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ゲコゲコ健康マガジンNO:401

発行日: 2008/9/9

…… もくじ ……………………………………………………………………………
ゲコ研  情報: 
健 康 情 報 :『溶血性尿毒症症候群(HUS)』
気になるニュース/独り言:
……………………………………………………………………………………………
△体験談・お問い合わせ:http://www.gekoken.at-home.ne.jp/Form.html
  必ずこの「お便りフォーム」からお願いします。

★Yahooパラリンピック特集:http://event.yahoo.co.jp/para2008/

・パラリンピックでも報奨金 財源は舛添厚労相の「街頭募金」5日産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080905/trd0809051328006-n1.htm
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
              溶血性尿毒症症候群(HUS)
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
■溶血性尿毒症、8月以降増加傾向  8日医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000000-cbn-soci    
国立感染症研究所感染症情報センターの集計(速報値)によると、年明け以降、
8月24日までに全国から報告があった腸管出血性大腸菌感染症による溶血性
尿毒症症候群(HUS)の併発患者は41人になった。

年齢別では、0-4歳が21人、5-9歳が9人、10歳代が9人、50歳代と
80歳代がそれぞれ1人で、41人中36人が15歳未満の小児患者だった。

41人のうち9人は、生肉や生レバー、生せんまいが感染源と推定されてお
り、同センターでは、特に小児や高齢者、抵抗力の弱い人では、肉やレバーな
どは十分に加熱し、生食を控えるよう呼び掛けている。生肉などに触れた「は
し」にも注意が必要だという。
  ┏━━━━━━━━━━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ┃ 溶血性尿毒症症候群 ┃ 腸管出血性大腸菌感染症との関係
  ┗━━━━━━━━━━┛
  溶血性尿毒症症候群(HUS)は、腸管出血性大腸菌感染症の後、発症する
重篤な病態です。
     
     ――――― 腸管出血性大腸菌感染症 ――――― 
1982年に米国でハンバーガーを原因とする出血性大腸炎が集団発生した事
例において、大腸菌O157 が下痢の原因菌として分離されました。

 日本では、1990年埼玉県浦和市の幼稚園で井戸水を原因としたO-157集
団発生事件で、園児2名が死亡し注目され、その後1996年に入り爆発的な
患者数の増加。5月岡山県に始まった集団発生から、7月大阪府堺市の559
1名にのぼる集団発生事件へと進展、主な原因は給食あるいは仕出し弁当だっ
た。その後イクラや牛タタキなどを汚染源とし発生する事例も報告された。

・感染力が強く赤痢(細菌性赤痢)に近い感染力をもつ。

・潜伏期間が長い:通常の細菌性食中毒の潜伏期間が数時間〜3日程度に対
し、4〜8日と長いのが特徴。その為、原因食品、感染源の特定が難しい。

・志賀毒素と呼ばれる猛毒を産生し、細胞でのタンパク質合成を阻害、細胞を
破壊します。

・発生時期は、夏季に多いが冬季にもみられる。

・菌に汚染された飲食物を摂取する、患者の糞便で汚染されたものを口にする
ことが原因。

・食品を十分加熱、調理後の食品はなるべく早く食べきる等の注意が大切。
 十分な手洗を。

 生焼けのひき肉や殺菌処理されていない牛乳やチーズ、汚染された水(井戸
水など)に注意。

・家族内発生と人から人へ二次感染を起こすのも特徴。
 感染症としての対策も必要。
 
▲症状
 腹痛、水様性の下痢。症状が出てから1〜2日頃から便に鮮血が混入
  →固形物のない血性下痢。 1日に4〜5回以上の下痢が数日持続。

 吐き気、嘔吐、発熱。

 下痢がひどいときは入院して輸液などを行う。
 乳幼児、小児や高齢者では発症すると溶血性尿毒症症候群(HUS)などの合
併症を起こす。

●一次、二次医療機関のための腸管出血性大腸菌感染症治療の手引き(改訂
版)http://www1.mhlw.go.jp/o-157/manual.html

     ――――― 溶血性尿毒症症候群(HUS) ――――― 

 溶血性尿毒症症候群は腎臓や脳などを侵す病気。

 溶血性貧血:赤血球が壊れて貧血がおこる
 血小板減少:血小板が多量に消費されて少なくなる
 急性腎不全:腎臓の働きが急速に低下する    を伴なう症候群。
  また脳に症状が現れて、けいれんや意識が損なわれることもあります。

・先天的な原因によるものもありますが、子どもの場合ほとんどが病原性大腸
菌O-157に汚染された食べ物を摂取することで発病。成人でも発症する。

・先行して下痢を伴う場合:典型的HUS
  (集団発生することがあり、幼小児に多い)
 
 下痢を伴わない場合:非典型的HUS
  (年長から成人に多い。再発もあり時に遺伝性を認める) 
  の2群に大別されます。

◆初診に適した科:内科(系)、腎臓内科、小児科、救急部・救命センター 
 
 初期診断、急性期治療に適する医療機関:
  総合病院、大学病院 、救急体制・ICUのある病院

▲症状
・腸管出血性大腸菌感染症患者の約1〜10%に発症し、下痢あるいは発熱出
現後4〜10日に発症することが多い。

・初期 胃腸炎症状:発熱、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛。
  血液が混じる下痢(血便)。

・下痢が軽快した後に腹痛、元気がない、尿量が少ない、浮腫、出血斑、頭
痛、傾眠傾向(眠りたがる)、不穏、けいれん、血尿、蛋白尿などの症状が出
てくると要注意。

 (貧血のため疲労感、顔色が悪くなる。急性腎不全になると尿の量が減る)

・毒素による脳の症状のため、刺激に過敏になり、重症の場合、けいれんを起
こしたり、意識がなくなり死亡する場合もある。

・約1/4〜1/3は何らかの中枢神経症状が見られる。
 
◆HUSの重篤化因子
 ・白血球増加(2万以上)
 ・低Na血症
 ・低蛋白血症
 ・ALT(GOT)の上昇
 ・クレアチニンの上昇(2.0以上)

▲治療   2週間ほど入院。
・高血圧のコントロール、血液の水・電解質や酸塩基の補正などの対症療法。
・胃腸炎の段階では十分に水分を補給して、脱水状態にならないように。
・下痢止めは使用しない。
・貧血の強い場合には輸血
・急性腎不全になった場合には一時的に人工透析が必要
・中枢神経症状に対する治療
・血漿輸液、血漿交換、ガンマグロブリン、ハプトグロビンなど。

・回復して退院後も、長期にわたって腎臓の障害が残ることがあるので、長期
間の定期的診察を受ける。

・急性期の死亡率は約2〜5%。 HUSは大半は自然治癒します。

●日本小児腎臓病学会
「腸管出血性大腸菌感染に伴う溶血性尿毒症症候群(HUS)の診断・治療のガ
イドライン」(改訂版)http://www.jspn.jp/cho-kan-gakujyutsu.html

●福岡市立こども病院・感染症センター
http://www.fukuoka-child.jp/child030data/ikyoku/jinsikkan/HUSweb/HUS.html

● 旭化成クラレメディカル
http://www.asahi-kasei.co.jp/medical/shikkan/yoketsu.html
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             今週の気になるニュース
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■認知症高齢者の契約トラブル、1位は「ふとん類」8日医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000005-cbn-soci
認知症などで十分な判断ができない70歳以上の高齢者がトラブルに遭う商品で
最も多いのは「ふとん類」で、販売形態では「訪問販売」が圧倒的に多い。

■高齢者の家庭内事故、死亡原因1位は「熱傷」 8日医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000004-cbn-soci
65歳以上の高齢者が家庭内の事故で死亡した原因で最も多かったのは「熱傷」
(12件)。うち6件は、風呂の湯によるやけど、5件は着衣への着火、1件は電気
カーペットでの低温やけどが腎不全の合併症を引き起こしたことが原因だった

■京樽が健康保険組合を解散。高齢者医療費の負担増で 9日産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000909-san-soci

■免疫T細胞の作り分けを解明=エイズやがんの新治療法期待−理研
時事通信http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008090800195

■横浜市大、天然甘味成分グリチルリチンの酵素遺伝子を発見 大量生産に道
9日産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000904-san-soci
医薬品としても需要があるグリチルリチンはマメ科植物のカンゾウ(甘草)の
根や地下茎に含まれ、肝機能補強や抗ウイルスなどの効果も知られる。

★回収等は ここでチェック
「リコールナビ」http://recall-navi.com/
「国民生活センター」http://www.kokusen.go.jp/recall/recall.html 
★食品不正関係(朝日新聞):http://www.asahi.com/special/071031/

・事故米1800トン、全量転売目的か 三笠フーズ
・防カビ剤混入なのに「未使用」表示 ポッカのレモン商品
・三菱「コルト」18万台リコール、窓開けるとドア開く不具合  他

■(各リンク先は、時間がたつと無くなります) 
………*………*………*………*………*………*………*………*………
 ノ/ ハχ
ハ ^_^ ハ  ゲコの独り言
∬> <∬
■8月健康診断の結果が来た。白血球数が凄い、不良肉芽手術前だったからそ
のせいか?・・手術後約1ヶ月、時々ペキッ!とするけどテーピングのおかげ
で裂けずにすんでいる。落ち着いたところで今度は乳ガン検査にひっかかった
。まただよ。すでに検査中におかしいのは分かっていたが、はっきり来ると、
ちょっとショック。明日マンモグラフィ。また1ヶ月イライラ結果待ち。
■お便りはこちら:http://www.gekoken.at-home.ne.jp/Form.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                  次回は9/16の予定です
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