佐野元春メールマガジン Fruits Basket |
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日本語によるポップソングもいろんなバリエーションがあって
いいんじゃないかな。特に国内音楽で足りないセンスは怒りのセ
ンス。アンダーグラウンドではあったんだよ。でもメインストリ
ームになると一気にシュガーな曲ばっかりになるんだよね。
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No.XXX、2008年7月、JFN「Radio Session」より。今回の限定盤
発売にあたり、89年の音楽シーンを振り返ってのもの。確かに
若き佐野元春には怒りのセンスが満ち溢れてました。それも単に
破壊する暴力的なものでなく、知性と言葉をもって表現する怒り
でした。
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こんにちは。
日経新聞夕刊の「読書日記」最終回の5回目は山本夏彦の「何
用あって月世界へ」が掲載されました。
佐野元春曰く「コンサート・ツアーで移動中の車内では気晴ら
しのために読み物が必要だ。その場合はコラムは、どのページを
開いてもどこから読み始めても即座に読者の心を捉える力を持っ
ている。もし、君が人生の達人による辛口のコラムに触れてみた
いならぜひ一読を薦めたい」とのこと。
◎「何用あって月世界へ」山本夏彦
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167352176/sofabulo-22
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先日JFNネットワークで放送されていた「Radio Session」とい
うラジオ番組を聴いた。神戸のKISS-FMを録音していたのが、大
阪ではエリア的になかなか聴取しにくく、雑音だらけで、やや聴
くに絶えない感じ(なのでアップロードも控えています)。
それでもノイズを一つ一つとき解いていくようにして、パーソ
ナリティと佐野元春の声を拾い集める。題材は6月に発表された
「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」限定編集版について。発売か
ら2ヶ月近くが経過しての放送ということで、佐野元春ファン以
外で誰が聞くのだろうか、というお題目なのだが、ファンにとっ
てはすっかり隠居(といっても大滝詠一に比べればかくれんぼに
も足りないぐらいか)してしまっているので、活動ののろしのよ
うな気もして嬉しい。
内容的には「ナポレオンフィッシュと泳ぐ」はどのようにして
制作されたか、といったレコーディングにまつわる話。それはイ
ギリスでのセッションから今回のレアトラックスの生まれた話な
どである。それほど衝撃的な話はないのだが、89年当時の佐野元
春の考え方が詰め込まれたアルバムということは再確認できた。
1989年、バブルもまだまだ続いていた時代。おかしなことが起
こっていてもそれに対する意見が見えなくなっていた。音楽で言
うならCMソングなどばかりがもてはやされていた。佐野元春はそ
れはいいんだけれども、そればかりになったのがダメなんじゃな
いか。毎日同じメニューじゃ物足りない。
佐野元春はそこにカウンターパンチを出してみた。アルバムヒ
ットチャートは最高位2位。それはまずまずの成果だったのだろ
う。その結果を聞いて思ったのは、「やったぜ」という高揚感よ
りも「ほっとした」という安堵感の方が強かったらしい。
こんな対話を聞いているとやはり佐野元春はチャートに何かを
ぶちかますような活動をもうちょっと行ってもよかったのではな
いかと思ってしまう。番組でもある人(多分渋谷陽一だろう)か
らテレビでなよ、佐野君だったらヒット曲かけるだろ、といわれ
て「それはそうなんだけど・・・」と釈然としない自分。
佐野元春はレールの上に乗ることは決してなかったのだろう。
自分の足で立って、自分の力信じきって、Stand Up & Fightの姿
勢、それこそが佐野元春の流儀であり、ポリシーであったのだろ
う。
いまさらながらだが、「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」には
語りつくせないほどの何かが収められている。それをまた探すこ
とが出来る機会が訪れた、ということに感謝しなければ、と思う
に至る。
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◎特集「Back To The Street Review」
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月の1週目は「Back To The Street Review」と題してこれま
でリリースされた佐野元春の曲から心に残るリフレインやフレー
ズをピックアップして僕なりの思いを。
第73曲目「水の中のグラジオラス」より
グラジオラスの花言葉は「用心」。あと一歩が踏み出せない。
踏み出しにくい、躊躇してしまう。
そして水の中。水中花と言えば一昔前に流行った歌謡ドラマの
主題歌を思い出してしまうが、ここではこの「用心」をさらに水
の中に閉じ込めてしまった、ということなのだろう。
「君の涙は僕には見えていないかい」といったようなわかり合
えない、もう一歩のところですれ違いを感じてしまう。ラブソン
グが乾いたカスタネットの音しか奏でない、という「ああ、どう
してラブソングは...」の詩の朗読がインサートされる。
無残に壊れたものを再び壊す君。あまりにも繊細で用心深い僕
との間にはやはり相容れないものがあり、それは遠い昔はうまく
混ざり合って一つに解け合っていた。過去へのノスタルジーが僕
には去来する。
「さよなら」が聞こえないというのは実に歌謡曲的なシチュエ
ーション(もしくはトレンディードラマ)なのだが、この曲の中
に入るとなぜかそうした風景が透き通った優し気な物語に見えて
くるから不思議だ。
非常にセンシティヴなラブソングであり、短い楽曲であるのだ
が、この曲に描かれている男女、もしくは女性に恋焦がれる男は
リアリティがある。詩的でありながら、リアルな感じを表現して
いるところにこの曲の魅力がある。
小品であるかも知れないけれど、この楽曲が好きだという人は
多いのではないだろうか。傷ついた過去を持ち、言い知れない絶
望に打ちひしがれた人ほど、この曲の持つ「イタミのキス」を感
じとれるのではないだろうか。
今回の限定盤にもこの曲をぜひ入れてほしかったと思う。
…………… Naniwa Music Show Play Back 05/12/06 ……………
3年前にAMで放送された桑名正博がメインパーソナリティを務
める「ナニワミュージックショー」を再び。大阪弁ばりばりの桑
名正博と音楽の話のようなそうでないようなAMならではのトーク
が展開されています。
http://music.geocities.jp/juju_peacehouse/radio/download.htm
今回のPasswordは「funnycompany」。U got it!
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...Radiofish...to my page...
http://music.geocities.jp/juju_peacehouse/rf/
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| 今週の佐野元春豆知識 |
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佐野元春は雲仙普賢岳噴火の際、現地へTシャツを送った。
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先週のランニングB.G.M.
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先週は疲れがあったのでしょうか、平日朝は起きられずにラン
ニングは出来ずじまいでした
土曜日は海の帰りに5km走り、日曜日も朝15km走りましたが、
iPod装着せずに走ってしまい、音楽なしのランニングでした。
今週末には大阪城公園での3時間走です。前回以上の距離が出
ればいいですが。
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いかがでしたか?Fruits Basket Vol.289は8月13日発行予定です。
よろしければお付き合いを。Be Positve!
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