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■■ ESHの解決策
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2008.3.5 No.196
企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン
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■ごあいさつ
先週、主人宛の宅急便が代引きで届きました。価格は1万6千円。何も聞いて
いなかったので不信に思い、携帯に連絡すると「それオレが頼んだものだから
払っといて」とのこと。
主人が帰宅し、箱を開けてみると「ヘルスパワーメーター」なるものが出てき
ました。
私「(かなり疑わしい目で)何それ?」
主人「これで元気度が分かるんだってさ、すごいだろ。」
私「(しばらく沈黙の後)はぁ〜!?」
そんな私を無視し、主人は早速その装置を両手で持ち測定を始めました。そし
て「やっぱり仕事が終わってからは疲れてるんだ〜」と独り言。
ヘルスパワーメーターとは、体温や水分の調和・不調から発する変化を異種金
属を用い発電させ、その直流最大波動を感知し元気度を測定するという代物だ
そうです。(分かるような分からないような)
「どれどれ」と先刻バカにしたことを忘れて私も測定することに。するとエネ
ルギーレベルは「疲労」より低い「注意」。
それまでは何も感じていなかったのにその数値を見た途端に疲れた気になって
「悪いけど先に休ませてもらうわ」と床に就きました。「病は気から」とはよ
く言ったものです。 (門)
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■防液提の重要性
昨年7月、鳥取県の製紙会社で強アルカリ性排水が流出した事故で、会社と工
場長ら3人を水質汚濁防止法と毒物及び劇物取締法違反の疑いで書類送検され
ました。
その中で特に印象的だったのは、そのうちの課長は薬液の拡散を止める防御壁
(防液提のことだと推測される)の不具合を放置していた過失だと言うことで
す。
防液提が損傷したり不十分な状況は頻繁に目にするのですが、事故に至れば責
任を問われると言う貴重な教訓だと思います。
是非とも「予防処置」として、防液提を点検されることをお薦めします。
☆皆様のご意見をお待ちしております。
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■環境コンプライアンス研修のご案内
環境ワークスの黒崎です。
いつもメルマガをご愛読いただきまして有難うございます。
私が環境安全衛生(EHS)にかかわるようになって25年になります。四半世紀
とは、自分でも驚くほど長くなりました。
その間に、EHSは、ISOの普及や社会的関心の高まりにより大きく進歩しました
が、机上の文書管理に追われ、現場のリスク管理が疎かになっている点も否め
ません。
このメルマガでも毎週の事故事例をお伝えしているとおり、企業不祥事が後を
絶たないこともその辺りに原因があると思い、微力ながら本物のEHSの普及啓
蒙に貢献したいと、昨年、NPO法人国際環境・安全衛生ガバナンス機構(IEHS
G)を立ち上げました。
米国の環境安全衛生監査員認定委員会とも業務提携し準備を進めてまいりまし
たが、その一つとして「環境コンプライアンス研修」を来月より開始できるこ
ととなりましたのでご案内させていただきます。
●環境コンプライアンス研修とは
お忙しい企業の環境マネジメント担当者様に代わり、IEHSGが研修をご提供し
ます。
企業の管理監督者や環境実務担当者の方々に、関連する法令をお伝えするだけ
ではなく、実際にどのように管理すべきかを教育するものですが、このような
教育は退屈になりがちです。
そこでIEHSGでは、”ストーリー型ケーススタディ”を開発いたしました。
◆ストーリー型ケーススタディとは
あなたには、仮想のA工場の新任製造課長黒川さんになっていただきます。
昇格のお祝いもつかの間、次々と問題が発生します。
・市の環境課が立入採水にやってきた
・近隣の住宅の井戸から有害物質が検出された
・今度、古い倉庫を取り壊して新しい施設を建設する
・・・・
そのような状況下で法的要求は何か、何に注意してどう対応すべきかを、
グループ演習を通して考え、学んでいただきます。
決して眠くなる暇はないと自信を持っています。
今後、この研修を主要都市での集合研修と、企業にお伺いしてのオンサイト研
修によりご提供してまいります。
●体験セミナーのご案内
管理監督者や環境実務担当者の方々にご提供する前に、まずは環境マネジメン
ト担当者様に、本研修の価値を知ってもらうために、体験セミナーを下記によ
り開催することになりました。
・日 時 2008年4月23日(水) 10:00-17:00
・会 場 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフックセンチュリープレイス
(東京駅南口より徒歩2分)
・参加費 21,000円(1名)
※今後の集合研修に5名以上参加される場合、またはオンサイト研修
を開催される場合には、本参加費は無料とし、充当いたします。
・定 員 50名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
☆ 詳細のご確認・お申込みは次のサイトをご確認ください。
http://iehsg.org/work2.html
●先行告知
この体験セミナーは、近々にはプレスリリースなどにより多くの方々に告知す
る予定ですが、まずはEHSに関して意識の高いメルマガの読者の方々にご案内
する次第です。
是非ともご参加いただきアドバイスなど頂戴できれば有り難く存じます。
長文のご案内をお許しください。
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■今週の事故の真相
報道記事をそのまま掲載していますので、個人名、会社名も出典元の記事のと
おり掲載しています。
事故の事例が社員教育に何よりも役に立つと言うご意見も頂戴しています。
是非ともご活用ください。
◎今週のポイント
●環境
豊中、伊丹両市のごみを処理する「豊中市伊丹市クリーンランド」で土壌・地
下水の基準超過が汚染が検出されましたが、基準を超過した物資は、鉛、ヒ素、
フッ素、六価クロム、ダイオキシン類、ホウ素に及びます。
埋立処分場の問題点を示す事例と言えます。
●安全衛生
昨年12月、4人の焼死者を出す火災事故を起こした三菱化学ではボイラー設備
などの検査が省略できる「連続運転」の認定が取り消されることになりました。
連続運転認定とは、、労働安全衛生法で年1回の定期検査が義務付けられてい
るものを、保全管理等により2年あるいは4年の連続運転を認可するものです。
大型プラントは停止、運転開始に膨大な損失が出るもので、その特典がなくな
ることは重大な損失です。
事故が発生した場合の直接損失と間接損失は1:4と言われていますが、事故
は多大なる損失をもたらすもので事故防止には万全を期すことが得策です。
【環境事故・ニュース】
◆廃棄物処理法違反の業者指名停止/茨城 (2/26)
関東地方整備局は25日、廃棄物処理及び清掃法に違反したとして、神栖市矢
田部の建設及び廃棄物処理業、鹿島企業を同日から1カ月間の指名停止処分と
した。調べでは、同社は07年5月8日、同市矢田部新山の同社資材置場で廃
棄物約8・5立方メートルを焼却し、10月に罰金100万円と建設業法違反
で3日間の営業停止命令を受けた。
◆坂東工業団地の土壌汚染:原告の請求を棄却 前橋地裁「県は予見が困難」
/群馬 (2/28)
渋川市北橘村の坂東工業団地から有害物質が出たとして、製袋業者ら2社など
が、分譲した県に工場移転費など約5億9700万円の損害賠償を求めた訴訟
で、前橋地裁(小林敬子裁判長)は27日、「造成・分譲時は埋め立てた物質
が有害物質と認知される前で、県に土壌汚染の予見は困難だった」として、請
求を棄却した。
判決などによると、60年代に製薬会社が県の許可を受けて産業廃棄物を埋め
立てていた土地に、76〜78年に県が工業団地を造成した。原告は79〜8
7年に購入。98年に土壌から基準値の6・9倍の有害物質テトラクロロエチ
レンが検出された。
テトラクロロエチレンは89年に規制対象となり、98年に原告が問題を指摘。
県はその時点まで分譲地の汚染を認識していなかったと主張していた。
判決に対し、原告は「産廃処理を指導する県が不良品を売って『時効だ』と逃
げるのはおかしい」と述べ、県団地販売課は「妥当な判決だと思う」とのコメ
ントを出した。
■視点
今回の提訴は土壌汚染問題を巡って県に一石を投じた。
原告は県が坂東工業団地を土壌汚染対策法に基づく指定区域に認定しなかった
点を「不作為」と主張した。
同法は都道府県知事に汚染原因施設の廃止時に土地所有者へ汚染状況の調査を
実施させる権限を付与。有害物質が見つかれば、土地所有者に除去などの対策
を求めている。
ただ、同法は03年2月施行の比較的新しい法律で、今回、県が問われたのは、
産廃埋め立てが法施行前であっても、無策で良いのかという点だった。
県は同団地の指定区域への認定に向け、昨年から調査を開始した。だが、指定
区域になった場合、30年以上をさかのぼって製薬会社に有害物質の除去命令
を出せるのか。同団地には十数社が進出している。県には抜本的な土壌汚染対
策が求められる。
◆岡谷・貯蔵タンクから灯油流出/長野 (2/28)
27日午前7時55分ごろ、岡谷市本町の会社で、屋外に設置してある貯蔵タ
ンクから灯油が漏れているのが見つかった。流出したのは約140リットル。
付近の河川に流れ込むなどの被害はなかった。消防や市役所で回収作業を行っ
た。(岡谷署調べ)
◆ヒ素:「基準の1.9倍」 県、きょう確認−三重大病院の新病棟建設地/
三重 (2/28)
県は27日、津市江戸橋の三重大学医学部付属病院から「新病棟・診療棟建設
地で、国の基準の1・9倍のヒ素が検出された」という届け出があった、と発
表した。28日に立ち入り検査を行い、届け出内容を確認する。
県や三重大学によると、土壌汚染は、同大学が1月9日から2月16日にかけ
て行った自主調査で分かった。調査した14地点のうち1地点で1・9倍と国
の基準を超えたという。
建設地は、旧伝染病隔離病舎跡地で、07年11月に津市から購入した。汚染
原因は不明で、同大学では汚染範囲や地下水への影響について追加調査を行っ
ており、3月14日ごろ、結果が判明。調査結果を基に汚染土壌の除去など浄
化対策を検討する。
◆住宅産廃事件:タマホームに罰金150万円 被告社員も有罪−地裁判決/
和歌山 (2/29)
産業廃棄物の処分を無許可業者に委託したとして、廃棄物処理法違反(委託基
準)の罪に問われた住宅建築販売会社「タマホーム」(本社・東京都港区)と
社員の今井真裕被告(50)の判決公判が28日、和歌山地裁であった。成川
洋司裁判官は同社に求刑通り罰金150万円、今井被告に懲役1年6月、執行
猶予3年、罰金50万円(求刑・懲役1年6月、罰金50万円)を言い渡した。
判決などによると、今井被告は和歌山支店工務長だった06年8月11日〜1
0月30日、木くずなどの産廃計211立方メートルの処分を31回にわたり、
処分業許可が切れた和歌山市内の業者に委託。業者は海南市で野積みしていた。
◆王子製紙米子工場の強アルカリ水流出:容疑で同社を書類送検−境海保/鳥
取 (2/29)
境海上保安部(境港市)は28日、米子市吉岡の王子製紙米子工場で昨年7月、
強アルカリ性の排水が美保湾に流出した事故で、同社(東京都中央区、鈴木正
一郎社長)と吉野正樹・同工場長(57)ら3人を水質汚濁防止法と毒物及び
劇物取締法違反の疑いで鳥取地検米子支部に書類送検した。
調べでは、昨年7月13日午前11時20分ごろ、木材チップを煮沸する薬液
が入った再生用沈殿槽から、水酸化ナトリウムを主成分とする薬液約1700
立方メートルが敷地内に流出、うち水素イオン濃度(PH)11以上の強アル
カリ性薬液約130立方メートルを、海底に350メートル延びた排水管から
美保湾に流出させた疑い。
工場側によると、海中に流出したのは他の排水を含め約1万立方メートルとい
う。
事故原因について同保安部は、沈殿槽の配管を洗浄しようとしたパルプ課組長
(36)によるバルブの誤操作と、同課長(43)が薬液の拡散を止める防御
壁の不具合を放置していた過失が競合したと判断。工場長には関係機関への届
けが午後6時まで遅れた責任があるとして、同社は必要な指導を怠ったとして
両罰規定を適用した。この事故で、パルプ課組長が重傷を負ったが、魚介類な
どの被害はなかったという。
同工場は「送致内容を把握しておらず、コメントしようがない」と話している。
◆有害物質:郡山建設廃材リサイクル組合でダイオキシン類、基準の3倍排出
/福島 (3/1)
郡山市は29日、同市日和田町高倉の産廃処理施設「郡山建設廃材リサイクル
事業協同組合」(本田紘一理事長)の木くず焼却炉から、法定基準の3倍のダ
イオキシン類が排出されたと発表した。同組合は28日、自主的に焼却炉の運
転を停止した。
市が昨年10月に立ち入り調査し、2月28日に分析結果が判明。1立方メー
トル当たり3ナノグラム(ナノは10億分の1)のダイオキシン類が検出され
たという。近くに住宅はなく、周辺環境への影響は確認されていない。原因を
調査している。
◆土壌汚染:埋設廃棄物からヒ素など検出−豊中市伊丹市クリーンランド/兵
庫 (3/1)
豊中、伊丹両市のごみを処理する「豊中市伊丹市クリーンランド」は29日、
豊中市原田西町にある敷地内の土壌と地下水、灰などの埋設廃棄物から、土壌
汚染対策法などの基準を超える鉛、ヒ素、ダイオキシン類などを検出した、と
発表した。過去に埋設された廃棄物が汚染源とみられるが、健康被害の恐れは
ないという。
同法や府条例の基準、環境基準を超えたのは、敷地内の駐車場などの地表から
7メートルまでの深さの土壌と周辺部の地下水。土壌での溶出量は▽鉛(最大
15・0倍)▽ヒ素(同12・0倍)▽フッ素(同2・8倍)▽六価クロム
(同4・6倍)、含有量は▽ダイオキシン類(同22・0倍)▽鉛(同10・
7倍)。地下水では▽ヒ素(同1・9倍)▽ホウ素(同1・1倍)が基準を超
過した。
同ランドは今後、別の処分場で濃度を下げる処理をする方針。
◆廃棄物処理法違反:ドラム缶大量投棄容疑の男女を逮捕 7人書類送検−県
警/宮城 (3/2)
汚泥入りドラム缶を大量に不法投棄したとして県警生活環境課と石巻署は2月
29日、東松島市矢本、廃棄物処理業「東北環境浄化」元取締役、吉田くみ子
容疑者(32)と茨城県つくば市北条、廃棄物処理業コンサルタント、坂入一
已容疑者(63)を廃棄物処理法違反容疑で逮捕、同社の元従業員ら7人を同
容疑で仙台地検石巻支部に書類送検したと発表した。
調べでは、9人は03年10月、岩手県の金属加工業者から中間処理委託を受
けた汚泥入りドラム缶170本(計約45トン)を、東松島市小松の同社所有
の土地に埋めて不法投棄した疑い。
吉田容疑者は、同所を最終処分場として利用する許可を再取得しようと坂入容
疑者らに相談。大量のドラム缶が放置されていたため許可が出ず、坂入容疑者
が「埋めてしまえ」と助言したという。
【労働災害】
◆中島・プラスチック工場で火災/福島 (2/25)
24日午前4時ごろ、中島村滑津の「高野工業白河工場」(荻野和二工場長)
のプラスチック成形工場から出火、鉄骨スレートぶき平屋建ての工場約72平
方メートルと、工場内に置いてあったプラスチック成形部品を焼失した。敷地
内にある別の工場で機械を修理していた業者が、工場内部が燃えているのを発
見し119番通報した。機械の不具合が原因とみて調べている。(白河署)
◆天井クレーン倒れ2人けが/岡山 (2/25)
23日午前11時ごろ、和気町本の製鋼業「にしわき岡山工場」(西脇秀明社
長)で、長さ約15メートルの天井クレーンを支える高さ約11メートルの鉄
柱が倒れ、クレーン設備が全壊した。32歳と34歳の男性従業員が逃げる際
に転倒し頭を打つなどの軽傷。現場は鋼材を保管する資材置き場。事故当時、
従業員3人が天井クレーンを使ってトラックから鋼材を降ろす作業をしていた。
現場南隣の駐車場に止めてあった軽乗用車が押しつぶされるなど計4台にも被
害があった。(備前署調べ)
◆落石当たり死亡/熊本 (2/26)
25日午後3時40分ごろ、山都町瀬峰の採石場で作業していた同町、同採石
場経営、堂上武さん(56)に落ちてきた石(直径約40センチ)が頭に当た
った。病院に搬送されたが、約1時間40分後に死亡が確認された。原因を調
査している。(山都署調べ)
◆いわき・労災事故で男性死亡/福島 (2/26)
25日午後1時15分ごろ、いわき市江名の船舶部品製造会社「江名製作所」
(田村修次社長)工場で、同市小名浜、同社嘱託社員、菊地勝美さん(72)
が船舶部品の運搬中にクレーンのワイヤーが切れ、倒れてきた部品(約1・7
トン)の下敷きになり死亡した。(いわき東署)
◆大館市役所ボイラー爆発:ボイラー室の上に燃料庫、業者「考えられない」
/秋田 (2/27)
大館市役所のボイラ−棟で18日に起こった爆発事故で、26日の市議会総務
財政委員会にボイラー設置業者らが呼ばれ、経過を報告した。燃料をチップに
限定した木質ボイラーは全国で150台販売されているが、これまで事故はな
い。同委員会で、ボイラー室の上に燃料格納庫が設置されているのは大館市だ
けであることが分かった。業者側は「通常では考えられない」との認識を示し
た。
出席したのはボイラー建設会社と管理運営会社(いずれも大館市)、ボイラー
メーカー代理店(青森市)の関係者ら。委員の質問に答え、会社側は爆発の6
日前にあったぼや騒ぎについて「空炊きによる逆火(火がボイラー側から格納
庫へ逆に走る現象)が原因」としたうえで「18日の爆発は(原因が)全然違
う問題」と指摘。さらに「市役所側が既存の建物を活用してボイラーを設置し
たいとのことであり、粉じん爆発もあり得ると考えたので排気口4カ所をつけ
た」と述べた。
さらに「最終決定は市役所側だが、ボイラー室上に燃料格納庫があるのは考え
られない」として、爆発事故の後、温度センサーの数を増やしたことを明らか
にした。格納庫の位置については「当初から(ボイラー室と)並列して設置す
る方式を提案していた」と話した。
◆気仙沼の船内火災で作業員死亡/宮城 (2/27)
26日午前8時15分ごろ、気仙沼市浪板の吉田造船鉄工所に停泊中の第38
盛勝丸機関室で、同市本町2、同社社員、吾妻養一郎さん(59)が、全身に
やけどを負って倒れているのを同僚が発見。病院搬送されたが、約8時間半後
に死亡した。ガスバーナーで鉄骨の切断作業中に、衣服に燃え移ったとみてい
る。(気仙沼署)
◆いわき・工事中に転落し死亡/福島 (2/28)
27日午後4時25分ごろ、いわき市好間工業団地、精密機器会社「フクデ
ン」の工場で、はしご上で設備改修していた同市内郷御台境町、電気工事業、
柳沼哲夫さん(57)が5メートル下の地上に転落し、全身を強く打ち死亡し
た。原因を調べている。(いわき中央署)
◆火災:機械製造会社で けが人なし−船橋/千葉 (2/28)
27日午前6時35分ごろ、船橋市栄町2の機械製造会社「クボタ京葉工場」
の2階から出火、鉄骨3階建て延べ約5800平方メートルのうち、2階塗装
ブース付近約190平方メートルを焼き、間もなく消えた。近くには夜勤の従
業員7人がいたが、逃げて無事だった。
船橋署の調べでは、同工場では鉄鋼関連製品を製造。ブースでは水道管の塗装
作業中だった。同署が出火原因を調べている。
◆工事中に松の下敷きになり男性重傷/群馬 (2/28)
27日午前11時10分ごろ、東吾妻町原町の民有林内の林道吾嬬山線脇で、
重機を操作していた同町厚田、建設会社員、富沢卯重さん(56)の頭上に作
業員が伐採していた松の木(直径約35センチ、高さ約20メートル)が倒れ、
富沢さんは下敷きとなり、ろっ骨や腰つい骨折の重傷を負った。(吾妻署)
◆守山で労災死亡事故/滋賀 (2/28)
27日午前10時50分ごろ、守山市三宅町の「東洋インキ」守山製造所で、
インクをかくはんする円筒型タンクミキサー(直径80センチ、高さ約2メー
トル、重さ約300キロ)を倉庫に運ぶ途中、ミキサーのタイヤが約1センチ
の段差に引っかかり転倒。運んでいた近江八幡市中村町、会社員、又田茂さん
(31)が下敷きになり、頭を強く打って間もなく死亡した。ミキサーは新品
で、倉庫内で検査を受けるため運んでいたという。(守山署調べ)
◆神栖の三菱化学工場火災:連続運転の認定、取り消し処分に−鹿嶋労基署/
茨城 (2/29)
鹿嶋労働基準監督署(菊地信明署長)は28日、4人の焼死者を出す火災事故
を起こした神栖市東和田の三菱化学鹿島事業所(鷲見富士雄所長)と関連会社
など計4社に対し、ボイラー設備などの検査が省略できる「連続運転」の認定
を取り消す処分を決めた。
労働安全衛生法では年1回の定期検査が義務付けられているが、保全管理と検
査成績により2年あるいは4年の連続運転が認可される。
鹿嶋労基署は同事業所が起こした昨年12月の火災を受け、27日に開いた同
事業所など4社に対する聴聞会で、認定取り消しに当たると判断した。
◆伐採作業中に死亡/愛知 (3/1)
29日午前11時25分ごろ、瀬戸市海上町の「海上の森」で、伐採作業をし
ていた豊田市寺平町坂ノ下、森林組合職員、成瀬善朗さん(68)が、切り倒
した杉の下敷きになって死亡しているのが見つかった。杉は高さ約21メート
ル、直径35センチ。木が完全に横にならないため、チェーンソーで処理して
いるうちに木がバランスを失って成瀬さんにぶつかってきたらしい。(瀬戸署
調べ)
◆クレーン車横転:作業員1人軽傷−日野/東京 (3/2)
1日午前9時過ぎ、日野市南平9の閉店したファミリーレストラン「デニーズ
南平店」で、解体作業中のクレーン車(12トン)が横転して、つり上げてい
た看板(縦約3メートル、横約2メートル)が落下し、地上で待ち受けていた
男性作業員(50)が左足に軽傷。日野署は業務上過失傷害容疑でクレーン車
の男性運転手(24)から事情を聴いている。
調べでは、クレーン車の固定が不十分だったのが原因とみられる。同店は2月
29日に閉店し、1日から作業員数人が解体作業をしていた。
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