出家僧・オモロイ坊主と学ぶ、使えるブッダの教え。 |
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〜元地上げ屋・出家僧・藤川チンナワンソ清弘とその仲間が送る〜
「オモロイ坊主を囲む会」通信 http://www.omoroibouzu.com/
2004年8月3日 57号 読者数235人
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いよいよ8月。夏休みという方も多いのではないでしょうか?
通常の会社などでは、来週のお盆前後に夏休みをとることが多いようです。
ところで、「お盆」の由来はご存知ですか?
お盆の正式名称は[盂蘭盆会・うらぼんえ]と言い、
先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間を「お盆」と呼びます。
[盂蘭盆会・うらぼんえ]とは
インドのサンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を漢字で音写したもので、
転じて
「逆さまに釣り下げられるような苦しみにあっている人を救う法要」
という意味だそうです。
お盆の行事はお釈迦さまの弟子の一人、
目連尊者(もくれんそんじゃ)が母を救う話に由来しています。
目連尊者はある時神通力によって亡き母が
餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいると知りました。
そこで、どうしたら母親を救えるのかお釈迦様に相談したところ、
お釈迦様は言われました。
「夏の修行が終った7月15日に僧侶を招き、
多くの供物をささげて供養すれば母を救うことが出来るであろう」と。
目連尊者がお釈迦様の教えのままにしたところ、
その功徳によって母親は極楽往生がとげられたとのことです。
それ以来(旧暦)7月15日は、父母や先祖に報恩感謝をささげ、
供養をつむ重要な日となりました。
参考:http://www.choutin.com/obon/sitteru-iware.htm
━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(1)大好評!「オモロイ坊主の北朝鮮托鉢業」
(2)「引きこもり系・ニート青年がやって来た!」
〜藤川和尚の日記より〜
(3)〜ナニワの坊主の仏教入門〜
その26・・・お勧め仏教書
(4)スタッフのあとがき
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(1)大好評!「オモロイ坊主の北朝鮮托鉢業」
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「北朝鮮に果たして真の仏教はあるのか?」
「よど号犯人に一言物申す!」
そんな思いを胸に、藤川和尚が2004年の11月に訪れた北朝鮮の旅です。
この様子は、フリー・カメラマンの久保田弘信氏により撮影され、
TBSの報道特集でも放映されました。
どうぞ、ご期待ください!
http://www.omoroibouzu.com/
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(2)「引きこもり系・ニート青年がやって来た!」
〜藤川和尚の日記より〜
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『しばらく寺に泊めてください』と、昨夜お寺へ名古屋の万博会場の街に住んでいる、
どちらかと言えば、引きこもり系のニート青年・K君(20歳)がやって来た。
このK君とは去年の暮れに、ミャンマーはヤンゴンのゲストハウスで知り合ったのだ。
そのときは顔から身体中にかけて、赤い発疹で腫れあがり瞼も半分塞がった状態だった!
<中略>
「ほんでド田舎の全然知らないタイ人の坊さんばかりいる、
日本語も英語も全然通じない寺で生活して見、
ほんなら人間は生きていくには、
なにが必要でなにが必要で無いかがわかってくるやろう。
寺に居たら殆ど金は使わんでもよいから、お前の心の中がスッキリして
“ヤッタルゼ!”と言う気になるまで寺にいて、
お前のこれからの長い人生を、どう生きて行くべきかジックリ考えて見ろや」
と言って、メッティラーへ送り出し、彼と別れ俺はタイへ帰って来たのだ。
<中略>
私は
「人が人を救う事は絶対できないが、
もし人が泣いていたら一緒に泣き、
笑っていたら一緒に笑う事は、私にもできる。
人と言うのは自分の苦しみや悲しみを、自分の口から話し誰かに聞いて貰えば、
その苦しみ悲しみ悩みは、半分は消える滅する。」思っています。
(8月1日。藤川和尚のミクシーの日記より抜粋)
以前から、藤川和尚は
「問題のある子供は、ど田舎の寺へしばらくほり込んどいたら、一発で治るで。」
とおっしゃっておられます。
タイの田舎寺は、そんなマジックの様な力を持っているのでしょうか?
藤川和尚にとっても、引きこもり、ニートの問題は切実な様です。
タイの田舎寺ご興味のある方は事務局までお知らせ下さい。
ご遠慮無用です。
(事務局 福本)
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(3)〜ナニワの坊主の仏教入門〜
その26・・・お勧め仏教書
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毎度、大阪の岩井です。最近の暑さはめちゃこたえますねぇ。
夏は暑いだけで身体がだるくなったり、しんどくなったりしますから、
皆さんも体調管理には十分留意して下さい。
今回は日本仏教の話は中断して、私のお勧め仏教書を紹介しましょう。
仏教書は専門書はもちろん、
入門書や概説書でさえ割り高な感じがしますので、
最初は近所の図書館の宗教書コーナーでパラパラめくってみて、
なんとなく最後まで読めそうなものを借りれば良いでしょう。
自分で購入するにしても古書店を巡ったり、
「日本の古本屋 www.kosho.or.jp」などの古書サイトで
希望の本を探してみると意外と安くつきます。
私は大量の仏教書(約2000冊ぐらい?)を持っていますが、
その7、8割は古書店で購入しました。
仏教は流行物ではないので、定評のある書物を選択すべきでしょうね。
では、私のお勧めは、
春秋社の水野弘元「仏教要語の基礎知識」
平楽寺書店の水野弘元「原始仏教」
この2冊は定評ある名著です。
仏教用語の解説、初期仏教の思想に関して、
まずはこの2冊を読むべきでしょう。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4393106024/omoroibouzu-22
角川ソフィア文庫の「仏教の思想」シリーズ全12巻、
中でも第2巻、存在の分析−アビダルマ、
第3巻、空の論理−中観
第4巻、認識と超越−唯識の3冊はインド仏教思想の理解には必読でしょう。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041985013/omoroibouzu-22
小学館の中村元・三枝充悳共著「バウッダ・仏教」は
仏教思想と仏教史の流れを原始仏教から密教まで
全体的に簡潔にまとめています。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094600809/omoroibouzu-22
大蔵出版の増谷文雄「阿含経典による仏教の根本聖典」は
パーリ聖典相応部や漢訳の雑阿含経からの和訳で原始経典の内容がよくわかる。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4804300139/omoroibouzu-22
岩波文庫の中村元「ブッダのことば」「ブッダ真理のことば」などの
パーリ聖典からの和訳シリーズは根本仏教思想を知るには必読書です。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003330110/omoroibouzu-22
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003330218/omoroibouzu-22
岩波新書の渡辺照宏「仏教−第二版」「日本の仏教」「お経の話」の3冊も
初版は古いですが定評ある書物です。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004121507/omoroibouzu-22
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004121515/omoroibouzu-22
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004121531/omoroibouzu-22
岩波ジュニア新書の中村元・田辺和子「ブッダ物語」は
釈尊の生涯を中学生にも理解できるようにやさしく紹介しています。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4005001718/omoroibouzu-22
春秋社の平川彰「インド・中国・日本 仏教通史」は
インドから日本までの仏教史全体の流れを把握するには最適の本です。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4393118022/omoroibouzu-22
メディアファクトリーの小泉吉宏「ブッタとシッタカブッタ」3冊シリーズ。
これは4コマ漫画で仏教のエッセンスを紹介する優れもの。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840107718/omoroibouzu-22
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840107726/omoroibouzu-22
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840107734/omoroibouzu-22
ひろさちや先生の本は大量に出版され、
とてもわかりやすく面白いのですが、
内容はどの本も似たり寄ったりなので、
1、2冊読めば十分でしょう。
「仏教・人間の救い」「現代の課題に応える仏教講義」の
2冊はよくまとまっています。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4790210421/omoroibouzu-22
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4831872563/omoroibouzu-22
春秋社の城福雅伸「明解 仏教入門」は
四諦・八正道・三学・縁起説・六波羅蜜・三法印など
仏教の基本教義をうまく解説しています。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4393132505/omoroibouzu-22
NHKライブラリーの雲井昭善「万人に語りかけるブッダ」は
スッタニパータと言うお経の解説を中心に
ブッダの思想・生き様をわかりやすく紹介した
NHKラジオ宗教の時間の番組テキストです。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140841680/omoroibouzu-22
学問的な定評はないのですが、
私が個人的に好きなのは現代書館(www.gendaishokan.co.jp)から出てる 、
遠藤誠「般若心経」「観音経」「歎異抄」「今のお寺に仏教はない」、
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4768400221/omoroibouzu-22
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4768400493/omoroibouzu-22
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www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4768466605/omoroibouzu-22
梅原正紀「日本の仏教」「新宗教」 、
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4768400116/omoroibouzu-22
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4768400485/omoroibouzu-22
手塚治虫の漫画「ブッダ」。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4267013012/omoroibouzu-22
専門的に研究したいのなら大蔵出版の平川彰編「仏教研究入門」を
最初に読めばある程度の研究ラインが把握できると思います。
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4804305068/omoroibouzu-22
また図書館や書店には「仏教」とか「仏法」などと名乗っていても、
実は新興宗教の宣伝書物もあふれていますので、
注意して選択してください。
それではまた、合掌。岩井均臣
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(4)スタッフのあとがき
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岩井さんにならって、私も夏のお勧め本を一冊。
高野秀行「西南シルクロードは密林に消える」
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062112329/omoroibouzu-22
冒険家・高野秀行が中国からミャンマーの密林を進み、
ついにはインドまで抜けていくノンフィクション。
過酷な旅のはずなのに、なぜか抱腹絶倒、
楽しい話になってしまう、高野ワールドなのです。
(吉松)
以前、暑いタイの田舎寺へ何泊かさせて頂いた事がありました。
朝は托鉢に同行し、散歩がてら村を歩く。
托鉢の食事は想像以上にウマイ本格タイ料理。(笑)
日中は瞑想したりゴロゴロしたり。
夕方になると、寺に来る近所の子供との遊び。仔犬も子猫も沢山います。
夜はまたゴロゴロして、水浴びし早めに寝る。
食事午前中2度だけ。
酒ナシ、テレビナシ。退屈だったけど、悪くない時間でした。
(福本)
「オモロイ坊主を囲む会」通信 隔週水曜日発行
発行元:「オモロイ坊主を囲む会」 http://www.omoroibouzu.com/
ご意見・ご感想・ご要望などは、info@omoroibouzu.comまで
〜日本上座部仏教協会・「オモロイ坊主を囲む会」〜
〒162-0065 新宿区住吉町2-18 ウィン四谷808
Tel:03-5919-2435 Fax:03-5368-6839
編集人:吉松史章
発行人:福本誠也
監修 :藤川清弘
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