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艦艇模型は、無限に細かく作り込める可能性はありますが、縮尺から当然限界があります。私は命がけでこだわりの艦艇模型キットを作っています。




艦艇模型制作日記

発行日: 2004/12/10

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模型原型制作日記vol.13

   ウェブサイト:http://www.geocities.jp/diamondship500/
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2004/12/10 vol.13
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 TESTSHOT 鳥海レジンプロトタイプの検証(その3)
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 今回は、シェルター甲板と船腹との継ぎの処理を中心に進めたい
と思います。
 既に、お気付きと思いますがシェルター甲板をほぼ真中で割り、
下部を船体と一体成型してあります。それは船体とシェルター甲板
の継ぎの微妙な膨らみを表現するには、船体とシェルター甲板を
一体成型するしかないと考えたからです。
 しかしそれでは型抜きのとき、厄介な魚雷発射管用開口部や魚雷
積込口の処理が出来ません。そこでやむなくシェルター甲板を上下
に割った形にしたのです。

 しかし、船体よりシェルター甲板が幅広ですが、それが船体の
どのライン(WL)から始まっているのか理解するのにこれほど手間
取るとは思っても見ませんでした。

 確かに、艦橋を作る場合は、難しいと最初からわかっていたので
それなりの十分な作戦を立て、石橋を叩きながら慎重の上にも慎重
を期して作業を進めました。しかし、シェルター甲板の場合は誰が
考えても、それが船体の上にあるものとの先入観があり、その事が
結局は同道廻りの泥沼に足を突っ込む原因になったのです。

 結論から言うと、魚雷発射管用開口部の最下端は確かにUDライン
上にあります。しかし、シェルター甲板の側壁の下端は更にその下に
あるのです。そしてその下がった分はカタパルトとシェルター甲板の
間にある内火艇置き場のブルワーク張り出し部の下に潜り込むように
して消えて行くのです。
 私はこのブルワーク下端とシェルター甲板下端との段差を見落して
いたのです。線図にはそれが書いてなかったと自信をもって見たの
ですが、そう言われれば確かにそのようになっています。

 それならばシェルター甲板側壁下端の前部の段差処理はどうなって
いるのかと言う事になります。
 ここは高雄型重巡の特徴とも言うべき艦橋横のライフカッター置場
の下辺りから艦橋前に伸びた曲面処理の中に隠されています。
 確かにこの膨らみも以前から何処と無く不思議な曲面と思っていま
した。直線のようで後方向へ徐々に上がっていくようでも有ります。

 学研シリーズの「重巡高雄」に愛宕と摩耶の竣工時のこの辺りの写真
が豊富に載っています。
 しかし図面から受けるイメージと写真とではなかなか一致しなかった
のですが、これで少しはわかったような気がします。
つまりここは、下への膨らみが有るようで、然程ないと考えるべき所の
ようです。
  つまり、基本的には艦橋前面辺りから内火艇置き場の張り出しブルワーク
下までは、直線でなければなりません。
 しかし、艦橋横のライフカッター下辺りは、船体が艦首に向けて狭まり始
めるため横への張り出しが大きくなってきます。
 そのため、その箇所の膨らみが若干下から始まり、後へ上り傾斜が有る
ように感じるようです。シェルター甲板下端は直線であるが、艦橋下辺り
から魚雷積込口辺りへは、何処と無く上に登り傾斜があるように感じる
のは、そのせいなのでしょう。
しかしこの感じの再現が実に難しいと言うのを実感しました。
 私の作った模型の検証のつもりが、本物の鳥海の検証になってしまい
ましたが、そういった目で、今一度、このラインをご覧頂ければと思い
ます。
 勿論、そのためには、船体の巾とシェルター甲板の巾の正確な再現無し
には、シェルター甲板の正確な張出しが出ません。
その上、シェルター甲板の上部が波打ち、魚雷発射管の開口部の
上下間隔、AWLラインとの距離の制限が加わってきます。
結局、私一人では手に負えなくなり鹿深工房の匡治氏と二人がかりで
取組んだ最大の難所となりました。

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           ギャラリーコーナーを新設しました
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 メルマガの文章を書いている内に、次第に書いている本人の頭が
こんがらがってきました。これでは、これを読む読者の方々は
たまったものではないと反省しています。
 そこで幣サイトにも、目で見ながら文も読めるギャラリーコーナー
を新設してみました。御笑覧下さい。
 

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□艦艇模型キット製造販売企画 企業組合ダイヤモンドシップのサイト
 http://www.geocities.jp/diamondship500/
 レジン製プロトタイプの写真が掲載されています。ぜひご覧ください。
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 メールマガジン: 
 模型原型制作日記 vol.13      平成16年12月10日
 マガジンID m00110279
 発行部数  26部
 発行開始  2004/03/18
 発行/編集 生野良平
          http://www.geocities.jp/diamondship500/
 制作/著作 艦艇模型キット製造販売企画
                企業組合ダイヤモンドシップ
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