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ピアノアレンジ講座
-ビデオ解説付き- Vol.22
http://homepage2.nifty.com/MImusic/arrange/arrange.html
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みなさん、こんにちは♪
ここのところ、毎日雷雨がひどく、夜、おちおちネットを出来ない近況
が続いています。2階のMacは、使用する時以外は、コンセントを
抜いている事多々。買い替えたばかりのMac。
雷が落ちて壊れたら、泣いてしまいますT_T
では、ピアノアレンジ講座 基本編(楽典)。移調と転調です。
それから、”今週のおまけ”という形で、クラシック史それからジャズ史
と音楽の歴史とそれに付随したスタイル等説明していきたいと思います。
12.移調と転調
今週は、曲中で転調している曲の調判定の問題掲載をしたいと思います。
今までのメールマガジンの内容理解の確認をしてみて下さい♪
全て臨時記号によって#、bを記してありますので、調号では判定出来ません。
まず、どの音に#叉はbがついているのかを確認して、次にDur(長調)かmoll
(短調)かを判断します。mollの場合は、導音が半音上がるという特徴があり
ますので、その違いで判断する事となります。
では、問題です♪( )内の調名を解答して下さい!
1.
2.
3.
解答です♪
1. 1.Es dur(変ホ長調) 2.c moll(ハ短調)
*調判定のポイント!*
まず、この曲はb系の曲です。どの音にbがついているかを考えます。
前半は、”シ ミ ラ”にbがついていますね。調号がb3つの調は2つあります。
Es durかc mollです。moll(短調)の場合、導音が半音上がるという特徴があります
ので、この曲は、前半はEs dur、後半はc mollとなります。平行調に転調している
訳です。前半のファの#は、次のソにかかる音と解釈出来ます。5小節目のラにbが
つかないのは、短音階の場合、旋律短音階の上行形は6番目の音も半音上がります。
2. 1.E dur(ホ長調) 2. e moll(ホ短調)
*調判定のポイント!*
まず、この曲は#系の曲です。どの音に#がついているかを考えます。
1〜3小節は、”ファ ド ソ レ ”に#がついていますね。(それ以外の#は経過音等、
臨時記号と判断出来ます。)調号が#4つの調は2つあります。E durかcis mollです。
moll(短調)の場合、導音が半音上がるという特徴がありますので、1〜3小節は、
E durとなります。後半は、”ファ レ”に#がついていますね。 この場合、”ド ソ”
に#がついていない事から、レの#は導音と判断出来ます。 調号が#1つで、レが
半音上がる調はe mollとなります。 この曲は、同主転調している訳です。
3. 1.H dur(ロ長調) 2.Fis dur(嬰へ長調) 3.fis moll(嬰へ短調)
*調判定のポイント!*
まず、この曲は#系の曲です。どの音に#がついているかを考えます。
1〜2小節は、”ファ ド ( ソ) レ ラ”に#がついていますね。調号が#5つの調は2つ
あります。H durかgis mollです。moll(短調)の場合、導音が半音上がるという特徴が
ありますので、1〜2小節は、H durとなります。3〜6小節は、”ファ ド ソ レ ラ ミ”
に#がついています。これも、1,2番の問題と同様に考えます。
この曲は、H dur→Fis dur→fis mollと転調しています。
属調に転調して、それから、同主転調している事がご理解頂けると思います。
来週は、和音について説明します!
------今週のおまけ------------------------------------------------------------
今週は、スイングとプリバップについて説明したいと思います。
先週は、ブルース-ブギについて説明しましたが、流れとしましては
初期のラグタイム→ブルース-ブギ→ラグタイム-ストライド→スイングとプリバップ
となりますので、今週説明する内容は、前々回のメールマガジン(Vol.20)の 続きと
なります。
ラグタイムがピアノ音楽の時代だったのに対し、スイングジャズはビッグバンド全盛の
時代ととらえて良いと思います。恐らく、ジャズをお聴きになっている方の殆どが
”スイング”というスタイルの名称を聞くと1930年代のビッグバンドを思い浮かべられ
るのでは?と思うからです。この時代は、ベニー・グッドマンやグレン・ミラーなどが
率いるバンドが有名で、これらのグループは普通15〜16人のプレイヤーで構成されて
いました。彼らは、デューク・エリントン、 アール・ハインズ、ルイ・アームストロング
など1920年代・30年代初期の有名黒人ジャズ・バンドが発展させ録音した様式を固め
ていったのです。
この時代、ほとんどのピアニストはオーケストラと一緒に仕事をして、ソロはやって
いなかったので、スタイルはどうしてもそうした演奏環境を反映することになります。
(ジャズというと、インプロビゼーション(即興演奏)をイメージしますが、この時代
は、アレンジされたビッグバンドの中での即興ですから、枠が限られたわけです。)
また、ジャズのスイング・スタイルでは、基本となる拍子は4分の2拍子から4分の4拍子
へと移りました。 (ラグタイムの基本拍子は、4分の2拍子です。)
こういった時代の中で、ビッグ・バンドの中でおとなしく演奏する事に留まらないピアニスト
も出てきます。アート・テイタムのソロ・スタイル、ナット・コールのトリオ・スタイル、
テディ・ウィルソンのカルテット・スタイルなどの小さな コンボ・スタイルです。特に、
アート・テイタムが、ピアノ以外のプレイヤーに与えた影響はとても大きかったのです。
テイタムが使った手法のいくつかは、後にビバップのピアニストたちが、更に発展させる事
となります。 このテイタムが活動した時代を、スイングからビバップへの過渡期”ピリバップ”
の時代と位置付け出来ると思います。ラグタイムでは、左手が大きくジャンプして演奏して
いましたが(ストライド奏法)、この演奏スタイルではベース・ラインを邪魔することとなるの
です。 そして、段々と右手はライン、左手はバッキングといったスタイルへと変わっていきます。
注:この時代以降は、著作権上の問題から音楽ファイルの掲載は出来ません。
著作権は没後50年保護されます。でも、世界大戦での勝利国は、世界大戦中の著作権
が保護される為、没後60年くらいみる必要があります。
来週は、いよいよビバップの時代に入ります!
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