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第12号 平成17年1月16日(隔週刊)
「ラクシMASTER」
食品取扱いの場での衛生管理 これをすれば大丈夫!
http://waitowai.hp.infoseek.co.jp/index.html
stuffgokill@tokushimasky.com
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あけましておめでとうございます。平成17年は、大変なスタートとなりました。
ノロウィルス。冬の食中毒については、その感染性を認識することが重要なポイ
ント。インフルエンザと同じ。
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INDEX
1)第二教習SFB <マスターR>
2)食中毒情報 <サラリーH>
3)食中毒予報 <マスターR>
4)一発指南 <マスターR>
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1)第二教習SFB
SFBとは、Simple,Flexible,Beautiful。職人技が要求される食の場では、
Simpleは単機能を指す。Flexibleは多処理、Beautifulは段取りである。
3Sの徹底とは、調理する場を作る事だった。SFBは、稼動中の衛生的環境を
作る事である。
稼動中の問題は、二次汚染に絞る事が出来る。SFBの実施により、それを最小
限に保つ事が出来る。
次回から、SFBについて解説していく。
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2)食中毒情報(1月1日〜1月15日)
下記データは、ほんの一部。感染者1万人、死者は18人とも言われる。これを
異常事態と見る向きもあるだろうが、恐らく、例年これくらいの患者は発生した
はずである。ただ、インフルエンザと診断されたりしていただろう。
今回の騒動は、年末年始に発生した事もあり、対応が遅れ死者が多く出た事。そ
れにより、原因が突き詰められ、聞き慣れぬ「ノロウィルス」がクローズアップ
された事が大きいと、考えている。
以前から、冬場の食中毒の危険性は指摘されていた。が、冬場の食中毒発生のメ
カニズムを、ほとんどの人が認識していない。そして、ほとんどの人が、冬場は
食中毒菌が働かないといった先入観を持っている。
それが、取り組みの遅れとなり、今日の悲劇を巻き起こしたと言える。我々は、
早急に対策を練らねばならない。今回の悲劇を教訓として、二度と同じ轍を踏ん
ではならない。
ノロウィルス 滋賀 56人 料理旅館 3日間営業停止
福井 38人(1人死亡)/3介護施設
島根 41人 高齢者福祉施設
山梨 51人 介護施設
京都 34人 高齢者福祉施設
高知 42人 知的障害者施設
香川 88人 社員食堂
岐阜 22人 寿司店
埼玉 64人/3介護施設
東京 96人 弁当 1週間営業停止
京都 45人 病院
東京 238人 社員食堂 4日間営業停止
山梨 78人 介護施設
神奈川 439人(1人死亡)/11施設
埼玉 274人/5施設
北海道 43人 居酒屋
京都 32人 特別養護老人ホーム
愛媛 48人(1人死亡)介護施設
沖縄 9人
奈良 6人 特別養護老人ホーム
広島 62人(7人死亡)介護施設
滋賀 17人 旅館
秋田 147人 介護施設
不明 宮崎 142人 弁当 3日間営業停止
鹿児島 25人 介護施設
山口 55人 仕出
茨城 34人 知的障害者施設
岩手 26人 食堂 3日間営業停止
沖縄 108人 障害者施設
滋賀 24人 旅館 3日間営業停止
岐阜 14人(1人死亡)グループホーム
沖縄 376人(1人死亡)/11施設
鹿児島 10人 グループホーム
岐阜 19人 寿司店 5日間営業停止
北海道 37人 給食 5日間営業停止
広島 25人 介護施設
茨城 19人 介護施設
神奈川 46人(1人死亡)介護施設
福岡 3人 介護施設
茨城 22人 旅館
東京 35人 福祉施設の給食
茨城 29人 飲食店
富山 121人 仕出
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3)食中毒予報(1月16日〜1月31日)
例年、ノロウィルス禍は縮小する期間であるが、今年の注目度は高く、さらに問
題が大きくなる可能性もある。
◆前期間(1月1日〜1月15日)比危険率 100%
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4)一発指南:ノロウィルス
一番の特色は、感染性を示すという事である。ゆえに、インフルエンザや、0-
157と同等に見なければならない。
感染性を示す微生物は、二次感染が怖い。今回の事件も、食事を通して口から
ウィルスが侵入したというよりも、日常生活における二次感染のほうが影響が大
きかったと見られる。
主な感染経路は、空気感染、手指を介しての感染である。空気感染の予防手段は
限られるが、
1)患者の隔離 2)うがいの励行 3)湿度を上げる
といった対策は採りたい。
手指を介しての感染対策として、トイレ後の手洗い、食事前の手洗いは最重要で
ある。近くに患者が居る場合、その患者の嘔吐物や排泄物の扱いは、必ずゴム手
袋を着用して行い、作業終了後は十分な手指消毒と道具の消毒を行わねばならな
い。トイレなどのノブを、アルコール清拭で綺麗に保っておく事も感染予防につ
ながる。
さて、もともと本ウィルスは、人の腸管と、カキ等の二枚貝の間を行き来してい
ると言われている。今回、介護施設での発症が多いが、もともとの原因は、職員
が持ち込んだと見るべきである。
貝類は生食を避け、二次汚染に十分配慮した調理をしなければならない。調理場
の消毒に、アルコールや熱湯(80度以上)を用いるのも良い。ただ、ノロウィ
ルス情報にはよく注意して、これによる食中毒が頻発している期間(例年11〜
1月)は、二枚貝を扱わない方が良い。
今回、死者が多く出たが、本来、致死率は高くないと言われている。その死者は
主に高齢者であり、身体的弱者には脅威となり得る。一部には、脱水症状への対
応が不十分で、今回の悲劇に至ったという情報もある。
最後に、どうしても問題が発生してしまった場合は、とにかく迅速に患者への対
応、保健所への対応を行わなければならない。そうする事が、悲劇を最小限に食
い止める事になる。
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