いろいろな疑問を抱えながら、日々真剣に立ち向かい苦労している現場教師、主に高校教師に対する励ましのメッセージを送ります。高校教師を経験する過程で考えてきたことなども含めて、本音で教育現場の教育について、問題解決の視点で送信していきたい。
- 最新号:2004-11-19
- 発行周期:不定期刊(月2回が目標)
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先生、頑張って!・・・チームワーク
発行日: 2004/9/30● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
メールマガジン【先生、頑張って!】
2004年9月30日:第15号
今回の項目
■フジテレビ・教師ガンガン物語〜先生だって人間なんだ
■テレビ番組『3年B組、金八先生』
■教師経験
■チームワーク
■ヨコ型社会
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猛暑の夏の陽気が過ぎようとしている今日この頃、
読者の皆さんは、お忙しい仕事の日々を送られていることと思います。
毎年、この季節は夏の疲れが出てくる時期のように思います。
くれれぐれも、体調の管理にはご配慮下さい。
前回のメルマガでは、あわてて書いたために、文章的にわかりにくく、
“てにをは”をも未修正のまま送信してしまい、ご迷惑をおかけいたしました。
申し訳ございませんでした。
今現在、帰国し、安定した状況の中で再読しますと、読みにくいことを
実感いたしました。混乱を招き、申し訳なく思います。
今回は、前回のメルマガの多少の補足説明をしてから、本題に入りたいと思います。
■フジテレビ・教師ガンガン物語〜先生だって人間なんだ
先月8月28日(14:30〜)に、フジテレビで、教師ガンガン物語
〜先生だって人間なんだ〜、というテーマで、現役教師500人アンケート及び
再現ドラマ・スタジオでは現役教師30人VS芸能人の親の対話がありました。
率直な意見や反応があり、教育現場の教師の視点からの実情が出てきた、など、
友人から連絡を受けました。
当該番組を企画されていた方が、このメルマガの読者で、このメルマガの趣旨
に同感していただいていました。私に連絡があり、テレビ番組で教師の実情を
真剣に教育問題として取り上げたい、とテレビ出演と協力要請のお話がありました。
協力依頼された時はすでに、仕事の引継ぎと渡航準備に入っていて、ドタバタ
しておりました。私自身は、テレビ番組収録時には海外調査の最中になり、
出席できない旨をお伝えしました。
友人数人には、出演依頼を兼ねて、番組収録の件を紹介しました。
海外に出てから、このメルマガで読者に直接、お伝えすることを思いつきました。
ご本人の協力依頼の趣旨を考えて、メール送信していただいた番組企画書や
紹介文などの資料そのままを貼り付けて送信しようと試みました。
企画書や紹介文の送信を、インターネット・ショップのパソコンで、ヤフー
メールを通して、幾度も試みたのですが、上手くいきませんでした。
ショップの店員も交えて、貼り付けをして送信を試みましたが、貼り付けが
変形し、途中で削れるなど、いろいろなことが生じてしまいました。
私の操作能力が不足していたこと、移動の合間などで時間が無かったこと、
インターネット・ショップが毎回異なっていたことなどが大きな原因と反省して
おります。
関係者の方には、お手伝いできなかったことを、改めまして、深くお詫び
申し上げます。お手伝いできず、申し訳ございませんでした。
また、教師の実情を伝える機会を与えていただいたことに深く感謝したします。
ありがとうございました。
教育現場で苦しんでいる、多くの教師たちに力を与え、教師たちが気力を
取り戻し、生徒のためにより一層頑張られるであろうと思います。
■テレビ番組『3年B組、金八先生』
テレビ番組、と言えば、先日、『3年B組、金八先生』の25周年の記念番組を
垣間見ました。経緯や苦労話、番組のカットなどが紹介されていました。
私は何故か、学校をテーマにしたテレビ番組をまともに最初から最後まで見た
ことがありません。この記念番組を見て、深刻な問題が真剣に扱われていたことに
驚きました。と同時に、想定されている職員室や教職員間の人間関係も興味深く
見させていただきました。番組に対する意見・感想とともに現実的な相談も多く
おくられてきたことなどの話も聞きました。どこも変わっていないし、異なって
もいないな、と思いました。
この番組が、個々の教育問題への問題提議や注意喚起をしていることは、高い
評価が得られるべきであるように思いました。私が言うよりも、それは、7回目の
シリーズを迎えていることでも、多くの方々に認められていることが理解でき
ます。これからは、極力見て、自分なりの問題解決のトレーニングにしていきた
いと思いました。
■教師経験
ふと、考えると、私も現場の高校教師の経験は25年でした。
その間には当然のことながら、いろいろなことがありました。
そのために、某私立高校の全教職員の前で、お話をする機会も得ました。
教職員のチームワークをいかに大事か、それにはどうすればいいか、などに
ついて重点的にお話したのを記憶しております。
いろいろ経験する中で、個人プレイーとして個人技のみで業務遂行する人が多い
ことに気づきました。言葉で正確に表現するなら、ほとんどのベテランは、個人
技には熟達しても、教職員仲間を組織化し、若手教師を育てながら、個々の業務
に対してチームワークで対処するということはしてこなかった方ばかりである
ことがわかりました。
■チームワーク
教育困難校を経験した時に、このチームワークの必要性・重要性を痛感しま
したが、のちのちになり、教育困難校ばかりではなく、通常の業務でも必須の
ものとして、必要とされるものであることがわかりました。それからは、つねに
チームワークを意識して仕事をしてきました。そのような経験が、教師の世界
ではきわめて特異な存在のようでした。
今現在、企業やNPOなどを含めた多くの組織の中で、このチームワークの
構築が問題となっているようです。私の教員経験25年のほとんどが、この構築
のためにトレーニングされた、と今になって思います。
チームワークを、皆が同じことをすることと勘違いしている方々が多いよう
に思います。田植えのように、一列に並んで、右手右足などの一挙一投足を
全く同じにしないと村八分にするような学校にいたことがあります。少しでも
異なることや、新しい試みをすると、一斉に足を引っ張るような職場です。
欧米型のチームワークは、野球やサッカーと同じで、それぞれが異なる
ポジションで、その高度な能力を全体のために生かし、そのために呼吸を
合わせていくことだと思います。アメリカの大リーグに行った野球選手の談話
を読んでみると、必ずと言っていいほど出てくる話は、アメリカ大リーグに
行ってはじめて、野球を楽しむこととチームワークの意味がより良くわかった、
という話です。
大雑把な話になりますが、農耕民族は、皆で一斉に同じようなことをして
作物を手に入れます。狩猟民族は、罠作りの上手い者が罠を作り仕掛け、
追い込みの上手い者が獲物を罠まで追い込み、仕掛けに入った獲物をかり
とるのが上手い者が獲物をしとめ、最後にその全く異なる仕事の内容に
合わせて、分配していきます。
仕事内容が異なる者が呼吸を合わせて、一つの目的のために連携プレー
をします。
ここで触れているチームワークは、この意味でとらえています。
■ヨコ型社会
最近、企業やNPO関係の方々から毎日のように、その手の質問がきて
いるため、近いうちに、ヨコ型社会における実践的なリーダーシップ・組織論、
のような名前で、ヨコ型社会の特質とチームワークの構築の具体的な方法など
について説明する機会を作ろうと考えております。
私は、学校現場の改革の折にはつねに、この視点を基軸に行動してきました。
この視点を抜きに改革あるいは変革をしたら、必ずしっぺ返しをもらうことに
なり、一時的な変革はできても継続的な変革はできないからです。
学校現場は、固く高い三角形のピラミッド型の組織ではない組織編成上から、
以前からヨコ型社会の典型例と思ってきました。近年、企業においても、
フラット型、モジュール組織型などと、タテ型からヨコ型への移行がされて
いますが、意識においてはまだ、タテ型の意識から抜けていない場合が多い
ようです。
チームワークの形態が従来と異なり変化してきているのに対して、十分な
対応がができていないように思います。
チームワーク構築のための具体的な手法については、後日順次触れていき
たいと思います。
企業の方々からの、チームワークの基となる社内のフォーマルならびに
インフォーマル・コミュニケーションの課題に関する質問に、その意識が
表れてくるのを度々感じてきました。
次回は、ヨコ型社会の特質などについて、私なりの考えを述べてみたいと
思います。
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■発行者: 福沢吉明
メールの宛て先: fujiyama2288@yahoo.co.jp
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