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おはようございます。森下です。
とうとう日銀総裁が空席になりました。空席自体は戦後ははじめ
てですが、戦前を含めると何回かあるそうです。ただ、この緊張感
高い時期の空席は日本経済に大きな影響を与えるかもしれません。
今回の騒動で世間のみんなが知ったのは、今まで日銀出身と財務
省(旧大蔵省)のたすき掛け(いわゆるかわりばんこ)人事だとい
うことですが、それ以外に驚いたのはほとんどが東大法学部出身の
方だということです。なぜ、経済学部ではないんでしょうか?海外
メディアはここに最大の不思議を感じているそうです。日本の大学
の限界なのか、それとも政治経済の悪しき慣習なのかよくわかりま
せんが日本経済の舵取りをきっちりできる人にお願いしたいですね。
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K068 業務改善のはじめかた
3回ほど前に「業務改善ができないのはなぜか」というお話をし
ました。まとめてみると
・本当の問題意識が欠落している
・コスト意識を全社員でもっていない
・危機感が共有できていない
・業務改善のメリットがうけれない
の4つでした。これらは単独ではなく複数が組み合わさることで業
務改善の大きな壁となっています。
では、業務改善をできるようにするにはどうすればいいのでしょ
うか。今回は業務改善のはじめかたをお話します。
まずは意識改善からはじめることが必要です。それも「現状のま
まではいけない」というところで留まらず、「この業務のこの手順
を変えれば業務がよくなるんじゃないか」と具体的な内容に踏み込
めるようにならないと先にはすすめません。
「そうはいっても漠然としかわからないんだよなぁ」という方が
ほとんどではないでしょうか。なぜなら入社してから今までこれが
業務手順だと教えられてきた以上他の業務手順を思いつきにくいか
らです。そこでお勧めするのが他社事例です。「そんなの大企業の
成功事例でしょ。うちには関係ないし」「環境が違いすぎるよ」と
最初から及び腰になっていては業務改善どころではありません。
別に成功事例をみろとはいっていません。できれば同規模の同業
他社を見れるのが理想ですが、同規模の関連業種他社でもいいので、
見れるといいです。大事なことは自社以外のやり方を見ることなの
です。そこから自社との違いを見つけ、自社のほうがいいところ、
他社のほうがいいところ(つまり、自社のわるいところ)をみつけ
られればいいのです。もちろん、自社が思ったより進んでいたとか
見つかれば自信にもなります。業者同士の組合や商工会等でこのよ
うな催しができればいいのですが、あたってくだけろで業界で業務
改善で有名な会社にお願いすることも有効だと思います。もちろん、
本やインターネットでの事例を調べてもいいのですが、やはり百聞
は一見にしかずのようで、他社見学が一番インパクトが大きいよう
です。テレビ番組でも最近はずいぶん経済番組が増えてきました。
それらを見るのもかなり刺激になるのではないでしょうか。
中堅以上であれば、自分の現場以外を訪問する機会をつくるので
も効果があるかもしれません。少し大きくなるとひとつの会社にも
かかわらず亜流の業務手順が発生していますし、部分的な改善が展
開されることなく行われている場合も少なくありません。なぜなら
本人たちはそれが標準だと思っているからです。安全巡回や品質パ
トロールと称して、若手や中堅の交流を促すことはいろいろな面で
会社の力を向上させます。ただし、ただの見学会にならないように
見るべきポイントをしっかりおさえさせることが大切になります。
自社と規模が違う同業他社でも学べるポイントはあるはずです。
協力業者と元請の関係があるところならば、元請に思い切って相談
することもいいと思います。「同業他社はどこもないんだけど」と
いう会社は他業種に行きましょう。確かに主力の業務は異なるかも
しれませんが事務経理をはじめとする間接業務は大きな差はないは
ずです。必ず学べるところがあると思います。
自社以外を見ることによって、自社の良さ悪さを見つける素地を
つけることが業務改善の第一歩です。その際に他社の成功事例を鵜
呑みにして自社の実力を無視した改善にならないように必ず自社の
いいところも見つける意識をもちましょう。自社と他社の差を埋め
るのではなく自社のやり方をよりいい方向にもっていくことが大切
なのですから。
見学会や経済番組の上映会などは経営側から見ればもしかすると
無駄な時間つぶしに見えるかもしれません。しかし、誰もが公式を
覚えただけですぐに使えず、練習問題をこなすことで身につけたよ
うに自社の立ち位置をいろいろな角度から把握するために「他人の
ふり見て我がふり直せ」が必要なのです。経営側の立場の方はぜひ
このような視点で自社業務を見直せる機会や時間を設けていただく
ようお願いします。自分の姿はかがみでみれますが、業務の姿はか
がみで見ることはできません。他社をみることで自社が見えてくる
のです。業務改善の問題意識をつくる最初の一歩だと私は思います。
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R203
DMAIC(ディマイク)
(Define, Measure, Analyze, Improve, Control)
業務改善の手順をキーワードの頭文字でまとめたものです。定義
、測定、分析、改善、管理の頭文字です。シックスシグマといわれ
る業務改善手法の中で使われているものですが、これだけでもなる
ほどと思う言葉です。まずは定義するということが大事ですね。
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