佐野元春メールマガジン Fruits Basket |
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「THIS!」は「好きなものは好き!」と同義語。曖昧なんじゃな
くて「僕はTHIS!これが好き!」。だから「THIS」のあとにびっく
りマークなんだ。
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No.XXX、1999年9月、ファンクラブ誌「Cafe Bohemia」より。
「THIS」はもう佐野元春の言葉みたいになっていますよね。ツア
ーパンフもすっかりこの名前になっていますし。スポークンワー
ズでも「I Like THIS!」と叫ばれていますから。
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こんにちは。
日経新聞夕刊の「読書日記」2回目は「クール・ルールズ」で
した。以前2004年に雑誌「ダ・ヴィンチ」でも紹介していた言わ
ば「クール定義書」。
佐野元春自身、「STYLE OF COOL」という標語を作っていたほ
どクールについては詳しく、うるさい。その佐野元春が「もし君
が世の中の「主流」に向かって、常に大胆な攻撃力を蓄えておき
たいと思うひとであれば、一読を薦めたい」ということなので、
該当者は一度手にとって見ては。
◎「クールルールズ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4327376841/sofabulo-22
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今回届いたファンクラブ誌「カフェボヘミア」には実に興味深
いことについて書かれていた。それは現在展開されているアーカ
イブシリーズに対する佐野元春の想いだ。
僕もこの一連のアニバーサリーシリーズについては少々辟易と
してきたところがあったのだけれども、どんどん廃盤になってい
く流れの中で、もう一度世の中に出していかなければ日の目を見
ないことになってしまう、そういう状況への抗いだと佐野元春は
言う。
これは正直、目からウロコだった。もちろんこうした状況につ
いて僕が全く無知だったわけではない。以前から山下達郎なども
こうした問題点については言及していたし、確かに消費されるだ
けの音楽業界ということについても多少は理解していたつもりだ
った。
ところが、授業で「フルーツ〜夏が来るまでには」を取り上げ
て学生が「フルーツ」を買おうとする。すると「フルーツ」はも
う廃盤になっているというのだ。
で調べてみると99年発売「Stones and Eggs」も廃盤になって
いるようだし、シングル「君の魂 大事な魂」「月夜を往け」も
廃盤になっている。
確かにこういう状況を見ていくと、アーカイヴとして再発でも
しない限り、過去のレコードはどんどん消えていくことになる。
紙ジャケなんかも「そこまでしなくても」と思っていたことが、
ちょっと見方が変わってくる。
佐野元春は「90年代の作品をどうリイシューしていくか」とい
うことを考えているという。いろんな切り口でリリースしていく
ということだが、限定盤だけにそれほど長く廃盤の危機から脱す
るというわけにはいかないものの、手に入らなくなってしまった
音楽たちには再生の場が増えるわけで、それもまたよしとすべき
なのかも知れない。
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◎3週目特集「佐野元春プレイバック」
「佐野元春プレイバック」は雑誌やテレビ番組などの佐野元春
登場シーンを振り返る懐古主義色の強い企画。但し、趣旨として
ただ懐かしいとかではなく、トリビアなど多少含んだスパイシー
な内容をアップしていきたいと思います。
ということですが、今回は先日届いたファンクラブ誌「カフェ
ボヘミア」に掲載されていた佐野元春インタビューより、一部を
抜粋して原文まま紹介したいと思います。
というのも「THE SUN」の発表前あたりから、佐野元春のレコ
ードカンパニーと相反する考え方に僕は立ち位置的にはただの音
楽ファンでありながら興味を持って見ていました。
そしてそこから5年近くが経って、いま佐野元春がそうしたこ
とをどのように捉えているか、正面から語っている文面だったの
で、紹介したいと思います。
第40回プレイバック 特別篇
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Cafe Bohemia 2008 夏 Vol.116
佐野元春インタビュー 2008年6月9日
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今、You Tubeで起こっていること、これは行ってみれば「民衆
からの蜂起」なんじゃないかと、僕は見ている
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You Tube、僕の見解はグラスルーツ。そしてMWS、今ご指摘
のあったYou Tubeへのアクセスリンクを促している僕のファン
サイトですよね。MWSもグラスルーツ。グラスルーツとグラス
ルーツはともに手を取り合って不自然ではないんです。
むしろグラスルーツは僕がちょうどデイジーミュージックと
いうレーベルを立ち上げたときによく説明したとおりに、土の
下で根を張り合い、そしてどんどんつながりあうべきなんです
ね。
ですのでYou TubeとMWSというのはその成り立ちにいてとも
にグラスルーツ同士であるということで、もとから親和性は高
い。これがレコード会社やマネジメント運営しているファンサ
イト、アーティストサイトではそんなことはできません。
MWSは皆さんよくわかっていない方もいらっしゃるかもしれ
ないけれど、ファンが創ったファンのためのサイトなんです。
レコード会社や権利保有者、権利ホルダーが運営しているもの
ではないんです。まずそこが第一点です。
それから今You Tubeで起こっていること、僕は冷静に見てい
る。これは言ってみれば「民衆からの蜂起」なんですね。いい
加減にしろよと。結局権利を保有しているいわゆるライツホル
ダーという存在がいる。でもライツ、権利というのはそれがよ
く利用されて、うまく履行されて初めて輝きを持つものなんで
す。
しかし現状ではライツホルダーは働かずして所得を得るため
の源泉としてただ抱えているだけで、そのコンテンツの本当の
意味をわかっていない連中たちが多い。ただ制作のときに金を
出したというだけで、有象無象を自分の懐にためているだけで
俺がライツホルダーだって言っているだけ。僕はそういうライ
ツホルダーをこう呼びたい。「怠惰なライツホルダー」だと。
自分が抱えているコンテンツの価値をきちんとわかった上で
ライツのことを考えてほしいというのが僕から、アーティスト
側からの意見ね。そうすると民衆がYou Tubeの中で蜂起して、
お前らわからないのか、この映像はみんなで共有すべき価値の
あるよい映像なんだぞ、ということを現状の取り決めなどを無
視した格好で、どんどんアップされてどんどん消されていって
る。
僕はこれらの行動を一種の民衆の蜂起だと思っているんです。
よきものはやっぱりみんなで共有すべきだと。言い換えれば、
ライツを保有している人たちは自分たちが保有しているコンテ
ンツの価値をもう一度認識してくれ。その上でライツを主張し
てくれという、暗黙の抗議がYou Tubeの中で起こっているので
はないかと僕は見ている。
You Tubeの中にはどうでもいいものもたくさんあるけれども、
佐野元春動画に関してはそれを感じる。そしてリテラシーの高
い僕のファンが佐野がDaisy Music on You Tubeというサイト
の立ち上げという行動に出たんだから、俺たちはその動きを擁
護する、バックアップするという雰囲気さえも僕は感じている。
ぎりぎりのところだよね。
だから僕は言ってみれば確信犯でやっているんだけれど、僕
はいたずら心でやっているわけではなく、伊達や酔狂でやって
いるわけではなく、ライツホルダーの皆さんと議論がしたいん
です。それは僕対ライツホルダーと、それから音楽や映像を楽
しんでいるオーディエンス、みんなと公開のディスカッション
をしたいんです。どうぞどこからでも来てください。そのよう
に胸を広げている状態なのね。
構造が変革していく瞬間瞬間にはそうした矛盾といったもの
がどうしても露呈してくる。その矛盾に対して能動的に働きか
けるのか、それとも受動的でただ待っているだけなのか、人に
はいろんなアプローチがあると思うけれども、僕は楽しく、能
動的にかかわっていきたい。80年代からずっとそういう風にや
ってきたから。
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80年代、90年代の音源をしっかりとリイシューして、若い世代
に僕の音楽を聴いてもらうチャンスを自ら作っていきたい。
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みんな勘違いしていると思うんだけれど、市販で出ている僕
のライブビデオ。いつまでもずっと出ていると思ったら大間違
い。ビジネスマンたちはある時点で廃盤にしていくでしょ。す
なわち80年代、90年代の僕のライブビデオはいつの時点かで、
そのメーカーのある考えに基づいて複製されなくなる。そして
市中在庫からなくなっていく。
ところが僕の音楽は僕がこうして活動し続ける限り、若いジ
ェネレーションの中でも、佐野の80年代、90年代のライブ映像
を観てみたいという需要がふつふつとしてある。彼らが求める
ときにそれが提供できないという状況がやがて僕は来ると思っ
ている。
それをYou TubeとYou Tubeに参加しているリテラシーの高い
連中たちが、やはりその未来を憂慮して、ここで何とかしなけ
ればという暗黙のメッセージを投げかけていると僕は見ている。
これは僕の動画だけではなく音源もそう。80年代、90年代の
音源がやがてコピーされずに新品が街のCDショップやネットで
売られなくなってくるという、そういう可能性もある。
若いジェネレーションが将来において、佐野元春のアートに
触れるチャンスをメーカーは潰していっている。すなわちライ
ツホルダーが佐野元春音楽に対する価値をどう見ているかとい
う、ここが問題になってくる。数字で切っていくだけですから
やがてそういう事態が来るかもしれない。
それでいいのか、という問いがすでに僕のファンからYou Tube
やその他のサイト等を媒介にして立ち上がっている。リテラシ
ーの高いファンがそれに気づき始めていると僕は思っているし、
僕もそうした力を借りて僕の主張をしていければいいなと思っ
ている。
……… NHK-FM Sound Street 21 Play Back 07/06/19 ………
01.君が気高い孤独なら --- 佐野元春
02. 世界は誰の為に --- 佐野元春 MusicUnited
03. 俺はスピード上げるだけ(Live) --- The Groovers
04. Like A Rolling Stone(Live) --- Jimi Hendrix
05. BEAUTIFUL MOMENT --- The Groovers
06. ガールフレンド --- Heat Wave
07. フリージア --- Heat Wave
08. Living --- Paddy Casey
09. 黄金色の天使 --- 佐野元春
今回はMusicUnitedの山口洋、藤井一彦の二人がゲスト。最近
の活動、音楽のルーツ、音楽に対する考え方などが披露。
http://music.geocities.jp/juju_peacehouse/radio/download.htm
今回のPasswordは「MusicUnited」。U got it!
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...Radiofish...to my page...
http://music.geocities.jp/juju_peacehouse/rf/
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| 今週の佐野元春豆知識 |
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佐野元春が楽器を演奏するときに心がけていることは、指をつ
らないようにリラックスして演奏すること。
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先週のランニングB.G.M.
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先週の水曜日も10km走りましたが、一週前の自己ベストから3
分も遅れてしまいました。ちょっと気合が足らなかったのか、精
神的にへばってしまいました。
音楽は深沼元昭が在籍していたプレイグスの「センチメンタル
キックボクサー」。結構ランニング向きだと思ったのですが。
日曜日は滋賀県の保養施設に宿泊したので、朝一時間程度です
が、芝生の運動公園をジョグ。これは気持ちよかったです。
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いかがでしたか?Fruits Basket Vol.286は7月16日発行予定です。
よろしければお付き合いを。Be Positve!
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