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‐‐‐‐弁護士が教える男と女の法律戦略‐‐‐‐
▼▼▼ 妻が離婚宣告をした時 ▼▼▼
こんにちわ、弁護士の神山秀(かみやま しゅう)です。
今年は本当に台風が多いですねえ。
被害にあった方々は、本当に大変だったとお察しします。
でも、ご存知のように、天候被害は全世界で起きており、とても嫌な感じです。
先般、お医者さんから聞いたんですが、
な、なんと。今年は10月から「スギ花粉」が飛散し出すそうな・・・。
敏感な方は、早期に対策を打たれた方がよろしかろうかと。
☆☆☆☆☆☆☆☆
さて、今回は、「妻が離婚宣告」をした時、夫はどうしたらいいのか?
ということについて、考えていきたいと思います。
私のメルマガは、とかく女性寄りだと言われてきました。
その折々に、男性用の内容も入れ込んできたつもりですが、
どうも、根がフェミニストなもので、ついつい女性側に戻ってしまうようです。
しかし、私は、今の中高年男性は、
私も含めて、「契約違反の被害者たち」ではないかと思っています。
と、言いますのは、われわれが就職した時は、年功賃金制でした。
20代のヒラ社員は、朝早くから夜遅くまで、安い給料でこき使われました。
サービス残業なんて月100時間くらいあったのではないでしょうか。
先般、お亡くなりになった、森嶋教授のご著書だと記憶していますが、
「日本の会社で中途退職することは、搾取し返す機会を失うことだ。」
というような趣旨のことが書かれていました。
私は、「随分損をしたなあ。」と、思って退職した覚えがあります。
さて、われらが同期生が40代になったら、
世間は、やれ「能力給」だとか、「実力主義」だとか言いだしました。
おまけに、中高年は、会社のお荷物のように扱われ・・・。
家庭まで犠牲にして頑張ってきたわが同輩たちは、これではやりきれません。
そして、
「金の切れ目が縁の切れ目」じゃありませんが、
妻たちからの「離婚宣言」が申し渡されることも多くなりました。
確かに、夫たちは、家庭を顧みなかったかもしれません。
しかし、私がサラリーマンをやっていた経験から言いますと、
『スーパーマンでもない限り、両立は無理』な状況でした。
生活のために必死に働き、行きたくもない付き合い酒に行って、益々疲れて・・・。
だから、今回は、わが同胞のための戦略を書いてみたいと思います。
まず、ほとんどの場合、妻は、突然離婚を言い出します。
夫は寝耳に水で、「何かの気まぐれだ」と思って、問題先送りします。
しかし、妻は着々と話を進めていきます。
そこで! です。 夫が絶対に言ってはいけないのは、
「勝手にしろ!」というような言葉です。
ここは、ぐっと我慢して、意地とプライドを捨てましょう。
「いやだ!おまえと離婚したくない。」とは、言えなくとも、
「離婚したくない。」くらいは我慢して言ってください。
「離婚はしない!」という偉そうな言い方じゃないですよ。
その後は、何を言ってきても、
「いやだ!おまえと離婚したくない。」で通してください。
「それなら実家に帰る。」と言われたら、
「帰らないでくれ。」です。
「アホらしい!!!」と、思っている方、もう少し読んでください。
実は、この状況、妻にはとっても困るんです。
夫が「帰らないでくれ」と言っているのに、無理に別居に持ち込むと、
「婚姻費用が請求できない」という審判例があるのです。
もちろん、夫に他に落ち度がない場合ですが・・・。
そして、夫は、ひたすら守りの姿勢に入るのです。
「攻撃は最大の防御」とよく言われますが、そうではありません。
「孫子の兵法」にも、クラウセビッツの「戦争論」にも、
「守りを固めて、相手の消耗を促す」ことが高等な戦略とされています。
妻が調停にかけてきても、「離婚したくないし、私に落ち度はない。」
と言って、わが身の不幸を語りましょう。
訴訟に行くこともあるでしょうし、調停で決することもあるでしょう。
いずれにせよ、妻の決意が固ければ、離婚は免れないでしょう。
しかし、ですよ。
最初に、「勝手にしろ!」と、言った場合に比べれば、
夫の金銭的負担ははるかに軽くなりますし、ゼロになることも少なくありません。
妻の収入が高ければ、かなりいただけることも・・・・。
実際に、少数派ながらこういう男性はいます。
でも、社会でボコボコにされて、仮定でもボコボコにされるのに、
「男だから!」ということだけで耐えねばいけないんでしょうか?
私は、言いたいんです。
わが同胞諸君!
もう十分耐えてきたじゃないか。
これ以上、強がることはないんだよ。
自分の残りの人生を大事にしようよ。
と・・・。
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■■■■■■□ 発行者 弁護士 神山 秀 (かみやま しゅう)
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