小学校中退で大学卒業の創作舞踊家・花柳幻舟と仲間たちが、日常の出来事から内外の政治、経済、教育等々の小さな疑問や大きな矛盾について、自由でユニークな観点であれこれ考え語るメッセージマガジン。
- 最新号:2008-10-10
- 発行周期:月2回(10日、25日)
- 読んでる人:105人
- 創刊日:2004-02-26
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花柳幻舟さんとあれこれ考えてみる(2007.10.10号)
発行日: 2007/10/10<本当にコメがなくなる?(前)> ■先日、とある農村を散歩する機会に恵まれた。大昔からこの国 は瑞穂(みずほ)の国などと呼ばれ、初夏の田んぼは緑の絨毯 (じゅうたん)。私の好きな風景のひとつだ。そう広くはない 田んぼで、それぞれの主と思われる数軒の農家が仕事をしてい た。 ■作業はだいたい夫婦二人で行われている。外から見ると和やか な風景だ…。が、あることに気がついた。全員、おおよそ齢( よわい)70を超しておられるとお見受けした。一人だけ、5 0代半ばとおぼしき、たくましい体格の男性がいただけである。 ■そういえば、農業後継者がいないと新聞で読んだことがある。 農道の木陰で休んでいた老夫婦に聞いてみた。自分の代で終わ りになる可能性が大きいとのことだった。「ここらはほとんど 同じだよ」とのことだった。こんな立派な田んぼなのに、なん で? ■米が安いのだ。安すぎて農家の生活が成り立たない。なんせこ の10年で半値になった。後継者ができるわけがない。明快な 答えだった。そうか、この老人たちで米の生産が終わるのか。 人ごとではあり得ない。しかし飽食の都会に危機感はまるでな い。 ■後日、ある大学の教授に聞いた。農業が専門の教授。今どき超 マイナーな分野だそうだ。この教授も高齢者だ。「政策的に食 糧自給を放棄したということです」と、これまた明快だった。 食糧自給の放棄? そんな事が成り立つの? 食べ物ですよ。 ■北海道から九州、沖縄まで全国ひっくるめて、毎年農業に新た に就業する若者の総数が1000人を切っているという。マル みっつ。千人です。たったの千人。教授は「食糧自給率がやが て12%まで落ち込む」という日本農業新聞のトップ記事を見 せた。 ■う〜む、と考え込んだ。安いコメに喜んでいる場合ではないよ なあ。何でこんな事になっているのか? 問題はかなり深そう だ。およそこの世界で食べ物に関係のない人はいないはず。命 の源ですからね。<次号へ続く> 【鵯・ひよどり】 <あとがき> □10月5日、大阪地裁、民事609号法廷にて朝10時より開 廷した不当解雇撤回を求めた鎌田君の訴訟、第1回目が始まり ました。 定席24人をはるかに超えて、傍聴できず廊下で法廷内の声 に耳を傾ける人、40人を超えたのです。 片見担当弁護士のご尽力のおかげで、原告意見陳述という異 例の訴訟開幕となり、裁判になれている私も鎌田君の陳述を聴 きながら心強い感動を覚えました。 意見書は下記に転載いたしました。 学生運動で鍛えた力強い声と、アジテーション節のくせはい まだ変わらない鎌田君。何十年前かにタイムスリップした思い に、私はクスッと笑ったりして‥‥。 花柳幻舟 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 意 見 書 (前文略)思えば、三年前の八月二一日、朝日新聞西宮販売株式 会社において、創立三十年にして初めての労働組合を七人で結成し ました。労組結成以前は、就業規則すらどこにあるのか分からない 状態で、配達現場には正月二日以外、休日はなく、朝から夜おそく まで働き通しの、まさに前近代的な劣悪な労働環境でした。 憲法と労働基準法に違反した労務体制を平然として強いてきた経 営陣に対して私たちは、団体交渉を通じて、会社にそれらを指摘し 改善を求めながら労働環境の整備をしてきました。残業代について は、当時の代表取締役の帖佐清信氏が聞く耳を持たない態度で埒( らち)があかないので、労働基準監督署に駆け込み、是正勧告と指 導をして頂きました。 結成直後から、会社から、いわれなき嫌がらせを受けてきました。 最初は訓戒処分の形でありました。次は、平成17(2005)年の就業規 則の改定の際、労組の中核を占める営業企画課のメンバーを直撃す る営業規定の条件変更でした。それは新聞販売業界の常識では考え られないような営業規定で、営業企画課の仲間を退職に追いやるこ とを企図したものであるといわざるを得ないものでした。事実、不 本意ながら退職を余儀なくされた人もいたのです。組合つぶしの総 仕上げとして、本年三月一二日私を懲戒処分にしました。 私の尊敬する師の一人に「一寸の虫にも五分の魂」と、教えられ ました。私たち労働組合員は、「人間として、人間らしい最低の文 化的な生活をしたいだけ」の思いで労働運動をしています。 私は職場復帰し、やり残した仕事を精力的にしたいと思っており ます。その日が来るまで、最後の最後まで闘う決意です。 どうか公正な判決をお願いします。 平成19(2007)年10月5日 原告 鎌田俊二 ┌───────────────────────┐ │ 次回裁判は │ │ 12月7日(金)10時からです。 │ │ │ │ 近づきましたら詳しくお知らせいたします。 │ │ ぜひぜひ多くの傍聴によるご支援を! │ │ 花柳幻舟 │ └───────────────────────┘ ☆──────────────────────────────☆ 幻舟のCDアルバム 絶 賛 発 売 [売 れ 行 き 上 々 !] 幻舟が 子どものころに 愛唱していた名曲 胸にしみいる唄声 生きる歓び かなしみを とうとうと唄い上げ 愛の苦しさ 切なさ 人の世の無常を語り 熱唱する! =花柳幻舟の世界・T A B I D A C H I = 定価1,500円(税込) ●お買い求めの方法: CD代1,500円と送料1枚分は180円を下記郵便振替口座へ払い込みく ださい。 ※なお、払い込み手数料(窓口扱い=100円、ATM扱い=60円)は、 お客様のご負担になりますので、おゆるしください(お買い上げ枚数に よっては送料等ご相談に応じます)。 【郵便振替番号:00240−6−95909・(有)MINAえんたあぷらいず ●お問い合わせ:花柳幻舟事務所 TEL 03−3433−7668,FAX 03−3433−2773 ※その他、花柳幻舟の著書・花柳幻舟オリジナルグッズなども販売して おります。 詳しくは・花柳幻舟ホームページ 【http://www.k5.dion.ne.jp/~genshu-h/】まで。 ☆──────────────────────────────☆ △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ お近くの図書館に、 幻舟さんの著書、CDのリクエストを! 相次ぐ子どもたちの不条理な死。混乱をきわめる教育 現場。社会的弱者へのいじめや暴力等々。悩みや苦し みをひとりで抱えこんでいる人たちに、問題の解決の ヒントが見つかり、生きる元気を与えてくれる幻舟さ んの著書を目にするきっかけを作りたい。その願いか ら、私たちは各地の図書館に幻舟さんの著書を置いて もらうようリクエストをしています。 皆さんのお近くの図書館に幻舟さんの著書をぜひ注 文してください。多くの人たちに読んでもらうために、 ぜひご協力をお願いします。CDも注文すればOKで す、重ねてリクエストを! (幻舟さんの著書一覧はホームページ上でも紹介されて います: http://www.k5.dion.ne.jp/~genshu-h/books.html) ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
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