>> 記事トピックス一覧 
トップ > ニュース&情報 > 国際情勢 > Japan on the Globe 国際派日本人養成講座

JOG-mel No.554 米中石油冷戦と日本の国策

発行日: 2008/6/29

■■ Japan On the Globe(554)■ 国際派日本人養成講座 ■■■■

         The Globe Now: 米中石油冷戦と日本の国策
    
                      石油をがぶ飲みする中国が、アメリカの
                     石油覇権に挑戦している
■転送歓迎■ H20.06.29 ■ 38,207 Copies ■ 2,880,897 Views■
  無料購読申込・取消: http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/

    --------------------------------------------------------
     弊誌をあなたの主催または参加しているホームページ、ブロ
    グ、メーリング・リスト、メール・マガジンにご紹介ください。
    転載も大歓迎です。ご紹介先のアドレスを記載して、本メール
    への返信でお知らせ下さい。薄謝として、本誌総集編(電子ブッ
    ク版、¥800)を差し上げます。
    --------------------------------------------------------
    
■1.石油をめぐる国益のぶつかり合いが激しくなる■

     ガソリン価格が高騰している。多くのガソリン・スタンドで
    は1リットル170円台を突破し、7月には史上初の180円
    台が見込まれている。

     国際的な原油価格の高騰と円安のダブルパンチによるものだ
    が、前者は中国・インドなど新興国の需要増と、石油増産余力
    の少ないこと、そしてこの需給ギャップを見込んだ投機資金流
    入が原因である。投機資金の流れは市場心理や規制などで変わ
    る可能性があるが、実態としての需給ギャップは構造的・長期
    的な問題である。

     原油高騰は、家電製品・包装容器等に多用されるプラスチッ
    ク類、衣類に用いられる化学繊維など広範囲の石油化学製品の
    価格高騰を招く。同時にガソリン価格の高騰は、輸送費・交通
    費の上昇に直結し、広範囲に物価を押し上げる。

     石油は各国経済の土台をなすだけに、石油をめぐる各国の国
    益のぶつかり合いは激しさを増すだろう。その象徴が、世界の
    石油支配を覇権の切り札にしてきたアメリカと、石油をがぶ飲
    みして経済発展を続けてきた中国の激突である。

■2.加速する石油消費量増加■

     米国エネルギー省の2005年2月3日付け発表によれば、世界
    の石油消費量は現在の一日8200万バレルから、2025年には1億
    2500万バレルへと、50%以上増える。

     多くの地質学者は、現在の技術では1日の石油産出量は1億
    バレルがせいぜいであり、1億2500万バレルを掘り出すには、
    新しい技術と膨大な資金が必要だと考えている。

     もちろん今後20年の間には、石油採掘技術も進むだろう。
    問題は、需要増大のスピードに供給拡大のスピードが追いつく
    かどうかである。

     石油消費量の増加ぶりは近年加速している。1977年に一日
    6千万バレルだった石油消費量が、7千万バレルに到達したの
    は1995年で18年かかっている。それが8千万バレルになった
    のは2003年で、8年しかかかっていない。さらに9千万バレル
    に達するには、4,5年しかかからない、と専門家は見ている。
    [1,p22]

     この加速する石油消費量の増加は、主にアメリカと中国によ
    るものである。

■3.石油をがぶ飲みする「世界の工場」■
    
     中国の石油消費は2004年時点で、日量670万バレル(世界シェ
    ア8.3%)と、米国に次ぐ世界第2位である。前年からの増
    加は約90万バレルと年率15%もの伸びで、同年の世界の消
    費量増加の36%を占めている。アメリカの増加量シェアは、
    20%で、二カ国で世界の増加量の6割近くを占めていること
    になる。[2]

     問題なのは、中国のエネルギー効率がきわめて悪いことだ。
    GDP(国内総生産)100万ドルを産出するのに、中国は
    1600バレルを必要としているが、これは米国の約2倍、日
    本の約4倍もの消費量である。しかもこのエネルギー効率は近
    年、それほど改善されていない。

     日本のエネルギー効率の高さは、石油ショック以来、現場の
    きめ細かな改善活動や省エネ設備の導入などで、営々と築き上
    げてきたもので、一朝一夕に中国がコピーできるものではない。

     中国はその人件費の安さから「世界の工場」として製造業を
    急速に発展させてきたが、それはエネルギーをがぶ飲みする、
    極めて効率の悪い「工場」なのである。エネルギー・コストが
    大幅上昇するにつれて、人件費の安さは相殺され、中国製造業
    の国際競争力は失われていくだろう。

     それでも中国は今後も石油に頼らざるを得ない。中国のエネ
    ルギー源の三分の2は石炭だが、煤煙を取り除く技術・設備の
    遅れから大気汚染は深刻な状況となっており、これ以上石炭に
    は頼れない。

     また安くて公害の少ない天然ガスは、ガス化装置、輸送パイ
    プライン、貯蔵施設などの整備がほとんどできておらず、天然
    ガスへの大規模な転換には、膨大な投資と時間がかかる。

     結局、中国は経済発展を続けるためには、高い石油のがぶ飲
    みを続けなければならないのである。
    
■4.中東への侵出■

     その中国は石油を求めて、世界各地でアメリカとの対決を始
    めている。イラン、クウェート、サウジアラビアへの接近につ
    いては [a]で述べたが、ここで少し補足しておこう。

     中国はイランから大量の石油を輸入している。その見返りに、
    イランに原子力発電を中心とした核技術の輸出をしている。核
    兵器やミサイルの技術も売っていると、CIAは疑っている。

     イランの核開発疑惑に対して、2004年に国連の安全保障理事
    会が現地査察を含めて干渉しようとした時には、中国は常任理
    事国の特権を利用してこれを妨害し、その代償としてイランと
    の大量の石油取引契約を結んでいる。

     中国は同時に世界最大の石油埋蔵量を誇るサウジアラビアに
    触手を伸ばしている。いつのまにかに国立石油企業サウジ・ア
    ラコムの株を20%取得し、共同でサウジアラビア国内で製油
    施設を作ることになったという。さらに天然資源開発のための
    共同事業を開始した。アメリカが同様な提案をした際には、サ
    ウジアラビアは色よい返事をしなかった。

     サウジアラビアは親米国であり、アメリカの聖域だと言われ
    ていたが、いまや中国寄りに傾きつつある。その原因は、中国
    による兵器の供給であると言われている。

     イランはイスラム原理主義者たちによる独裁体制であり、サ
    ウジアラビアも王家による独裁下にある。両国が、自由民主主
    義国家のアメリカよりも、共産党独裁国家の中国に親しみを感
    じるのは、体質的にごく自然なことなのである。

     アメリカの引き起こしたイラク戦争は失敗だったと言われて
    いるが、中東の石油産出国でアメリカの覇権下にあるのは、イ
    ラクとクウェートだけである。フセイン体制がまだ続いていた
    ら、中東全域が中国よりの独裁体制になっていたはずだ。
    
■5.「アメリカの裏庭」中南米へも■

     南米は「アメリカの裏庭」と言われてきた。アメリカがベネ
    ズエラから輸入する原油は、日量120万バレル、石油輸入総
    額の12.4%で、カナダ、サウジアラビアに次いで第3位と
    なっている。

     しかし、ベネズエラは世界最大の麻薬密輸国であり、麻薬マ
    フィアが政治も経済も取り仕切っている。アメリカの情報機関
    は、チャベス大統領自身も麻薬組織に関係していると考えてい
    る。アメリカは麻薬コネクションを野放しにしているチャベス
    大統領を許せないと考えている。

     ベネズエラ国内では、反大統領派が勢力を広げて内戦状態が
    長く続いているが、アメリカは反体制派を助け、軍事力で介入
    する姿勢をとり続けてきた。

     こうしたアメリカとベネズエラとの確執を見て、中国はすか
    さず間に入ってきた。2005年、中国の石油会社がベネズエラ国
    内で油田を開発し、製油施設を建設するという契約をチャベス
    大統領と結んだ。そこから一日12万バレルを中国に輸出する
    というのである。

     しかし中国のタンカーは大きすぎてパナマ運河を通れない。
    そこでコロンビアの太平洋側の港まで、石油パイプを敷設する
    契約をコロンビア政府と結んだ。

     同時に、中国はもともと共産主義者であるカストロ政権と契
    約し、キューバでの製油業に乗り出すことになった。また腐敗
    したエクアドル政府とも契約して、石油採掘を行うこととした。
    さらに民主主義勢力を弾圧しているペルー政府とも覚書を締結
    し、石油・天然ガス建設についての技術援助と資金提供を申し
    出ている。

     こうして見ると、中国は中南米の腐敗した政府を支援するこ
    とによって、石油を手に入れようとしているのである。
    
■6.スーダン独裁政府の陰のパトロン■

     中国が独裁国家に接近して石油を得ようとする動きは、アフ
    リカでも見られる。

     中国が輸入する石油の7%がスーダンから来ている。中国は
    積極的にスーダンでの油田開発に協力し、パイプライン建設に
    多大な資本投下を行っている。紅海に至る1400キロのパイ
    プライン建設では、この工事に投資しただけでなく、労働者を
    装った兵士を多数投入している。

     スーダンではこの20年間、内戦が続いており、大量虐殺も
    起こしている。そのスーダン政府に中国は武器を売り、それと
    引き換えに石油を輸入しているのである。

     2004年9月、国連の安全保障理事会はスーダン政府が凶悪な
    軍事勢力を支援することをやめない場合には経済制裁を行うと
    決議した。アメリカの議会関係者の情報によれば、中国はスー
    ダン政府などに対して、「(常任理事国としての)拒否権を使っ
    て、(経済制裁の)国連決議をつぶしてしまうから」と述べて、
    見返りに石油の提供を求めている、という。

     スーダン政府の国民虐殺は世界中から非難されているが、そ
    の陰のパトロンになっているのが中国なのである。欧米諸国を
    中心に、北京オリンピック・ボイコットの声が上がっているの
    は、このためである。
   
■7.中央アジアを「中国のエネルギー供給基地」とする戦略■

     中国は中央アジアでも暗躍している。カザフスタンとウズベ
    キスタンは石油資源、天然ガスに恵まれた地帯である。両国に
    はアフガニスタンなどから潜入したイスラム過激派アルカイダ
    が政府転覆を謀っていると言われ、そのため従来、両国はアメ
    リカのテロリストとの戦いに協力し、同時に石油や天然ガスを
    輸出する約束をしていたのだが、そこに中国が介入したのであ
    る。

     中国はカザフスタンとは戦略同盟協定を結び、中国への石油
    と天然ガスのパイプラインを作る構想を推し進めている。

     ウズベキスタンは、アフガニスタンへの攻撃用にアメリカの
    空軍基地を作らせることに同意していた。だが、2005年5月、
    ウズベキスタンのイスラム・カリモフ大統領が、民主選挙を求
    めて立ち上がった民衆数百人を虐殺した事から、アメリカとの
    関係がこじれていく。これはアメリカ側が親米的な民主政府を
    作ろうとする工作であった、と言われている。[a]

     アメリカはじめ世界各国はカリモフ大統領を非難し、国際的
    な調査を要求した。ところが中国は直ちにカリモフ大統領を支
    持し、民衆虐殺をテロリストに対する戦いとして、国際的な調
    査に反対する声明を発表した。その数日後、ウズベキスタンか
    ら中国に約6億ドルのエネルギーを提供するという条約が結ば
    れたのである。

     中央アジアからアメリカを追い出し、「中国へのエネルギー
    供給基地」とする戦略は着々と成功しつつある。
    
■8.米中石油冷戦が始まっている■

     こうして見ると、中国が中東、南米、アフリカ、中央アジア
    などの独裁政権に接近し、武器を与え、国連常任理事国として
    の庇護を提供して、見返りに石油を購入するという明確な戦略
    が見て取れる。それはアメリカの世界戦略へのあからさまな挑
    戦なのである。

     2005年7月21日、22日にわたって、アメリカの上下両院
    合同で、中国のエネルギー政策に関する公聴会が開かれた。中
    国のCNOOC(中国海洋石油公司)によるアメリカの石油企
    業ウノカル買収の動きが表面化し、米議会は、これを中国によ
    るアメリカのエネルギー戦略への挑戦と激怒して、この日の公
    聴会となったのである。

     この公聴会では、エネルギー専門家が上述のような事実を報
    告した。それらの意見をまとめると次のような結論となる。
    [1,p17]

        ・中国は、世界各地で石油を確保する努力を続けている。
          石油をめぐって世界のあらゆる地点でアメリカと対決を
          始めている。

        ・中国が海軍力をはじめ、核戦力を強化しているのは、将
          来起きている石油危機に備えてアメリカと対決しても石
          油を確保したいと考えているからである。

     石油を巡る米中の冷戦がすでに始まっているのである。

■9.「危機」を「好機」に変える国策■

     迫り来るエネルギー危機、および、それを前にした米中石油
    冷戦にわが国はいかに対応すべきか。日米同盟を基軸として、
    中国の膨張政策に歯止めをかける事が、当面の戦略であろう。

     さらに「危機」を「好機」に変え、国家の繁栄と独立、そし
    て世界の平和と安定を守るための国策がある。代替エネルギー
    の開発である。

     太陽光発電、燃料電池、電気自動車など、石油に依存しない
    エネルギー開発で日本は世界をリードしている。また日本近海
    に大量に存在する「燃える氷」メタン・ハイドレートは、現在
    の天然ガス消費量の百年分はあるとされる[b]。さらに海藻類
    や糞尿・下水道汚泥、食品廃棄物などをバイオガスとして再利
    用するリサイクル技術の開発も進んでいる[c]。

     こうした代替エネルギー利用のネックは石油対比のコスト高
    にあるが、技術進歩によるコスト低下と原油価格の急騰によっ
    て、急速に実用的な水準に近づいていくだろう。

     わが国が高価な石油に依存せず、地球環境にも優しい次世代
    エネルギー技術を確立できた時、効率の悪い高価な石油エネル
    ギーを使い、公害をまき散らしながら生産と消費を続けざるを
    得ない国々は、一挙に国際競争力を失ってしまう。

     米国の石油覇権、および中国が世界的に展開している原油開
    発投資は意味を失い、米中石油冷戦も雲散霧消してしまうだろ
    う。
                                         (文責:伊勢雅臣)

■リンク■
a. JOG(515) 石油で読み解く覇権争い
    北野幸伯著『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』を読
   む 
   http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogdb_h19/jog515.html
b. Wing(1337) 先端技術でエネルギー安全保障
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon//jogdb_h19/wing1337.html
c. Wing(1124) 世界を江戸化するバイオマス活用技術
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h18/wing1124.html

■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 日高義樹『米中石油戦争がはじまった』★★★、PHP研究所、
   H18
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569648061/japanontheg01-22%22
2. UFJ総合研究所「中国ビジネスレポート No.31 世界第2位の
   石油消費国・中国の石油事情」
http://www.murc.jp/report/research/china/2005/20050926.pdf

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ おたより _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
■前号「国語の品格」に寄せられたおたより

                                               純夫さんより
     例えば、「木漏れ日」という言葉は英語にはないそうです。
    英和辞典 を調べてみると、確かに

    dappled sunlight
    sunlight filtering through the trees

    となっていて一語では表わされませんし、2行目の表現は余り
    にも直接的で味気ない。

     また、英語には「いただきます」と「ごちそうさま」への対
    訳もあり ません。

     逆に英語にはJune brideという言葉があります。これはイギ
    リ スに行ってみればわかりますが、6月は本当に気候がすばら
    し い。一方日本は梅雨時です。ところが、June brideを直訳
    して 6月に結婚式を挙げようとする人達がいたりします。言葉
    の裏側にある ものを理解できないと、こういう愚行につなが
    ります。

     それから、ここで書くのは適切ではないかもしれませんが、
    「夜這 い」という言葉を英語でなんというかで、昨年英語母
    語の人達と盛り上 がったことがあります。結局 "sneak a
    woman's bed room in night  time" で落ち着いたのですが、
    英語では8語で説明しなければな りません。その時いたあるイ
    ギリス人が、「英語で8語で説明し なければならないことが、
    日本語だと1語だよね!」と、大笑い していました。

     日本語に限らず言語はその国の文化そのものであり、それを
    ないがし ろにすると言うことは自分の寄って立つところを否
    定するようなもので す。「夜這い」というのは不道徳な行為
    だから、そのような言葉を使う こともいけないと言って隠し
    てしまったらどうなるか。日本の古典文学 は理解できなくな
    りますし、外国人との文化的な交流もできなくなるの です。

                                                 進さんより
    「国語の品格」拝見しました。日本語は、本当に語彙が豊富で
    すね。と書いたものの、英語もフランス語も知りません。

     最近、私も俳句を作るようになり、そのことを一層感じてい
    ます。ありがたいことに、私たちには、四季があるからであろ
    うと思っています。

    「暮れなずむ」は、どうして私が知っていたか分かりませんが、
    昨年、三重県の相差町で一泊した時に、食後、浜辺で一時間ほ
    ど過ごしました。「暮れなずむ」そのものを体験したのですが、
    本当に、暮れそうで暮れない海を眺めて、下手な俳句を作りま
    した。

        潮騒に暮れゆく浜に虫の秋
        暮れ泥む浜辺は広し虫の秋
        漁火の又一つ増え秋の暮

     明るいうちは、見えるものは、目の前の海ばかり、少し暮れ
    てきますと、潮騒と虫が耳を楽しませてくれました。少し時間
    が経ちますと、「暮れ泥む」という言葉が浮かびました。そう
    こうするうちに、目の前は、暗闇となり 「漁火の又一つ増え
    秋の暮」が出来ました。

     「暮れなずむ」は、このように、ゆっくりとした時間を楽し
    めて初めて、実感できるものだと思いました。

     私は、俳句歴は、まだ4年ですのに、生意気に近くの人に集
    まって貰って、俳句会をしています。今日は、我が家の俳句会
    です。「国語の品格」をコピーして、皆さんに読んで頂こうと
    思っています。

                                               真幸さんより
     私は昔から本を読むのが好きで、字そのものも好きになり、
    辞書を気侭にめくっては読みふけることもあります。日本語と
    いうものを知るにつけ、その奥深さや言葉の美しさに、はっと
    打たれるような衝撃を覚えることしきりです。

     特に自然を表現する言葉の多様さ、細かさには畏敬の念すら
    覚えます。私たちのご先祖様方は、こんなにも注意深く自然を
    見つめ、心を傾けていたのだなあと、そう思うだけで感動して
    しまいます。

     千数百年、あるいはもっと長い間受け継がれてきたこの【日
    本語】には、きっとご先祖様方の魂、心が宿っているのではな
    いかと思うのです。言語というものは最も良くその民族の精神
    や歴史を内包する貴重な文化遺産であろうと思います。これを
    次の世代にきちんと伝えていくことは、過去と未来を繋ぐ私た
    ち全ての責務と考えます。私はまだ結婚もしておりませんが、
    いつか子供ができればその子にも、この国の言葉の美しさを知っ
    て欲しいと思っています。

■ 編集長・伊勢雅臣より

    『祖国とは国語』(藤原正彦著)とは、「よくぞ言ったり」で
    すね。

     読者からのご意見をお待ちします。以下の投稿欄または本誌
    への返信として、お送り下さい。
     掲載分には、薄謝として本誌総集編を差し上げます。
    http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jog/jog_res.htm

============================================================
Mail: nihon@mvh.biglobe.ne.jp または本メールへの返信で
Japan on the Globe 国際派日本人養成講座
姉妹誌「国際派日本人のための情報ファイル」JOG Wing
             http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogindex.htm
購読解除:   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/quit_jog.htm
相互広告: 弊誌読者の参考になるメルマガとの相互広告歓迎。
============================================================

 
このメルマガの読者になる
規約 
>> メルマ!の会報誌もお届けします
ブックマーク: はてなブックマークに追加del.icio.usに追加Buzzurlにブックマークニフティクリップに追加ライブドアクリップに追加Yahoo!ブックマークに登録My Yahoo!に追加Add to GoogleRSS

このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます

JOG Wing 国際派日本人のための情報ファイル
政治・経済・外交・社会・文化などの分野において「元気な日本」を作るためのオピニオン誌です。
週刊アカシックレコード
02年W杯サッカー韓国戦の「誤審」を世界で唯一「前日」に誌上予測し、誤審報道を「常識化」した推理作家(金正日の「遺書」で始まる「中朝戦争」後の北朝鮮...
宮崎正弘の国際ニュース・早読み
 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析
甦れ美しい日本
日本再生のための政治・経済・文化などの発展・再構築を目的とし、メールマガジンの配信を行う
花岡信昭メールマガジン
政治ジャーナリスト・花岡信昭が独自の視点で激動の政治を分析・考察します。ときにあちこち飛びます。


この記事へのコメント

全1件表示
コメントを書く
いろんな角度から物事を見なければいけないと改めて思いました。日時:2008年6月29日


おすすめキャンペーン

利息が気になるあなたへ
オリックスVIPローンカードなら
<<年率5.9%〜15.0%、利用可能枠最高500万円>>
ゆとりのカードローンです。
←お申込みはこちら

スポーツNEWS速報!

その他ニュース 相次ぐ食品偽装 消えた年金達

メルマガデータ


発行者プロフィール

ペンネーム :


このメルマガの読者になる

規約に同意する



このメルマガの最近の記事


このメルマガの最近のコメント


このメルマガのバックナンバー


注目情報


新着記事トピックス