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《COMFILE》 世界キリスト教情報別冊 第41信

発行日: 2004/9/2

== キリスト教とコミュニケーションの雑記帳 =============

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================ 世界キリスト教情報別冊 第41信 ==

            2004年9月1日(水)

《お願い》この『COMFILE』は『世界キリスト教情報』を受信されている
方とのコミュニケーションの場として発行しています。転載に際しては、事前に
ご連絡ください。

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■クリスチャン新聞がタブロイド判に■
郡山千里(世界キリスト教情報・主宰)
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 クリスチャン新聞が9月12日付けからタブロイド新聞になった。社告で、い
のちのことば社伝道グループの多胡元喜会長は、「クリスチャン新聞」は、19
67年5月の創刊以来、毎週、福音の魅力をニュースとして提供する新聞として
、世界的視野で、福音の魅力を教会、クリスチャンに提供し続けて来たと総括し
ている。そして、さらに福音の生活化をめざすため、従来のブランケット版(マ
マ)から、ハンディーで親しみやすいタブロイド版(ママ)へ、しかもカラー新
聞に変わることとなった、と報告している。

 ブランケット判と呼ばれる、これまでのサイズは547×406ミリ、タブロ
イド判はほぼその半分ということになる。もっとも北米などでは別の規格で、大
判はもっと細身に、タブロイド版は結果的に太身に仕上がる。アメリカで現地印
刷された日本経済新聞などが、どこか表情の違うのもこのため。

 新聞の大きさは、雑誌でも同じことだが、印刷機とそれに適した紙のサイズに
左右される。新聞で言えば、ブランケット、タブロイド、さらにその半分なら、
どこの印刷所でも受けてくれるが、その中間の大きさとなれば、手間がかかるし
、紙は相当の無駄を覚悟しなければならない。

 サイズが大きければ、レイアウトの自由度が増えるのは当然のこと。逆にそれ
だけの力量がないと、読みやすいもの、訴える力が強いものにはならない。小さ
くすれば、レイアウトはよりやさしくなる。段数が減るからだ。ただ保存性は上
がる。

 想像して見よう。新聞の内容を文庫本の大きさでどう実現するか。逆に文庫に
ある小説を新聞の大きさにして、果たして売り物になるだろうか。

 読む場所、ということを考えると、タブロイド化は必至とも言える。かつては
机の上で、食卓の上で広げて、ゆっくりと読むことを想定していたと思われる。
コーヒー店でも備え付けの新聞をゆったり広げて読むことが出来た。今は、スペ
ース的にもコンパクトなものが求められる。

 広告とか販売上の問題で、ブランケット判を採用している新聞もあるが、キリ
スト教専門紙は、残念ながらその点では別世界だから、制約もない。

 読みやすさの代わりに、品格が失われるのではないか、という懸念は確かにあ
る。しかしそれは上述のレイアウト技術にまつところも大きい。高級紙と言われ
るフランスの「ルモンド」はタブロイドだし、英「タイムズ」も昔から「文学付
録」はタブロイドだった。センセーショナリズムを排し、保存性、記録性を重視
した、と言えなくもない。(郡山千里=世界キリスト教情報)


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「読まれる」とどうして分かるのか
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 教会に限らず、非営利団体が様々な定期、不定期刊行物を出している。それら
は対価を支払って読むというより、一方的に送られて来ることが多い。その結果
が届いても読まれないまま、出す方も誰にどう読まれているか、などということ
をほとんど意識していないことが多い。

 たまにそのことを指摘されても、どう対応して良いか、初歩からとまどう。

 カトリック関係の非公式サイトで、「定期、不定期の刊行物を一元化してほし
い」という提言があった。そのためには、これらのものを商業レベルに乗せるこ
とを提案している。補助金とか、強制的な配布とかは、刊行物の質を限りなく低
下させると思う、という。

 これには早速反応があった。刊行物は、PDFフォーマットでオンライン電子
出版にすれば良いだろうと思う。PDFフォーマットは、紙への印刷も可能だか
ら、ダウンロードで読めるようにすれば、一元化は不必要だろう、という発言で
ある。

 経費という面から見ると、この意見は貴重だ。否応なくこの道に進まざるを得
なくなるとも予想される。

 ただ、これだけでは、いくら作って印刷するにせよ、オンライン電子出版する
にせよ、それが読まれる、という保証はない。その当たりを、この『COMFI
LE』で追跡して見たい。(郡)


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《ロビーでこんにちは》 ファミリーが変わる
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 日本経済新聞が1面で「未知なる家族」を連載中。8月24日付けはYMCA
関係者としては感慨深いものがある。

 まず書き出し。東京YMCAが保育園を開設している東京・江東区の高層住宅
「東雲キャナルコート」。準備段階から子どもの数が気になったが、入居者の平
均年齢34・3歳、世帯の平均人数は1・6人という実態を読んで、「家族」と
いうものの中身が変化していることを改めて納得させられた。

 経済紙だけに、連載の焦点は「家族」が消費の単位ではなくなりつつある、と
いう所にある。

 夜に洗濯する家庭が増え、家族そろって夕飯を食べ歯を磨く光景はまれ、とか
。サザエさん一家は急速に過去のものになっているのだ。

 「もう標準世帯向け商品は作らない」と宣言したのはライオン。「主力の家庭
用シャンプーは父親しか使っていないことに気づかなかった」と花王。

 YMCAは、米国から「 Strong Family 」造りを導入した。しかし自ら描いて
いた家族の姿が実は異なってるのだとしたら、これはナンセンスだ。米国でも、
同性愛者同士の結合による家庭をどう捉えるか、に取り組んだと聞く。(キリス
ト教記者クラブの発言から)  


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■ミニファイル■
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★出版文化の変遷を一望できる貴重資料を、明治から終戦直後までを中心に、さ
いたま市の『うらわ美術館』で『創刊号のパノラマ』展が9月4日(土)〜10
月11日(月)まで。

 バラエティに富んだコレクションの中から、美しい表紙や目をひくレイアウト
、時代を映すカットや挿入写真について着目し、約1500冊の創刊号を選りす
ぐりました。それらを文芸誌や大衆娯楽誌、あるいは婦人誌、少年雑誌などとい
った従来の枠組みではなく、まさに創刊された年に従って紹介します。いつどの
ような雑誌がつくられてきたかを一望しながら、時代の空気、1冊1冊から発せ
られる創刊の意欲をぜひ感じとっていただきたいと思います。(同展の案内文か
ら)

  http://event.japandesign.ne.jp/news/8120040614/  


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《発行・編集:世界キリスト教情報 E-mail:cjc_skj@mcn.ne.jp》

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