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[BEA-MAIL 2008/06/30]

発行日: 2008/6/30

★″エイト・デイズ・ア・ウィーク★″

□7月1日(火) 『ザ・ビートルズ「赤の時代」の衝撃』を読む
         『大人のロック!』15号を読む
         テレビ番組『世界の車窓から』を観る
□7月2日(水) バンバンバザール『ウクレレ バンバンバザール』を聴く
□7月3日(木) 映画『25年目のキス』をテレビで観る
□7月4日(金) ラジオ番組『ビートルズ10』を聴く
         王様『くりそつ伝説』を聴く
         映画『ドリームガールズ』をテレビで観る
         映画『ラブソングができるまで』をテレビで観る
□7月5日(土) ビートルズブログを読む
         日経トレンディネットを読む
□7月6日(日) リンゴ・スター公式サイトを訪ねる
         十和田市現代美術館に行く
□7月7日(月) リンゴ・スターの誕生日
         ユルゲン・フォルマーの誕生日
         映画『007/私を愛したスパイ』をテレビで観る
         リンゴのバースデイ・ライブに行く
□7月8日(火) 『映画で甦るオールディーズ&プログラム・コレクション』を読む

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>>> ●ホット・ニュース

詳細はBEATOPIAの「ニュース」をご覧ください。
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■ドクター・ジョンなどがリンゴのツアーに飛び入り出演
リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドの北米ツアーで、アンカスヴィ
ル公演(6月22日)にドクター・ジョンとリン・アンダーソンが、ニューヨー
ク公演(6月24日)にリヴォン・ヘルムがそれぞれ飛び入りしました。
………………………………………………………………………………………………
■ポールがパラリンピック出場選手への支援キャンペーンに協力
9月に北京で開かれる夏季パラリンピックに出場するイギリス選手団を支援する
ためのキャンペーンに、ポール・マッカートニーが協力することになりました。
選手団への寄付を呼びかけたキャンペーン映像(ポールも出演)は、7月2日か
らイギリスのテレビで放送される予定です。
http://www.guardian.co.uk/sport/2008/jun/29/olympicgames2008.olympicgames 
………………………………………………………………………………………………
■ステラがリンダ・マッカートニー・センターのイベントに協力
リバプールにある乳癌の研究・治療施設リンダ・マッカートニー・センターが7
月6日に行なうイベント「フィールド・オブ・ウィメン」への協力を、ステラ・
マッカートニーが申し出ました。
http://www.fieldofwomen.org/ 
………………………………………………………………………………………………
■ダニー、音楽の道へ進んだいきさつなどを語る
アメリカのカルチャー誌『ナイロン』の6月/7月合併号に、ダニー・ハリスン
のインタビュー記事が掲載されています。父親と違ったことがしたくて大学へ進
んだものの、音楽と離れられなくて音楽の道を選んだことなどを語っています。
http://www.nxtbook.com/nxtbooks/nylon/0608/ 
また、『ナイロン』誌のウェブサイト内にある動画コーナーでは、インターネッ
トに関連した音楽ビジネスについて語るダニーの映像を観ることができます。
http://www.nylonmag.com/?section=article&parid=1642 
ダニーは6月3日にロサンジェルスで開かれた同誌の発売記念パーティにも出席。
http://www.nylonmag.com/?section=article&parid=1571 

続きはウェブで!
http://homepage2.nifty.com/beatopia


>> ●リリース情報

*税込価格は発売元の記載に従っています。

<Coming Soon>
■バンバンバザール
アルバム『ウクレレ バンバンバザール(UKULELE BANBANBAZAR)』
7月2日発売 ジェネオンエンタテインメント GNCL-1157、税抜2,200円 税込
2,625円
バンバンバザールが初のウクレレによるカバー集を発表します。旧作と新作をあ
わせて全12曲。『ウクレレ・ビートルズ』(2003年)から、「プリーズ・
プリーズ・ミー」が選ばれています。ほかに、レッド・ツェッペリンの「ブラッ
ク・ドッグ」、エルヴィス・プレスリーの「GIブルース」なども収録。
http://www.geneon-ent.co.jp/music/ 
………………………………………………………………………………………………
■王様
アルバム『くりそつ伝説』
7月4日発売 コニシスエンタテインメント CSEG-20001、税抜1,238円 税込
1,300円
日本語直訳ロックで知られる王様は、名曲に似て非なる曲も創作してきました。
そんなくりそつなオリジナル曲のベスト・アルバムが発売になります。歌詞には
王様の喝が織り込まれ、「やめてくれポルカpart1」では世界の平和を想像
してみてごらんと歌われています。ワンダフル・トゥナイトな「わんこそば食べ
ない?」、レイラな「いとしのオイラ」、新録音の「万の土になった」など、全
13曲。
http://www.conisis.com/entertainment/ 
王様のハード・ロック直訳アルバム『鋼鉄伝説〜金の巻〜』も発売中。やわらか
めの鋼鉄です。 


>> ●テレビ情報

■『世界の車窓から』
毎週月曜〜金曜 午後11時10分〜11時15分 テレビ朝日系
毎週土曜 午後10時51分〜10時57分
毎週日曜 午後10時54分〜11時
週7日、約5分間で世界各国の列車の旅を紹介する番組。5月26日〜8月10
日はインド編です。今晩30日はラヴィ・シャンカールの甥アナンダ・シャンカ
ールの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」、7月1日はローリング・ストー
ンズの「レディー・ジェーン」が流れる予定です。今週の曲、各地方局の放送時
間などは番組サイトでご確認ください。
http://www.tv-asahi.co.jp/train/ 
………………………………………………………………………………………………
■映画『25年目のキス(NEVER BEEN KISSED)』
7月3日(木)午後7時〜8時50分 WOWOW
(1999年アメリカ/監督ラジャ・ゴズネル、主演ドリュー・バリモア)
冴えない青春時代を送ってきた新聞記者が取材のために女子高生として学校に潜
入し若者の実態を調査するというコメディ。挿入曲にジョン・レノンの「ウォッ
チング・ザ・ホイールズ」が使われています。字幕放送。DVD発売中。
………………………………………………………………………………………………
■映画『ドリームガールズ(DREAMGIRLS)』
7月4日(金)午前11時〜午後1時20分 WOWOW
(2006年アメリカ/監督ビル・コンドン、出演ジェイミー・フォックス、ビ
ヨンセ・ノウルズ、ジェニファー・ハドソン)
3人組女性ボーカル・グループを主人公に、モータウンの変遷や音楽業界の舞台
裏、シュープリームスやジェームス・ブラウンなどのエピソードをモデルとした
ミュージカル作品。主人公のグループ、ドリームズのイギリスでの成功を伝える
場面で、報道のアナウンスにビートルズとジョージ・マーティンが出てきます。
ビートルズとの合成写真も。字幕放送。DVD発売中。
………………………………………………………………………………………………
■映画『ラブソングができるまで(MUSIC AND LYRICS)』
7月4日(金)午後5時〜6時45分 WOWOW
(2006年アメリカ/監督マーク・ローレンス、出演ヒュー・グラント、ドリュ
ー・バリモア)
80年代に一世を風靡したグループPOP!(モデルは明らかにワム!)の元ボ
ーカルで現在は懐メロ・イベントで稼ぐしかない歌手が、今をときめく歌姫の依
頼で新曲を書くことになり、作家志望だった女性とともに奮闘する物語。セリフ
には偉大なる先達としてビートルズやボブ・ディランなどが出てきます。ラヴィ・
シャンカールの曲も使われています。字幕放送。DVD発売中。
………………………………………………………………………………………………
■映画『007/私を愛したスパイ(THE SPY WHO LOVED ME)』
7月7日(月)午後1時30分〜3時30分 テレビ東京
(1977年イギリス/監督ルイス・ギルバート、出演ロジャー・ムーア、バー
バラ、バック)
007シリーズ第10作。イギリスの情報部員とソ連の女スパイが協力し、原子
力潜水艦を奪って世界征服をたくらむ秘密組織と戦います。ボンド・ガールはリ
ンゴ・スター夫人となる前のバーバラ・バックが演じています。リンゴの誕生日
に放送されます。
http://www.tv-tokyo.co.jp/ 
………………………………………………………………………………………………
<気になる番組>
■映画『アーサーとミニモイの不思議な国(ARTHUR ET LES MINIMOYS)』
7月5日(土)午後8時〜9時47分 WOWOW
(2006年フランス/監督リュック・ベッソン、出演フレディ・ハイモア、ミ
ア・ファロー)
実写と3Dアニメーションによって製作されたファンタジー・アドベンチャー。
冒険家をめざす少年アーサーが宝のありかを示す地図を発見し、妖精ミニモイ族
の王国に入り込んで…。少年の祖母役でミア・ファローが出演しています。この
日は吹替え放送。DVD発売中。
http://www.wowow.co.jp/

*放送日は実際の日付(午前0時から新しい日付)を掲載しています。新聞や放
送局のサイト等でもご確認ください。プリントゴッコ終了などにより予告なく変
更になることがあります。


>> ●ラジオ情報

■『ビートルズ10』
毎週金曜 午前0時〜1時 ラジオ日本
毎週日曜 午後4時〜5時 北日本放送
ビートルズ・ナンバーの投票トップ10を主体としたビートルズ専門番組。基本
はビートルズの公式発表曲から選曲されますが、今週は映画『アクロス・ザ・ユ
ニバース』の話題とともにそのサントラの曲も聴くことができるようです。
リンゴの誕生日の週には「リンゴ10」が放送されます。ビートルズ時代のリン
ゴの曲(ボーカル曲)やソロの作品から大好きな曲を投票しましょう。通常の投
票とは別にハガキ、ファクス、eメールで、7月4日(金)まで受付。宛先は番
組サイトでご覧ください。
http://www.jorf.co.jp/PROGRAM/beatles10.php


>> ●読みもの

*税込価格は発行元の記載に従っています。

<Review>
■大人のロック!『ザ・ビートルズ1962―1967「赤の時代」の衝撃』
6月30日発売 日経BP社 本体1,500円 税込1,575円
お待たせしました。大人のロック!特別編集『ザ・ビートルズ1967〜197
0「青の時代」の真実』に続き、ビートルズのデビューから66年までをまとめ
た「赤の時代」が発売されました。『大人のロック!』でこれまで掲載してきた
各年の特集から1963〜67年をまとめ、49ページもの書き下ろしを追加。
デビュー年である1962年の検証が今回新たに加わりました。
執筆者ならびに語り手は、レギュラーの杉真理、松村雄策をはじめ、ムッシュか
まやつ、高嶋弘之、原田真二、星加ルミ子、来生えつこ、サエキけんぞう、黒沢
秀樹、川原伸司、森川欣信、曾我泰久、カンケ、手塚眞、吉井守、亀渕昭信、芦
原すなお、安田謙一、根本要、杏子、姫野達也ほか。さらにモーリーン・クリー
ヴやジェフ・エメリックの記事、この時代のアルバム・レビュー、ライブ革命の
歴史、『パスト・マスターズ』の現代的鑑賞法などもお楽しみください。
「赤の時代」「青の時代」ともに永久保存版としてご活用ください。
表紙はこのように↓なりました。
http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/rock/ 
………………………………………………………………………………………………
■『大人のロック!』15号(2008夏号)
5月31日発売 日経BP社 本体838円 税込880円
ポール特集、やっと読みました。特に「ポールが挑んだ7つの音流」に興味をひ
かれました。確かに「ハイ・ハイ・ハイ」はマーク・ボランを思わせるし、「ス
ピン・イット・オン」はパンクの勢いそのもの。ほかにもプログレ、テクノ、レ
ゲエ、ディスコなど、70年代当時のロックの潮流をポールが巧みに取り入れて
いたことがよくわかりました。ポールがツアーに出るという噂がほんとうなら、
70年代の曲をもっとやってほしいです。 (ぐるりんぱ)
ぐるりんぱさん、ポール・マッカートニー特集のご感想ありがとうございました。
多くの人が同じように願っていると思います。
好評発売中の『大人のロック!』、バックナンバーはこちらからどうぞ。
http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/rock/ 
………………………………………………………………………………………………
■島敏光編著『映画で甦るオールディーズ&プログラム・コレクション』
5月30日発売 音楽出版社 本体2,000円 税込2,100円
1950〜60年代のポップソングの名曲が使われた映画を、エッセイストでシ
ネマリポーターの島敏光さんが所蔵するプログラムとともにまとめた一冊。大き
く3章に分かれており、パート1は「オールディーズが流れた映画」、パート2
は「名曲が流れた映画」、そしてパート3が「ビートルズ・スクリーン・ミュー
ジック」です。ビートルズやメンバーの主演映画をはじめ、『抱きしめたい』か
ら『ワンダー・ボーイズ』まで、ビートルズを題材にした映画や曲を使った作品
を公開当時の回想などとともに読むことができます。さらに、藤本国彦さんとの
「ビートルズvsオールディーズ マニアック対談」も。
ほかに、大瀧詠一さんと高田文夫さんの特別対談、『オールナイトニッポン』の
齋藤安弘さんや、『パック・イン・ミュージック』の宮内鎮雄さんの特別インタ
ビューもあります。
http://www.cdjournal.com/Company/products/mook.php?mno=20080530 


>> ●ウェブ

■リンゴ・スター公式サイト
http://www.ringostarr.com 
第10期リンゴ&オール・スター・バンドのツアーから、「オー・マイ・マイ」
のリハーサル演奏を含む動画が6月23日に、ステージでの「平和を我等に」の
演奏を含む動画が6月26日にアップされています。
………………………………………………………………………………………………
■ビートルズブログ「アビイ・ロードの歩き方」
http://e-days.cc/features/beatlemania_blog/ 
阪急コミュニケーションズのウェブ・マガジン『e-days』内で、昨年12月から
始まったビートルズのブログ。
音楽と土地をテーマとして、さまざまな分野で活躍する人々がビートルズとのか
かわりや、主にイギリスでの思い出などを語っています。原田真二さんに続いて、
栗コーダーカルテットの川口義之さんのお話が掲載されています。
………………………………………………………………………………………………
■日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/ 
エンタテインメントのページで、音楽記事「ポールが故郷リバプールで久々のラ
イブ ワールドツアーの発表も秒読みか?」が掲載されています。


>> ●ライブ

<Coming Soon>
■六本木キャヴァンクラブ
リンゴの誕生日前後には各地のライブハウスでお祝いのイベントが催されます。
六本木のキャヴァンクラブでは3回のリンゴ・スター特集が企画されています。
7月7日(月)はシルバービーツが出演、10日(木)と17日(木)はシロク
マカンパニーが各日それぞれにリンゴ役を立てて演奏します。
http://www.cavernclub.jp/ 
………………………………………………………………………………………………
■六本木アビーロード
六本木のアビーロードでは、7月7日(月)がリンゴ・スター・バースデー・イ
ベントです。セカンド・ステージが誕生日スペシャル・ライブとなります。出演
はファイアーグロウズ。
http://www.abbeyroad.ne.jp/ 


>> ●アート

■十和田市現代美術館
青森県十和田市に今年ゴールデンウィーク前に開館した十和田市現代美術館。そ
の開館記念展「オノ・オーコ 入口」の開催がまもなく終了、7月6日までです。
「入口」は日本初公開で、その入口を入ると「わたしたちはみんな水」「縦の記
憶」「平和な世界を想像してごらん」などの作品を見たり、作品に参加すること
ができます。
22の常設作品のなかにも、ヨーコさんの作品「念願の木」「平和の鐘」「三途
の川」があります。
ショップでは、「入口」バッジやヨーコさんの作品も販売されています。
ヨーコ展の終了後、7月19日からは「ワッと!どうぶつ What?アート展」が
始まります。

<オノ・ヨーコ 入口(En Trance)>
会期:4月26日〜7月6日(日)
   *月曜休館(月曜休日の場合は翌日休館)
会場:十和田市現代美術館(十和田観光電鉄/十和田市駅より徒歩20分)
料金:一般400円(20名以上団体300円)、高校生以下無料
   *常設展は一般500円、高校生以下無料
http://www.city.towada.lg.jp/artstowada/ 


>> ◆訃報

▲水野晴郎さん
映画評論家の水野晴郎さんが、6月10日に肝不全のため東京都内の病院で亡く
なりました。76歳でした。
水野さんは日本ユナイト映画の宣伝総支配人をしていた1964年に映画『ハー
ド・デイズ・ナイト』の日本公開のために尽力。『ビートルズがやって来るヤァ!
ヤァ!ヤァ!』という邦題も考案しました。この邦題は日本側が映画のタイトル
を別のニュース映画『ビートルズ・カム・トゥ・タウン』と勘違いしてしまった
ことから生まれたのですが、その後も長く親しまれました。
また、水野さんは64年4月にイギリスで『ハード・デイズ・ナイト』完成の記
念レセプションに出席し、ビートルズのメンバーと面会しています。その際、ジョ
ン・レノンは「日本に行ってみたい」と話していたということです。


>> ●バースデイ

★リンゴ・スター 1940年7月7日 リバプール生まれ
オール・スター・バンドのツアーを開始する前日に記者会見を開いたリンゴさん。
誕生日に欲しいものはピース・アンド・ラブだと語り、7月7日にはみんなが正
午にピース・サインを掲げて「ピース・アンド・ラブ」と唱えてほしいと呼びか
けました。この日はリンゴの曲をたくさん聴こう!
………………………………………………………………………………………………
★ユルゲン・フォルマー 1941年7月7日 ハンブルク生まれ
ハンブルク時代、アストリットとともにデビュー前のビートルズの貴重な写真を
記録したユルゲンさん。ジョンのアルバム『ロックン・ロール』のジャケットに
使われた写真は彼の手によるもの。ほかにも多数の著名人の写真を手がけていま
す。代表的な作品はこちらで見ることができます。
http://www.rockstore.net/Merchant/subpages/vollmer.html

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>>> ◎旅

■「ビートルズへの旅」(リバプール・サウンド08編)<3>
ビートルズゆかりの地を撮り続けている写真家の福岡耕造さんの短期連載です。
今年5月末から6月初めのロンドン〜リバプール訪問記を書いていただきました。

●リバプール、ホープ・ストリートと郊外へ
現在はロンドン〜リバプール間は、車か電車、マンチェスターまで飛行機で行っ
て、そこから電車やバス(1時間ほど)で行く方法がある。飛行機が最も早いら
しいが、これだけ人が来るリバプールなんだから、ヒースロー空港からジョン・
レノン空港まで是非エアバス(飛行機)を飛ばしてほしいものだ。
私はリバプールでの行動がスムーズにいくのでほとんど毎回ロンドンからレンタ
カーで向かう。今回は朝9時頃ロンドンを出発した。
リバプールまでは約300キロ程だが、市内を抜け高速に乗るまでが一苦労だ。
みなさんご存知かもしれないが、ロンドン市内の中心部の一区域を走ると一般車
は渋滞税というものを払わなければならない。しかも8ポンド(約2300円)
もだ。日本でこんな税金制度が始まったら大変な騒ぎになるかもしれない。英国
では消費税は17.5%、所得税は30%(収入によるが)、しかもこんな渋滞
税もありる。しかし、食費や子供に関わる物、学費などには税金がかからないし、
失業保険や日本でいう年金制度もきちんとしているし、高速料金もほとんどダダ
だ。今の日本のように日々の税金は安いが将来自分たちでその分を補っていくか、
英国のように日々17.5%の税金を払うが将来はある程度保証される。今の日
本の状況を見ているとどっちがいいのだろうか?と、いつもこんな事を考えさせ
られる。

リバプールには13時ころ到着。ランチはジョンもアート・スクール時代によく
来ていたというフィル・ハーモニック・バブでとった。ここは雰囲気もいいし、
料理もかなりおいしい。ここのフィッシュ・アンド・チップスは油が上品で絶品
だ。イギリスの食事はまずいというのはもう昔の話で、ロンドンはもちろんのこ
と地方でもおいしい店がふえてきた。今回はリバプールに4日間いたが、このパ
ブに3度も来た。
ビートルズゆかりのパブといえば近くにあるイー・クラックもそのひとつで、こ
の時期は中庭がオープンしているので、外でビールを呑むのがそうとう気持ちが
いい。残念ながらイー・クラックは乾きもの以外ほとんど食べるものはない。イ
ギリスのパブで乾きものというのはミックス・ナッツとクリスプス(日本で言う
ポテトチップス)というもので、それをちびちびつまみながら酒をも呑む(こち
らの人でつまみを食べながら呑んでいる姿はあまり見かけないが)。
その日の中庭はポールのコンサート目当ての客が多く、たまたま私の隣に座った
若者たちはアイスランドから来たと言っていた。アイスランドではビートルズの
人気もあり、イギリスの北に位置し2〜3時間で来れ、昨年10月オノ・ヨーコ
が「イマジン・ピース・タワー」を創ったところでもある。
イー・クラックの店内はジョンやスチュが来ていたころとほとんど変わっていな
く、ジョンたちがバカ騒ぎしていただろう当時の雰囲気が感じ取れる。
私はリバプールの中でもこのフィルハモ・パブやイー・クラックのあるホープ・
ストリート周辺は特に好きな場所だ。高台にあり、マージー川も見え、学校や劇
場が隣接し雰囲気もよく、創造的な匂いがする。もちろんジョン、スチュ、シン
シアの通ったアート・スクール、隣にポールとジュージの通ったグラマー・スク
ールがあり、近くにはかつてのスチュのアトリエ、ジョンとシンシアの新婚時代
を過ごしたアパートもある。
近年はホープ・ストリート・ホテルができて、ビートルズ関係の要人はよく泊ま
るらしい。実際、今回の滞在中にこのホテルでオノ・ヨーコ、オリヴィア・ハリ
スン、ジョージ・マーティン親子、ジョー・ブラウンなどを見かけた。オノ・ヨ
ーコは最近よく見るアディダスの黒いジャージ姿で、テレビで見るような黒いス
ーツを着た2メートルくらいある数人の巨漢のガードマンに囲まれ、オリヴィア
と大きなベンツに乗り込んでいった。
ここ数日、地元の新聞ではポールやビートルズ関係者の記事が大きくとりあげら
れていた。なんと、5月30日に行われたシルク・ドゥ・ソレイユの「LOVE」
のドキュメンタリー映画の舞台挨拶でヨーコとオリヴィアがはしゃいでいる写真
が載っていた。どうも私にはジェフ・エメリックの本(『ビートルズ・サウンド
最後の真実』)の影響か、ジョージは(ビスケット事件などあったし)ヨーコに
そうとう悪いイメージをもっている印象があったので、この写真には驚いた。ま
あ考えたらオリヴィアがジョージとつきあい出したのはビートルズが解散してか
らだし、あの『ホワイト・アルバム』制作現場にはいなかったわけだし。現在は
お互い未亡人だし人間的にリスペクトしあっていいおつきあいをしているのだろ
う(と思いたい)。

この他、滞在中に、リバプールに行くと必ず訪ねるジョン、ポール、リンゴの家、
ペニー・レイン、ストロベリー・フィールド、ジョンとポールの出会った教会、
マージーサイド、マシュー・ストリートなどをまわった。我々の聖地がまだきち
んと存続しているという事実を目で確かめずにはいられないので、これらには毎
回必ず行き様子を見る。
ストロベリー・フィールドの門の木々がカットされず生えっぱなしで、向かって
右側の文字が隠れそうになっていたのが気になったが、その他はいつもと変わり
なく存続していた。
今回、予約がとれずジョンとポールの家には入れなかったが、ポールの家の前で
写真を撮っていたら、庭いじりをしていた隣の家の老夫婦と話す事が出来た。グ
レーのパンツにオックスフォード地の薄い青のボタンダウンを着て、ルックスは
典型的なおしゃれなイギリス紳士という感じだった。なんでもここには30何年
住んでいて、当然その前にポール一家は引っ越してしまっていた。歳はジョージ・
マーティンと同じころ、海軍に行ってたとかで、ビートルズはあまり好きではな
くジャズのビッグバンドが好きだと言っていた。隣には連日何十人という人がツ
アーバスで来ているのだが、それに不満を漏らしているような感じは全くなかっ
た。会話も楽しく、とても気のいいユーモアたっぷりの夫婦であった。
今回はスチュのお墓にも足を運んだ。かなりわかりにくい場所にあるのだが、な
んとどこかのゆかりの地ツアーバスが来ていた。スチュの墓がツアーに組みこま
れているなんてそうとう濃いツアーだ。スチュはハンブルクで亡くなり、その後
亡骸がリバプールまで戻ってきたわけだが、その辺の事はあまり語られていない
ので、アストリットやスチュの妹ポーリーンにその辺の話を是非聞きたいものだ。
ジョンとポールの出会ったセント・ピーターズ教会には日曜日の午前中に行った
が、ちょうどミサの最中で、ジョンが少年の頃ここで毎週賛美歌を歌っているシ
ーンが想像できた。
本日(日曜日)の午後がポールのライブということで、午前中は世界中から来た
ファンがビートルズの聖地で時間を過ごしていた。あいかわらずエリナー・リグ
ビーの墓石の前は人だかりで、中には墓の前に座って記念写真を撮ってる人もい
た。ポールの歌で一躍有名になった墓石だが、墓下に埋葬されている人にはいい
迷惑だろう。
この教会で、運よくピーターズさんというボランティアの方に会えると、敷地内
を案内してもらえ、ジョンとポールが初めて会ったホールの中にも入れてくれる
(現在ホールの鍵は彼がもっている)。ピーターズさんは1957年7月6日そ
こに観客としていたというのだからすごい!彼の記憶は確かで、当時のステージ
の様子や二人の様子などを話してくれる。
リバプールにはまだ50〜60年代のよき時代の出来事を語ってくれる人や、場
所がたくさん残っている。ビートルズファンにとってはたいへんありがたく、楽
しい事だらけのリバプールだ。

さあ、午後はいよいよポールのライブへ向う。 (福岡耕造)

「福岡耕造フォト・ギャラリー」:
http://www.fukuokakozo.com/ 

いつもご愛読ありがとうございます。「私たちはみんな見ず」な投稿をお待ちし
ております。このメールに返信してください。ハンドル・ネームでの掲載をご希
望の方はその旨お書き添えを。

/♪/フロム編集部/♪/========================

●大好きだった『大草原の小さな家』のDVDをレンタル・ショップで発見。
長いシリーズなので長〜い楽しみ♪(吉野)
●2008年も半分過ぎてしまった…。(山川)
●ああ、本当に「衝撃」で出たんだなあ。(淡路)

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