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■■ ESHの解決策
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2008.2.27 No.195
企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン
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■ごあいさつ
週末、北日本、東日本は三陸沖の発達した低気圧の影響で冬型の気圧配置が強
まり、非常に強い風が吹く大荒れの天気となりました。
交通への影響が相次いだほか、各地で怪我人や住宅被害が相次ぎました。富山
湾沿岸では「寄り回り波」の影響で大きな被害が出ています。被害に遭われた
方々に心よりお見舞い申し上げます。
土曜日の夜に東北自動車道を運転したのですが、時折吹く強風にハンドルを取
られ、随分怖い思いをしました。無事に家に到着したときにはほっとしました
が、緊張が解けて一気に疲れが出てしまいました。
強風にも怖い思いをしましたが、80km規制の中、ものすごいスピードで追
い越していく車が多いのに驚きました。ご自身のため、周りの人間のためにも
くれぐれも安全運転を心掛けて欲しいと思います。 (門)
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■作業マニュアルの重み
昨年5月、三菱化学四日市事業所の敷地内の関連会社「新菱サービス」四日市
の化学工場でプラントが爆発し、3人が軽傷を負った事故で、警察は、当時の
工場長(56)と現場のプラントの運営管理責任者(34)を業務上過失傷害
容疑で書類送検しました。
調べでは、社内で義務づけられていた、マニュアル作成の際の原料の性質の確
認や検討をせず、以前、違う原料で精製作業をしていた時のマニュアルをその
まま引き継いでいたとみられています。
そのため、当該物質に必要だった「冷却作業」をマニュアルに盛り込まなかっ
た過失が問われるものです。
作業マニュアルの不備の責任を問われることは、多くの管理者の方々にとって
深刻な問題ではないでしょうか。
ひとたび重大災害が発生すれば、作業マニュアルの内容まで責任が問われるこ
とを認識する必要があります。
☆皆様のご意見をお待ちしております。
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★OSHMS.jp
弊社のホームページ
『労働安全衛生マネジメントシステム情報室 OSHMS.jp』 ご覧ください。
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■今週の事故の真相
報道記事をそのまま掲載していますので、個人名、会社名も出典元の記事のと
おり掲載しています。
事故の事例が社員教育に何よりも役に立つと言うご意見も頂戴しています。
是非ともご活用ください。
◎今週のポイント
●環境
再生紙の偽装問題で、王子製紙は偽装が80年代からあったと推測されると説
明し、古紙配合率の水増しを約20年も続けていた実態が明らかになりました。
また、北越製紙は社長が4月1日付で引責辞任すると発表しました。
この問題の余波はまだまだ続くと思いますが、イメージに流されずに何が環境
に良いのかを正しく考える契機となることを期待します。
●安全衛生
秋田県大館市役所のボイラー棟2階の粉じん貯蔵庫が爆発し出火した事故につ
いて、市長は記者会見で「粉じん爆発を起こしたのではないか」と述べました。
粉じん爆発は、粉じんが空気と適度に混じり、あたかもガスや蒸気と同様の状
態になったときに発生します。
可燃性の物質なら砂糖でも粉じん爆発を起こしますが、一番のポイントは「粒
径」です。
粒径が小さく、煙のように舞い立つ状況なら粉じん爆発の可能性が大きくなり、
着火源の管理などの注意が必要です。
【環境事故・ニュース】
◆コンクリ汚泥不法投棄:「量多く悪質」と会社、元社長有罪−地裁判決/新
潟 (2/20)
産業廃棄物のコンクリート汚泥を不法投棄したとして、廃棄物処理法違反(投
棄禁止)の罪に問われた安田コンクリート工業と同社元社長の吉川功被告(6
2)の判決公判が19日、新潟地裁(肥田薫裁判官)であった。肥田裁判官は
「投棄された廃棄物の量は多量で悪質」として同社に罰金500万円(求刑・
罰金500万円)、吉川被告に懲役2年、罰金50万円、執行猶予3年(求
刑・懲役2年、罰金50万円)の有罪判決を言い渡した。
判決によると、吉川被告は昨年10月16日、同社の従業員ら2人と共謀し、
会社からダンプカーで運んだ汚泥を阿賀町の所有地に約9・99立方メートル
(重量約9・56トン)を不法投棄。翌日にも同様の手段で約4・99立方メ
ートル(約4・78トン)を不法投棄した。
◆再生紙偽装:王子、80年代から 北越は社長辞任へ−製紙16社調査公表
(2/21)
再生紙の偽装問題で、王子製紙など製紙16社が20日、調査結果を公表した。
王子はコピー用紙の偽装が「80年代からあったと推測される」と説明し、古
紙配合率の水増しを約20年も続けていた実態が明らかになった。また、北越
製紙は三輪正明社長が4月1日付で引責辞任して取締役に降格し、営業担当専
務も退任すると発表した。
調査結果を公表したのは他に日本製紙、三菱製紙、大王製紙など。これらを含
め、再生紙を偽装した18社が20日、調査結果と再発防止策の報告書を経済
産業省と環境省に提出した。製紙偽装では日本製紙の中村雅知社長が辞任表明
をしているが、時期を決めて社長退任を発表したのは北越製紙が初めて。
王子製紙はコピー用紙の偽装について「顧客から要求される品質水準が高く、
対応できなかった」と説明した。印刷用紙も00年には偽装が始まり、ピーク
の06年度上半期には再生紙に占める偽装の割合が29%に達した。同社は篠
田和久社長ら経営陣は今年1月に報道で偽装を知ったが、洋紙事業本部長や工
場長らは03年に把握しており、事業本部や工場の担当部長はそれ以前から知
っていたと結論づけた。
中越も90年以前から包装用紙の一部で偽装があったと発表。三菱は91年か
ら感熱紙で、北越は92年から印刷用紙で、大王も97年からコピー用紙で偽
装を始めていた。日本製紙は中村社長が工場長時代の96〜98年に偽装を認
識していたことを改めて明らかにした。
王子は篠田社長ら4人を3カ月減給50〜30%、4人を含め社内取締役10
人がボーナス全額返上、執行役員27人がボーナス100〜50%減などとす
る社内処分を発表。三菱も佐藤健社長ら10人を3カ月減給50〜10%とし、
中越パルプも長岡剣太郎社長らの減給処分を決めた。
◆廃棄物処理法違反:名義貸しなどで4容疑者を逮捕/千葉 (2/21)
県警環境犯罪課と行徳署は20日、市川市稲越町、廃棄物処理会社「白井興
業」役員、白井英子(54)と同社員で夫の末次(56)の両容疑者を廃棄物
処理法違反(名義貸し禁止)容疑、同市八幡、廃棄物処理会社「丸大商事」社
長、千葉謙治(57)と松戸市新松戸北2、同社役員、伊藤正子(64)の両
容疑者を同法違反(無許可収集運搬)容疑で、それぞれ逮捕したと発表した。
同課によると、名義貸し禁止容疑での逮捕は県内で初めて。
調べでは、白井容疑者ら2人は昨年1月から9月にかけ、廃棄物処理の許可が
ない丸大商事に名義を貸し、市川市内の飲食店など175事業所から収集した
一般廃棄物約900トンを、同市クリーンセンターに運搬させた疑い。千葉容
疑者ら2人は無許可で運搬した疑い。4人は否認している。丸大商事は同市か
ら事業の改善指導を受けるなどしたため、06年12月、事業所廃止届を提出
していた。
◆有害廃棄物:不法投棄容疑、埼玉の元業者を逮捕−大泉署など/群馬 (2/2
1)
毒性や感染性を持つ特別管理産業廃棄物などを不法に放置、投棄したとして、
大泉署と県警生活環境課は20日、埼玉県熊谷市上之、自動車部品洗浄業「藤
岡化成」元社長、秋元操容疑者(59)を廃棄物処理法違反容疑で逮捕した。
「処理費用をねん出できなかった」と容疑を認めている。
調べでは、同社が倒産した03年12月上旬、邑楽町狸塚の同社工場内や屋外
に特定有害産業廃棄物に指定されるトリクロロエチレンなどを含む廃油、廃ア
ルカリ、廃酸など約8万3968リットル(ドラム缶570本分)を放置し、
投棄した疑い。いずれも自動車部品を脱脂洗浄した後の使用済み溶剤だった。
トリクロロエチレンは中枢神経の抑制作用や麻酔作用などの毒性を持つ有害物
質。廃油などが漏れ出ているドラム缶もあり、農業用水路が近くを流れている
ため、同署は県と連携して付近の環境調査を進めている。人的被害は確認され
ていない。
◆ヒ素:正沢水源池から基準値超すヒ素 松本市が飲用停止呼び掛け/長野
(2/21)
松本市は20日、同市奈川地区にある正沢水源池の水質検査で基準値を上回る
ヒ素とヒ素化合物を検出したと発表した。今のところ、健康被害はないという。
同市は奈川地区田之萱、黒川渡、金原の全世帯と古宿の一部計129世帯33
4人と、奈川小・中学校に対し、水道水を飲まないように呼び掛けている。
松本市奈川支所によると、水質検査を委託している業者から20日、基準値を
上回る0・011ppmのヒ素とヒ素化合物(法定基準値0・01ppm)が
検出されたと報告があった。市では、防災無線で対象世帯に飲用停止を呼びか
け、ペットボトルで水を配布するなど対応に追われた。
松本市では再検査を行い、原因究明を進めている。再検査でも基準値を上回っ
た場合は、飲用停止を続け、ペットボトルや給水袋による水の配布を継続する。
◆有害物質:環境基準上回るヒ素など検出 県、木曽岬干拓地土壌から/三重
(2/21)
県は20日、木曽岬町新輪の木曽岬干拓地の土壌から環境基準の4・6倍のヒ
素などが検出されたと発表した。追加の水質調査の結果や、現場が立ち入り禁
止区域であることなどから生活環境に影響はないとみている。
06年度から実施している保全区整備工事に伴い、昨年12月に実施した調査
で判明。調査は2地点で行い、うち1地点の地中約1メートルの土壌から環境
基準の4・6倍のヒ素とヒ素化合物、同1・6倍のフッ素とフッ素化合物が検
出された。今年1月には、周辺を流れる木曽川や干拓地内の計6カ所で水質や
土壌の追加調査を行ったが、いずれも環境基準以下だった。県は、汚染土壌の
扱いなどについて専門家の意見を聴き、今後の対応を検討する。
干拓地では、絶滅が心配されているタカの一種、チュウヒが見つかった。県は
干拓地南端の57ヘクタールを保全区とすることを決め、06年度から5カ年
計画で保全区整備を進めている。
◆廃棄物処理法違反:県に虚偽報告、業者を営業停止−坂出/香川 (2/21)
県外からの産業廃棄物の処理で県に虚偽の報告をしたとして、県は20日、坂
出市川津町の産廃処理業者「新光開発」を、廃棄物処理法に基づき21日から
30日間の営業停止処分とした。
県廃棄物対策課によると同社は県に対し、昨年7〜9月に滋賀県からトレーラ
ー十数台分の産業廃棄物を同市府中町の最終処分場に受け入れた、と報告。し
かし、同課の調査で同6〜9月に25台分が持ち込まれていたことが発覚。多
くが同処分場で処理できない建設関連のごみだった。さらに、同4〜10月に
県外から百数十台分の産廃も受け入れていた。同7月ごろ、住民らから「県外
から産廃が持ち込まれている」と情報があり同課が調べていた。
県は、土庄町豊島の産廃不法投棄事件を受け、指導要綱で県外からの産廃持ち
込みを原則禁止している。
◆県:2社を廃棄物処理法違反で行政処分/鹿児島 (2/21)
県は20日、産業廃棄物の収集運搬で廃棄物処理法違反があったとして、「環
境科学」(鹿児島市)を産廃処分業の30日停止に、トンボ運送(同)を収集
運搬業の10日停止−−とする行政処分を実施した、と発表した。
廃棄物・リサイクル対策課によると、昨年7月から11月にかけ、環境科学は、
福岡県内の事業所が排出した産廃を宮崎県内への運搬を受託。その一部をトン
ボ運送に再委託したが、排出事業所の承諾を書面で得るなど法が定めた基準に
従わなかった。また、トンボ運送は、他県での運搬の許可がなかった。
◆ホウ素:基準の最大29倍検出−−岐南・会社所有の敷地/岐阜 (2/22)
県岐阜振興局は21日、岐南町三宅地内の元自動車販売会社が所有する敷地内
から基準値を超すホウ素が検出されたと発表した。
この会社が跡地利用のため土壌調査をして判明した。敷地約1900平方メー
トルの30カ所で調査し、3カ所で基準の最大29倍のホウ素が検出された。
このほか、最大で2・3倍〜14倍のヒ素やフッ素、鉛も検出された。
同振興局は岐南町とともに22日から半径500メートル内の井戸水調査を実
施する。敷地内の井戸水(1カ所)からは有害物質は検出されていないという。
◆ヒ素:四日市の工場で基準超検出/三重 (2/22)
四日市市は21日、同市大治田の化学メーカー「ライオン・アクゾ」四日市工
場内の土壌から、環境基準の最大6・6倍のヒ素が検出されたと発表した。現
場の地下水に含まれるヒ素は環境基準以下で、周辺への流出はないとみている。
同社が07年5月から今月にかけて行った自主調査で、33カ所の地中3メー
トルまでの土壌から環境基準の1・1倍以上のヒ素が見つかった。工場ではヒ
素を扱っておらず、検出の理由は不明だが、市は22日に工場を立ち入り調査
し、同社に対して監視を続けるよう指導する。
◆王子製紙日南の悪臭問題:またも基準上回る/宮崎 (2/22)
王子製紙日南工場の悪臭問題で、日南市は20日、工場周辺で行った2回目の
悪臭測定(1月24日)結果を発表した。3カ所のうち1カ所で基準を4倍上
回る値を示した。市は工場側が悪臭防止設備の設置工事中のため、工事完了後
の3月の測定結果をみて行政指導するかどうかを決める。
昨年11月に行った工場近くでの調査では、悪臭物質のメチルメルカプタンと
硫化水素の値が、日南市が参考にしている宮崎市の基準値の2・5〜3倍だっ
た。今回は、住宅地に最も近い工場の北側地点と汚泥沈殿槽に近い東側地点、
工場排水を海に流す放流口付近の3カ所で測定した。
その結果、東側地点でメチルメルカプタンと硫化水素が、それぞれ基準値の4
倍の数値を示した。工場側は「防止設備2基が稼働すれば、悪臭は防げる」と
話している。
◆排雪列車から軽油漏れ/新潟 (2/23)
21日、荒川町坂町のJR米坂線坂町駅で、排雪列車の補助燃料タンクから軽
油が漏れているのを運転士が発見した。約1400リットルのうち約700リ
ットルが、今泉駅〜坂町駅間(約70キロ)で漏れた。油面計のパッキンの劣
化が原因とみている。(JR新潟支社調べ)
◆JSR四日市工場:基準超の窒素酸化物排出 県に報告怠る−06年3月/
三重 (2/23)
JSR四日市工場(四日市市)は22日、06年3月にボイラー1基から県の
基準を最大1・2倍上回る濃度の窒素酸化物を17時間排出したと発表した。
大気汚染防止法では県に報告する義務があったが怠っていた。
今年1月、石原産業四日市工場の基準を超えたばい煙排出が発覚し、県が県内
の工場に調査を求めていた。JSR四日市工場が05年1月から3年間のデー
タを調べ分かった。
06年3月13日、定期修理で止めていたボイラーとプラントの運転を再開し
た。だが、蒸気を利用するプラントの立ち上げが遅れ、同日午後8時から17
時間、窒素酸化物が出やすい状態でボイラーを稼働させたことが原因という。
ボイラーを運転した動力課員が上司に報告せず、県にも報告はなかった。
同工場は、20日に県、市に報告し、22日に周辺3地区の連合自治会に説明
した。今後、同様の状況が起きた際ボイラー運転停止を含めた対応をするほか、
基準を超えそうになった段階で上司に報告するなどの再発防止を行う。同工場
の永広泰久・環境保安部長は「おわび申し上げます。再発防止に全力を尽くし
ます」と話している
◆有害物質:基準超のシアン化合物など検出−茨木の東芝工場敷地/大阪 (2/
23)
3月末で閉鎖する茨木市の東芝家電製造大阪工場は22日、工場敷地の土壌調
査で、法定の環境基準値を超える重金属のシアン化合物などを5地点で検出し
たと発表した。地下水汚染は確認されていないという。
全域約11万5000平方メートルを調査。シアンは264地点中2地点から、
トリクロロエチレンなどの揮発性有機化合物は593地点中3地点から、基準
を超える土壌溶出濃度が確認された。4月以降、汚染土壌約2150立方メー
トルを除去する。
◆潤滑油が川に流出/山口 (2/23)
22日午前6時35分ごろ、周南市宮前町の出光興産徳山工場で、ベンゼンな
どの製造装置から潤滑油が構内の梅花川に流出しているのを男性従業員が発見
した。漏れた量は約300CC。海への流出はない。(周南署)
◆タンカーの重油流出/山口 (2/23)
22日午後3時20分ごろ、岩国市新港町4の岩国港で、ケミカルタンカー
「汽船明督丸」(498トン、上野正船長)の燃料タンクからA重油約1リッ
トルが海上に流出した。巡視艇などが拡散・消滅させ、被害はない。機関長が
備蓄用タンクから移す作業中に船を離れ、あふれ出たらしい。(岩国海上保安
署)
◆ヒ素:掘削土から基準超え検出 益田・国道488号のトンネル工事中/島
根 (2/24)
県が益田市長沢町で行っている国道488号トンネル工事の掘削土から基準を
超えるヒ素を検出したことが23日、分かった。県は工事の掘削作業を一時中
断し追加調査を行う方針。「すぐに健康被害を及ぼす量ではない」としている。
県道路建設課によると、工事中のトンネルは全長1038メートル。昨年3月
から開始し、すでに1010メートルを掘削している。今月8日に住民から指
摘があり、県が調べたところ、2カ所の残土搬出先の掘削土の溶出量から基準
値(1リットルあたり0・01ミリグラム)を超えるヒ素が検出。ヒ素は自然
由来のものと見られる。
【労働災害】
◆羅臼・トレーラーと重機に挟まれ男性死亡/北海道 (2/19)
18日午前10時12分ごろ、根室管内羅臼町知昭町25の町道で、近くの運
送会社に勤める運転手、加瀬英生さん(43)=同町栄町=が大型トレーラー
と重機の間に挟まれているのを通行人が見つけ119番通報した。加瀬さんは
町内の病院に運ばれたが、頭の骨を折っており、間もなく死亡が確認された。
積雪で動けなくなったトレーラーを重機で動かそうとしていたらしい。(中標
津署)
◆爆発:大館市役所、ボイラー棟で 6日前ぼやで停止、点検後に/秋田 (2/
19)
18日午後3時半ごろ、大館市役所(同市中城)のボイラー棟2階の粉じん貯
蔵庫が爆発し出火。鉄骨2階建ての建物2階の天井や壁など約52・5平方メ
ートルを半焼した。けが人はいなかった。ボイラー棟では12日にもボイラー
の空だきによる過熱でぼやがあったばかり。小畑元市長は記者会見を開き「誠
に遺憾だ。市民に申し訳ない」と陳謝した。
大館署の調べでは、ボイラー棟1階にはボイラー2基があり、12日のぼや以
降運転を停止。18日午前10時ごろから業者が点検作業でボイラーを一時的
に稼働し、点検終了後の午後3時に停止したが、その約30分後に爆発したと
いう。
ボイラー棟では昨年秋、老朽化した重油ボイラーに代わり、チップ(おがく
ず)を燃料にする木質ボイラー2基が導入され、庁舎内暖房に使用している。
小畑市長は「チップが燃えるボイラー内で何らかの異常で内部に空気の層がで
きて粉じん爆発を起こしたのではないか」と述べた。
ボイラー室は庁舎北側に隣接し、爆発の際には「ドーン」という音が響き、屋
根から炎と黒煙が出た。2階の窓ガラスが割れ、鉄製天井が落下した。大館消
防署から消防車7台が出動。爆発当時、1階には業者の3人がいたが、けがは
なかった。
◆神栖の三菱化学工場火災:空気遮断の「元弁」閉じず マニュアル規定なく
/茨城 (2/19)
作業員4人が死亡した三菱化学鹿島事業所(神栖市東和田)のプラント火災で、
高温のオイルが流れる配管のメンテナンス作業前に、オイルをせき止める空気
圧の弁の空気を遮断する「元弁」を閉じていなかったことが分かった。火災は
漏れ出たオイルが発火して起きた。業界では作業前に元弁を閉じることが常識
だが、鹿島事業所はマニュアルで定めていなかった。鹿嶋署捜査本部は会社側
の過失に当たる可能性があるとみて、慎重に調べている。
調べでは、弁は空気圧で上下に動く仕組みで、専用の管を使って空気を送り込
んでいる。弁から約20メートルの位置に空気の流れを遮断する「元弁」があ
る。元弁はいわばガスの元栓のようなもので、ここを閉じていればスイッチの
押し間違えや故障があっても弁は開かない。鹿島事業所は、作業前の元弁の閉
鎖を事故防止策として採用していなかったという。
石油化学会社が加盟する「石油化学工業協会」(東京都中央区)や関係者によ
ると、元弁を閉めることは初歩的な事故防止策として広く採用されている。関
東地区の大手エチレン製造現場では、元弁の開閉にルールを設け明文化してい
る。責任者は「基本中の基本の措置で、大手ならどこもやっているはず。(鹿
島事業所が)採用していなかったのが不思議だ」と話し、捜査幹部も「(ミス
や故障の発生を前提に対策をとる)フェイルセーフが万全でなかったのではな
いか」とみる。
鹿島事業所は取材に「元弁を閉じていれば誤作動を防げた可能性はある」と話
している。今後は元弁を閉じる作業を再発防止策の一つとして位置づけ、マニ
ュアル化することを検討しているという。
県警は業務上過失致死容疑での立件を視野に捜査を続けるが、ある捜査幹部は
「専門性が高い分野。落ち度があったというには、他の同形式のプラントと比
較しなければ分からない」と話している。
県の事故調査等委員会によると、火災は07年12月21日午前11時半ごろ、
鹿島事業所の「第2エチレンプラント」で発生。作業員らは弁を閉じて167
度になる冷却オイルをせきとめ、下流にある仕切り板の交換準備をしていた。
その際、弁が「ゴー」という音を立て、何らかの理由で開いて高温の冷却オイ
ルが漏れ出し、17秒後に発火。瞬く間に燃え広がったという。弁が開いた理
由として、仕切り板をつっていたチェーンが弁のスイッチに触れた可能性があ
ると考えられている。
◆雪で滑り測量作業員が川に転落/福井 (2/19)
18日午前11時45分ごろ、福井市武周町で、護岸ブロックの上で測量をし
ていた同市江守中2、測量会社員、三崎孝弘さん(41)が雪で足を滑らせ約
3メートル下の大味川に転落、左足首を骨折した。現場は約30センチの積雪
があった。(福井南署調べ)
◆石綿使用容疑などで書類送検/山口 (2/20)
19日、下松市笠戸島の造船会社「新笠戸ドック」と同社社長(64)、機関
チームリーダー(57)を労働安全衛生法違反(危険物の製造等禁止)容疑で
山口地検周南支部に。06年9月下旬、船の修理作業で配管の接合のため石綿
入りのアスベストテープ3・4キロを使用し、同月〜07年5月に7回、計1
0・9キロを下請け2社に提供した疑い。(下松労働基準監督署)
◆労働安全衛生法違反:労災死亡の会社などを書類送検−佐伯労基署/大分
(2/20)
佐伯労働基準監督署は19日、小田開発工業(佐伯市海崎)▽同社現場代理人
(34)▽松本建設工業(大分市里)▽同社代表取締役(30)を労働安全衛
生法違反容疑で書類送検した。
調べでは昨年10月31日、佐伯市上岡の東九州道建設工事現場で、松本建設
工業の男性社員(当時19歳)がL字型コンクリート(高さ6メートル、幅約
1・2メートル、重さ約12トン)の下敷きになり死亡した。現場代理人は作
業の統一的な合図を定めておらず、代表取締役は資格の必要なクレーン作業を
無資格の作業員にさせた疑い。
◆撤去中の看板が落下し1人重傷/鹿児島 (2/21)
20日午前10時ごろ、南さつま市加世田内山田のスーパー「サザウィン加世
田店」で、看板撤去作業中の鹿児島市、会社員男性(55)が落下してきた看
板(重さ約2・5トン)に当たり、腰つい骨折など重傷を負った。看板を外す
際、クレーンのアームの先端が曲がって看板が落下した。(南さつま署調べ)
◆白糠・タイヤローラーにひかれ作業員死亡/北海道 (2/22)
21日午後3時20分ごろ、釧路管内白糠町上茶路基線の北海道横断自動車道
工事現場で同町西1北7、建設作業員、鈴木和三さん(48)がタイヤローラ
ーに頭部をひかれ死亡しているのを同僚が見つけた。エンジンは動いていたが
運転席は無人で、ギアはニュートラル、サイドブレーキはかかっていなかった。
何らかの理由でタイヤローラーが動き出し、鈴木さんがひかれたとみて調べて
いる。(釧路署)
◆横手・危険防止義務違反で書類送検/秋田 (2/22)
21日、横手市雄物川町、建築業「登建築」代表の男性(55)を労働安全衛
生法違反容疑(作業床の設置等義務違反)で秋田地検に書類送検。同市金沢本
町で木造車庫建設のため雇った同市雄物川沼舘中島、大工、黒政周作さん(当
時59歳)が昨年10月15日、屋根のはりの上で作業中、落下し駐車中だっ
たトラックの左ドアミラーに腹部を強打するなどして死亡した事故で、足場の
設置など危険防止義務を怠った疑い。(横手労働基準監督署調べ)
◆火災:工場全焼、1人焼死 武蔵野線乱れ、1万6000人影響−さいたま
/埼玉 (2/22)
21日午後7時55分ごろ、さいたま市桜区田島10、焼き付け塗装工場「一
装社」(中島彰久代表)から出火、プレハブ2階建て工場約150平方メート
ルを全焼、中にあった塗料缶などを焼き、隣接するプレハブ1階建て作業場約
70平方メートルも全焼した。工場1階の焼け跡から性別不明の焼死体が見つ
かった。中島さんの兄で社員の忠夫さん(68)と連絡が取れなくなっており
浦和西署は身元の確認を急ぐとともに出火原因を調べている。
調べでは、工場は1階が作業場、2階が仮眠室兼物置になっていた。工場の北
隣のマンションの住民数十人が一時屋外に避難した。
現場は工場と住宅が混在する地域で、火災のため、工場の南側を走るJR武蔵
野線の上下線8本が府中本町−西船橋駅間の全線で運休、9本が最大81分遅
れ、約1万6000人に影響した。
◆労災事故:県が2社を指名停止/三重 (2/22)
安全管理を怠り、労災事故を起こしたとして、県企業庁は21日、四日市市諏
訪栄町の富士電機システムズ三重営業所(小原康博所長)を22日から45日
間、津市一志町小山の「林組」(林長泰社長)を22日から1カ月間の指名停
止処分にすることを決めた。
富士電機システムズは、県企業庁の委託を受け「三重ごみ固形燃料(RDF)
発電所」(桑名市)を管理・運営している。発電所で今年1月16日、2号ボ
イラーの定期点検をしていた2次下請け業者の男性作業員(65)が、転落防
止の安全ベルトを使用していなかったため誤って高さ4メートルの鉄骨の上か
ら転落。首の骨を折るなど3カ月の重傷を負った。
林組は昨年12月13日、亀山市小川町で、同庁北勢水道事務所発注の送水管
敷設工事を行った。その際、舗装用資材の積み込み作業をしていた男性従業員
(23)が、誤って動き出したダンプカーの荷台後部とダンプカーの後ろに止
まっていたショベルカーのバケットにはさまれ、骨盤骨折などで3カ月の重傷
を負った。同庁は、ダンプカーの発進を指示する従業員を配置するなど安全管
理を怠っていたとして処分を決めた。
◆四日市・工場内の事故で男性死亡/三重 (2/22)
21日午後2時ごろ、四日市市午起の金属業「新英金属」工場内で、同市西坂
部町の解体業、鈴木秀夫さん(66)が金属を搬入していた際に、停車してい
た鈴木さん使用のダンプカーが動き出した。鈴木さんが止めようと運転席のド
アを開けたが、ドアは鉄柱にぶつかり、鈴木さんはドアと車体の間に上半身を
挟まれ、病院に運ばれたが呼吸不全で間もなく死亡した。現場は緩やかな傾斜
になっている。車が動いた原因などを調べている。(四日市南署調べ)
◆和田山のボイラー事故:石原社長が会見、再発防止誓い陳謝/兵庫 (2/22)
朝来市和田山町桑原の飼肥料製造会社「兵庫県レンダリング和田山工場」(石
原武美社長)で21日朝、ボイラーを清掃中の同社従業員、小屋敷格二さん
(70)=同町秋葉台3=が倒れて意識不明となり、3人の従業員が体に変調
を来たした事故。石原社長はこの日午後会見し、「このような事故を起こして
申し訳ない」と陳謝した。
同社によると、ボイラーは82年に設置。毎年1回、日本ボイラー協会から点
検を受けているが、これまで異常はなかったという。また、清掃はボイラーに
たまった灰などを除去する作業で、月1回程度行っていた。
事故原因の可能性がある硫化水素は同市消防本部によると、100ppm以上
で結膜炎などを起こし、600ppm以上だと命を落とすこともあるという。
同本部は午前8時40分ごろに65・4ppmを検知。事故前後はそれ以上の
高濃度だったと思われる。
清掃は簡易マスクを付け、手作業で行っていた。硫化水素はボイラーで熱した
水蒸気を流したパイプで羽毛を乾燥させる際に出ることもあるとされるが、事
故当時、ボイラーは稼働しておらず、これまでにたまった硫化水素が何らかの
理由で広がった可能性がある。
小屋敷さんは、ボイラー設置時から清掃作業をしており、ボイラーには社内で
最も詳しかったという。石原社長は「硫化水素が発生するとは想定していなか
った。もし事故原因なら二度と起こらないようにしたい」と話した。
◆道路工事現場で女性が作業車にはねられて死亡/愛媛 (2/22)
21日午前11時45分ごろ、今治市大西町大井浜の県道工事現場で、同市大
西町星浦、パート従業員、越智嘉子さん(73)が同市南鳥生町1の会社員、
中村崇容疑者(38)運転の路面清掃用の作業車(3・9トン)にはねられ、
頭などを強く打ち、間もなく死亡した。今治署は中村容疑者を自動車運転過失
致死容疑で現行犯逮捕した。
調べでは、中村容疑者は路面の清掃作業中で、作業車を後退させていた。現場
にミニバイクが倒れていたことから、越智さんはミニバイクを運転中か停車中
だったらしい。
◆四日市の化学プラント爆発:元工場長ら2人、書類送検 業務上過失傷害容
疑/三重 (2/23)
四日市市塩浜町の三菱化学四日市事業所の敷地内の関連会社「新菱サービス」
で昨年5月、プラントが爆発し、3人が軽傷を負った事故で、県警捜査1課と
四日市南署は22日、新菱サービスの当時の工場長(56)と現場のプラント
の運営管理責任者(34)を業務上過失傷害容疑で津地検四日市支部に書類送
検した。
調べでは、2人はアルコールの一種「5フッ化プロパノール」の精製過程で、
必要だった冷却作業をマニュアルに盛り込まず、化合物が爆発しやすい状態に
なっていたという。
社内で義務づけられていた、マニュアル作成の際の原料の性質の確認や検討を
しなかったことから、過失があると判断された。以前、違う原料で精製作業を
していた時のマニュアルをそのまま引き継いでいたとみられる。
◆労働安全衛生法違反:社員の転落死で社長ら書類送検−神戸西労基署/兵庫
(2/23)
神戸西労働基準監督署は22日、関西緑地建設(丹波市)と同社の男性社長
(37)を労働安全衛生法(事業者措置)違反容疑で神戸地検に書類送検した。
調べでは、関西緑地建設と男性社長は07年11月16日、神戸市垂水区上高
丸2の工事現場で、男性社員(67)にのり面の除草作業を命令。命綱を用意
せず、約4・4メートル下の隣家裏庭に転落死させた疑い。
また、森川壁材(神戸市西区)と女性社長(71)も同法(就業制限)違反容
疑で書類送検した。
調べでは、森川壁材と女性社長は07年11月14日、同市西区森友5の同社
作業場で、無資格の男性社員(28)にフォークリフトを運転させた疑い。
◆クレーンから遊具が落下、作業員重傷/京都 (2/24)
22日午後8時ごろ、西京区大枝沓掛町の遊具製造会社の駐車場で、子供用の
滑り台に取り付ける鉄製らせん階段(重さ約350キロ)をクレーン付きトラ
ックで荷台に載せる作業中、クレーンのつり上げ金具が外れ、荷台で作業中の
男性従業員(29)=右京区=の上に階段が落下した。男性は頭がい骨骨折な
ど3カ月の重傷。西京署が事故原因を調べている。
◆トラック整備中に圧死/大分 (2/24)
22日午後1時20分ごろ、佐伯市東浜の自動車整備工場で、同市中の島、整
備士、工藤真一郎さん(45)が突然降下してきたダンプカーの荷台と車体の
間に上半身をはさまれ約12時間後に死亡した。荷台の昇降装置が故障し、他
の整備士と油圧部を点検していた。(佐伯署調べ)
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