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JOG-mel No.540 国民を護るインテリジェンス
発行日: 2008/3/23■■ Japan On the Globe(540)■ 国際派日本人養成講座 ■■■■
Common Sense: 国民を護るインテリジェンス
国家国民を襲う危機を事前に避けること
こそ、インテリジェンス活動の狙い。
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弊誌085,086号「2万人のユダヤ人を救った樋口少将(上下)」
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でご紹介した原作『流氷の海』(光文社NF文庫)を映画化す
る話が進んでいます。著作権の交渉のために、原作者・相良俊
輔氏の遺族をご存じの方がいらっしゃったら、弊誌あてご一報
下さい。 ==> nihon@mvh.biglobe.ne.jp
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■1.兆候があった在ペルー日本大使公邸占拠事件■
1996(平成8)年12月17日、ペルーの首都リマにある日本
大使公邸にて、天皇誕生日祝賀レセプションが開かれた。ホス
ト役の青木盛久大使をはじめとする大使館員、ゲストとしてペ
ルー政府要人、各国の駐ペルー大使、日本企業のペルー駐在員
ら約600人が集まった。
そこに突如、隣の家の塀を爆破し、14名のゲリラが乗り込
んできた。彼らは大使館を占拠し、約600人の人々を人質に
した。トゥパク・アマル革命運動という左翼武装組織のメンバ
ーであった。ゲリラたちは「フジモリ政権の経済政策の全面転
換」「身代金の支払い」などを要求した。フジモリ大統領はこ
れを拒否し、ゲリラたちは女性や老人、子供たちを解放した後、
残りを人質として、膠着状態に陥った。
事件が発生した直後、在米日本大使館の武官としてワシント
ンDCに駐在していた太田文雄氏(前・防衛庁情報本部長)は、
国防情報庁(DIA、Deffense Intelligence Agency)に行っ
てラテン・アメリカのテロ専門家と情報交換をした。その専門
家は、事件が勃発する1ヵ月前から、トゥパク・アマルが何ら
かの公共機関を襲撃するであろうという兆候を2件掴んでいた、
という。
それを聞いた時、太田武官は、もしペルーに日本の武官がい
て、米国の在ペルー武官を通じてDIAからの情報を入手して
いたならば、あの事件は未然に防止できたかもしれない、と思っ
たそうである。[1,p118]
■2.「この程度の情報はすぐ入手できますよ」■
事件が解決したのは5カ月も後だった。4月22日、ペルー
海軍や警察による特殊部隊が公邸に突入し、死亡者1人、複数
の重軽傷者は出したが、人質71人の救出に成功した。
その数日前、太田武官は各国海軍武官団の旅行で、メーン州
に出張していた所、同行のペルー海軍少将が「アドミラル太田、
今週動くぞ」と耳元で囁いた。
太田武官はこの情報を日本に伝えようとしたが、暗号化して
発信するためには最も近い所でもボストンの日本領事館まで行
かなければならないのと、この情報をダブル・チェックする術
がなかったことから、知らせなかった。伝えたとしても、日本
政府は混乱するだけで、何の役にも立たなかったろう。
数日後、バスの中で、このペルーの海軍少将が「数時間前に
救出作戦が始まり、既に制圧した」と教えてくれた。
事件後も、太田武官はDIAからのテロ情報を頻繁に発信して
いたので、日本のペルー大使がワシントンのDIAに情報収集
に来たことがあった。その時、太田武官は大使に「この程度の
情報は在ペルー米国大使館の武官が持っていますから、日本か
らの武官が配置されれば、簡単に入手できますよ」と言った。
ペルーには今でも武官が配置されておらず、この事件の教訓
は生かされていない。防衛省が武官をある国の日本大使館に配
するには、外務省はその見返りとして防衛省内で同レベルのポ
ストを要求するためという。そんな縄張り意識が、在留邦人の
安全確保よりも優先されているのである。
■3.ゲリラの動きを察知していれば■
この事件を通して、インテリジェンス活動の効用を理解する
ことができる。
ゲリラ側の立場に立って推察してみると、彼らの主要な敵は
アメリカであり、本当ならアメリカ大使館を襲った方が、国内
外へのアピールから見ても、はるかに効果的なはずだ。
しかし、そのアメリカ大使館はDIAからの情報を得て、普
段よりもなお一層厳しい警戒態勢を敷いていたと考えられる。
そうと知れば、アメリカは自分たちの動きを掴んでいるのかも
知れない、とゲリラ側は察し、これでは「飛んで火にいる夏の
虫」になりかねない、と考えたであろう。
ゲリラ側は次善の策として、その他の西側の大使館を検討し
たかも知れない。英仏独などの大使館も当然、武官を通じて、
アメリカからの情報を得ていたとすれば、警備も厳重になって
いるわけで、あきらめざるを得ない。
そんな所に、日頃から警備も薄いのに、さらにパーティー準
備に大わらわになっている日本大使館を見れば、ゲリラ側は、
こここそ格好の標的だ、と考えたであろう。インテリジェンス
活動ができてないばかりに、日本大使館はとんだとばっちりを
受けたのではないか。
■4.独ソ戦を左右したゾルゲ事件■
国際的に有名なインテリジェンス活動の一つが日本を舞台に
したゾルゲ事件である。
1941(昭和16)年6月、欧州では第二次大戦が始まっており、
ドイツ軍がソ連に侵攻していた。スターリンの関心事は、ドイ
ツの同盟国である日本が、これに呼応して極東からソ連を攻撃
するのかどうか、という点にあった。現に松岡洋右外相などは、
この際、ソ連を背後から叩くべきだと主張していた。
この時、在日ドイツ大使の私設情報官として働いていたリヒャ
ルト・ゾルゲは、実はドイツ共産党を通じて、モスクワの国際
共産主義団体コミンテルンに所属していた。ゾルゲは朝日新聞
記者・尾崎秀美に接近する。尾崎自身も上海駐在の頃から、国
際共産主義に共鳴していた。[a]
尾崎は近衛内閣の嘱託として入り込み、「日本は石油を取り
に南進する」という確度の高い情報を掴んで、ゾルゲに伝えた。
ゾルゲはこの情報をモスクワに送り、それを受けたスターリン
は、満洲やシベリアの軍団のうち数個師団を欧州戦線に振り向
けた。
冬期戦に長けたこれらの援軍によって、ソ連軍は電撃的侵攻
を続けていたドイツ軍を食い止めることに成功し、12月初旬
からは冬期大反攻を開始した。
もし日本がゾルゲのインテリジェンス活動を封じていたら、
ソ連は欧州戦線への兵力投入ができず、独ソ戦は全く別の様相
を呈していただろう。
さらに想像を逞しくすれば、そもそも1941(昭和16)年12
月初旬と言えば、運命の真珠湾攻撃が開始された時期である。
この時点で、ドイツ軍の旗色が悪くなりつつあるという情報を
日本が掴んでいたら、アメリカの挑発をも堪え忍んで、日米戦
の勃発は防げたかも知れない。そうなれば、第一次大戦と同様、
第二次大戦でも我が国は高見の見物をしていられた可能性もあ
る。
■5.日露戦争を勝利に導いたインテリジェンス■
日本がインテリジェンスで失敗した例を紹介したが、もちろ
ん、見事な成功事例もある。
福島安正・陸軍少佐は、日露戦争の11年前に、たった一人
でドイツからウラジオストックまでの1万4千キロを1年4ヶ
月かけて騎馬で横断した。世界中がこの大冒険に湧いたが、そ
の裏にはロシアの東方進出の実態を探るという目的があった。
福島少佐は、現地の見聞情報をもとに、ロシアはかならず蒙
古、満洲へと東進してくると判断した。そして弛緩した清国政
府にはそれを抑える力も意志もないことを見てとった。こうし
た情報をもとに、海軍増強など対ロシア戦略が構築された。[b]
また福島少佐は、ロシアが支配するポーランド、バルト3国
などで独立運動が起きていることを掴んだ。この情報から、日
露戦争中、明石元二郎大佐は、これらの地域での独立運動を支
援して、ロシアを後方から脅かした。これがロシア皇帝に早期
講和を促す大きな要因となった。[c]
国力でも武力でも大きく劣る日本が、ロシアに勝てたのも、
インテリジェンスの面で相手を凌駕していた点が大きい。
■6.「孫子を忘れたが故に戦略的思考に乏しくなった」■
明治時代の日本は見事なインテリジェンス力を発揮して、大
国ロシアの侵略を打ち破ったのに対し、その後、インテリジェ
ンスの力を失い、ついには敗戦という事態に至ったのはなぜな
のか。太田文雄氏は、こう述べている。
また、幕末の吉田松陰が「孫子」を弟子たちに講義した
ことは有名ですが、その弟子達である伊藤博文や山縣有朋
が軍政面での指導者として戦った日清・日露の戦いでは、
極めて見事な戦争指導が行われたのに、日露戦争後、洋行
帰りの人達が国の指導者となってから、思わしくない結果
が出ているということも、「孫子を忘れたが故に戦略的思
考に乏しくなった」という事実とあながち関係がないとも
言えないような気がします。[1,p110]
「孫子」は、今も戦略論の古典として世界中で読まれている。
アフガニスタン作戦とイラク戦争を指揮した米中央軍司令官フ
ランクス陸軍大将は若い頃から「孫子」を熟読していた。また
軍事戦略家のHarlan K. UllmanとJames P. Wadeの著書"Shock
and Awe"(衝撃と畏怖)は、イラク戦争での作戦名にも採用さ
れているが、その中では「孫子」の引用が数十回もなされてい
る。
この「孫子の兵法」こそ、「敵を知り己れを知らば、百戦し
て危うからず」との名言で知られるように、インテリジェンス
を重視した戦略論なのである。
■7.戦わずして人の兵を屈する■
「百戦して危うからず」などと聞くと、軍国主義の権化のよう
で、毛嫌いしてしまう人もいるだろう。しかし、「孫子」をよ
く読めば、それが誤った先入観であることが分かる。
百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の
兵を屈するは、善の善なる者なり。
(百回戦争して百回とも勝利を収めるのというのが、最善
ではない。戦わずして相手の力を挫くことこそ、最善の方
策である。)
戦争とはたとえ勝ったにしても、多くの人命を失い、国富を
消尽させる。国家にとっては国民と国益を護ることが目的なの
だから、戦わずしてその目的を達成することこそ、最上の道な
のである。
冒頭に紹介した在ペルー日本大使公邸占拠事件の例でも、ア
メリカは事前にゲリラ活動を察知しており、ゲリラ側に攻撃の
隙を与えなかった。
また、尾崎秀美のような国際共産主義の手先が日本を中国大
陸での戦乱に巻き込もうという策謀を巡らしているのをよく知っ
ていれば、それに乗せられて日華事変のような消耗戦を戦うこ
とは避けられたであろう。
さらに1945年12月初旬の時点で、独ソ戦でドイツの旗色が
悪くなっていることを知っていれば、アメリカの執拗な挑発を
避けて、第2次大戦に巻き込まれずに済んだ可能性もあったこ
とはすでに述べたとおりである。
このように的確な情報を得ていれば、余計な戦いを避けて、
国民の安全と利益を護ることができる。そこにインテリジェン
ス活動の効用がある。
■8.オウムと北朝鮮■
日本は平和な国であり、我が国さえ侵略をしかけなければ、
戦争は二度と起こらない、などという幻想は過去のものとなり
つつある。
この幻想を打破したのは、オウム真理教による地下鉄サリン
事件、および、北朝鮮による拉致であろう。
1995(平成7)年に起こった地下鉄サリン事件では、オウム
真理教徒が地下鉄丸の内線、日比谷線、千代田線の5編成で化
学兵器として使われる神経ガス・サリンを散布し、乗客や駅員
ら12人が死亡、5,510人が重軽傷を負った。大都市で一般市
民に対して化学兵器が使用された史上初のテロ事件として世界
に衝撃を与えた。
オウムは上九一色村にサリン製造プラントを建設し、ロシア
から大型軍用ヘリコプター「ミル17」の中古機を購入・配備
していた。まかり間違えば、サリンが大都市に空中散布されて、
はるかに大規模な被害が出ていた恐れがあった。
北朝鮮による拉致事件も、めぐみさんが連れ去られたのが、
昭和52(1977)年。17年後の平成6(2004)年に韓国に亡命し
た北朝鮮工作員の証言によって、ようやく拉致問題が公にされ
た。日本政府が拉致被害者として認定したのは17名だが、一
説には100名以上とも言われている。
オウムにしろ、北朝鮮にしろ、なぜもっと早くその動きを掴
んで、大きな被害が出る前に手が打てなかったのか。これが日
本のインテリジェンスの問題であろう。
■9.「敵の情を知らざるは、不仁の至りなり」■
日本のインテリジェンス機関としては、防衛省情報本部(2
千人規模)、内閣情報調査室(数百人)、外務省国際情報統括
官室(百人以下)が主だった所であり、合計しても3千人以下
の規模と推定される。
それに対して、アメリカは中央情報庁(CIA、数万人)、
国家安全保障庁(NSA、CIAの約2倍)、国防情報庁(D
IA、約1万人)、国家地理・空間情報庁(NGA、約1万人)
と、おそらく合計では10万人規模のインテリジェンス人員を
擁している。
イギリス、フランス、ドイツなどは、アメリカの十分の一の
陣容と推定されるが、それでも日本の数倍の規模となる。
孫子は「爵禄百金を愛(おし)んで敵の情を知らざるは、不
仁の至りなり」と言った。インテリジェンス活動のためのポス
トや費用を惜しんで、敵情を知らないのは「不仁の至り」と言
うのである。
地下鉄サリン事件での死者12人、重軽傷5,510人、北朝鮮
の拉致被害者が政府公表だけでも17名という被害者の上を思
えば、インテリジェンス活動の軽視が、まさに国民に対する
「不仁の至り」であることが実感できよう。
■リンク■
a. JOG(263) 尾崎秀實 〜 日中和平を妨げたソ連の魔手
日本と蒋介石政権が日中戦争で共倒れになれば、ソ・中・日
の「赤い東亜共同体」が実現する!
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h14/jog263.html
b. JOG(418) 福島安正・陸軍少佐のユーラシア単騎横断 迫り来る
ロシアとの戦争に備えるべく、 安正は1万4千キロの大偵察
旅行を敢行した。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h17/jog418.html
c. JOG(176) 明石元二郎〜帝政ロシアからの解放者
レーニンは「日本の明石大佐には、感謝状を出したいほどだ」
と言った。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h13/jog176.html
■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
→アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。
1. 太田文雄『「情報」と国家戦略』★★★、芙蓉書房出版、H17
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4829503580/japanontheg01-22%22
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ おたより _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
■前号「国作りは人作り 〜 山川健次郎(下)」に寄せられたおたより
タキさんより
山下健次郎が、米国で苦労して教育の大切さを身にしみて体
験し、その如くに日本の近代化に尽くしていく姿に感動しまし
た。
私は惑星科学者ですが、日本ではこの分野がまだ萌芽のとき
に渡米し、すでに18年になります。近年では、はやぶさやかぐ
やといった探査衛星が飛んで成功し、私もチームの一員として
貢献していますが、それを通して日本の将来を担う若き研究者
が育っているかどうかが問題だと思います。いろんな迫害があ
り、いまだに日本の大学の職につけない立場ですが、海の向こ
うから、いざというときには駆けつけてでも祖国の発展に寄与
したいという思いをいつも抱いています。
Kazさんより
今回は、わたくしの出身大学(東京理科大)の由来についての
記述もあり、大変興味深く読ませて頂きました。特に、当大学
で専攻が物理学でしたので、先人たちの思い(理念)、そして志
の高さと純粋さには、感銘を深くいたしました。
また改めて「国作りは人作り」ということ言葉について、誠
に真実であるとの念を強くいたしました。
世の中を善くするも、悪くするも、「人(ひと)」です。「善
くする人」を育て、そして次代へつなげていけるよう、微力な
がらも努力していきたいと思います。
■537号「何を目指すか、沖縄タイムス」に寄せられたお便り
るなさんより
私は家族旅行で沖縄の、渡嘉敷島へ何年か前に行きました。
最初にアメリカ軍が、攻撃してきた島です。沖縄の村民の集団
自決があった島で、現地に個人が民家を改造した、戦争の記念
館がありました。
そこで、1冊の本を買ったのですが、自費出版のもので、沖
縄戦で東京出身者で戦死した方がたの為、生き残った仲間が作っ
たものでした。貴重なものでした。で、そこの民家の方が大変
ひっそりと、その本を分けてくださったんです。何故だか・・
おおぴらにしたく無いと言う風でした。ソレと、関連している
のでしょうか?沖縄戦の集団自決問題。これは、遺族の生活保
障として、軍の命令なら年金が出た事が大きな背景でしょう。
唯一日本で、一般人を巻き込んだ大戦場となった、しかも、
村の三役全員が先頭を切って、集団で自決した島。
軍人恩給にかわる、何がしかの遺族への保障があったら、変
わっていたかもしれません。
遺族のために全てを飲んで、軍の命令とした・・と言う推測
があったとも聞いています。
現実的な、償いをどうするのか・・があったんでしょう。事
実は、真相は、きちんと質されたら、年金は返せとなる恐れが
あったんでしょう。何事にも、複眼がいります。
さぁ・・今もあの民家の戦争記念館はあるかしら。何事も、
現地での取材が肝心です。
■ 編集長・伊勢雅臣より
山川健次郎の一生を見ても、沖縄タイムスの報道ぶりを見て
も、「 世の中を善くするも、悪くするも、『人(ひと)』です」
というKazさんの言葉に帰着しますね。
読者からのご意見をお待ちします。以下の投稿欄または本誌
への返信として、お送り下さい。
掲載分には、薄謝として本誌総集編を差し上げます。
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