世界キリスト教情報 |
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
■■■■■■■ ■■■■ ■■■■ ■■■■■
■■■ ■ ■■ ■■ 世界 ■■■
■■■■ ■■■■ キリスト教 ■■■
■ ■■■ ■■ ■■ 情報 ■■■
■■■■■■■ ■■■■ ■■■■ ■■■■
(c)世界キリスト教情報 連絡先E-mail:cjc_skj@mcn.ne.jp
====================================
2004年4月5日(月) 第693信(週刊総合版)☆☆
====================================
= 目 次 =
▼中国教会は抑圧の中でも発展=『アジアニュース』通信のセルヴェレッラ
神父
▼イスラエル軍が兵士にユダヤ教改宗プログラム
▼米福音派はハマス指導者へのイスラエルの攻撃支持
▼米国の道徳に3分の2が不安感=ギャラップ調査
▼米聖公会教区で負担金減少、同性愛主教問題が影響か
▼ウガンダでカトリック宣教師殺害される
▼『エホバの証人』禁止をロシア正教会歓迎
▼米で新約聖書を23年がかり手話に翻訳
▼教皇が「ヨーロッパ統一」賞受賞
▼米フロリダの大学に大型教会堂計画
▼[メディア展望]
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎中国教会は抑圧の中でも発展=『アジアニュース』通信のセルヴェレッラ神父
【ローマ=ZENIT・CJC】現在は釈放されたものの、地下カトリック教
会のウェイ・ジンギ司教が逮捕されたことで中国のカトリック者に新たな懸念を
生じさせた、と『教皇庁対外宣教研究所』(PIME、本部ミラノ)が発行する
『アジアニュース』通信の編集長ベルナルド・セルヴェレッラ神父がインタビュ
ーで語った。
問 ジン司教の逮捕は孤立した事件かそれとも地下教会抑圧戦略の一部と見る
べきか。
答 それは孤立した事件ではない。数カ月前に、政府の支配下に入らないカト
リック、プロテスタント、さらには他宗教の地下組織への対策が打ち出された。
宗教事務局に登録しない場合、違法であり、「公の秩序を擾乱する」として起訴
される例が多い。
福建省、浙江省、内モンゴル自治区、河南省などでは、政府支配下にある三自
愛国会への加盟を強制するため、そしてカトリックの場合、教皇への忠誠をつく
そう、と独立教会を形成しているのではないか、と個々の地下信者を広範囲に捜
査している。愛国会に加盟しないと収監され、礼拝場所は解体、破壊される。
問 中国のカトリック者の状況はどうか。愛国会と地下教会との関係はどうな
っているか。
答 愛国協会との関係は悪化する一方だ。この所、政府は事務長に無神論者を
選んでいる。その人は自身のイデオロギーと経済的利益を重視して協会を支配し
ている。
一方で、政府公認教会(官方教会)との関係は良くなっている。地下教会側と
公認教会側とは、司教、司祭などの協力が進んでいる。公認教会司教の8割以上
が教皇と秘密裏につながりがある。そのために彼らも迫害され、統制下にある。
問 ローマのアンコラ社から2003年に出された「中国語宣教=市場と抑圧
の狭間の帝国旅行」で、中国の経済成長を信じない、理由は人々の権利が侵害さ
れ、北京政府の抑圧政策も変わらないからだ、と言われているが。
答 経済発展を遂げた社会、少なくとも都市の場合、人権と信教の自由を尊敬
しない社会は結局、経済的な自由をも重んじなくなる。汚職、暴力、給料不払い
など、中国経済も病んでいることを示す。宗教的な権利を重んじないといった問
題だけのことではない。
問 中国のカトリック者の先行きをどう見るか。
答 非常に良い。毎年、洗礼が15万以上ある。プロテスタントではさらに多
い。
人々は、資本主義の波には不満を抱き、マルキシズムには幻滅している。貧者
は慰めを求め、殉教者は熱狂をあおる。これらすべてが、確固とした価値と人生
の深遠な意義を求めることに通じる。そのうえ、信仰を固く守る人々に、若年層、
インテリ、プロフェッショナルがいる。社会的な影響の大きい人たちだ。
ある中国人司教がつい先頃、私に語った。「今は福音のための豊かな時だ」と。
□
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎イスラエル軍が兵士にユダヤ教改宗プログラム
【エルサレム=ENI・CJC】イスラエル軍兵士の中でキリスト教からユダ
ヤ教に改宗するケースがこの1年で倍増した。同国で支配的な信仰に導こうとす
るユダヤ教とシオニズム特別教育課程の成果と見られる。
2003年には183人がユダヤ教に改宗したが、これは前年の2倍。
改宗課程は3年前に始められた。入隊する兵士に誓約を求めると、新約聖書で
忠誠を誓うことを望む例が増加していることが理由と言う。
3月初め、イスラエル軍のモシェ・ヤアロン司令官が、最大のクラスを訪問し
たが、そこでは330人の移民兵士がいた、と言う。□
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎米福音派はハマス指導者へのイスラエルの攻撃支持
【CJC=東京】米国の福音派キリスト者は、イスラム過激派集団『ハマス』
の指導者アハメド・ヤシン氏をイスラエルが殺害したことを、イスラエル人自身
より強く支持していることが、世論調査で明らかになった。
イスラエル人側に死者375人以上、負傷者約2100人を出させたテロ攻撃
425回を指揮したことを理由に上げている。
調査は『キリスト者とユダヤ人国際フェローシップ』(IFCJ)が3月22、
23の両日、インターネットを通じ行った。回答者1630人の内、89%の1
457人が、ヤシンを殺すというイスラエルの決定を支持する、と語った。反対
は41人(2・5%)、「どちらとも言えない」が132人(8・1%)だった。
一方、イスラエル紙『マアリヴ』は、独自の調査でヤシン殺害支持は61%、
反対21%だったと、23日報じている。
我々の調査は、福音派キリスト者がテロをその根源で排除することでイスラエ
ルが自衛する権利を圧倒的に支持していることを明確にした、とIFCJ議長の
ラビ・イェキエル・エクスタインは語った。□
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎米国の道徳に3分の2が不安感=ギャラップ調査
【ワシントン=RNS・CJC】毎年1月に行われる『ギャラップ』社の国民
感情調査では、米国人の約3分の2、64%は道徳・倫理状況に満足していない
ことがわかった。満足は35%だった。ただ若年層の反応はそれほど悲観的では
ない。
米国の道徳に関する「かなり暗い見方」は、エンロン社やマーサ・スチュアー
トの不正事件、同性愛者間の結婚などの報道によるところが大きい。
ただ2003年と04年の調査では、18歳から29歳までの米国人はり楽観
的で、53%が国の道徳環境に満足していると言う。
高齢層では30歳から49歳層の満足度が38%と最高レベル。65歳以上で
は満足している人は僅か29%だった。
ギャラップ社のヘザー・メイソン氏は、この世代間の差は「ここ数年間存在し
ているパターン」だとして「30歳未満の成人層は、道徳的な限界に挑み続けて
来たインターネット、ミュージックビデオ、ケーブルテレビ・ショーの時代に成
長し、不敬とか性的な内容がタブーだった時のことを覚えていないのかも知れな
い」と言う。
今回の調査、対象は1004人。誤差はプラス・マイナス3%。18歳から2
9歳までの層については同6%。□
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎米聖公会教区で負担金減少、同性愛主教問題が影響か
【CJC=東京】米聖公会(英国教会)では最大規模のバージニア教区が、教
会からの負担金削減に直面、財務困難に陥っている。ニューハンプシャー州で同
性愛主教が誕生、それが容認されたことへの反発、と見られる。
『ワシントン・ポスト』紙によると、同教区の収入は19%低下した。 ある
教会は、昨年11万7000ドル(約1300万円)以上を負担したのに、今年
送金したのは4分の1に及ばない額だった。
教区は、活動援助金を減少、スタッフの補充取りやめなどで対応している。
教区側は、このような抵抗がバージニアでの教会の働きを損なう、と言う。し
かし、負担金削減は教会員が良心の命じるところに従ったからだ、との反論も聞
こえる。□
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎ウガンダでカトリック宣教師殺害される
【CJC=東京】バチカン放送がカトリック系通信社MISNA報道として伝
えるところでは、ウガンダ北部グルの郊外ライビの修道院で3月31日、コンボ
ーニ修道会のルチアーノ・フルヴィ神父(76)が、殺害されているのが発見さ
れた。
ナイフによる刺殺とみられるが、犯人と動機は現時点で不明。
フルヴィ神父は、イタリア・トスカーナ州ペーシァ出身で、長年ウガンダの宣
教に携わっていた。
グル周辺は、反政府勢力との内戦が絶えない地域の一つ。
ウガンダ北部でのコンボーニ会の殉教者はフルヴィ神父で15人となった。□
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎『エホバの証人』禁止をロシア正教会歓迎
【CJC=東京】ロシア正教会は3月31日、『エホバの証人』がモスクワで
活動するのを禁じた裁判所の決定を歓迎した。
「『エホバの証人』の教義と活動自体が禁止される法的な理由を提供したと思
う。ロシアの法律の下では、どんな宗教活動も人々の健康や安全を破壊してはな
らないのだ」と、モスクワ総主教座のミハイル・ドゥッコ報道担当がインターフ
ァクス通信に語った。
モスクワのゴロヴィンスキー地裁は27日、『エホバの証人』グループがメン
バーの生命と健康を損なっている、として閉鎖すべきだ、という検察側の主張を
受け入れたもの。『エホバの証人』側は、モスクワ高裁に上告すると言う。
『エホバの証人』は、メンバーがモスクワの1万1000人を含め、全ロシア
で13万3000人に達するとされている。
米国は信教の自由への脅威だ、と今回の裁定を非難した。「あらゆる宗教の権
利と信教の自由を尊重する方針を守るよう地方官庁とロシア政府に促す」と、米
国国務省のリチャード・バウチャー報道担当は語った。□
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎米で新約聖書を23年がかり手話に翻訳
【CJC=東京】米CNN放送(日本語電子版)がAP通信として伝える所で
は、耳の不自由な人々への伝道団体『デフ・ミッションズ』がこのほど、新約聖
書の全巻をアメリカ手話(ASL)へ翻訳する作業を完了した。約23年をかけ、
今夏にもDVDとビデオでお目見えする予定。
『デフ・ミッションズ』は現在、旧約聖書もASLに翻訳中で、すでに13巻
を翻訳したという。□
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎教皇が「ヨーロッパ統一」賞受賞
【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)の機関通信『VIS』によると、
『国際カール大帝(シャルルマーニュ)賞』特別賞が3月24日、教皇ヨハネ・
パウロ二世に贈られた。同賞は、ヨーロッパ統一に貢献した人を表彰する目的で、
ドイツ・アーヘン市が設定したもの。
授賞式はバチカンで、アーヘン市長らによって行われた。式の始めと終わりに
はアーヘン大聖堂聖歌隊が奉仕した。
「ヨーロッパの父」と呼ばれることもあり、欧州統一のシンボルと目されるカ
ール大帝にちなんで命名された同賞は、1950年以来毎年、受賞者を選定して
いる。
1月22日に同賞委員会は、欧州統合への過程で教皇が果たした多大な貢献と、
世界秩序の形成へヨーロッパの影響を与えるための努力、さらにはヨーロッパを
分裂させていた『鉄のカーテン』を降ろしたことへの貢献に言及した。
翌日、教皇庁のホアキン・ナヴァロ=ヴァルス報道担当は、この賞が「教皇個
人の関わりとしてではなく、普遍的な人間性とキリスト教によって効果的に推進
された価値に基づいたヨーロッパの人々の統一のために聖座(教皇庁)教皇庁の
ものでもある」と発表した。
受賞に際して、教皇は感謝の言葉をドイツ語で、「ヨーロッパの連帯はカトリ
ック教会にとって大きな意味があることは理解している。あなた方がペテロの後
継者(ここでは教皇を意味している=編集注)にカール大帝の名を取った賞を持
って来られたことには、大きな意味がある」と述べた。
カール大帝のフランク王国は本拠をアーヘンに定めた。カール大帝はヨーロッ
パの政治的文化的な基盤作りに貢献した、との評価がある。□
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎米フロリダの大学に大型教会堂計画
【ネープルズ(米フロリダ州)=ZENIT・CJC】ネープルズのアヴェマ
リア大学で、米国では最大規模の教会堂と十字架像の建設計画が立てられた。
第1期工事では、アルミとガラスのアーチを持った5500平方メートル規模
の大聖堂が造られる、とAP通信が報じている。
この『アベ・マリアのオラトリオ』大聖堂は座席数3500、さらに立ち席ス
ペースもある。正面には、高さ20メートルものステンドグラスが設けられる。
そこに描かれるキリストの姿だけでも12メートル近い。
キャンパス全体の工事が完成するのは2006年の予定。□
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎[メディア展望]
=カトリック新聞(4月4日)=
★教皇、「世界青年の日」メッセージで「生き方通しイエス示そう」
★札幌JOC(カトリック成年労働者連盟)働く若者が集う“成長の場”
★「セドナ」惑星か検討=バチカン天文学者も参加
★カスイ岐部の殉教地・東京=遺徳しのんで徒歩巡礼=幕府評定所や処刑場跡地
など終えんの地
=キリスト新聞(4月3日)=
★イムマヌエル・ウェスレアン連盟(IWF)発足50年を記念=イムマヌエル
年会を開催=『讃美歌』改訂の動きも報告
★「聖公会史談会」が発足=工藤義雄主教按手に疑義
★下町大空襲を覚え礼拝=聖公会東京教区正義と平和協議会他が主催
★雑誌「信仰」1000号達成=日本盲人キリスト教伝道協議会=90年の歳月
かけ
=クリスチャン新聞(4月4日)=
★バッハの信仰を“言葉”に=日本語朗読付き受難曲=受難日に京都でコンサー
ト
★イラク現地報告=信教の自由のゆくえは?=懸念される少数派への迫害
★欧州日本人伝道は今=地元教会、元宣教師らが応援・英=欧州各地の集会に牧
師を送る・仏
★テレクラが教会に=カリスチャペル6番目の会堂「香里園」
=リバイバル新聞(4月4日)=
★オーストラリアからクリスチャン・シティ・チャーチ(CCC)初来日=都会
派サウンドに主の臨在
★全国青年宣教大会東京大会(J+Passion)に若者たちが集合
★「パッション」が伝道に用いられる=日本でもキリスト教界向け試写会
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
世界キリスト教情報●案 内 http://www.geocities.jp/ckoriyama/
閲 覧 http://blog.melma.com/00110137/
■
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
