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>> 2003/2/28
>> 加藤公一ジャーナル
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========有罪判決と歳費返還========
私が皆さまからしばしば受ける質問の中に、「なぜ、
国会議員は、悪いことをして有罪判決が確定し失職した
場合にも、歳費を返さなくて良いのか?」というものが
あります。
1ヶ月前には、中村喜四郎氏が、最高裁からあっせん
収賄罪で有罪判決を受け、衆議院議員を失職しましたが、
彼は、1審2審と有罪判決を受けながら、自ら議員を
辞職することなく、また永年勤続表彰を辞退することも
なく職にとどまり、国からお金を受け取りつづけました。
現在、裁判を受けている鈴木宗男氏も、衆議院議員の身
分はそのままですから国から歳費を受け取っています。
このように、現在の法制度のもとでは、国会議員の身分
は厚く保障されています。
たしかに、政府が勝手に議員を逮捕でき、失職させた
り歳費を止めたりできては、独裁国会を作ることになり
かねません。現在の憲法の仕組みには民主主義を成り立
たせるためのそれなりの理由があるのです。ただ、そう
は言っても、せめて裁判所の最終的な判断で有罪が確定
した場合くらいは、受け取っていた歳費を返させてもよ
いのではないかと考える気持ちもわからなくはありませ
ん。
そこで、有罪が確定した議員の歳費返還義務を法案化
することの可能性について今話題の衆議院法制局と話を
したのですが、「歳費を返還させるということは、有罪
確定前の身分を遡って失わせることにつながるから難し
い」との答えでした。もちろん、法理論的にどうであれ、
最終的に政策的判断をするのは議員ですので、本当に必
要があれば、法案化を進めたいと思いますが、正直なと
ころかなり迷っています。
この点について、皆さまはどのようにお考えでしょう
か。有罪判決が確定した国会議員に歳費の返還義務を課
すことに賛成か反対か(もし賛成ならば、いつまで遡っ
て返させるのか、それは何故か、までお書き頂けると助
かります)。皆さまのご意見を頂戴できれば幸いです。
民主党 衆議院議員 加藤公一
http://www.katokoichi.com
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