ある不動産屋の読書日記 |
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『ある不動産屋の読書日記』
発行日:気が向いた時に随時
自他共に認める活字中毒の著者が今まで読んだ本の中からお奨めを紹介します。
読者の皆さんからの、こんな本がお奨めとのメールもお待ちしております。
では読書の楽しい旅をご一緒しましょう。
今回紹介しました本は下記のサイトに写真入りでご覧になれます。
http://hakujyu.com/books.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━2004・6・15(第4回)━━━━━
当MMの発行人の金と申します。
1997年に起こった神戸の児童殺傷事件に関する本を2冊紹介します。
◇「少年A 矯正2500日全記録」 草薙 厚子 (著) 文藝春秋社
神戸の児童殺傷事件で関東医療少年院を今年、仮退院すると言うことでマスコミが
騒いでいるが今なお記憶に新しいこの事件をどのように捉えるかで揺れておられる
方も多いことと思う。図書館の予約待ちでかなり待たされたのもその表れだろう。
著者は元少年鑑別所の法務教官の職に在った人である。医療少年院の贖罪教育に対
して好意的に書かれていると感じる方もいるかもしれない。個人的には少年による
犯罪は必ず更正出来ると信じている。いや信じたいのかもしれない。社会的影響を
考慮し司法も更正施設も特別対応で少年Aの更正に力を入れられた、それは素晴ら
しく感動的ですらある。しかし一般の少年犯罪者はどの様な処遇のもと社会復帰さ
せられるのかそこがとても気になった。
◇「酒鬼薔薇聖斗への手紙―生きていく人として」 今 一生 (編集) 宝島社
作家や編集者、著名人、同年代の一般の方が酒鬼薔薇聖斗に手紙を書くという趣向
で本が出来ている。なるほどと思う内容もあるが概して面白くなかった。
文中、少年Aと医療少年院で一緒だったという少年のインタビューが載っている。
親しくしていた担当教官が転勤する時に別室に呼んで二人で抱き合いながら
涙したエピソードが語られる。少年Aは悪魔か怪物か?いや以前も現在もただの
人間なのである。もしそれが言い過ぎなら以前、悪魔だったと言い換えても良い。
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発行人:白寿不動産 金 文宏 (キン フミヒロ)
神戸市須磨区寺田町1−2−1 TEL&FAX 078-732-3683
mail:mail@hakujyu.com hp:http://hakujyu.com/
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