメルマガの最近の記事


このメルマガの最近のコメント

最新のコメントはありません。

このメルマガのバックナンバー


注目情報


新着記事トピックス