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‐‐‐‐弁護士が教える男と女の法律戦略‐‐‐‐
▼▼▼ 離婚を求められた時! ▼▼▼
こんにちわ、弁護士の神山秀(かみやま しゅう)です。
暑さが相変わらず続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
昨日は、「防災の日」で関東大震災があった日でした。
私は、東京都内に住んでいるのですが、昼前に地震があったときには少々焦りました。
「歴史は繰り返される」なんて、冗談じゃない!
と思ってたら、ほどなく収まりホッとしました。
普段は多少の地震では驚いたりしないのですが、関東大震災との「関わり」を考えると結構焦ってしまいました。
皆さんもありませんか?
普段はなんでもないことでも、その時の心理状態によって、とても大きなことに思えることが。
パートナーと喧嘩した後、彼や彼女の何気ない行動がやたら気になることとか・・・。
こういう時は、気になりだすとキリがありません。
放っておくと、妄想はどんどん膨らんで、
「帰りが遅いのは昨日の喧嘩のせいだ。」
「もしかしたら、女性と会っているのかもしれない。」
「その女性と不倫に走っているに違いない。」
「すると、昨日の喧嘩は、離婚宣告への布石だったのだ。」
などなど、かなりオーバーに書きましたが、多かれ少なかれ「悪いこととのかかわり」を考えすぎるとロクなことになりません。
こういう場合は、自分の認識が正常な状態からズレていますので、修正する必要があります。
簡単なコツは、もう一人の自分を作って、客観的にかつ冷静に見てもらうことです。
気をもんでいる自分が、こっけいに見えればしめたものです。
☆☆☆☆☆☆☆☆
前回までは、尋問技術について書いてきました。
このような分野は、書き出すと止まらないのですが、ほどほどにしておきましょう。
もし、「まだ不十分」というのであれば、是非、サイトの掲示板にでもリクエストをしてください。
何とかいたします。
さて、今回は「離婚を求められた時」について書いてみたいと思います。
例えば、奥さんから「突然」、離婚届を渡されたような時。
たいていの男性は、天地がひっくり返ったような気がするでしょう。
そして、理由を問い詰めますが、納得できないことがほとんどです。
女性の場合は、男性と違って、離婚まで考えるようになった時点では、
相手の男性を「生理的に受け入れがたくなっており」「嫌悪感」さえ抱いている場合が多いのです。
男性は、そのような女性心理が理解できませんから大いに戸惑います。
「俺のどこが悪いんだ!」と言っても、納得できる答は得られず、次第に腹が立ってきます。
プライドの高い男性なら、ここで「OK」を出します。
そうなれば、女性の方もホッとしますが、最近は、なかなか別れない男性が増えているようです。
逆に、男性が離婚を切り出す場合は、たいていの場合「きちんとした理由」をつけます。
正直な男性は「他に好きな女性ができた。」と告白したりもします。
理由がわかれば、女性としては対策が立てやすくなります。
では、男女を問わず、突然の「離婚要求」がきた場合は、どう対処したらいいでしょう?
一般論化はできませんが、決してその場で結論を出すべきではないと思います。
「守りの姿勢をつくる」ということを、是非、頭の片隅にでもしまっておいて下さい。
「孫子の兵法」やクラウセビッツの「戦争論」などを読みますと、
守りをしっかり固めた側の方が、攻撃に四苦八苦する側より断然有利で、消耗も少ない。
というような趣旨の「戦略」が述べられています。
それはそうでしょう。
守備をがっちり固めて下手な手を打たなければ、いずれ攻撃側に隙ができるか、そうでなくとも消耗は免れないからです。
具体的な例を出しますと、
浮気を正直に認めて離婚を求めた夫に対し、
かたくなに離婚を拒否し続け、何年間も婚姻費用分担金をもらい続ける妻がかなりいます。
夫は浮気をしているので、いわゆる「有責配偶者」となり、訴訟で離婚が認められる見込みには厳しいものがあります。
「それを逆手にとって」と言っては言いすぎですが、妻はがっちり守りを固め、生活費はしっかりいただく。
夫の側は、あの手この手で攻めてきますが、妻は頑として首を縦に振らない。
消耗した夫が、破格の条件を出せば、応じる場合もあれば、応じない場合もある。
というようなケースです。
普段、意識することはあまりないと思いますが、「妻の座」はいざと言うときは強力な守護神なのです。
勿論、「夫の座」も。
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■■■■■■□ 発行者 弁護士 神山 秀 (かみやま しゅう)
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