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竹内流新風館  教え方の七ヶ条(平成17年10月第1週)

発行日: 2005/10/3

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       竹内流 Happy training  〜 楽しい稽古を目指して 〜    

                         第33号

 題名:竹内流新風館  教え方の七ヶ条
                  (平成17年10月第1週)
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  こんにちは。高城 人継(竹内流備中伝 新風館)です。

 前回のメルマガでは、『習い方の五ヶ条』の第五ヶ条「教えると云
う事」をお届けしました。

 最近、入会された方々からも「稽古だけでなく日常の生活に役立て
たい」などとのコメントを得ています。

 前回までで、『習い方の五ヶ条』は完結したわけですが、勘の鋭い
方であれば、第五条に「教えると云う事」があるということは・・・?
教え方の○○ヶ条があっても不思議ではないのではないか?と思われ
た方が多いのではないでしょうか。

 その通りです。

 それでは小野館長が編纂された『教え方の七ヶ条』を紐解いていき
ましょう。まずは、じっくり読んで下さい。
 
 <このメルマガは2005年10月3日に送付したものです>
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 教え方の七ヶ条
                       聴風館館長 
                       師範 小野真人


 創刊号には「師匠と弟子」、次には「習い方の五ヶ条」を述べた。


 心ある者は、幾度か読み、考えてくれたと思うが、時々テストして
みると、多くの者はただ一遍通り眼を通しただけのようである。


 一見当り前の事が書いてあるので、なるほどと思っただけのことに
終わってしまったらしい。


 だからと云って、私は腹を立てて、もう書かないとは云わない。
けれど、ここでもう一度みんなに考えてもらいたい。


 聞いたり、読んだりした、たとえ平易な事でも、今度は他人に一つ
づつ順をおい、理解しやすく、例をあげて説明し、ある程度の説得力
を持たせる事は、なかなか難しい事である。


 わかりきった事でも、いざ教えるとなると困難なのに、教える本人
もしかと会得していない事を後進に伝えるという事は、至難の技であ
るという事を知らねばならないのではなかろうか。


  なのに諸君は、この後者の立場、すなわち2年生になれば後輩が
出来て、指導しなければならぬ立場になる。


 大学のサークルでなくても、現実には完全な教師としての力量・
人格に達せぬ段階で、指導的な立場や役割に立たねばならぬことが、
この世の現実である。


 つまり、教師も習いながら自らを向上させ、そして同時に後進を
指導していくと云う方法をとらねばならない。


 ここに、習い方の五ヶ条目に「教えるという事」という個条がある
事に注意してもらいたい。


 道は無限であるからして、極めるまで習っていると命が先になく
なってしまう。


 これでは文化の伝承がない。


 多かれ少なかれ、未完成未習熟な段階で、教え始めなければならぬ
という現実を、しっかりわきまえねばならぬ。


 とは云うものの、2・3年の習い方ですぐ教える立場になると云う
事は、大変無理がある。


 だから師範が必要であるのであるが、師範を助けて教えなければ
ならぬのが事実である。


 ここで「教え方の七ヶ条」を述べ、この条々をよく習って、私の
指導の助けをして欲しい。


 この条々を実践・工夫することにより、指導力と云うものが養わ
れるのである。


 この力はサークルだけでなく、社会人となっても生かされる事で
あろう。


 人間関係には、なにも「習う事」「教える事」だけでもない「愛す
る事」や「慈しむ事」また社会性等大切なことは他にいくらもある。


 しかし、「道」の伝承と云うことに於いて云えば、この「習う事」
「教える事」と言う事は、一番大切な事である。


 師というものは、師弟が修行を少しでも長く継続させなければなら
ないのである。私も指導者としての経験で、以下の七ヶ条を会得した
つもりである。参考にして欲しい。


《第一ヶ条 だますと云う事》

                           つづく
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■ 引続き楽しい稽古を(編集後記) 

 さて、『教え方の七ヶ条』の前文は、如何だったでしょうか。


 ちなみに、前文は上記の『参考にして欲しい。』までですが、あえ
て皆さんにも少し考えていただくために、第一ヶ条の条項のみお伝え
して、内容は次回の紹介にしたいと思います。


 それにしても第一ヶ条から、いきなり「だますと云う事」なんて!
「教え方」というわりには、うさんくさい奇策ではないのか?と思わ
れた方もいるでしょう。


 しかし、この「あれっ」とか「おやっ」思わせること自身が、
「お笑いの世界」でよくいわれる「つかみはOK」という状態になる
のです。


 「心が居付く」という状態は、なんらかの意味で「興味をひく」と
いう第一歩になります。


 では、次回配信までの間に、自分なら「何を、どう、だますのか」
などと頭の体操をしてみてください。


  師匠を初めとする先人や多くの師範の教えに従って工夫を続けると
ともに、身近にいる稽古仲間から学ぶという姿勢をたもてば、誰もが
ちょっとした達人になれるかも知れないという「夢」を追いつつ、
楽しく稽古を続けましょう。
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【編  集】高城 人継(竹内流備中伝 新風館)
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