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関組長の東京・永田町ロビー活動日記

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関組長日記:「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案」の衆議院での審議をふりかえる

発行日: 2009/5/20



2009年5月15日(金)

関組長の居候先の浅草では三社祭が始まった。

http://sekigumi.ti-da.net/e2653033.html
★ 関組長の原稿が載った『週刊金曜日』が発売中された!

2009年5月16日(土)

港区虎ノ門にあるホテルオークラ「平安の間」で行われた民主党代表選挙に、
関組長のドキュメンタリー映画の監督を連れて行ってきた。

http://sekigumi.ti-da.net/e2511822.html 
★ 関組長のドキュメンタリー映画 予告編 

岡田克也さん=95票 鳩山由紀夫さん=124票 

で、新代表に鳩山氏が選出された。

会場で犬塚直史/参議院議員と「先日、お伝えした文献は読んでいただけま
したか?」「ええ、ソマリアに対する視点が広がり深まりました」と立ち話。

http://www.melma.com/backnumber_116100_4444593/
関組長の東京・永田町ロビー活動日記【メルマガ版】
2009年4月9日(木) 
【ソマリア】に関する情報・意見交換を犬塚直史/参議院議員と30分間

夕方は浅草で三社祭を見物。

夜は、これまでの国会ロビー活動での、岡田克也さんや鳩山由紀夫さんと関
組長とのエピソードを、

http://sekigumi.radilog.net/ 
★ 関組長の国会ロビー活動日記と短歌【インターネットラジオ版】 

でしゃべった。

2009年5月17日(日)

朝から三社祭を見物。

2009年5月18日(月)

終日のんびり過ごす。夜は浅草の天然温泉と露天風呂「蛇骨湯」=450円
に入った。 
で、風呂あがりに観音裏(かんのうら)を散歩。 

2009年5月19日(火)

参議院で平成21年度の補正予算案が審議入りしたが、やがて始まる参議院
での「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案」の審議に備え、
衆議院での審議を検証し、衆議院でそれなりに質疑されたが内閣や与党とは
かみ合わない論点(例えば海賊対策は海上保安庁の任務だ云々かんぬん)等
衆議院と重複する不毛な質疑を避け、有意義な質疑をするよう提案したい。

そこで、海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案の国会審議が
始まる前から関組長がロビー活動で議員に提供してきた資料、

「ソマリアにおける国連活動の人道的干渉性と国家主権とのかかわり 
 人間の安全保障型平和活動への道」『国際法外交雑誌』
 大泉敬子(津田塾大学/国際関係学科)

「忘れられた国家ソマリランド」
『週刊エコノミスト2006年2月14日号』
 川端正久(龍谷大学/法学部)

http://sekigumi.ti-da.net/e2592166.html
関組長の東京・永田町ロビー活動日記【ブログ版】「ソマリア」の地図

が衆議院での審議に反映されているかどうか?という視点、つまり、

過去の、複数の国によるソマリア植民地支配の歴史や、国連ソマリアPKO
の歴史を学ぼうとする姿勢はあったのか、

世界地図に描かれている国境線でソマリアという1つの<国家>および<政
府>は存在せず、そこに独立を宣言しているソマリランドとプントランドと
2つの地域が存在しているにもかかわらず、<国家承認>も<政府承認>も
していないこと、

世界地図に描かれている国境線でソマリアという1つの<国家>を統治する
<政府>の確立を期待することは現実味の無い妄想か幻想に過ぎないとして
ソマリア暫定連邦政府を捉えているか、

自衛隊の派遣いがいの根本的な問題解決策への言及、

あるいは、海運ロジスティック戦略の視点、

また、ネット上などで伝えられた、漁民やセキュリティ会社や海の環境汚染
についての指摘、

等について質疑している箇所を時系列で会議録から抜粋した。

http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000117120090414023.htm
衆議院/本会議 会議録
平成21年4月14日(火曜日) 

http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/020217120090414002.htm
衆議院/海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力
支援活動等に関する特別委員会 会議録 第2号 
平成21年4月14日(火曜日) 

http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/020217120090415003.htm
衆議院/海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力
支援活動等に関する特別委員会 会議録 第3号 
平成21年4月15日(水曜日)  より抜粋 

●小池百合子(自由民主党)今回、海賊という行為に対しての刑罰が明確に
定められたということでございます。そしてまた、海賊を逮捕するに至るま
での活動ができれば、かなりのその後の抑止効果にもなろうかと思うわけで
ございます。このあたりは、毅然とした形で進めることがその後の日本の海
上自衛隊の対海賊活動というのが功を奏してくるというふうに思っておりま
すので、今後、まだ決まっていない部分なども早急にお詰めいただいておい
た方がいいのかと思っております。それから、今も幾つかの国の名前が出ま
したけれども、アデン湾というのは、アフリカ側にはソマリアそしてジブチ、
アラビア半島側がイエメンそしてオマーン、こういう地理関係にあるわけで
ございます。周辺国の取り締まり能力ということも、これも一緒になってや
っていかないといけないわけでございますけれども、そういった能力につい
ては、残念ながら、多くが期待できていないというのが現状でございます。
これまでも、ソマリアに対して、また沿岸諸国に対しての取り締まり能力の
向上という形で、日本政府も取り組んでこられたわけでございます。ちなみ
に、ソマリアに対してといっても暫定連邦政府、TFGでございますけれど
も、これがなかなか功を奏していないからこそこういう海賊がばっこしてい
る状況でございますので、なかなかそれも困難な部分はあろうかと思います。
しかしながら、まず周辺国を固めていくということが肝要だと思うわけでご
ざいますが、どのように日本としての協力をこれまでやってきたのか、そし
て今後どうやって進めていくのか、その方針をお聞かせください。
●橋本聖子(外務副大臣)先生御指摘のように、ソマリア沖の海賊の根絶に
向けましては、やはりソマリアの安定も含めて、周辺国の海上取り締まりの
能力というのを向上させなければいけない、これは大事なことだというふう
に思っておりまして、今、一生懸命に取り組んでいるところであります。具
体的に申し上げますと、イエメン及びオマーンの海上保安機関の職員の招聘
や研修などを行いまして、取り締まりの能力向上に努めているところであり
ます。また、外務省と海上保安庁の政府の関係者及びJICA等で構成され
る調査団をそれぞれ派遣する予定にしております。イエメンにつきましては、
四月の中旬から五月の上旬にかけて、今調整をしておりまして、またジブチ
に対しては、四月の十九から二十三日、この日に調査団を派遣しまして、今
後いかなる協力ができるかということ、そしてどのようなものが適切か、そ
してまた可能かということを幅広い観点から調査していきたいというふうに
思って、努力をしたいと思います。
●小池百合子(自由民主党)また、そういった周辺国の能力向上のために、
かつて日本からさまざまなハードな支援も行ってきたと思います。今後、そ
ういった考えについてあるのかどうか、また、どういう方向に進むのか、御
報告ください。
●秋元義孝(外務省/中東アフリカ局/アフリカ審議官)かつては、海賊対
策のためにインドネシアに対して巡視艇を寄贈したこともありますけれども、
今現在、イエメン、ジブチからも巡視艇を供与してくれないかという要請は
来ております。ただ、果たして現地の海上警備当局がどういう能力を持って
いて、実際どういう警備艇を運用することができるのか等々、調査しなけれ
ばならないことが多々ございますので、先ほど副大臣から申し上げましたよ
うに、今月の中旬以降、ジブチとイエメンには調査団が出ますので、その結
果を踏まえて検討したいというふうに考えております。
●小池百合子(自由民主党)あらゆる可能性を模索し、そしてまた、最も効
果的な方向性で対応していただくようにお願いをしたいと思います。これは
そもそも、海賊というビジネスが成り立つということを学習効果させてしま
いますと、それによって得た身の代金が、また次なる新鋭のグラスファイバ
ー製の新造船を確保したり、またさらなる高性能の武器の調達をするという
ことで、これは悪循環に陥ってしまう。海賊側からすれば好循環という形に
なりますので、それをどうやって断ち切っていくのか。先ほどから御紹介の
あります、アジアの海賊対策の地域協力でReCAAP、こちらの方が日本
が主導で行ってきたわけでありますけれども、これが功を奏していることが
マラッカ海峡あたりの地域での海賊の出現をかなり抑えてきている、そうい
ったことも認められると思います。こちらでのノウハウをうまく生かしてい
くということは必要だと思うわけであります。ただ一方で、今巡視艇の話も
出ましたけれども、あの地域、ソマリアは、「ブラックホーク・ダウン」の
ころもそうでありますけれども、アルカイダの拠点の一つでもあったわけで
ございます。そしてまた、御承知のように、アフガニスタンで、タリバンと
の連携の中でアルカイダが大変な力を持ってしまったわけでございますけれ
ども、アルカイダ系の動きというのは、あのアデン湾の周辺もかなり広がり
がある。実は、ソマリアの海賊も沿岸警備などを強化するということで、前
の政権といいましょうか、内戦状態にある中でも、例えばイギリスのセキュ
リティー会社が随分沿岸警備のやり方などを教えちゃったがために、それを
逆手にとって、今度はそれで海賊のビジネスをしている。だからこそGPS
が使えたり、武器が使えたりするということでございますし、今、ソマリア
の海賊の人たちは、みずからボランティアのソマリア沿岸警備隊だと皮肉を
込めて称しているようでございます。ですから、どういう提供をしていくの
かというハードの提供の仕方などについても、十分な注意も必要であろうと
いうふうに思います。なぜ海賊になったかということでございますけれども、
これはよく言われていることでございますけれども、もともとソマリアの漁
民たちは大変伝統的な素朴な漁をしていたということでございます。そこに
アジアの国々からのトロール漁法を導入した漁船がソマリア沖で操業して、
その結果として乱獲が起こった。それによって漁民たちの漁法が完全に負け
てしまうといいましょうか、それで生計を立てるすべがなくなってしまった。
それから、内戦が続いて貧困という現象が起こってきているということから、
手っ取り早い方法で、ソマリアにおけるビジネスもしくは雇用の場として海
賊になったという例が多々あるわけでございます。そして、これらの、特に
二十歳から三十五歳ぐらいが多いと言われているんですが、今、海賊である
ことが、村で最も美しい女性と結婚ができるとか、それから大豪邸が建つと
か、本当にある意味大変な盛況をもたらしているというような現状でござい
ます。でも、そもそも漁民だった人たちが生きるすべがなくなってというと
ころから物語が始まるという説があるわけでございますけれども、政府とし
ての認識はいかがなものでございましょうか。
●橋本聖子(外務副大臣)国連の報告書等が、ソマリア沖における海賊行為
について、かつては、ソマリア領海内における外国船による違法操業や有害
物質の不法投棄を受けて経済状況が悪化する中で、地元漁民によって行われ
るようになったという側面があるということを指摘しております。このよう
に、ソマリア沖での海賊行為が、もともと漁民による自衛的な性格を有して
いたとの指摘がなされていることは承知をしておりますけれども、最近のソ
マリア沖の海賊事案の多くは、このような性格のものから、人質の身の代金
を目当てにした襲撃や乗っ取りへと変化したと認識をしております。
●小池百合子(自由民主党)ですから、魚がとれなくなった漁民たちがかわ
いそうに海賊をやっているという話はもう超えているということを認識しな
ければならないと思うわけでございます。また、今副大臣からの御答弁の中
にも入っておりましたけれども、環境が悪くなってきたということでござい
ます。二〇〇四年にスマトラ沖で津波が起こって、その影響を、各国の沿岸
国での調査をUNEP、国連環境計画が行って、報告書をまとめております。
その中に、ソマリア沖に沈められていたというか、そのままじっとしていた
有害廃棄物が打ち上げられて、その影響で住民が健康被害を受けているとい
うことがるる語られているわけでございます。また、これはヨーロッパでは
ドイツの緑の党などが大変追及していた案件でありますけれども、有害物質
の投棄の問題でございます。欧米の企業、スイスの会社であるとかイタリア
の海運会社が、アデン湾に入るときに、その前にぽんぽん物を捨てていっち
ゃうんですね。その中には核の廃棄物などもほったらかしにされたという話。
それから、一九九〇年代の初期に、ソマリアの当時の政治家が軍指導者たち
と一緒に投棄の協定に署名をしているということで、その署名書が出回った
りもしているということでございます。そういうことを、やはり環境、これ
はバーゼル条約などで海上投棄というのは厳しく取り締まられているわけで
ございますけれども、これらのことについても、より明確に違反した企業で
あるとか国については罰せられなければならないというふうに思っています。
先ほど少しお話がありました、この環境が破壊されているという認識につい
てはどのようにとらえられておられるでしょうか。
●秋元義孝(外務省/中東アフリカ局/アフリカ審議官)委員御指摘のとお
り、国連環境計画、UNEPの二〇〇五年の報告書におきまして、ソマリア
というのは、沿岸において多数の有害廃棄物が不法に投棄されたということ
が報告されている国の一つであるということと、それから、一九八〇年代の
初頭以来、ソマリア沿岸で投棄された有害廃棄物は、ウラン、放射性廃棄物、
鉛、水銀、産業廃棄物、病院廃棄物などから構成されていたということが報
告されているわけでありまして、このような不法投棄が環境破壊を行ってい
ることは恐らく間違いないんだろうと思います。ただ、その程度がどれぐら
いであり、かつ、どういう会社が、どういう国がこういう不法投棄を行って
いたということにつきましては、ソマリアにおきましても、あるいは関係国
際機関におきましても、いずれもきちんとした調査がなされておりませんの
で、正確な実態は把握してございません。
●小池百合子(自由民主党)今申し上げましたように、海上投棄については、
国際的にもバーゼル条約という取り決めがあるわけでございますから、こう
いったことをしっかりと、今後起こらないように国際的にも連携していくべ
きではないかと存じます。しかし、そもそもこういったことが起こったのは、
ソマリアという、本来国家であるべきところが政府の機能を失って、内戦状
態の中で、経済は疲弊し、国民は疲れ、生きていくすべがなかったというこ
とが根本問題にあるわけでございます。これからこの海賊対策に、我が国が
我が国の納税者のお金を毎年百億ずっとつぎ込んでいくというわけにもまい
りません。それはまた、ソマリア国民にとっても不幸な話になろうかと思い
ますし、地域の安定にもつながっていかない。であるならば、このソマリア
の情勢をしっかりと考えて、国際的にこのソマリアという国をもう一度再興
させるということが、遠いようですけれども、一番近い道ではないかと思う
わけでございます。

http://www.yuriko.or.jp/profile/profile.shtml
小池百合子さん

●武正公一(民主党)一説には、なぜコード・オブ・コンダクトの署名、行
動指針の署名をためらうかというと、各国の軍艦が当然ソマリア、暫定政府
ではありますが、領海内に入っていくことなども含めて、やはり周辺諸国に
は、主権を各国の軍艦によって侵害されるのではないのか、そういう危惧が
あるのではないのかという指摘があります。これはたしか、インドネシアや
マレーシア、あのときに、やはり津波の被害を受けて、各国の軍艦がマラッ
カ・シンガポール海峡に行ったときにも、やはり、インドネシアが特にそう
だったというふうに聞いておりますが、各国軍艦が入ってくることについて
のアレルギーというか拒否感がある、こういうのはやはり主権国家として当
たり前のことなのかなと。だからこそ、コーストガード、海上警察、あるい
は周辺諸国の海上保安能力の向上、こういったことが必要なんだというふう
に考えるわけであります。
そこで、外務大臣に伺いますが、先ほど来、ソマリアは無政府状態なんだと
いう指摘を多くの委員がされていたと思います。

ただしかし、ソマリアについては、ソマリランドが独立宣言をしたり、

プントランド、つまりソマリアの東側の北側が自治地域化していたり

ということで暫定政府は南西部でありますけれども、

http://sekigumi.ti-da.net/e2592166.html
関組長の東京・永田町ロビー活動日記【ブログ版】「ソマリア」の地図

そういった意味では、ジブチ合意を経て、TFG、ソマリア暫定政府につい
ては、このジブチ会合に政府を代表して出たり、あるいは、累次の国連決議
ではソマリア暫定政府と加盟国が協力をするようにという記載もあり、ある
いは、国連には常駐代表が送られている、こういった経緯もあるわけです。
日本政府としてはソマリア暫定政府を承認していないという立場は了解をし
ておりますが、このソマリア暫定政府への協力、先ほど川内委員からも、で
は、実際にその支援が届いているのかという話もありましたが、このソマリ
ア暫定政府についての御認識、あるいは、例えばこれを承認する可能性があ
るのかどうかも含めて、御見解を伺いたいと思います。
○中曽根弘文(外務大臣)ソマリアは、一九九一年以来、武装勢力間の抗争
がずっと続いているわけでございます。二〇〇五年には、今委員からお話あ
りましたソマリア暫定連邦政府、TFG、これが樹立をされたところでござ
いますが、この政府、いわゆるTFGも、いまだ国土全土を実効支配するに
は至っておりません。我が国は、そういうところからも政府として承認をし
ていないところでございます。なお、昨年の八月には、暫定連邦政府とソマ
リア再解放連盟の穏健派、これはイスラムグループ穏健派でございますが、
との間で、武力行使の停止等を含むジブチ合意が成立をしたわけでございま
す。また、ことしになりまして、暫定連邦政府におきましては、新しい大統
領それから新しい内閣が誕生いたしまして、新議会も誕生しつつあります。
しかし、この暫定連邦政府には、すべての勢力が参加しているわけではござ
いません。このような動きがソマリア全体の和平につながるかどうかという
ことは、今後の動向を私どもとしては慎重に見ていく必要があると考えてお
ります。我が国といたしましては、実効的に支配をする政府が今は存在して
いない、そういう状況に加えまして、治安等の問題により、先ほどからお話
ありますけれども、ソマリアへの二国間援助の実施も非常に困難な状況とな
っておりまして、そういう意味で、国際機関を通じた協力を実施してきてい
るわけでありますが、今後も、ソマリアの安定化のために積極的に協力をし
ていきたいと思っています。

http://www.takemasa.org/profile.html
武正公一さん

●篠原孝(民主党)大体、世の中が直っていくのは、何か問題が起きたりし
て、それでいろいろな不始末が露呈してというのを、例が悪いかもしれませ
んけれども、企業の献金なんというのもそうで、何か起こるたびにいろいろ
変わってきているんだと思う。ですから、そういうとき、例は悪いかもしれ
ませんけれども、そういうのを契機として私は直していくべきだと思います。
そういう点では、この機会を活用していろいろやっていただきたいんです。
次のページを見ていただきたいんです。「各国軍による護衛コンボイの概要」
というのですね。これをちょっと見ていただきたいんです。これは、今、十
七カ国派遣しているんですけれども、そういった国々は、私は知りませんで
したけれども、どの船を先に守るかという優先順位を公表しているんですね。
日本は、みんな一緒に扱うと言って平等に扱って、何かわけのわからぬ、日
本にかかわりある荷物を運んでいる船全部だと言っていますけれども、ロシ
アは戦略物資輸送船というのを一番最初にしているんですね、軍事戦略物資
ですね。次にロシアの船籍、ロシア籍の船。それで、日本と同じように関係
船ですね。インドも、まずインドの籍船、次にインド人が乗っている船、そ
してインドの関係の貨物輸送船、これの定義はよくわかりませんけれども。
中国も露骨です。中国籍船一番、二番目、香港、マカオ、台湾、そして、中
国の船会社がコントロールしている船。私は、この船籍問題について日本は
優し過ぎるような気がいたします。国籍問題というのは、いろいろこれもす
ったもんだしていますけれども、こういうことになると、何か俄然張り切る
人たちが両側にいるんでよくないんですが、冷静に私は考えるべきだと思い
ます。国籍問題については、私は日本というのはかなりうるさい国だろうと
思います。それはそれでいいんだろうと思いますね、ほかの国と比べてです
が。アメリカのように、カリフォルニア州が移民のるつぼとかになっている
んじゃないんです。日本人は違うんですから、そういうのはいいんだと思う
んですけれども。それを、こんなに、国籍についてはあれこれ言いながら、
何か船籍についてはルーズなんですね。どこでもいいからやってやると。こ
ういうときを奇貨としてというか、もうちょっと考えてくださいよ。海洋法
条約を貫く精神として、旗国主義というのがあるんです、フラッグ。国を立
てている。それを原則としてやっていくと。海賊の場合は、よくない行為だ
と。海は、海というか、コモン・ヘリテージ・オブ・マンカインド、人類共
有の財産と言われていますけれども、海賊はその反対で、コモン・エネミー
・オブ・マンカインドです、全人類共通の敵です。だから、それから守って
いいというんですから。小池委員が先ほど午前中聞かれていました。日本国
民の税金でもって遠くに行って守る、そのときに、何か税金払うの嫌だから
といってほかの国に船籍を移している船も同じように守ってやるというのは、
国民感情として、幾ら桃太郎にほだされて鬼退治、海賊退治が大事だと言っ
ていても、それはおかしいんじゃないのと。これを機会に、ちゃんと日本船
籍にして、そして日本人船員を使っている、そういう方向にしてもらわなく
ちゃ困るよということを私はしてもいいと思うんですが、今、こんなどさく
さに紛れて条件をつけるというのはよくないですけれども、これを奇貨とし
てよく考え直してくださいよ、日本国籍にしておいてもらわないと困ります
よというのをやってもいいような気がするんですけれども、いかがでしょう
か。
●金子一義(国土交通大臣)御主張のお気持ちはわからないでもありません
が、現実問題、我が国国際海運隊は大部分を便宜置籍船、外国船籍が占めて
おります。先ほど来お話ししましたように、税制上あるいは人件費の経費等
々ということの理由でこういう外国船籍にしているというのが状況でありま
すので、外国籍船も含めた日本商船隊の航行の安全というのは確保していく
必要があるんだと思っております。国連の海洋法条約におきましては、船籍
にかかわらず、公海上の海賊行為、最大限可能な範囲で協力するということ
は、もう委員御存じのとおりでありますけれども、現実的に我が国国際運輸
部隊が置かれている立場というのはやはり考えていく必要があると思います。
ただ、委員おっしゃることも、もとより一理あることではあると思っていま
すけれども、直ちにやることはなかなか難しいと思っています。
●篠原孝(民主党)税金を払い日本船籍にすぐしろというのは、すぐはでき
ないと思いますけれども、少なくともほかの国がやっているんです。五隻を
守ったと。隊列を組んで行くそうです。十隻になったらどうするんですか。
十一隻になったらどうするんですか。僕は何隻を一緒に護衛できるのか知り
ませんけれども、その順番として、ほかの国がやっているように、日本籍船
第一番、次は日本人船員が乗っているのと日本関係船とか、法律にそういう
順番を書いて公表して、実施計画の中にですね、やっていただいても僕はい
いんじゃないかと。この点についてはいかがでしょうか。
●浜田(防衛大臣)先生のおっしゃるように、やり方についてはいろいろな
ことがあろうかと思いますので、逆に言えば、今後いろいろな状況状況に対
処していかなければならないというふうに思います。今後、このやり方につ
いてはまた考慮していくべきだと思いますし、先生がおっしゃるように、そ
れを対処要項の中で書いて出すというのが、これは表に出し過ぎてもまたい
ろいろと情報が流れてしまうというのもあろうかと思いますので、そこはち
ょっと、我々とすれば判断をしなければならないところだというふうに思い
ますけれども、今後十隻以上になったときにどうなのかという点については、
また今後検討させていただきたいというふうに思っております。

http://www.shinohara21.com/blog/
篠原孝さん

●赤嶺政賢(日本共産党)イエメンとの協力関係のお話でしたけれども、外
務省、ソマリアには沿岸警備隊はありますか。
●秋元義孝(外務省/中東アフリカ局/アフリカ審議官)ソマリアの暫定政
府は、今、国内の治安を強化するために軍隊それから警察を強化しようとし
ておりますけれども、海上治安機関というものはございません。
●赤嶺政賢(日本共産党)さっき平岡先生もちょっと御紹介していた、三月
十六日の国連事務総長の安保理に提出した報告に、二〇〇八年の九月と十月

にプントランドの治安部隊がハイジャックされた船舶の解放のために少なく

とも二つの作戦を行った、こういう指摘があるわけです。米軍が三月に海賊

容疑者を証拠不十分で釈放する際にプントランドの沿岸警備隊に引き渡して

いたという報道記事もあります。これらについて把握しておられますか。事
務総長の安保理への報告、きちんと把握すべきではありませんか。
●秋元義孝(外務省/中東アフリカ局/アフリカ審議官)そういう報告書が
出されていることは承知しております。

他方で、プントランドもソマリランドも、要するにソマリアの中の一地域で
ありつつ独自に独立を宣言している、いわば自治を主張している国でありま
して、そういうところの海上保安機関がどういう実態であるかということに
ついては承知しておりません。

http://sekigumi.ti-da.net/e2592166.html
関組長の東京・永田町ロビー活動日記【ブログ版】「ソマリア」の地図

●赤嶺政賢(日本共産党)少なくともコミュニティーがあり、そこに今のよ
うな活動が行われているということを事務総長が安保理に報告しているわけ
です。それで、私は外務大臣と国土交通大臣に伺いますけれども、ソマリア
の海上警察力を向上させ、海賊にも、外国漁船の違法操業や有毒廃棄物の不
法投棄にも対処していくことが可能であるなら極めて重要な方向になると思
います。実態をきちんと把握した上で対応を検討すべきだと思いますが、両
大臣、いかがですか。
●中曽根弘文(外務大臣)ソマリアの海上、沿岸等におきます海上警備能力
というものを向上させるというのは当然必要なことでありますが、先ほどか
らお話ありますように、治安状況を初め、ソマリア自体の状態というものを
改善していく、そして、しっかりとした政府をちゃんとつくっていく、そう
いうことがまず非常に重要だ、そういうふうに思っております。

http://jcp-akamine.web.infoseek.co.jp/
赤嶺政賢さん

http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/020217120090417004.htm
衆議院/海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力
支援活動等に関する特別委員会 会議録 第4号 
平成21年4月17日(金曜日)  より抜粋

●後藤斎(民主党)ありがとうございます。それで外務大臣、次に、以前、
外務省からソマリア沖の海賊問題に対する多層的な取り組みということで、
現在の状況、喫緊の課題、中長期的な課題、そして問題の根本解決というこ
とで、ソマリアの情勢の安定化へ向けた国際社会の取り組みという項があっ
て、まさにこのとおりに進んでいけば非常にいいのかなというふうに思いま
す。私はソマリアには行ったことがないんですが、ソマリアのお隣のエチオ
ピアという国に二年ほど前に行かせてもらいました。国民生活、非常に貧し
い国でありましたから、一人当たりの国内総生産百ドル、一万円余りの国。
ソマリアも、百ドルという資料もあれば、いやいや、年間八百ドルくらいあ
るよと、いろいろな数字がありますが、いずれにしても、八百万から九百万
のソマリアの国民の方々が、テロもこの海賊問題もそうですが、当然やはり
貧困、貧しさ、衣食住がきちっと足りていないというところからくるのかな
というふうに私は常々思っています。中曽根大臣、根本的な解決というとこ
ろにもありますけれども、何がソマリアの海賊問題の原因で、その課題をど
う設定して、日本国政府としたら、どのような対処方針を今検討し、やろう
としているのかということを総括的にまずお伺いをしたいと思います。
●中曽根弘文(外務大臣)ソマリアの海賊問題の根本的な解決には、その原
因を改善していかなきゃならないわけでありますが、今委員が御承知のとお
り、ソマリアにおける貧困という問題もございますし、それから、今度はソ
マリアにおける海賊等の取り締まり能力が欠如しているということもありま
すし、あるいはガバナンス、こういうものがまた能力がない、そういうよう
な総合的なものであろう、そういうふうに思っております。そういう中で、
そのうちの一つが貧困問題等でありますけれども、我が国といたしましては、
いろいろな支援は行っておりますけれども、今お話がありますように、海賊
対策ということで自衛隊の艦船が出ているわけでありますが、食糧支援ある
いは避難民支援、保健、水、衛生、教育の支援あるいは国境管理強化、治安
改善支援とか警察支援とか、いろいろな形で支援をしてきておりまして、そ
のようなものによりまして、ソマリアにおける生活の改善、治安の改善につ
ながるということも大変重要なことだ、私はそういうふうに思っております。
先月、三月でございます、

私はアフリカのボツワナにおきまして、ソマリアの暫定連邦政府のワルサム
計画・国際協力大臣と会談をいたしました。その際、ワルサム大臣は、軍や
警察の整備、また公務員の育成などの治安改善、さらに避難民の帰還促進あ
るいは元戦闘員の雇用機会の創出、そういうような人道状況の改善が必要で
ある、そのための支援をよろしく、

そういうような期待が述べられたわけでございます。我々といたしましては、
このソマリア情勢の安定のために、また引き続いて支援を行っていきたい、
そういうふうに思っております。
●後藤斎(民主党)日本も、江戸の最中か江戸よりも少し前なのかは別とし
ても、倭寇という形で日本の私たちの祖先の方が、アジアの国でいわゆる海
賊という形で、対応というとおかしいですね、行ったというふうに言われて
います。そのときも、多分食べるものが十二分に食べられなくて、何らかの
形で生活をしなければいけないという生活の逼迫性だというふうに私は一つ
思いますけれども、中曽根大臣、私は、ソマリアは、どうしても日本国政府
がこれから、もちろん暫定政府ということではありますけれども、諸外国と
協力してやっていただきたいことが、実は三つございます。
一つは、農業生産というのがGDPの大体五〇%くらいだというふうに言わ
れています。その際に一つネックになるのが、これも明確な数字が実はない
んですが地雷が非常にたくさん埋まっていると言われています。正確なデー
タがアンノウンということで、ないんですが、かなりの部分があるというふ
うに言われていまして、実際、地雷だけではありませんが、不発弾犠牲者と
いうことで、〇六年では四百九十七人の方が犠牲になり、〇七年には、減少
はしましたが、百七十一人の方が犠牲になっているという数字がございます。
もう一つは、実はソマリア沖の海は結構海産物が非常に豊かだというふうに
言われていまして、特にイセエビが五百トンほどとれる、二年くらい前です
ね。ということは、日本の輸入が非常に少ないんですが、五百トンから六百
トンとれるというふうな数字がございます。日本でも、イセエビというのは、
私も余り年間にたくさん食べたことがないんですが、大体千三百トンくらい
しか日本でイセエビがとれないんですが、産地の浜価格で掛け算をしていく
と、大体六十三億か六十五億くらいの金額に、我が国の千三百トンはなりま
す。ですから、漁業というのは、統計によりますと、GDP、総生産のうち
の三%しかシェアはないんですが、ソマリア沖で、もしこのイセエビみたい
な海洋産物を、きちっと高価格、ほかの例えば青魚よりも当然高額で付加価
値があるわけですから、そういうことを通じて民生安定、特に、海賊になっ
ている方のバックグラウンドはよく海を知っている元漁民の方だというふう
に、この委員会でも何度か答弁をされておりますので、ぜひ、そういう中で、
こういう養殖も含めた漁業協力をしていけば、前の所得が取れる。例えば、
今回の護衛艦の対象はほとんどタンカーとかそういう船舶で、漁船がほとん
どないんですが、水産庁にお聞きしたら、実はお願いをしたいところもある
んだけれども、実際、危ないところには漁船の方は行っていないんだと。要
するに、実質的に、ニチロさんとかマルハさんとか大きな、アデン湾まで、
通常だと公海で漁業をやられている会社の方は、避けて漁をしているという
ことをお聞きしました。全部避けているわけにはいかないので、今回の二隻
の護衛艦が行ったということで、私、その部分は、先ほど来お話ししている
ように、とりあえず緊急的なということで必要性は認めます。先ほど外務大
臣にお答えいただいたように、やはり、農業と、ある意味では漁業というも
のにも着目して、日本のように何百万円も一年に所得がすぐふえるわけでは
ありませんが、計画的に、例えばそういう漁業の方々がアデン湾のそばに行
って、例えばまとまってイセエビが揚がればそれを日本の会社が買うという
ふうなことでプラスになっていく、いい循環をさせていくということが、今、
海賊を積極的にやっているのか、やらざるを得ないのかよくわかりませんけ
れども、そういうものが少なくなっていくということが私は一番大切と思う
ので、ぜひ、外務大臣、もちろん日本だけではできませんが、農業、漁業と
いう一次産業が、少しでもそこで飯が食っていける、それで頑張って子供を
教育できるんだというベースをまずつくっていくことが私は一番大切な部分
だと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。
●伊藤信太郎(外務副大臣) 地雷と漁業について、私の方からお答えさせ
ていただきます。地雷の問題というのは本当に心を痛める問題で、特に、手
や足を失った皆さんの姿を見ると、本当に何とかしなきゃならないなと私も
思っております。こういうふうに、一般市民に大きな被害を及ぼすことから、
人道上も、また紛争終結後の復興開発を阻害する要因としても、この地雷の
問題は非常に重要な問題であると認識しております。我が国は対人地雷禁止
条約、これは九八年に批准しておりますけれども、これを通じまして、対人
地雷の普遍的かつ実効的な禁止の実現に向け努力をしておりまして、また、
アフガニスタン、カンボジア等で地雷除去、犠牲者の支援、また地雷回避教
育等に精力的に取り組んできているわけであります。このソマリア本土での
問題ですけれども、御存じのように、一九九一年以来、武装勢力間の抗争と
いうのが絶えずありまして、国土全土を実効的に統治する政府が存在してい
ないという実情もあるわけでございます。現在、治安状況が改善される見通
しは立っておりません。また、外国人に対する殺傷や誘拐事件がソマリア各
地で発生しているということでございます。こういう状況の中で、政府とし
て、ソマリア領内における地雷の敷設状況についての調査というのを進める
ことには非常に困難がございます。正確な敷設情報を入手し得る状況にない
ということを、まず御理解いただきたいと思います。

その上で、我が国としては、実効的に支配する政府が存在しない状況に加え
て、治安等の問題により、ソマリアへの二国間援助の実施というのはなかな
か困難なものがありますけれども、これまでも国際機関を通じた協力を実施
しているところでございます。

今後ともソマリアの安定化のために積極的に協力していく考えですが、ソマ
リアにおける地雷の問題については、現地における実情や要望を踏まえつつ、
適切な支援のあり方について精力的に検討してまいりたいと思います。そし
て、漁業の問題でございますが、先生御指摘のように、国連の報告書等でも、
ソマリア沖における海賊行為について、かつては、ソマリア領海内における
外国船による違法操業や有害物質の不法投棄を受けて経済状況が悪化する中
で、地元漁民によって行われるようになったという側面があるという指摘も
あります。
しかし、最近のソマリア沖の海賊事案の多くは、このような漁民等による自
衛的な性格のものから、人質の身の代金を目当てにした襲撃、乗っ取りへと
変化したというふうに認識しております。
いずれにいたしましても、先生の御指摘を踏まえて、我が国としてソマリア
の平和と安定のために積極的に努力してまいりたいと思います。

http://www.g510.jp/index-1.html
後藤斎さん

http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/020217120090421005.htm
衆議院/海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力
支援活動等に関する特別委員会 会議録 第5号 
平成21年4月21日(火曜日) より抜粋

●佐藤茂樹(公明党)きょうは、四人の参考人の皆様、大変貴重な意見を陳
述していただきまして、まことにありがとうございます。既に一時間にわた
る、各十五分の陳述の中で、それぞれ内容が凝縮しておりますので、なかな
か質問することもないんですが、あえて確認の意味で質問をさせていただき
たいと思います。さらに、どうしても各党で聞きたいことがそれぞれ重なる
部分はあるかもわかりませんが、同じことを聞くな、そういうふうな顔をせ
ずに、それぞれ各党が質問して議事録にもしっかりと載せていくというのも、
我々、党を代表している質問者の一つの役目でもございますので、ぜひ快く
お受けいただきたいと思います。特に、私は、きょうは海運並びに海上交通
の仕事に携わっておられる当事者の皆さんを中心にお聞きいたしまして、あ
と時間がございましたら、水島先生の方にもお聞きをさせていただきたいと
思います。一つは、我々、一月九日に与党のプロジェクトチームというもの
で議論を開始させていただきました。ちょうどそのときに、きょうお見えに
なっております日本船主協会の前川会長と全日本海員組合の藤澤組合長、両
名の共同声明を発表されたわけでございます。その中に、抜粋ですけれども、
「アデン湾を航行する船舶およびその乗組員は、今、この瞬間も海賊の脅威
に晒されているという状況であり一刻も早い対応が求められている。」中略
で「まずは現行法の枠組みの中で海上自衛隊艦船の派遣を早急に実施するこ
とを強くお願いする。」そういうことが述べられているわけでございます。
特に、会社側の方もさることながら、きょうは労働組合の藤澤組合長もお見
えになっておりますが、労使双方がそろってこういう要請をされてきている
ということを非常に私どもは重く受けとめさせていただいた次第でございま
す。そこで、陳述の中でも触れておられましたけれども、ぜひ確認をさせて
いただきたいと思うのは、ぜひ藤澤組合長にお尋ねしたいのは、船員の皆さ
んというのは、私のおじも戦前、戦中、戦後と船乗りでございまして、一等
航海士までやったんですが、戦前の話とかを昔聞いたことがあるんです。先
ほどありましたように、やはり戦中も含めて犠牲者が非常に多かった、約六
万人ぐらいというお話がございましたけれども、そういうところから、戦争
に加担もしないし、また被害者にもならない、そういう平和主義の観点から、
戦後も自衛隊の派遣には非常に慎重な立場を貫かれているということは私ど
も理解をしているところでございます。今回の新法については、そういう戦
争や紛争に行くのではなくて、生命と財産を守りに行く警察活動の一環とし
て、海保で足らざる部分を補足する警察活動として行く新法に私どもはまと
めさせていただいた、それが閣法になって出てきているというように私ども
は理解をしておりますけれどもそういう平和主義を貫かれている全日本海員
組合を代表してのお立場から、今回の新法での自衛隊も含めた海賊対処行動、
海賊対処法案についての評価を、ぜひ藤澤組合長にお尋ねしたいと思います。
●藤澤洋二(全日本海員組合組合長)先ほど、冒頭にも申し上げさせていた
だきましたけれども、我々は、十代の船員一万九千名を含めまして、六万数
千名が太平洋戦争において犠牲になるという経験をいたしております。これ
は軍の兵隊よりも戦死者が多かった、犠牲が多かった、そういう経験を持っ
ております。したがいまして、戦争の拡大につながる法律改正だとか憲法改
正とか、そういったものには、すべからく、海員組合のみならず、陸海空、
港湾の労働団体、二十団体が一丸となっていろいろな運動を展開しておりま
すし、これからも展開していく所存でございます。それで、今回、なぜ日本
船主協会との共同声明に至ったか。ここにおきましては、何回も申し上げま
すように、海洋立国日本において、やはり経済活動として海上輸送体制が不
可欠だと。海上というのは、船と船員が一体の考えにならなければ、安全運
航あるいはいろいろな物事には取り組んでいけないわけです。そこで、日本
船主協会の方も、我々船員の方も、日本人、外国人を問わず、やはり生命の
危機等、いろいろな問題に直面しました。そこで、今出ているのが、もう就
航しない、全部下船する。そういったいろいろな思いの中で、ここは軍事行
動区域、戦争区域ではない。いわゆる海賊行為による犯罪エリアだ。犯罪エ
リアですけれども、かなりなハイリスクがある。そういった状況を船員の方
も正しく認識をいたしております。そういった範疇でいきますと、犯罪取り
締まり、こういったことを中心にやっていけば、いわゆる船と船員は日本の
経済活動を担う海上輸送に従事できる、こういうことに全国大会でも意見が
集約をされたわけでございます。したがって、一義的には海上保安の警察活
動を中心にした対応ということを求めるわけでございますけれども、何回も
出ていますように、海上保安庁には一隻しかそういう能力を装備した船がな
い、こういう状況です。そこで、現在新法がいろいろ審議をされております。
その目的、志向をどこに置いているのか、よく精査いたしました。まさしく、
先生言われますように、これは海上輸送を擁護する、いわゆる船舶を擁護す
る、邦人を擁護する、そういった観点を目的として、いろいろな対応につい
て中身の論議が行われているというふうに私は読んで解釈をいたしました。
そういった意味からいきますと、早くこの新法を制定して、安全に、いろい
ろな日本商船隊の運航の警護に入っていただきたい、そういう思いでござい
ます。
●佐藤茂樹(公明党)ありがとうございます。それともう一つは、この審議
の中ではそういう御意見は出ませんでしたけれども、野党の政治家の一部の
中には、これはぜひ前川会長にお聞きしたいんですが、そういう危ないとこ
ろであれば、アデン湾等を回避して、アフリカの最南端である喜望峰等を回
る航路に全部回せばいいじゃないのか、そういうことを言われる方もいらっ
しゃったように聞いているわけでございます。これは会社の方で、また船主
協会の方で大体つかんでおられると思うんですけれども、例えば約二千隻の
そういう船がアデン湾を回避して喜望峰を全部回る、そういうようなことを
した場合のそういう経済的な損失等というのは非常に甚大なものになるので
はないのかなと推測するわけでございますが、そういうことにつきまして、
前川会長の方から御答弁をお願いできたらありがたいと思います。
●前川弘幸(社団法人日本船主協会会長)経済的なその負担ということなん
ですけれども、なかなか正確にはつかめないわけであります。まず、アデン
湾を通ってスエズを通るより、これを避けて喜望峰回りにしますと、大体、
航海日数が六日から十日ぐらい延びるわけでございまして、距離にしますと
約六千五百キロメーター延びるということでございます。我々は、まさに海
運というのは国際競争にさらされておりまして、日本籍船、あるいは日本の
船社であろうと外国の船社であろうと、やはり油を買うときは国際市場で同
じ値段で買う。それから、船員さんの給料も大体同じでございまして、船を
つくるにしても同じマーケットのところで船をつくる。まさに一物一価の世
界でございますから、そういった国際競争にさらされている中で、日本の船
社だけが運航日数が延び、なおかつ経済的な負担も負いながら国際競争に勝
つことはできない。これは、最終的に、船会社の経済的な問題もさることな
がら、実際に運んでいるお客様の荷物がおくれるということでございますか
ら、お客様のリードタイムとかあるいはインベントリー、こういうものにも
大きく影響が及ぶわけでございまして、実際問題として、すべての船を喜望
峰回りにするということは選択肢としてはなかなかとりにくい、こういうふ
うに考えております。以上でございます。

http://www.jsu.or.jp/
全日本海員組合組合

http://www.captain.or.jp/
日本船長協会

http://www.jsanet.or.jp/
日本船主協会

http://www.asaho.com/jpn/index.html
水島朝穂(早稲田大学法学学術院教授)  

http://homepage3.nifty.com/shigeki-ful/
佐藤茂樹さん

http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/020217120090422006.htm
衆議院/海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力
支援活動等に関する特別委員会 会議録 第6号 
平成21年4月22日(水曜日) より抜粋

●高木義明(民主党)今大臣が申されたように、海上警備行動での不備を補
うために新法を出した、これはこれで私は大事なことであろう、このように
思っております。
そこで、後でまた質問いたしますが、いわゆる海上保安庁の位置づけと、ま
た、いわゆる国会の事前承認という話もございますが、その前に、もうこれ
までも議論が出た、またこれからも続くんでしょうけれども、やはりこの海
賊対策で触れておかなきゃならないものは、特にアデン湾・ソマリア沖につ
いては、当該国と周辺地域の安定がやはり基本です。そういう意味では、ソ
マリアの民生安定あるいは国の統治機構の確立ということが何よりも大事な
ことだろうと私は思っております。これまでも本会議、委員会を通じまして
外務大臣がお答えをしておりますが、いまいち姿が見えぬ、ある意味では国
際的な枠組みも含めて、これらの早期解決のために、特にソマリアの内政安
定のための外交努力をすべきだと思っています。この点についてお伺いして
おきたいと思います。
●中曽根弘文(外務大臣)ソマリアの情勢については、もう委員は十分御承
知かと思いますが、せっかくの機会でございますので、情勢の御説明も含め
て答弁させていただきたいと思います。ソマリアの情勢は、今までは国際社
会としてなかなか有効な手だてを講ずることができなかった、極めて複雑で
困難な問題でございます。昨年の八月には、暫定連邦政府と、それからソマ
リア再解放連盟の穏健派、これはイスラムグループの穏健派でございますが、
との間で、武力行使の停止等を含むジブチ合意が成立をいたしました。また、
ことしになりまして、暫定連邦政府におきましては、新大統領それから新内
閣が誕生いたしまして、新議会も誕生しつつある、そういう状況でございま
す。しかし、暫定連邦政府には、すべての勢力が参加しているわけではござ
いません。そういうところから、このような動きがソマリア全体の和平につ
ながるか否かは、今後の動向を慎重に見ていく必要があると思っております。
ソマリアの民生安定が大事だと今委員がおっしゃいましたけれども、やはり、
アデン湾・ソマリア沖海賊の根絶に向けましては、我が国といたしましては、
周辺国の海上取り締まり能力の向上、それから地域間の協力、さらにはこの
海賊行為による被害の増加の背景にあります不安定なソマリア情勢を安定化
するという、そういう中期的、長期的な視点、そういう取り組みを一層進め
ていくことが大事だと思っております。ちなみに、人道支援を中心といたし
ましたソマリアにつきましての国連の統一アピールに対しまして、これは二
〇〇九年分といたしまして、我が国を含む各国は、既に金額にいたしまして
約二・七億ドルを拠出しております。また、我が国につきましても、人道支
援それから治安向上等のための支援といたしまして、最近二年間で約六千七
百万ドルを国際機関を通じて拠出しているところでございます。また、昨年
のジブチ合意以降の肯定的な動きに対応しまして、国連の安保理や、それか
らソマリア情勢に関心を有する欧米、アラブ、アフリカ諸国等から成るグル
ープが今後の和平進展への支援等につきまして今検討も行っておりまして、
我が国といたしましても積極的に協力をしていく考えでございます。なお、
ことしの三月、アフリカのボツワナにおきまして、私は、ソマリアの暫定連
邦政府のワルサム計画・国際協力大臣と会談をいたしました。その際、先方、
ワルサム大臣は、軍や警察の整備それから公務員の育成などの治安改善や、
さらに、避難民の帰還の促進、元戦闘員の雇用機会の創出等、そういうよう
な人道状況の改善が非常に大事である、そのための支援を国際社会に期待す
ると述べていたところでございますので、私からも先方に対しまして、ソマ
リア情勢の安定のために支援をしていくとの立場を伝達したところでござい
ます。

http://www.y-takaki.jp/
高木義明さん

●石原宏高(自由民主党)ありがとうございます。また報道関係の確認であ
りますけれども、四月の十五日に米国のクリントン国務長官は、再び増加し
ている海賊事件への新たな対策として、海賊行為に対する刑事手続の強化の
ほか、海賊が身の代金などで得た資金の追跡調査や凍結などを挙げたとの報
道があります。外務省で把握をしているクリントン国務長官の具体的な対策
の内容について、わかればお聞かせをいただきたいと思います。
●梅本和義(外務省/北米局長)お答え申し上げます。アメリカにおきまし
ても、最近アメリカ関係船舶の海賊襲撃事案の発生がございまして、海賊へ
の対応策を強化するという動きが見られているわけでございます。そういう
中で、クリントン国務長官は、四月十五日の記者会見におきまして、以下の
四つの措置を即時とるというふうに発表したというふうに承知をしておると
ころでございます。その四つは、一つは、二十二日、二十三日にブラッセル
で開催予定のソマリア治安機関構築及びアフリカ連合ソマリア・ミッション
支援のための国際会議へ特使を派遣すること。第二は、多国間の対応拡大の
ため、海賊問題に関するコンタクトグループの即時開催をするということ。

それから三番目は、米外交当局によるソマリア暫定連邦政府及びプントラン
ドの地域指導者との接触を図るということ。

四番目は、海運業界及び保険業界との協力。この四つを即時にとるというこ
とを発表したというふうに承知をしております。また、クリントン長官は、
二十日の会見において、海賊問題に関するコンタクトグループを五月上旬に
ニューヨークで開催するということもあわせ述べている、こういうことでご
ざいます。

http://www.ishihara-hirotaka.com/
石原宏高さん

●赤嶺政賢(日本共産党)十八日付のウォールストリート・ジャーナルによ
りますと、海賊が商船を乗っ取ろうとするのを阻止するために武器を使用す
ることを認めるという点ではすべての国が同意していると思われる、このよ
うに言っております。一方で、船を乗っ取られた後に海賊と交戦することを
望む軍隊は少ないとされています。NATOやEUはそうした武器使用はし
ない、ウォールストリート・ジャーナルの報道ではそうなっているわけです
ね。米軍も、今回の事例までは海賊と交戦するという姿勢ではなかったよう
であります。例外はフランス軍とインド軍とのことでありますが、これは外
務省、どのように理解しておりますか、今の報道は。
●別所浩郎(外務省/総合外交政策局長)今委員が御指摘のあったインドの
軍の関係、フランスの軍の関係、私どもも報道で当然承知しております。他
方、個々の軍隊の武器使用の基準について、私ども個々に知っているわけで
はございませんし、また各国、軍の武器使用の基準について必ずしも公にし
ていないというのが現状だろうと思っております。
●赤嶺政賢(日本共産党)このウォールストリート・ジャーナルによります
と、公海上で人質を拘束した海賊と対峙する場合、時間は海軍の側にあると
いう指摘をしているんですね。つまり、海賊は通常、イデオロギーが動機に
なっているわけではないわけですから、限られた物資しか持っていないわけ
です。疲れ果てさせれば断念させることができる、海軍の側が有利だ、この
ように報じているわけです。今回、海賊三人が射殺されたことに対して、ソ
マリアの海賊組織はアメリカに対する報復を宣言しました。アメリカの第五
艦隊のゴートニー中将は、船長救出がこの海域での暴力をエスカレートさせ
るだろう、このように述べております。その後、アメリカの貨物船リバティ
・サンが海賊船からロケット弾や自動小銃で攻撃を受ける事件も発生してお
ります。そこで外務大臣に伺いますけれども、今回の海賊三人の射殺は情勢
の緊張悪化を招いているのではありませんか。
●中曽根弘文(外務大臣)突然の御質問でございますが、それはできればそ
のような事態にならない方が好ましいわけであります。また、当時の現場の
状況等も私ども正確に承知しているわけではありませんので何とも申し上げ
ようがありませんが、そのような海賊行為そのものが犯罪行為でありますか
ら、そういうものに対処する上で、やむなくそういうようなことになったん
だと思いますが、緊張は高まらない方がいいということは、これは当然のこ
とであります。
●赤嶺政賢(日本共産党)いや、ですから、そういう行動というのは緊張悪
化を招くんじゃないかと伺ったんです。
●中曽根弘文(外務大臣) そもそも海賊がそういう犯罪行為をするからで
ありまして、そのために各国が、約二十カ国がそういうふうに国費を使って、
また、多くの人がそのような活動をやっているわけですから、そういうもの
を根本を直さなければならないわけでありまして、そういう意味で、やむを
得ず対応しているということでございます。緊張は、先ほどから申し上げま
したように、それによって高まるということはあるかもしれませんが、しか
し、国連の安保理の決議等もありまして、協力をしてこれをなくすというこ
とが大事ということは言うまでもありません。
○赤嶺政賢(日本共産党)今までアメリカも、海賊を捕らえても射殺という
ことはなかったわけですが、今回の行動が、やはりあの海域での緊張を激化
させるものになると思うんですよ。そこで、それを受けて、先週の十五日で
すが、クリントン米国務長官は、人質事件を受けて緊急対策を発表いたしま
した。中身は、ブリュッセルの会合への代表派遣やコンタクトグループの開

催、プントランドの地元指導者との協議、船会社や保険会社による自衛措置

の強化などであります。同時に、アフリカの角に海洋の安全を回復するため
の長期戦略を立案するとも述べております。この緊急対策、長期戦略につい
て、日本政府に対して何か説明はありましたか。
●別所浩郎(外務省/総合外交政策局長)クリントン国務長官が発表された、
記者会見でおっしゃった話の中で、今後やっていくという話を幾つか言って
おられます。その中の幾つかについては今後とも日米間で話し合っていくと
いうつもりでございますし、また、海賊問題について、当然日米間で事務的
にも話し合いをしているところでございます。ただ、この四月十五日の発表
内容について事前に通報があったとか、そういうことではございません。
●赤嶺政賢(日本共産党)ブリュッセルの会合は二十三日から開かれるよう
であります。会合に関連してソマリアのアハメド大統領は、ソマリアの治安
部隊を確立するための国際的援助として一億六千五百万ドルがあれば、当面
の海賊対策に十分で、海賊の攻撃の四分の三は防止できると発言しておりま
す。日本政府は、このブリュッセルの会合に代表を派遣するんですか。そし
て、何を主張するおつもりですか。
●秋元義孝(外務省/中東アフリカ局/アフリカ審議官)委員御指摘のブラ
ッセルでの会合というのは、まさに国連の主催によりまして、ソマリアの治
安機関の創設、それから、アフリカ連合が派遣していますソマリア・ミッシ
ョン、これに対する支援を議論するための会議でございます。この会議には、
我が国からは橋本外務副大臣が出席いたします。そういうことですので、こ
の会議におきまして、我が国としても、こういうソマリアの治安強化のため
にどういうことをすべきなのか、そして日本としてどういう貢献ができるの
か、こういうことを主張してまいりたいと思っております。
●赤嶺政賢(日本共産党)今度は別のことを国土交通省に聞いていきますか
ら、金子大臣、よろしくお願いします。きのうも参考人の質疑の中で聞いた
ことなんですが、今回の自衛隊派遣の必要性として、民間船舶が喜望峰やパ
ナマ運河回りに切りかえた場合の経済コストがよく挙げられます。国土交通
省に確認したいのですが、喜望峰回りやパナマ運河回りにした場合に、増加
する燃料コストは具体的にどれだけですか。ただ、その一方で、アデン湾を
通過する場合には、スエズ運河の通航料がかかり、最近は保険料も引き上げ
られたと聞いております。これらはどのくらいかかりますか。また、これら
を相殺しますと、ソマリア沖・アデン湾を通過した場合あるいは迂回した場
合の経済コストは実際どの程度変わってくるのでしょうか。
●伊藤茂(国土交通省/海事局長)お答えを申し上げます。喜望峰回りと、
それからアデン湾、スエズを航海した場合の比較を準備してまいりましたの
で、ちょっと御紹介を申し上げますが、これは船の大きさとか船の種類、ス
ピード等で変わってまいるわけでございます。航海日数で申しますと、六日
から十日程度増加をいたします。それは、距離が六千五百キロメートル程度
長くなるわけでございまして、その結果として航海日数の増加があるという
わけでございます。コスト増についてのお話でございますが、これもまた、
船の種類、大きさによってかなり異なってまいりますし、またそのときの油
代でございますけれども、そういった価格とも連動いたしますので、大きく
変動いたします。そういったことを前提にいたしまして、一定の仮定を置い
て、さらに保険料の増も含めまして、船主協会の試算をいただいたところで
ございますが、例えばアデン湾を航行しているコンテナ船の例で申しますと、
約二千万程度の負担増になるというふうに伺っております。
(赤嶺委員「二千万ドル」と呼ぶ)
二千万円でございます。失礼いたしました。
●赤嶺政賢(日本共産党)これまでアデン湾を航行していた船舶のうち、喜
望峰回りあるいはパナマ運河回りに切りかえた船舶、これはどの程度ありま
すか。
●伊藤茂(国土交通省/海事局長)これも私ども直接把握しておりませんの
で、いわゆる船主協会に伺ったところの結果でございますが、これは必ずし
も航路変更してアデン湾を航行したという数について詳細に把握をなかなか
できないというお話がございました。ただ一方で、喜望峰回りの通航実績が、
例えば本年一月から三月の三カ月間でございますけれども、三十六隻ござい
ました。なかなか難しいとは申し上げましたけれども、船主協会が確認がと
れた船としては、航路変更してアデン湾にかえて喜望峰回りをとったという
船は、この三十六隻のうちの一隻だという確認がとれたというふうに伺って
おります。
●赤嶺政賢(日本共産党)もう時間がなくなりましたけれども、私たちも外
洋を航海している船員の方の意見も聞いてまいりました。なぜ軍隊に守って
もらわなければならないような危険な海域に船を出すのか、安全な海域に出
すのが船主の責任ではないかと、安全な航路の選択というようなことも、い
わば船員の中からの声として出てまいりました。私は、けさの理事会で与党
の方から、何かもうあした討論、採決というような提案もされておりますが、
疑問はまだまだあります。論じられた問題点についても一層深めていかなけ
ればいけない問題が積み上げられておりますので、引き続き、私も質問を用
意しておりますので、この委員会で質問を続けていきたいと思います。

http://jcp-akamine.web.infoseek.co.jp/
赤嶺政賢さん

http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/020217120090423007.htm
衆議院/海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力
支援活動等に関する特別委員会 会議録 第7号  ▲ 採決 ▲

http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000117120090423026.htm
衆議院/本会議 会議録 第26号 ▲ 採決 ▲
平成21年4月23日(木曜日) 

http://www.cas.go.jp/jp/houan/pirate/PPML_gaiyou.pdf
海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案の概要

http://www.cas.go.jp/jp/houan/pirate/PPML_houan.riyu.pdf
海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案

http://www.cas.go.jp/jp/houan/index.html
内閣官房 国会提出法律案

参議院で平成21年度の補正予算案が審議入りしたが、やがて始まる参議院
での「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案」の審議に備え、
衆議院での審議を検証し、衆議院でそれなりに質疑されたが内閣や与党とは
かみ合わない論点(例えば海賊対策は海上保安庁の任務だ云々かんぬん)と
衆議院と重複する不毛な質疑を避け、有意義な質疑をするよう提案したい。

うわっ、全財産が7千円くらいしか無い・・・

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  ふろむ・あーす 気付 関組長

※「ふろむ・あーす」(http://www.from-earth.net/)という雑貨屋さんに、
関組長の郵便受けを引き受けていただいています。

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090−8528−9174(=関組長、携帯電話を持ちました。) 

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メルマガ読者580人全員から届いても構いません。
一方通行はさみしいのでメールをください。

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(例えば、アフガン戦争、イラク戦争、有事法制、共謀罪、教育基本法、
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・ 関わっている市民活動のグループが有るか無いか? 

を書いて欲しいです。どうせ関組長のほうから尋ねるからです。

メールをくださる時に必ず書いてほしいことは、あなたのお住まいの選挙区
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カンパをお送りくださった方のことは金額も氏名も載せず、例えば、

カンパおおきに(^^!
>神奈川4区のメルマガ読者さん

とだけ表記しています。

匿名でも構いませんが、あなたのお住まいの地域を小選挙区比例代表並立制
で、例えば北海道12区とか沖縄4区などと書いてください。(それ以下の
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あなたのお住まいの選挙区がかわからない人は、

http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1251/
2005年総選挙選出衆議院議員一覧

で調べてください。

このメルマガに「返信」を押すと、

Re:関組長日記:「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律案」
の衆議院での審議をふりかえる

と、

benetoncondom@hotmail.com    
関組長

にメールが届いて、メルマガ『組長日記』の読者からであることがわかりや
すくてありがたいです。

http://sekigumi.ti-da.net/e2653033.html
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