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(c)世界キリスト教情報 連絡先E-mail:cjc_skj@mcn.ne.jp
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2004年7月26日(月) 第709信(週刊・総合版)☆☆
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= 目 次 =
▼中国が国外の宗教インターネット・サイトを妨害
▼教皇、スーダン情勢を憂慮しコルデス大司教派遣
▼米NCC総幹事がスーダン問題抗議で逮捕
▼ラッツィンガー枢機卿が米国司教団との「調和」言及
▼国連環境計画が日本資金で「エデンの園」復元計画
▼新分野探し迫られる米のキリスト教書店
▼ギリシャのカトリック教会が五輪選手に精神的支援
▼情報レムナント
▼メディア展望
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◎中国が国外の宗教インターネット・サイトを妨害
【バンコク=ENI・CJC】中国政府は国外の宗教インターネット・サイト
へのアクセスを妨害している。キリスト者への迫害やダライ・ラマなど各宗教関
係、さらに「驚異的な数」のカトリック・ウェブサイトなど広範囲にわたってい
る。これがオスロに本拠を置く、信教の自由への抑圧を監視している団体『フォ
ーラム18』が2カ月にわたって調査した結論。7月21日に報告書が発表され
た。
中国インターネット活動情報センターの調べでは、中国のインターネット使用
者はこの6月末で8700万人と、先進国と比較すれば依然低水準。
中国人インターネットユーザーは、中国語以外の言語も含めて国外のサイトに
もアクセスして来た。ただその中で掲載されている内容が中国政府にとって好ま
しくないとされた宗教サイトなどは継続的にアクセス出来ないように妨害されて
いる。しかし信教の自由問題をカバーするヨーロッパ各言語のサイトは中国での
抑圧問題を取り上げたものであっても妨害されていない、と言う。
5月中旬から7月中旬までの『フォーラム18』は様々な宗教団体、宗教の権
利擁護グループ、人権擁護団体、宗教通信社や雑誌、宗教教育団体、宗教的政治
運動、各国政府などが運営するサイト数百カ所を調査した。使用される言語は西
欧、中国、韓国、ロシアなどにわたっている。
アクセス出来なかったキリスト教関係サイトには次のようなものがあった。
▽中国に於ける宗教迫害調査委員会(www.china21.orgとreligiousfreedomforc
hina.org)=プロテスタントの迫害関係。中国語と英語。
▽イタリアの『アジア・ニュース』(www.asianews.it)=さまざまな宗教をカ
バーする。中国語、イタリア語、英語。
調査期間中にアクセス可能なサイトで注目されたのは、中国での宣教活動に関
するもの、アクセスした人を特定の宗教に改宗させようとするもの、イスラム教
、キリスト教、道教などの中国語聖典のサイト。
バチカン(ローマ教皇庁)、世界教会協議会、ルーテル世界連盟、世界改革教
会連盟、バプテスト世界連盟、世界福音連盟(WEA)など国際的団体のサイト
にもアクセス出来た。香港基督教協議会、アジア・キリスト教協議会(本部香港
)も妨害されてはいなかった。□
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◎教皇、スーダン情勢を憂慮しコルデス大司教派遣
【CJC=東京】バチカン放送によると、教皇ヨハネ・パウロ二世は、人道的
危機の続くスーダン西部ダルフールの状況を憂慮、教皇庁開発援助促進評議会議
長のポール・ヨセフ・コルデス大司教を現地に派遣した。
ダルフール地方では、アラブ系民兵による黒人住民の襲撃が続き、推定で数万
人の犠牲者と、100万人以上の難民を国内外に出している。この危機的状況を
国連のアナン事務総長は「民族虐殺」以外の何物でもないと非難、人道・治安の
面からスーダン政府に警告を続けている。
コルデス氏はスーダンの首都ハルツームで、現地のバチカン大使とハルツーム
大司教のワコ枢機卿と会談。さらに国連関係者の協力の下、ダルフール入りし、
ニヤラの難民キャンプを訪問する。□
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◎米NCC総幹事がスーダン問題抗議で逮捕
【ワシントン=CJC】米教会協議会(NCC)のロバート・エドガー総幹事
が7月14日、ワシントンのスーダン大使館前で抗議デモ中に逮捕された。
スーダン西部のダルフール地方に起きている人道的な惨状に関心を呼び起こそ
う、と「キリスト教国際連帯」という団体が抗議デモを計画した。6月30日か
らは毎日正午にデモを行い、当日は子どもも含め約50人が参加した。
デモはワシントンのニューベテル・バプテスト教会のウォルター・フォントロ
イ牧師が指揮して行われたが、エドガー総幹事とバルティモアのエキュメニカル
進学研究所のキャロル・バーネット教授が逮捕された直後に終了した。
エドガー、バーネット両氏は警察署に連行され、罰金処分を受けた後、釈放さ
れた。
「大量虐殺がスーダンで行われていることは明らかだ。かつて世界はルワンダ
の大虐殺を知り、このようなことを二度と起こしてはならない、と語ったではな
いか」と、エドガー総幹事は言う。
「スーダンの危機の大きさについて考え、また感じないで済ませられる人はい
ないと言うバーネット教授。逮捕された時にはエドガー総幹事と並んで祈った。
フォントロイ牧師もすでに一度逮捕されており、前日にはチャールズ・ランゲ
ル議員も逮捕された。デモなどの抗議行動はなお計画されている。□
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◎ラッツィンガー枢機卿が米国司教団との「調和」言及
【CJC=東京】妊娠中絶問題で教会の教えに反するカトリック政治家には聖
体を授けないという問題でで、米国司教団がバチカン(ローマ教皇庁)教理省長
官のヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿の指示を無視している、という報道が絶え
ない中、同枢機卿は、この程出された司教団声明は、自分の意向に沿っている、
と語った。
同枢機卿の書簡は7月9日付け、12日に米司教団会議が公表したもので、司
教団が6月18日に発表した声明「政治生活におけるカトリック者」は「聖体を
受けるための一般的な原則」と調和したものだ、と述べている。
司教団声明は、特定のケースで聖体を授与するか否かの決定は、「司教個人の
判断に委ねられ」「司教はそれぞれ合法的に異なった判断をすることができる」
とするもので、ラッツィンガー枢機卿の指示とは対立するものだ、という推測報
道が多かった。□
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◎国連環境計画が日本資金で「エデンの園」復元計画
【CJC=東京】国連環境計画(UNEP、本部ナイロビ)は7月23日、聖
書に登場する「エデンの園」があったとされるイラク南東部、メソポタミア湿地
帯の環境を、イラク復興信託基金に日本政府が拠出した資金を利用して復元させ
る事業計画を発表した。
読売新聞が伝えたもので、発表によると、この環境復元事業に充てられるのは
、日本が同基金に拠出した金額のうち1100万ドル(約12億円)。これによ
り、野鳥や野生生物の宝庫とされた湿地帯の回復を図る。□
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◎新分野探し迫られる米のキリスト教書店
【CJC=東京】EP通信によると、米国ではスーパーマーケット(大規模小
売店)が書籍を広範囲にわたって取り扱うようになり、一方でコンピューター社
会の中で「eコマース」(電子取り引き)などが登場、キリスト教書店は宣教に
奉仕するという看板だけではやって行けなくなりつつある。
そのことはアトランタのジョージア世界会議場で6月26日から7月1日まで
開かれた『CBA・インターナショナル』(国際キリスト教書店協会)の年次総
会でも取り上げられた。
何しろ相手はウォルマート、コストコやチェーン書店の最大手バーンズ・アン
ド・ノーブルだ。小売コンサルタントのジェームス・ディオン氏はキリスト教書
店が安売りに対抗出来ない、と見ている。ただ専門書店には、顧客サービスと出
版された書籍についての知識という利点があると言う。
ビジネスはとにかく宣教第一である。ディオン氏は、福音とは素晴らしいもの
であり、それを最も強力な顧客サービスに出来る、と言う。しかし、店主はまず
ビジネス自体を理解していない。素晴らしい宣教師であっても、彼らは本当のビ
ジネスマンではない。
競争する方法を見つけなければならない、と言うのはインディアナ州ラポート
の「ニュー・カヴェナント・クリスチャン・サプライ」社のシェリ・リッザ社主
。「目的志向型生活」(仮訳)とか「メイカーズ・ダイエット」といったキリス
ト教書が一般書店でも売れていると言う。
私たちは、顧客サービスを実施し、顧客を引きつけ、効率的営業で新展開を図
らなければならない。キリスト教書店の6割は、年間売り上げが50万ドル(約
5500万円)に達しない。
キリスト教色の強いギフトに着目する店主もいる。音楽関連もある。安息日の
日曜に営業することに賭けた書店もある。礼拝後、昼食をとってからが狙い時だ
。
ビル・アンダーソン協会長は、各店がキリスト教のライフスタイルに関するも
のを取り扱うデパートを目指すべきだ、と言う。様々な品物とそれについて良く
分かっているスタッフのいる場所とするのだ。
アトランタの総会会場に展示された新製品コーナーを見ながら、参加者の1人
クロード・エファード氏は、顧客がベストセラーならウォルマートから買うかも
しれないが、作者についてさらに知りたいとか、同じ傾向の本を見つけたい時に
はキリスト教専門店を訪れるだろう、と語った。□
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◎ギリシャのカトリック教会が五輪選手に精神的支援
【CJC=東京】アテネ・オリンピックを前に、ギリシャのカトリック教会は
選手たちの歓迎準備を進めている。
バチカン放送によると、ギリシャ司教協議会会長のニコラス・フォスコロス・
アテネ大司教が、同国司教団の、オリンピックの深い精神性を信者や市民の心に
呼び起こすメッセージを発表した。この中で、近代オリンピック提唱者クーベル
タン男爵の友人にして協力者であったドミニコ会士、アンリ・ディドン神父の言
葉「より速く、より高く、より強く」を引用、現在もオリンピックのモットーと
して受け継がれているこの精神を信仰と人間性の昇華として説いている。
開会2日前の8月11日、アテネの聖ディオニジ・カトリック司教座聖堂で、世
界各国の選手や観戦者参加の記念ミサが行われるほか、各教会では開催中を通し
て司祭たちが交代で、訪れる参加者・関係者らの司牧に努める。
バチカン放送はさらに、オリンピック選手村には、100平方メートル程度の
スペースを設け、イタリア、ドイツ、スペイン、フランス、英国の司教協議会の
協力の下、各国語を話す司祭たちが訪れる人を祈りや黙想に招くなど、選手たち
の精神支援に留意するとしている。このスペースは正教会やプロテスタント教会
関係者と共同で運営される。□
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《情報レムナント》
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◎パレスチナ分離壁反対の動き高まるが
【エルサレム=ENI・CJC】イスラエルのヨルダン川西岸地区分離壁に反
対するパレスチナ人のハンガーストライキが7月9日まで1週間にわたって行わ
れた。世界各地からキリスト者が集まりこれに参加した。
ハーグの国際司法裁判所も分離壁建設を認めないとし、国連総会も反対を決議
している。
ただイスラエル政府は分離壁維持の姿勢を崩してはいない。□
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《メディア展望》
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=カトリック新聞(7月25日)=
★「聖霊のもたらす一致」求めて=溝部脩司教、高松に着座
★変わる司祭給与制度=「人事交流」可能にするために
★やられたら「やりかえす」!?=70人で水鉄砲=東京・六本木
★多文化共生願って働く=日本カトリック難民移住移動者委員会
=キリスト新聞(7月24日)=
★ヒト胚利用の方針に憂慮=カトリック中央協議会が見解を発表=倫理的議論の
深化を=生命倫理専門調査会の方針決定=「極めて危険な一歩」
★平和遺族会=平和への“声なき叫び”を継承=小川武光代表を追悼
★日本聖書協会=古代の聖書翻訳テーマに聖書セミナー特別講習会
★ジョン・ウェスレー生誕300年記念講演=ケネス・キングホーン氏
=クリスチャン新聞(7月25日)=
★全国セル教会カンファランス=教団教派超え広がり=リーダー養成がポイント
=透明な関係づくり、成長の鍵
★アンテオケ宣教会が「神の世界戦略」テーマに宣教セミナー
★「君が代」伴奏拒否 最高裁へ」=「キリスト者・在日の良心踏みにじられた
」
★都教委=再発防止研修で思想改造?
=リバイバル新聞(7月25日)=
★新潟水害 教会にも浸水被害=支援センター設置、教会間の協力進む
★ヒルソングカンファレンス2004=1教会が国全体に影響を及ぼす
★日本リバイバル同盟=地域教会に評議員を派遣=牧師同士が仕え合う関係願い
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世界キリスト教情報●案 内 http://www.geocities.jp/ckoriyama/
閲 覧 http://cjcskj.exblog.jp/
http://blog.melma.com/00110137/
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