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(c)世界キリスト教情報 連絡先E-mail:cjc_skj@mcn.ne.jp
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2004年6月7日(月) 第702信(週刊総合版)☆☆
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= 目 次 =
▼『インド教会コミュニオン』を3教会が結成
▼北インド教会ボンベイ教区を警察が襲撃
▼中国の「家の教会」指導者ザオ・ウェンカン氏釈放される
▼カトリック教会とロシア正教会が「改宗」問題に取り組む
▼教皇、ブッシュ米大統領と会談
▼スペインの社会主義政権は教会と衝突の構え
▼各国教会指導者がアナン国連事務総長と会談
▼南半球の聖公会指導者は米聖公会に「反省」求める
▼国際アムネスティの年次報告書、政府や武力集団を非難
▼カミラさんとの結婚でチャールズ皇太子をカンタベリー大主教支持
▼[メディア展望]
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◎『インド教会コミュニオン』を3教会が結成
【ニューデリー=ENI・CJC】インドのプロテスタント3教会が『インド
教会コミュニオン』の結成式典を5月27日、首都ニューデリーで祝った。
参加したのは北インド教会(CNI)、南インド教会(CSI)、マルトーマ教
会で、いずれも英国国教会(聖公会)の系列に属している。
「伝道時代には、3教会は互いに競い合い、疑いの目で相手を見ていた。今、
聖霊が私たちを共に働くのを助けてくれている」と、CNIのザカリア・ジェー
ムズ・テロム監督は語った。新団体の最高幹部会のメンバー。□
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◎北インド教会ボンベイ教区を警察が襲撃
【CJC=東京】北インド教会のボンベイ(ムンバイ)教区本部が5月31日
、警察の捜索を受けた。複数の教会指導者が広大な教会所有地を不正に売却した
、と信徒から苦情が寄せられたのを受けてのもの。責任者など2人が警察に逮捕
された。
北インド教会は英国国教会と密接な関係にあり、植民地時代の財産を引き継い
でいる。
警察は、教会財産を管理しているボンベイ教区信託協会事務所で取り調べを行
った。チャリティー・コミッショナーの同意なしに教会資産の売却を禁止する規
則があるにも拘わらず、関係者が不正に財産を処分する許可を取り付けた、と言
う。
教区信託協会は公的団体として登録されており、チャリティー・コミッショナ
ーに通知せずに教会資産を販売することは出来ない。「それにも拘わらず役員が
、協会は公的団体ではないと偽った」と、当局は言う。
最近ではコラプールでも資産が処分直前にあることが分かった。他に少なくと
も22件の売却物件がある、と教会員から不安の声が上がっている。「英国国教
会から引き継ぎ、複数の銀行に預けてあった資金もなくなっている」とも言われ
る。
警察は、なお調査中と言う。□
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◎中国の「家の教会」指導者ザオ・ウェンカン氏釈放される
【CJC=東京】中国の地下教会「家の教会」の指導者の1人ザオ・ウェンカ
ン氏(60)は5月9日、安徽省ヘゴウで逮捕されたが、2週間後に釈放された
ことが、米国の人権団体『殉教者の声』によって28日明らかになった。国際的
な圧力の下での釈放だ、と同団体は指摘している。
ザオ氏は「社会秩序を乱し」、「不法な宗教集会」を組織したとして逮捕され
たものの、不起訴処分となったもの。
今回投獄の間「軽いむち打ち」を受けただけで、釈放後の精神状態も良好とい
う。□
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◎カトリック教会とロシア正教会が「改宗」問題に取り組む
【モスクワ=ZENIT・CJC】カトリック教会とロシア正教会は、いわゆ
る「改宗」が本当にロシアにとって問題なのか確認作業に取り組む。この動きは
両教会間の問題解決を図る共同作業グループの5月5、6の両日の初会合から出
てきた。
会合で見られたのは慎重な楽観主義だった。「大きな困難にもかかわらず、両
教会のこれまでの関係の中で、いくつか積極的な変化が見られる」と、カトリッ
ク教会ロシア司教会議のイーゴリ・コワレフスキー神父が報告した。
共同作業グループは、昨年2月に教皇庁キリスト教一致事務局長のワルター・
カスパー枢機卿がモスクワを訪問した結果生まれたもの。カトリック側はコワレ
フスキー神父、正教会側はフセフォロド・チャプリン長司祭が代表を務めている
。
取り上げられた問題の中に、「カトリック教会が改宗活動を進めている」との
東方正教会側の不満がある。
カトリック教会側は、共同作業グループを、一種の「法廷」と見なすのでなく
、相互理解を深めることに役立てなければならないと指摘した、とイタリアの新
聞『アッヴェニーレ』は報じた。「キリストの平和を今日の世界で光り輝かせる
協力の積極的な経験」があることを正教会側が認めている、とコワレフスキー神
父は言う。
ロシア科学アカデミー欧州研究所社会宗教調査センターのアナトリー・クラシ
コフ所長は、作業グループの初会合の結果、「改宗」の具体的な研究、それが事
実かまたは想像かということについて直接関係者も加わり進めることになった、
と言う。同所長は、国際宗教の自由協会欧州アジア本部名誉会長でもある。
クラシコフ所長によると、チャプリン長司祭は、カトリック者がロシアで憲法
や諸法令に完全に沿って活動していると認めたが、キリスト教会が互いに競争す
る企業のように行動は出来ないとも語っている。
コワレフスキー神父は「私たちこれまでも、今も、そして将来も信仰告白的に
は少数派であろう。私たちは過去にいくつかの誤りをおかしたであろうが、改宗
には関係なかった」と言う。
同神父はまた、カトリック修道女の慈善事業に関する協議の際、「難しい」子
どものためにモスクワに設立された孤児院では、子どもたちを正教会へ祈りに連
れて行っていることにも言及した。困窮者を助け、信仰による区別もしないカト
リックの救援活動『カリタス・ロシア』や、教授を信仰によって差別しないモス
クワの聖トマス神学聖書大学などの例も、「だれも驚かされない」事実だ、とク
ラシコフ氏は言う。
さらに、ヤロスラフ地域では麻薬患者の医学的リハビリテーションのためにカ
トリック・センターが設けられているが、そこでは協定で、信仰的な配慮は正教
会の聖職者が行っている、と言う。
共同作業グループの次回会合は9月に予定されている。□
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◎教皇、ブッシュ米大統領と会談
【CJC=東京】ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世はバチカン(ローマ教皇庁)
で6月4日、ジョージ・ブッシュ米大統領と会談した。同大統領は、欧州歴訪の
最初の訪問地としてローマに到着した。
教皇は、米国が始めたイラク戦争にかねて反対の意向を表明しており、同大統
領との対面は3回目だが、昨春の開戦後では初めて。
1時間弱に渡った会談の終了後、両者は並んで声明を読み上げた。
教皇は、イラク暫定政権発足を評価、国際社会が一体となってイラクへの早期
主権移譲を推進するよう促した。
ブッシュ大統領は「人間の自由と尊厳に取り組む」と述べ、米軍によるイラク
人虐待事件の再発防止に全力を挙げる考えを表明した。□
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◎スペインの社会主義政権は教会と衝突の構え
【CJC=東京】スペインの新社会主義政権は、同性間結婚の許容、離婚手続
きの敏速化、妊娠中絶の容易化などを打ち出しており、同国では優勢なローマカ
トリック教会と衝突している。
1985年の法律で、レイプ、胎児の奇形、妊娠が女性の健康を危険にさらす
場合には妊娠中絶が認められている。離婚禁止は1975年のフランコ総統の死
後に撤廃された。
ホアン・フェルナンド・ロペス・アギラル法相は国会で5月25日、司法省が
同性間結婚を合法化し、年金と遺産相続などで同性間の結合に、異性間の夫婦と
同等の権利を認めるため、さらなる法改正を計画している、と語った。
政府は国会の支持を取り付けているように見える。しかしカトリック教会は既
に警告を発している。教会の立場に立つ民間の「家族政策研究所」は声明を発表
、政策を「家族恐怖症」と決めつけている。
サンティアゴ・デ・コンポステラのフリアン・バリオ大司教は、結婚は「男性
と女性によって形成されるべき」と語った。司教会議のホアン・アントニオ・マ
ルチネス事務局長も、妊娠中絶提案を非難、記者会見で、「人間の生命除去を可
能にする法は、法と呼ばれるのに値しない」と語っている。□
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎各国教会指導者がアナン国連事務総長と会談
【ニューヨーク=CJC】5月24日にコフィ・アナン国連事務総長と会見た
教会指導者は、イラクの恒久的な平和と安全を生み出すには、国際的な介入が唯
一の機会であり、国連こそがそれに当たるべき組織だ、と語った。
訪問したのは、米教会協議会のボブ・エッガー総幹事ら11人。
「ブッシュ大統領が占領を再構築するだけでなく、国連の介入を歓迎することを
望む。国連に独自の機能を認め、その働きを妨げてはならない。イラクの混迷は
深まる一方で、米政府が政策変更を迫られていることは明らかだ」とエッガー氏
は語っている。
代表団には、米、加、英、欧の教会指導者が加わっており、アナン事務総長と
の会談は、世界教会協議会、中東教会協議会、全アフリカ教会協議会の支持を受
けてのもの。□
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◎南半球の聖公会指導者は米聖公会に「反省」求める
【CJC=東京】米聖公会が3カ月以内に自らを反省しなければ世界聖公会共
同体(アングリカン・コミュニオン)から排除する、と南半球の18聖公会の首
座主教が、ランベス委員会に提案した。
また、米聖公会が、ニューハンプシャー教区主教に公然同性愛者のジーン・ロ
ビンソン氏を選出、叙階したことは「神の意志に対する明らかな反抗であり、共
同体の合意され明確に了解されている意向から離脱している」として、その撤回
を要求している。□
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◎国際アムネスティの年次報告書、政府や武力集団を非難
【CJC=東京】人権擁護団体『アムネスティ・インターナショナル』は5月
26日、ロンドンとワシントンで恒例の年次報告書を発表した。
昨年が「この50年間で、人権と国際人道法へかつてなかったほどに執拗な攻
撃を加えられた年だった」として、「グローバルな価値に対する戦争」が一般人
の人権を破壊し、「不信、恐怖、分裂が増大する世界」に導いていると言う。
3月11日のマドリードでの爆破事件や、セルジオ・ビエイラ・デメロ国連人
権高等弁務官の命を奪った2003年8月19日のイラクでの国連ビル爆破攻撃
などの人権侵害を実行した武力集団を厳しく非難、民間人、および国連や赤十字
国際委員会のように紛争解決や治安回復に取り組んでいる機関への攻撃は、国際
正義に対する深刻かつ新たな脅威だ、と指摘している。
「一方で、これらの攻撃から我々を守りうる国際法の原則や多国間行動の手段
が、強力な国家によって侵害され、片隅に追いやられ、また破壊されていること
もまた、極めて恐るべき事態である」と、アイリーン・カーン事務総長は述べた
。
報告書は、イラクで起こっている「連合軍」や武装集団による市民への国際法
に反する殺害について詳述している。拷問や虐待の報告は、何百という囚人たち
が置かれている弱い立場を強調、それらの囚人たちが、イラクだけでなくキュー
バのグアンタナモ基地、アフガニスタンなどで、起訴や裁判もなされず、弁護士
に接見することも認められず、あるいはジュネーブ条約の保護を受けることもで
きないまま、米国とその同盟国によって身柄を拘束されている、と指摘する。
報告書は、宗教上の理由で行われた虐待を正式に調査したものではないが、価
値と宗教的信条の名において行われた攻撃を記録している。
たとえば「アルカイダなどの武装集団による、非情で残虐で違法な攻撃は、世
界中のあらゆる所にいる人びとの安全に対する真の脅威」と、アイリーン・カー
ン事務総長は言う。また、多くの国での宗教自由の違反を詳細に指摘している。
旧ソ連圏のグルジア共和国について報告書は、宗教的少数派がグルジア正教会
支持者からのハラスメント(嫌がらせ)、威嚇、暴力にさらされ続けている」と
言う。
トルクメニスタンでも、非公認宗教団体のメンバーはハラスメントを受けてお
り、認可されたロシア正教会やスンニ派イスラム教も厳しい統制下にある。
パキスタンでは、「冒とく法」が、信仰上の理由で投獄された人々に乱用され
ており、宗教的暴力を誘発させていると言う。□
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◎カミラさんとの結婚でチャールズ皇太子をカンタベリー大主教支持
【ロンドン=ENI・CJC】英国国教会の最高指導者カンタベリー大主教ロ
ーワン・ウィリアムズ氏は、チャールズ皇太子のカミラ・パーカー・ボウルズさ
んとの結婚を支持する意向であることが明らかになった。
6月3日付けの有力紙『ザ・タイムズ』が、「皇太子の友人」の発言として報
じたもの。大主教は、チャールズ皇太子と昨年、秘密裏に会談した結果、反対の
姿勢を転換したという。□
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◎[メディア展望]
=カトリック新聞(6月6日)=
★カトリック女性の使命=共に考え、小教区活性化へ=日カ連30周年記念長崎
大会
★聴導犬普及のために=横浜・藤が丘教会でチャリティーコンサート
★「信仰という贈り物」もつフィリピンへ=沖縄から巡礼=17歳も74歳も
★働くホームレスの人々=自分たちの手で「仕事おこし」=東京・日暮里の「あ
うん」
=キリスト新聞(6月5日)=
★小泉首相再訪朝=家族5人北朝鮮から帰国=西岡力氏「全体としてはがっかり
」
★日本福音ルーテル教会定期総会開催=信徒説教者制度を導入=牧師研修・レビ
ューも決定
★江川紹子氏、カルト問題を学生に語る=上智大学カトリックセンター
★心の病に悩む子らに癒しの場=駒ヶ根パノラマ愛の家が開所
=クリスチャン新聞(6月6日)=
★炎のランナーが教えた「自分の敵を愛せよ」=元宣教師スティーブン・メティ
カフさん
★ハワイで日本人伝道学ぶ=マキキ聖城教会700年の歴史たどり
★ミャンマー少数部族語 新約聖書=製作支援の日本聖書協会に感謝
★アフガン難民学校が閉鎖の危機=NPO「燈台」が現地報告
=リバイバル新聞(6月6日)=
★台湾=陳水扁総統、就任式で「一つの平和」強調=日本のキリスト教界からも
奥山実師ら出席
★日本リバイバル同盟が臨時評議員会=規約改正、「常任委員会」設置
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