加藤公一ジャーナル<katokoichi.com> |
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>> 2007/9/21
>> 衆議院議員加藤公一ジャーナル
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
=====年金詐欺?=====
「これって、振り込め詐欺じゃないかしら?」
先日、有権者の方からご相談を受けました。
最近、その方の家に「○×債権管理回収」と名乗る会社から「国
民年金保険料に関するお問い合わせ」と題する手紙が届いたそうで
す。中をみると「国民年金の保険料が未払いとなっているので、5日
以内に会社まで連絡をしろ」という趣旨のものでした。年金は、社
会保険事務所が扱っているものとばかり思っていたその方は、新手
の詐欺ではないかと考え、気味が悪くなって、私のところに相談に
いらしたのです。
たしかに、昨今、社会保険事務所の職員などを装って「年金を支
払いすぎたので返納してほしい」とか「年金保険料が未納になって
いるので支払ってほしい」などとお金を要求する詐欺まがいのトラ
ブルが頻発しており、実際に被害にあってしまった方もいらっしゃ
います。政府としても注意を喚起しているようです。
ご心配はもっともなので、私も調べてみました。結論から言うと、
詐欺ではありませんでした。昨年、「民間にできることは民間に!」
の掛け声とともにいわゆる市場化テスト法が成立したのを受けて、
国民年金保険料の収納事業も競争入札によって民間に委託されるよ
うになったのです。手紙を送ってきた会社は、社会保険庁と正式に
契約を結び年金保険料収納事業を受託している業者でした。
民間の参入によって役所と民間の競争が生まれ、行政が効率化さ
れるのであれば、民間委託も積極的に評価できましょう。ただ、年
金加入者たる一般国民からすると、お上が管理しているはずの年金
制度なのに株式会社から督促がくるのは、いささか不気味かもしれ
ません。それに、本当にその会社が正式に委託を受けているのか、
本当に電話をかけてきた人がその会社の社員なのかなど確認するの
は、容易なことではありません。
せっかく民間委託をしたのに、なぜこんなことになってしまった
のでしょうか。今の年金制度の根本が間違っているからです。そも
そも、国民年金は、入りたい人だけが入る個人年金とは違います。
全ての国民に対して必要な最低ラインを保障するものであるはずで
す。だとすれば、その財源は、国が責任をもって全額みるのがスジ
であり、社会保険事務所が保険料を集めて回っていることからして
おかしいのです。
実際、今のように保険料として社会保険事務所が税務署とは別に
お金を集めれば、徴収コストが二重に発生してきわめて非効率です。
また、保険料未払いなどによる年金財政の悪化や無年金者の問題が
必然的に発生してしまいます。さらには、社会保険庁の職員が預かっ
た保険料をネコババ(こちらが本物の年金詐欺?)するという事態
も起こってしまいます。
民主党は、税を財源とする最低保障年金(現行の国民年金〔基礎
年金〕に相当する)制度を打ち出し、マニフェストでも提案してお
ります。自民党政権の下、ここまで歪んでしまった年金制度を立て
直すには、思い切った発想の転換が必要なのです。
○。 ○。 ○。 ○。 ○。 ○。 ○。 ○。
編集・発行:衆議院 加藤公一議員室
このジャーナルは、加藤公一の公式ホームページでご登録いただ
いた方、加藤公一宛てにメールをくださった方、加藤公一がアドレ
ス入り名刺を頂戴した方に送信しております。ご不要の方は、お手
数ですが件名欄に 「停止」 と書いて、このメールをそのまま返信
してください。
○。 ○。 ○。 ○。 ○。 ○。 ○。 ○。
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
