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>> 2001/11/09
>> 加藤公一ジャーナル
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=====お金をドブに捨てるような政策=====
おととい補正予算が、閣議決定されました。ついに日
本の失業率が5.3%に達したことを受けてか、一般会
計分約3兆円のうちなんと約5500億円が、雇用対策
に充てられることになりました。「少しは政府も雇用の
問題を真剣に考え始めたのかな」と安心しかけたのです
が、その内訳を見て仰天してしまいました。
5500億円のうちのおよそ3分の2が「緊急地域雇
用特別交付金」なるものに消えるのです。「緊急地域雇
用特別交付金」とは何かというと、失業者の方を公立学
校等の先生に仕立て上げたり、公共イベント会場で失業
者の方に託児サービスをやらせてみたり、町の中で防犯
指導をやってもらったりという事業に対して支出される
交付金です。「仕事がないなら税金で仕事を作り出せば
いいじゃないか」という発想の安易さもさることながら
、3500億円ものお金がこんなことのために浪費され
るのは、許しがたいものがあります。
この「緊急地域雇用特別交付金」事業では実際に雇わ
れた人の85%は非失業者だったという例もあるので、
本当に失業対策になっているのかという点で大いに疑問
です。また、制度が想定している雇用期間は、たったの
6ヶ月未満なので、半年が過ぎれば、このような事業で
働いていた人は、また、失業者に逆戻りしてしまいます
(しかも、役所がムリヤリ作った仕事をやるわけですか
ら、6ヶ月間の仕事を通じて職業能力を高めるというこ
とも期待できません。)。
このように、政府が、「雇用対策」と銘打って、お金
をドブに捨てるような政策を進めようとしているのに、
これに疑問をさしはさむ議員は、多くありません。まし
てや、私のように真っ向から反対している人間は、国会
では(民主党内も含めて)完全に少数派なのです! 皆
さん、どう思われますか?
民主党 衆議院議員 加藤公一
http://www.katokoichi.com
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