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■■ ESHの解決策
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2008.3.26 No.199
企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン
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■ごあいさつ
今、日本の学力低下はゆとり教育による学習内容の削減が原因であるとして、
見直しが検討されています。その中の施策の一つとして小学校からの英語義務
教育化があります。
早期の英語教育に関して、皆さまは賛成でしょうか?反対でしょうか?
私は自分が苦労したことを考えると、早くから英語に親しんでおいた方が出来
るようになるという俗説が本当であるならば是非実施してほしいと考えていま
す。
先日、娘の保育園で英語を教えてくださっている先生とお話する機会がありま
した。先の点について質問してみると、「ただでさえ人前で話すのが恥ずかし
い中学生に英語を話せと言っても無理がある。その点、小学生ならば話したい
欲求の方が強いので、コミュニケーション能力を高めるためには意味があるの
ではないか」と仰っていました。
「義務教育化した場合に教師の質、数は足りるのか?」と質問すると、「世界
で母国語で英語を話している人口より第二外国語として話す人口の方が圧倒的
に多い。求められるのはネイティブの発音ではなく、コミュニケーション能力
を高めるための指導力である」と答えてくださいました。
娘が小学校に入学するまであと3年。英語を含めた教育体系がどうなっている
のか楽しみです。 (門)
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■環境コンプライアンス研修のご案内
先週もお伝えした環境コンプライアンス研修のご案内です。
メルマガ読者の方にもお申込みいただき有難うございました。
●環境コンプライアンスセミナーのご案内
”ストーリー型ケーススタディ”による管理監督者や環境実務担当者の方々へ
の研修ですが、まずは環境マネジメントのご担当者様に本研修の価値を知って
もらうために、体験セミナーを下記により開催いたします。
・日 時 2008年4月23日(水) 10:00-17:00
・会 場 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフックセンチュリープレイス
(東京駅南口より徒歩2分)
・参加費 21,000円(1名)
※今後の集合研修に5名以上参加される場合、またはオンサイト研修
を開催される場合には、本参加費は無料とし、充当いたします。
・定 員 50名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
・主 催 NPO法人国際環境・安全衛生ガバナンス機構
☆ 詳細のご確認・お申込みは次のサイトをご確認ください。
http://iehsg.org/work2.html
◆ストーリー型ケーススタディとは
あなたには、仮想のA工場の新任製造課長黒川さんになっていただきます。
昇格のお祝いもつかの間、次々と問題が発生します。
・市の環境課が立入採水にやってきた
・近隣の住宅の井戸から有害物質が検出された
・今度、古い倉庫を取り壊して新しい施設を建設する
・・・・
そのような状況下で法的要求は何か、何に注意してどう対応すべきかを、
グループ演習を通して考え、学んでいただきます。
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■「労働時間等見直しガイドライン」の改正について
3月24日、厚生労働省は標記の改正を発表しました。
平成19年12月にワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議において、
「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」及び「仕事と生活の
調和推進のための行動指針」が策定され、労使を始め国民が積極的に取り組む
ことや国や地方公共団体が支援することなどにより、社会全体の運動として広
げることが決まっています。
厚生労働省は、これを受け、労働時間等の見直しに関する取組を一層推進する
こととし、今般、労働時間等の設定の改善に関する特別措置法第4条第1項の
規定に基づく「労働時間等設定改善指針」を改正しました。
また、今般の改正を機に、本指針について「労働時間等見直しガイドライン」
と通称をつけ、あらゆる機会を通じて周知・啓発を行い、仕事と生活の調和の
実現を目指して労働時間等の見直しを推進していくこととしています。
重点的に取り組むべき事項は次のとおりです。
・ 労使間の話合いの重要性を踏まえた計画的な取組の推進
・ 年次有給休暇の取得促進
・ 長時間労働の抑制(所定外労働の削減)
・ テレワークの活用
・ 事業主団体による気運の醸成 等
長時間労働については、労働安全衛生法でも規定されており、OSHMSの一要素
としても知っておく必要があるでしょう。
詳細は次のサイトをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/03/h0324-2.html
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■読者からのご質問
読者のA様よりマネジメントレビューについてご質問を頂戴しました。
●ご質問
マネジメントレビューについて質問します。
規格4.6の各項目をはじめ、事故、違反といった重要な事項は、通常、即、経
営者に報告し決裁を受けます。
パフォーマンスも役員会議や、毎週の定例会議等で報告し指示を受けています。
以上を考慮すれば、年に一度か二度のマネジメントレビュー会議は不要と考え
ますが、いかがでしょうか?
やはり「マネジメントレビュー記録」のような報告書を形式的にでも作成しな
ければならないのでしょうか?
●回答
これは会計における決算だとお考えください。
貴社でも毎月、売上げや利益を確認していると思います。
その上で半期ごとまたは一年後との決算により改めて予算の達成状況を確認し、
軌道修正や次年度の予算を立てる判断材料としていることでしょう。
月ごと、または事象発生ごとではなく、総括を求めているとお考えください。
なお、総括に必要な情報を提供できれば良い訳で、報告書の様式は定めはあり
ません。
経営層にわかりやすくパワーポイントで纏めて報告している会社も数多くあり
ます。
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■今週の事故の真相
報道記事をそのまま掲載していますので、個人名、会社名も出典元の記事のと
おり掲載しています。
事故の事例が社員教育に何よりも役に立つと言うご意見も頂戴しています。
是非ともご活用ください。
◎今週のポイント
●環境
下関漁港で重油が流出しましたが、その原因はタンクローリーからの給油中に
別のバルブが閉まっていなかったというものでした。
バルブの閉止ミスによる流出事故は案外多いものです。
作業前の確認が重要ですね。
●安全衛生
埼玉県のメッキ会社で派遣社員がメッキ槽に転落して死亡した事故で、労働基
準監督署は作業主任者がいなかったとしてメッキ加工会社と同社の安全管理担
当男性部長(57)を書類送検しました。
調べによると、同社と男性部長は午後7時〜午前4時ごろの間、硫酸などの特
定化学物質を扱う作業に、同法が義務付けている作業主任者を置いていなかっ
た疑いです。
作業主任者は交代勤務の場合には全直をカバーする必要があります。
充足されているか確認してください。
【環境事故・ニュース】
◆灯油漏れ:新潟市内の2小学校で、計6000リットル? 住民に注意呼び
かけ/新潟 (3/19)
新潟市内の小学校2校で、校舎敷地内に計約6000リットルの灯油が漏れて
いる可能性があることがわかった。2校ともに17日午前、暖房用の灯油タン
クの残量点検をした職員が減り方が多すぎることに気付き調査を始めたが、原
因は不明のままだ。18日に市教委が発表し、周辺住民に井戸水を使わないよ
う注意喚起を行った。
灯油漏れの可能性があるのは新潟市立亀田東小学校(江南区亀田水道町3)と、
同曽根小学校(西蒲区曽根)。亀田東小には敷地内の地下に容量1万リットル
の灯油タンクがあり、10日時点で5800リットルが入っていた。しかし、
1週間後には残量が500リットルに激減。使用量は1300リットルほどの
ため、残り4000リットルの行方がわからないことになる。曽根小では14
日に給油して約2200リットルだった残量が、17日には200リットルに
なっていた。
タンクの圧力検査などの結果、両校でタンクからの漏れは確認されなかった。
校舎の敷地周辺で灯油のにおいがすることもなく、市教委設備課は「地下の配
管で漏れが生じ、校舎の地下に灯油がたまっている可能性がある」とみている。
給油口は施錠されており、盗難の可能性は低いという。
亀田東小の周辺300メートルには家庭用などの井戸が50〜60個あり、市
は18日になって近隣住民に対し、井戸水を使わないよう注意を促す文書を出
した。注意喚起が翌日になったことについて同課は「井戸の数が多く、把握に
時間がかかった」としている。
また、「灯油が漏れていたとしても校舎のコンクリートに囲まれているため引
火などの危険はない」として、両校は17、18日ともに通常授業を行った。
今週末にも専門業者が校舎地下の本格的な調査をする予定という。
◆有害物質:基準値超えるヒ素など検出−多治見の民有地/岐阜 (3/19)
県東濃振興局は18日、多治見市池田町の民有地の土壌から、国の環境基準値
を超えるヒ素などが検出されたと発表した。
74年から昨年10月まで自動車販売店があった土地約3431平方メートル
で、売却に伴う任意調査によりヒ素が基準値の最大11倍、ホウ素が同8倍、
鉛が同2・9倍、検出された。
県と多治見市は半径500メートル内の水質検査などを実施する。周辺は上水
道が完全普及している。
◆トリクロロエチレン:刈谷の工場から基準の53倍検出/愛知 (3/19)
県は18日、刈谷市一里山町上流の自動車部品製造会社「進興金属工業」(志
水登社長)の工場敷地内の土壌から環境基準の53倍のトリクロロエチレンが
検出されたと発表した。気化したトリクロロエチレンを吸い込むと、めまいや
腹痛を引き起こすこともあるが、健康被害の報告はない。
県水地盤環境課によると、同社が05年3月〜今年2月に調査した結果、9カ
所中1カ所でトリクロロエチレンが環境基準の53倍の1リットル当たり1・
6ミリグラム測定された。敷地からはフッ素化合物も環境基準の最大11倍測
定された。地下水は問題なかった。既にコンクリートで舗装されており、飛散
の恐れはない。
◆円山川で油流出/兵庫 (3/20)
19日午前8時35分ごろ、円山川漁協から豊岡市内の円山川に油が浮いてい
ると豊岡河川国道事務所に連絡が入った。同事務所が調べたところ、玄武洞付
近から城崎大橋下流にかけて、幅約60メートル、長さ5キロに渡って油が浮
いているのを確認した。
吸着マット300枚以上を使って回収。港大橋上流にオイルフェンスを張り、
海への流出を防ぐ対応を取った。併せて中和剤を散布した。油の種類はA重油
で、流出量は推定50リットル。
国土交通省の小島地区河道掘削工事を担当している土砂運搬船を引くタグボー
トの燃料系統に不具合が発生し、船内から油がもれたまま、航行したらしい。
◆下関漁港で重油流出/山口 (3/20)
19日午前10時ごろ、下関市彦島海士郷町の下関漁港内の重油貯蔵タンクか
ら「油が海に流出している」と下関海上保安署と彦島署に通報があった。約3
00リットルの重油が流れており、巡視艇など15隻で吸着マット約2900
枚を使って回収。
タンクローリーからタンクに重油を補給していたところ、未閉鎖のバルブの一
つから重油が噴出、雨水用の排水溝をつたって海に流れたという。(下関海保、
彦島署)
【労働災害】
◆足場から転落し建築業男性死亡−可児/岐阜 (3/17)
15日午後5時20分ごろ、可児市土田の住宅建築現場で、美濃加茂市加茂川
町1、建築業、宮島敏一さん(75)が地面に倒れているのを、施主の家族が
見つけた。宮島さんは頭などを強く打っており、間もなく死亡が確認された。
可児署の調べでは、宮島さんは高さ1・8メートルの足場(幅25センチ)の
上で作業していたという。施主の家族が「ドーン」という音を聞いており、足
場から転落したらしい。
◆クレーン無資格作業で書類送検−岐阜労基署/岐阜 (3/18)
岐阜労働基準監督署は17日、クレーン作業を無資格の社員にさせたとして、
各務原市金属団地の工作機械メーカー「鵜飼」と同社第3工場の男性責任者
(43)を労働安全衛生法違反容疑で岐阜地検に書類送検した。
調べでは、同社と男性責任者は今年1月9日、工作機械の鉄製L字フレーム
(約1・5トン)のつり上げ作業を行う際、資格のない男性社員(51)にク
レーンの作業をさせた疑い。作業中に工作機械のフレームが倒れ、近くにいた
男性社員(当時38歳)が下敷きになり死亡、クレーン作業をしていた男性社
員も軽傷を負った。
◆古河・鋼材崩れ、作業員死亡/茨城 (3/18)
17日午後4時15分ごろ、古河市下大野の鋼材販売加工会社「中央鋼材」建
築鋼材事業部古河営業室(渡辺岳秋代表)で、約2・5メートルの高さに積み
上げられた鋼材(長さ10メートル、重さ4トン)約5本が崩れ、近くで作業
中のローランド・オリコさん(46)=フィリピン国籍=の背中に落下した。
ローランドさんは失血性ショックで間もなく死亡した。左右に積み上げられた
鋼材の間で、鋼材をクレーンで移動させる作業をしていたという。(古河署調
べ)
◆労安法違反:越谷のメッキ会社と管理部長を書類送検−春日部労基署/埼玉
(3/18)
労働安全衛生法に定める作業主任者を置いていなかったとして、春日部労働基
準監督署は17日、越谷市越ケ谷5、メッキ加工会社「吉野電化工業」と同社
の安全管理担当男性部長(57)を、同法違反容疑でさいたま地検に書類送検
した。
調べによると、同社と男性部長は昨年4月2日〜6月15日の午後7時〜午前
4時ごろの間、硫酸などの特定化学物質を扱う作業に、同法が義務付けている
作業主任者を置いていなかった疑い。
昨年6月15日午後11時半ごろ、同社工場で越谷市に住む派遣作業員、高田
真憲さん(32)が機械の不具合を直そうとして、クロム酸と硫酸の入った槽
に渡されたバーの上から誤って転落し、全身やけどで死亡した。同署は、作業
主任者がいれば高田さんが槽に接近するのを止めたとみている。
◆労災隠しの疑いで書類送検/滋賀 (3/19)
彦根労働基準監督署は18日、草津市内の建築業の男(67)を労働安全衛生
法違反容疑で大津地検に書類送検した。昨年7月21日午前9時半ごろ、米原
市のJR米原駅の工事現場で、木材を運んでいた男性作業員(63)が転んで
右手首を骨折したが、約2週間以内に提出すべき報告書を同年11月29日ま
で出さなかった疑い。
◆窒息死:市職員、ごみ焼却施設で−日光/栃木 (3/20)
18日午後6時50分ごろ、日光市町谷のごみ焼却施設「市今市クリーンセン
ター」消石灰貯留槽(直径2・2メートル、高さ9・2メートル)の中で作業
中だった同市職員、手塚正樹さん(44)が倒れ、約40分後に救出されたが、
搬送先の病院で死亡が確認された。窒息死だった。
今市署や市によると、貯留槽はごみ焼却時の排ガスからダイオキシンを除去す
る消石灰を貯蔵。手塚さんは、消石灰を送り込む装置の目詰まりを除去するた
め、1人で貯留槽に入った。救出時、貯留槽には約2メートルの高さまで、消
石灰が残っており、手塚さんは埋もれた状態で発見された。
◆甲斐・労災事故で男性が重傷/山梨 (3/20)
19日午後2時半ごろ、甲斐市岩森の双葉スポーツ公園のグラウンドで、舗装
作業用ローラー車で整備中だった派遣社員、伊藤昭男さん(73)がローラー
に左足を挟まれ、足首を切断する重傷。伊藤さんが降車したところローラーが
突然動き出して足を挟まれたという。(韮崎署)
◆漁船修理死亡事故:業過致死容疑で社長を書類送検/新潟 (3/20)
新潟市中央区入船町4の新潟造船ドックで昨年10月、漁船の修理をしていた
作業員の男性(当時62歳)が足場から転落して死亡した事故で、新潟中央署
は19日、新潟市東区の「江部鉄工所」の男性社長(29)=同市西区=を業
務上過失致死容疑で新潟地検に書類送検した。
調べでは、昨年10月12日午後4時ごろ、男性は漁船外側の足場に立ち、船
尾の鉄板(高さ約1・6メートル、幅約10メートル)を切り離した際に足場
から投げ出され、約12メートル下の床に転落して死亡した。
社長は男性に命綱をつけさせなかったなど、必要な安全措置を怠り、男性を死
亡させた疑い。
◆労働安全衛生法違反:建設会社と現場監督を書類送検−相馬労基署/福島
(3/20)
相馬労働基準監督署は19日、相馬市の建設業「山本建設」と現場監督の男性
社員(60)を労働安全衛生法違反容疑で福島地検相馬支部に書類送検した。
1月30日午前11時ごろ、同市初野の護岸工事現場で、重機の誘導者を配置
せずコンクリートブロックの運搬作業をさせた疑い。社員の男性(55)がバ
ックホーとブロックの間にはさまれ死亡した。
また同労基署は、▽宮城県大河原町の電気通信工事業「第一通信建設」と男性
社長(61)▽相馬市の運送業「アサヒカーゴサービス」と男性社長(70)
を、それぞれ同法違反(労災隠し)容疑で同支部に書類送検した。両社とも従
業員が業務中の負傷で4日以上休業したが、報告しなかった疑い。
◆枯れ草燃え作業員やけど/島根 (3/20)
18日午後2時40分ごろ、出雲市大社町入南で、歩道橋設置のため、足場を
溶接して組み立てていた作業員のガスバーナーの火の粉が枯れ草に燃え移り、
草地約45平方メートルが燃えた。作業員4人が踏み消し、約10分後に消え
たが、鳥取県境港市清水町、作業員、寄川雅人さん(44)が全治約1カ月の
やけどを負い、入院した。(出雲署調べ)
◆小樽の過労死行政訴訟:遺族側が全面勝訴 ぜんそく悪化、原因認定/北海
道 (3/22)
小樽中央自動車学校(小樽市)の教務係長だった三浦亜紀夫さん(当時39
歳)が04年9月、ぜんそくに起因する急性呼吸不全で死亡したのは過労が原
因だとして妻ひろみさん(44)が、遺族年金の支給などを認めなかった小樽
労働基準監督署長に処分の取り消しを求めた行政訴訟で、札幌地裁は21日、
遺族側の主張を全面的に認めた。
中山幾次郎裁判長は「ストレスや過労などがぜんそくを悪化させた。ぜんそく
発作は業務上の疾病で死亡も業務上のものと言える」と述べた。判決によると、
三浦さんは03年10月19日、自宅で不調を訴え心肺停止状態となり、約1
年後に死亡。「持病のぜんそくをこじらせた」とする労基署側主張を退けた。
過労死全国弁護団によると、ぜんそくでの過労死認定は全国3例目で、道内で
は初。会見したひろみさんは「『まだ死にたくない』が最期の言葉だった。ず
っとつらかったけど、やっと報われた気がする」と話した。小樽労基署の吉村
直起署長は「北海道労働局と相談して対応を決めたい」とのコメントを出した。
◆金剛化学爆発事故:元課長を書類送検−富山中央署/富山 (3/22)
富山市日俣の医薬品製造会社「金剛化学」で06年12月、従業員1人が死亡
した爆発事故で、富山中央署は21日、爆発を防ぐ安全対策を怠ったとして、
当時の同社製造部製造第3課長の男性(60)=既に退職=を業務上過失致死
傷の疑いで富山地検に書類送検した。
調べでは、事故は12月11日午後、同社工場で医薬品原料の製造中に発生。
鉄骨3階建て延べ約960平方メートルを全焼し、作業中の従業員(当時37
歳)が死亡、6人が重軽傷を負った。遠心分離器に原料を投入した際に静電気
が発生し、廃液に引火して爆発したと見られる。男性は当時、現場の責任者だ
ったが、引火性の廃液が気化するのを防ぐ対策などを取らなかった疑い。
この事故では、富山労働基準監督署が、法人としての同社と当時の工場長を労
働安全衛生法違反容疑で書類送検し、地検が起訴猶予にした。県警は、工場長
らは直接指示する立場になかったことなどから、刑事責任は問えないと判断し
た。
◆橋の補修工事中に潜水作業の男性が死亡/愛媛 (3/23)
22日午後5時ごろ、大洲市長浜の新長浜大橋で、水深約4メートルでH鋼
(長さ約12メートル)を取り付け作業中だった同市長浜町の会社役員、谷口
博司さん(53)が、溶接直後に倒れてきたH鋼で右肩付近を強打し、間もな
く水死した。(大洲署調べ)
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