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花柳幻舟さんとあれこれ考えてみる(2007.12.25号)

発行日時: 2007/12/25

 
         
           < 山形、大井沢と ともに >

 1年のしめくくり12月 師走。
 計画を立てたけれど達成できなかった、実行したけれど途中でやめてし
まった、などなど。来し方を振り返り反省し、来年こそはと心に期す、そ
れが師走、12月だと最近思うようになった。
 若い頃は目先のことに日々追いまくられ、ホッと一息ついて過去を振り
返ってみる余裕もなかった時代(とき)であった。
 
 11月にホームページ・トピックスをプリントして送っていただいた。
“自操連”永世総裁でもある幻舟さんの拠点であった「花柳幻舟人民劇場
」の歴史を語るもので、7ページにもわたる写真による物語。しかもそれ
ぞれにコメントをつけられて大変な力作だ。総裁のご苦労のほど拝察する。
 山形のなつかしい風景を見て、15年間にわたる総裁の想い、豪雪で倒
壊した現場にひとり、一歩足を踏み入れたときの総裁の心情は察するにあ
まりあるものと紙面から伝わってきた。
 私にも色々な想い出が走馬灯のように頭の中をよぎる。
 
 劇場が完成して、こけら落とし記念公演の二の替(にのか)わりの演(
だ)し物からお手伝いをした。
 1983年8月19日(金)20日(土)21日(日)、26日(金)
27日(土)28日(日)(日曜日は昼夜 2回興行)。
 大井沢へ到るまでの想い出をたどってみた。
 8月18日夜10時30分東京駅発山形行きの夜行バスに乗って19日
朝6時40分、約8時間半余りかかって山形駅到着。山形駅7時発寒河江
(さがえ)行きのバスに乗り約1時間。間沢(まざわ)駅下車。間沢で大
井沢行きの村営バスに乗って終点の見附(みつけ)が「花柳幻舟人民劇場
」の所在地。

 劇場に着いたのは、朝8時40分くらいであったと記憶しているが、約
10時間に及ぶ長旅の心細かったこと‥‥。何しろ夜行バスで東北へ行く
というのは初体験。終点まで乗れば良いというものの、車中のほとんどの
人が単に目をつぶっているか、眠っている。
 深夜の無言の車中はなんとも不気味。こちらは神経が高ぶってなかなか
寝付けず、眠ったと思ったらトイレタイムに‥‥。
 おまけにお盆の休みでバスは満席。郡山、福島までの人々の下車でまど
ろんでいても、また起こされる。
 緊張の連続で乗り継ぎ乗り換え。
 最後の乗り換えは間沢という小さな駅で、15〜20名くらい乗車でき
る小型の村営バスに乗った。
 地元の人らしい運転手さんに、場違いの人が乗るなあ‥‥というような
顔をされながらも、テレビロケで有名になった『おしん』の里・大井沢を
通り、終点見附へ。
 途中、運転手さんに、
「幻舟さんのところの人か、じゃあ劇場の前で止めるよ」
 と言われて、総裁の力の大きさに驚いた。気配り、目配り、心配り、幻
舟総裁らしく、まだ公演が始まって半月しか経っていないのにこの影響力。
 劇場の前でバスが止まり、楽屋口(裏口)へ廻る。総裁の優しい笑顔を
見たときは、地獄で仏にあったと表現したい心境で、疲れが一度にふっ飛
んだのを覚えている。

 東京や地方など自主公演の折いつも“木戸番”をあずかる私でしたが、
山形では“木戸番”プラス出演者。お客様が入り、舞台の幕が開く、それ
を見届け、入場料の入った小さな金庫を小脇に、楽屋口に走り、衣装をつ
けて役者に早変わり。
 何役も務めるのは私だけではなく、座長である総裁など、経理〜雑役な
ど、ひとり何十役も務める。

 総裁が作る食事、美味しかった‥‥。
 劇場は消えても、私の心の中の劇場は、さまざまな想い出と共に永遠に
不滅です。
 深い想い出と 幻舟総裁に感謝の気持ちを込め ありがとうございました
と、伝えたい。
          【自操連(自転車操業インターナショナル連合会)
                      ・名誉顧問 木戸 光】

<あとがき>

□去る、12月7日 鎌田君の第2回目の裁判が開かれました。
  
  労働者として当然の権利である、組合を結成したということが大方の
 理由としてしか考えられない理不尽な重労働。それを拒否した途端に、
 有無をいわさず 鎌田君は解雇処分となったのです。明らかに組合潰(
 つぶ)しが目的の解雇だと考えられます。
  不当解雇撤回の裁判を起こさずを得なかった鎌田君。それは、多くの、
 同じように働く労働者たちのために、泣き寝入りはできないからなので
 す。
  鎌田君は私と同じで、泣き言はいいません。どんな場合でも、ニッコ
 リ笑って(自分に笑ってですが)、冗談を連呼します。しなやかに楽しく
 裁判を闘っています。

  今回は、私がどうしても大阪へ行く時間が取れなくて、大阪在住のヤ
 マザキさんに仕事の合間をぬって傍聴していただきました。ヤマザキさ
 んは、前回私と一緒に傍聴していただき、イラスト(12月1日発信の
 ホームページ・トピックス)も書いていただいた、あのヤマザキさん(
 私のオリジナルストラップ製作会社 クラフトハウス若き社長)です。現
 場取材をしていただき、下記の通りメールが来ました。
 
  <当日の取材、表で示します>
 ┌───────────────────────────────┐
 │ 9:45  609号法廷着 すでに5〜6名待機       │
 ├───────────────────────────────┤
 │ 9:50  鎌田さん登場(緊張の様子まったくなし。     │
 │       胃が痛いと言っていたが、顔色良好!!)     │
 ├───────────────────────────────┤
 │ 9:55  入廷 味方弁護士着。男女各1名         │
 │          傍聴人15名(すべて味方)        │
 ├───────────────────────────────┤
 │ 9:57  被告側(会社側)弁護士1名のみ入廷       │
 ├───────────────────────────────┤
 │10:03  開廷                      │
 │       ○就業規則の原本・写し等提出および内容確認   │     
 │       ○営業サポートについてお互いの認識の相違について│
 │       ○ランクダウンの行われた日付について事実確認  │
 │                ↓              │
 │       ○上記の釈明を10日以内に被告へ書面で要求   │
 │                      ↓1月末までに返事│
 │       ○ランクの見直し時期の特定           │
 ├───────────────────────────────┤
 │10:23  閉廷                      │
 └───────────────────────────────┘
 
 『ランク』というのは、仕事の種類をランク付け(地位付け)したもの
 です。
  鎌田君の髪が伸びていたようだとも細かい報告。
 「胃が痛いと何人かに話しますが、鎌田兄さん、かっぷくがエエのんで、
 心配したりなんて、あんまり同情がわかんのですネ」まったくその通り。
 メチャ体育会系のお姿の鎌田君は、これだけは損してる。
  今回は書面のやりとりだけで、ほとんど時間もかからず、5分くらい
 かなァと予測していたが、それに反して、しっかり時間をかけ、裁判官
 も身を乗り出して、書面でわからない箇所など、双方に質問したりも度
 々。
 “特派員”ヤマザキさん電話で「まともな裁判官だと思います」「裁判
 に本気出して向き合っているとみました」との印象をくれました。
  民事訴訟の裁判なんて、“もう〜、早よしい〜、もう〜、今日は忙し
 いネンデ〜”という思い見え見えで、ふざけた裁判官が大多数。私自身、
 1回目の法廷を傍聴しましたが、ヤマザキさんのいう通りの真面目そう
 で、真摯(しんし)に取り組む 真の裁判官の姿勢はありました。
  当の鎌田君、
 「裁判官が新聞販売業界を知らないと思って、会社側はウソで塗り固め
 て、僕の悪印象を裁判官に植え付けようと必死で‥‥、ホンマ、あきれ
 る限りです!」
    と、私にメールで訴えてきました。その程度の策謀、体制の人間ども
 はやります。こっちは、そんなことに動じてなるものか! 失うものの
 ない人間の粘りと強さとしたたかさ、しっかり見せてやりましょう。

  ≪次回法廷は 来年2月15日です≫
    近づきましたら、またお知らせいたします。

  どこかに就職している方にとって、明日は我が身と推察していただき、
 多くの方のご支援を お願いいたします。

 ********************************

  本年もあとわずか。
  皆さんにとって、どんな1年でしたか?
   つらい1年だった人も、ハッピー続きだった人も、様々に新しい人生
 を! という心持ちで 2008年をお迎えください。
  私もこれまで通り、“自己を信じて、人を頼らず”の思考を大切に、
 あるときは早足で、またあるときはゆっくりと歩き続けます。
  これからもご支援ください。
                           ≪花柳幻舟≫



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 よっては送料等ご相談に応じます)。
 【郵便振替番号:00240-6-95909・(有)MINAえんたあぷらいず】

●お問い合わせ:花柳幻舟事務所 
 TEL 03-3433-7668,FAX 03-3433-2773

※その他、花柳幻舟の著書・花柳幻舟オリジナルグッズなども販売して
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 詳しくは・花柳幻舟ホームページ
 【http://www.k5.dion.ne.jp/~genshu-h/】まで。
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