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頂門の一針

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頂門の一針 1309号  08・09・09(火)

発行日: 2008/9/8

□■■□──────────────────────────□■■□
  わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1309号
□■■□──────────────────────────□■■□  

         平成20(2008)年9月9日(火)



                               「負けるが勝ち」とは:渡部亮次郎

                                 石原慎太郎を断罪する:平井修一

                                     辻一彦先生を悼む:馬場伯明

           息子をドイツの徴兵に送って(14):永冶ベックマン啓子

                 「日暮硯」松代藩の財政再建(6): 翻訳:平井修一

                         話 の 福 袋
                         反     響
                         身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第1309号           
 
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
             
               御意見・御感想は:
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「負けるが勝ち」とは
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         渡部亮次郎

「負けるが勝ち」とは「一時は相手に勝ちを譲り、強(し)いて争わな
いのが、結局は自分に勝利をもたらすということ」(「大辞泉」)
「強いて争わず、相手に勝ちを譲るのが結局は勝利となる」(広辞苑)

連合国に敗戦を体験した世代はこの諺を叩き込まれた。しかし体験せず、
生まれ落ちた瞬間から自由と民主主義と自己主張の大切さを教え込まれ
た団塊の世代以降の人たちは、負ける事が最後には勝者になることの真
意が理解できない人が多い。

ところがインターネットを逍遥していたら、多分、アメリカからの留学
生が、自己主張の国育ちの青年が、京都のおばあさんからこの諺を教わ
り、納得した事を弁論大会で語っていた。

日本で得た知識や経験

「負けるが勝ち」 ジョシュワ・ウィークス(Joshua Weeks)
http://kyotowestlions.jp/benron01/t01-06.html

この間、お世話になっているホストファミリーのおばあさんからおもし
ろい話を聞きました。日本では「負けるが勝ち」という慣用句がある、
という話でした。

僕はその日、ホストのお母さんと小さなケンカをしていたので、おばあ
さんはその解決法をアドバイスしようとしたのです。

「負けるが勝ち」というのはつまり、自分が賛成していなくても周りの
人の意志に流されたり、自分が悪くないと思っても謝ったり、自分のプ
ライドを犠牲にすることで結局自分が得をする、ということです。

「私はずっとこうして生きてきて、今は友達がいっぱいいて、楽しいの
や。お兄ちゃん(僕のこと)もね、日本語上手やけど、日本人の心がま
だわからへんやろ?」とおばあさんは言ってくれました。

この話を聞いて、僕はいろいろ考えさせられました。アメリカ人と日本
人の心理の違いとか、集団主義と個人主義とか、両国の子供の育て方と
か。そして僕は、アメリカ人は、これで何が学べるのかということも考
えました。

僕のホストファミリーには2歳と5歳の子供がいて、ホストのお母さん
とよく子供の育て方やケンカの解決のし方について話をしています。

日本では、ケンカなどをする時、お互いの行動を読み、自分の行動をそ
れに合わせて大ゲンカを避けることが好ましいと、お母さんが言いまし
た。これを「以心伝心」と呼びます。

しかし子供達は小さい頃にまだこういったことができなくて、自分が考
えたことをそのまま口に出してしまいます。

歳をとって行くにつれ、だんだん他人と調和して接することができるよ
うになると、お母さんが続けました。

僕の考えでは、このような社交性はおばあさんが言っていた「負けるが
勝ち」にとても似ていると思います。日本ではこのように、周りを見て、
自分から合わせようとする行動が社会化と見られているようです。さら
に一生を通して、このことが人間の成長と思われているようです。

アメリカ人はこれで何が学べるのでしょうか。

アメリカでは、争いをどう解決しているのかと質問されても、答えは不
明です。自分が「素直に生きている」と思い、争いが続いても謝らない
でいられる人が多いと思います。

日本では、平和そのものが好ましい目的として考えられているからこそ、
人は簡単にうなずいたり、謝ったりすることができます。

アメリカ人も平和を自分のプライドより優先したら、ケンカや問題の解
決や、平和の達成に役に立つはずです。

僕はその日、ホストのお母さんとケンカしてしまった時、早くこれに気
付き、早く謝ったとしたら、絶対に問題が解決され、進んで行けるよう
になったはずです。

アメリカには、日本人、またはアジア人の「集団主義」を「自我の抑圧」
として非難する人がたくさんいると思います。僕も、日本人の行動の中
で個人の意志がなくされているのではないかと思ったことがあります。

しかしおばあさんの話を聞いて、彼女の生活を見て、感覚的に、「集団
主義」を通じて幸せになっている人がいる、と分かりました。

毎日何時間も色々な地元に散らばっている友達と嬉しそうに話して、こ
う生きてきたことを誇り、そして自分の人生に満足感を持っている人だ
と強く感じました。

ずっと自分の意見をしつこく言って、後悔ばかりの人生よりこの方が遙
かにいいと思いました。

そしておばあさんが主体的に生きているということにも注目しなければ
なりません。

「負けるが勝ち」という事は「自分の意志がない事だ」ともしアメリカ
人が批判したとすれば、これは明らかに違うと思います。

おばあさんが選んだ「負けるが勝ち」の生き方は、仕方がないから集団
に屈服するといった気持ちより、自分がそうすれば得をする、そして周
りのみんなも得をする、という気持ちの方が強いです。

おばあさんが選んだ哲学は平和を尊重する哲学です。

しかも平和を高く評価することは誰でも尊敬するべきことです。

結局これは多様性を重視することに繋がります。

僕は、留学生として来日し、ここで日々を過ごし、自分と違った考えを
持つ人と前より接する機会があり、もっと尊敬できるようになったと思
います。

世界にはそれぞれの文化があり、それぞれの生活方法もあり、そして僕
らはこの多様性を考慮しながら生きて行くべきです。これは、何よりも、
僕の日本での体験から学んだことです。

そして自分と違った考え方、例えばアメリカ人なら「集団主義」をよく
見て、よく分析したら、自分が学べるものを発見するかも知れません。
僕もこれからケンカした時はおばあさんの話を思い出すと思います。

なぜ平和よりも自分のプライドを守ろうとするのでしょうか?いい答え
が出ないかも知れません。逆に「負けるが勝ち」のやり方は全ての場合
に有効じゃないかも知れません。

「調和」より大切なことがあるかも知れません。誰でも、たまに自分の
プライドを犠牲にしても、たまに自分の考え方を少し変えても、それは
自分にとっても、周りのみんなにとっても、いいことだと思います。(了)


2001年 外国人による日本語弁論大会 2001年11月25日(日)

(2001年度で15回目を迎えたこの大会は、京都市が「世界文化自由都市
宣言」によって掲げた理想実現のための具体的施策の一つで、1987年度
から毎年開催されている。毎年10ヶ国以上の外国人の方々30〜50人の応
募があり、その中から選ばれた十数人が出場)。


前田正晶氏の意見:先週末のテレ朝の早朝番組に興味深い現象があった。
何とか言う(八代?)弁護士がロシア人力士が大麻検査の結果を認めな
いことについて「外国人は自ら私がやりました−と認めることはしない」
と発言した。

面白かったのは、これに対する鳥越俊太郎の反応で「そういうことを言
ってはいけない」と気色ばんで制止した。ところが弁護士は同じ主張を
繰り返した。

鳥越は発言を再度否定することを言ったのには、驚きを禁じ得なかった。
鳥越がその発言が不穏当であるとか、誤りであるとも言わず、ただ否定
するだけだったのは何故だろう?彼は何が政治的な背景でもあって、ロ
シア人をそのように言うことを「不味い」と感じたのかとすら思いなが
ら聴いていた。

だが、この遣り取りはこれだけで終わり、他の出席者は何も言わなかっ
た。私はテレ朝が瞬間に何らかの指示を出したのかなと思ったのだが。

何れにせよ、私はこの弁護士の発言は誤りではないと思っている。自ら
の過ちを潔く認めて謝罪するのは、我が国独特の美風であり文化である
と固く信じている。諸外国にはそういう潔い文化も習慣も美風もない。

鳥越ともあろうものがそれを知らないとは思いたくない。そこで、背景
を疑いたくなった次第である。もしも本当に知らないならば、そのよう
な人物をコメンテーターに起用しているテレ朝の見識を疑いたくなる。



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石原慎太郎を断罪する
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          平井 修一

戦争犯罪人を靖国神社に合祀したのは愚挙だと、石原慎太郎が8日の産経
新聞に寄稿している。この男は「女系天皇を認めよ」とも言っていたか
ら、根本的なところで小生のような日本民族原理主義とは異なっている。

占領軍が来たらすぐに尻尾を振って迎合するご都合主義者で、小生のよ
うな「撃ちてし止まん」のゲリラ・テロリストとは異質である。

票を貰わないと都知事という地位を保てないから、どうしてもご都合主
義になるのだろうか。支那人民は有権者ではないから強い発言をしてい
たと思ったら、東京五輪を誘致するために北京に詣でたから、やっぱり
ご都合主義なのだろう。

さて、連合国は対日戦争に勝ったのをいいことに、勝手に「極東軍事裁
判」を開いて、わが国の指導者を数百人も死刑にした。「人道に対する
罪」というものを急きょでっち上げて、勝者が敗者を断罪したのだ。
(米軍の原爆や空襲は一切おとがめなしの詭弁!)

その結果、戦争犯罪人、戦犯というものが「捏造」された。でっち上げ
られた。戦争は勝ったり負けたりで、負けたら大将とその補佐役が切腹
し、後は条約を結んで賠償して終わりというのがルールで、勝者が敗者
を裁くなんぞ、それこそ人道にもとることである。

野球でボロ負けしたからといって、監督、選手を死刑にしたり労働強制
所へ送ったりするのは北朝鮮とフセイン治世下のイラクぐらいで、まと
もな国はそんなことはしない。

戦争は正義と正義の戦いで、そのやり方が民族浄化とか虐殺といった場
合は罪に問われても、ルールに則って普通のドンパチをやっただけなの
に「戦犯とはこれいかに」。

高級幹部とそれ以下の兵卒を分離し、幹部は犯罪者、兵卒は幹部に強制
されて被害者だ、国民に罪はない、と日本の分断を図ったのである。同
じ戦争を必死の思いで戦ったともに戦友なのに、幹部は靖国神社から放
逐せよ、と石原は言っているのだ。

このおよそ○○な論理がまかり通るのならば、小生は「東京民事裁判」
を勝手に開き、売国罪という罪を勝手にでっち上げ、慎太郎に絞首刑、
一族も連座制を適用して同罪に処す。

イスラム原理主義者は反イスラムと勝手に断罪して死刑宣告をするから、
小生も石原を断罪する。連合国がやったように、茶番裁判を必要ならや
ろう。

米国はベトナム戦争に負けたのだから、日本のように国際軍事法廷でそ
の罪を問われるべきなのに、そんな話は全然ない。

要は東京裁判は、勝者が敗者を法的根拠もなく私刑(リンチ)を加えた
のであり、それを○○の一つ覚えのように「戦犯」と後生大事に守って
いる石原や保坂正康に代表されるインテリ○○には260万英霊に代わって
死刑判決、極刑をもって望むしかない。情状酌量の余地なしである。
(伏字はバ カ もしくは馬 鹿)



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辻一彦先生を悼む
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          馬場 伯明

9/7の朝。新聞を見てびっくり。福井の辻一彦先生が亡くなられている。

《 辻一彦(元社会党・民主党衆・参院議員)。5日、肺炎のため死去、
83歳。自宅は福井県松本1-28-1・・・葬儀は(実家のある)小浜市谷田
部40-23長徳寺で。喪主は長男、一憲氏 》(2008/9/6 産経ニュース)

体調が悪いとは聞いていた。この春、著書のことで福井へ電話をしたら、
奥さまが応対された。「よろしく」と申しあげたのが、最後となった。

辻一彦先生に、心より哀悼の誠を捧げる。

私は辻先生とすべてが同じ立場というわけではなかったけれども、人生
の大先輩として尊敬していた。

土性骨がある草の根・現場主義の政治家であり、真っ直ぐな一生であっ
た。辻先生とご一緒し経験したこと、また、著書の中からいくつかの事
象を紹介する。

辻先生は旧社会党(から民主党)の代議士であったが、靖国神社をまっ
たく避けていなかった。むしろ逆であった。それも、靖国通りを通る度
に自動車から降り立ち、その場で黙して参拝していた。

「満州の曠野に散った友もいる」と私は辻先生から聞いた。今、このよ
うな行動をする人が現職の国会議員の中に何人いるだろうか。(大して
参拝もせず、声だけ大きい者もいる)

辻先生は「日中友好」を生涯の仕事の一つとされた。「日中青年友好50
年」(2006/21出版。以下、本書)から、「三江(さんこう)平原・龍頭
湖ダム」建設への辻先生の支援活動を、少し長くなるが、紹介する。

「三江平原」の重視には「わけ」があった。小学校の同級生(兼田啓蔵、
掘田秀雄、的場清次の各氏)が満蒙開拓青少年義勇軍として当地に入植
し「農業楽土」を目指したが、敗戦により「夢」は散った。

「自分たちに代わり辻君が『夢』を実現してくれ」と故兼田・堀田両氏
が言い遺したという。国会や役所でキーマンに「会えばいつでも『三江
平原』を」なので「額に『三江平原』と書いてある」と冷やかされたと
いう。

日本からの融資等も順々に決まり着工。ダムは2002年に完成した。面積
4500ha、貯水量6.1億トン。直後の大雨から5万haの農地を救った。

2005年6月、完成した龍頭湖ダムを私費視察し、地元や関係の役所などか
ら大歓迎を受けた。このダムが日本の誰のおかげだったのかを、黒龍江
省の人たちはよく知っていた。 

満々と水を湛える湖を眺め、長かった年月を思い感無量であったという。
「私はこの感慨を五字五行に托した」と本書で述懐している。

《合作二十五年 龍頭水庫視 洪水之制御 干期之灌漑 願友好長青》

帰国後の夏、辻先生は故兼田・堀田両氏の墓前に三江平原・龍頭湖ダム
を報告した。健在の的場氏に伝え長かった自分の仕事を終えたのである。

じつは、2005年3月、私はある縁から辻先生と二人で駐日中国大使館を訪
ねた。三江平原・龍頭湖ダムの完成視察と中国での本書の翻訳出版への
支援を要請するためであった。(中国語版は2006/9出版)

王毅大使(現在中国外務次官)とは初対面であったが大使はこの要請を
快諾した。秘書が3人の写真を撮った。黒龍江省の科学技術庁や水利庁へ
の手配等の実務は葉冬柏参事官や陶永輝書記官が手際よくこなしてくれ
た。

政治家や企業人の中には、「媚中派」と揶揄され、ODA利権等に寄り
添い、求め、辻先生とはかけ離れた道を行く者も少なくない。

しかし、辻先生は、50年間の日中交流で「私利」を求めず、ひたすら
「友好」を求めた。中国や、日本のいわゆる「媚中派」等を批判する人
たちも、辻先生にはなかなか「ケチ」を付けにくい。

日中友好50年を経て、辻先生が希求した(真の意味での)日中友好が成
就するのはいつの日か。老兵は死にゆく。本書に続く50年後の「(続)
日中友好50年」は、果たして、だれが、どう、書くのであろうか。

一方、辻先生は原子力のプロであった。世界の原子力発電所を多く視察
した。スリースマイル(米国)とチェルノブイリ(ソ連)の現場を「つ
ぶさに」みた世界・日本の国会議員はおそらくいない。

また、農業重視のユニークな政策マンであった。たとえば、参議院の社
会党代表質問(1977)の中で、米の消費拡大策の一つとして福田赳夫総
理に突きつけた(有名な)「辻一彦の日本酒乾杯論」というのがある。

「独はビール、仏はワイン、米はバーボン、露はウォッカである。日本
での乾杯は、日本酒でせよ」と。全国の酒造メーカーは歓喜した。「日
本酒の日」は「10月1日」となり、その翌年制定された。

もう1ヶ月もなく「日本酒の日」が来る。ご一緒した溜池山王の料理屋で
先生を偲びながら、その日はひとり福井の日本酒を飲むことにしよう。

辻一彦という政治家を表現すれば「真摯・誠実にして清廉潔白。私利を
追わず」であった。その背中には、真っ直ぐな太い柱が一本通っていた。

ここに、重ねて、辻一彦先生のご冥福を心よりお祈りする。安らかに、
おやすみください。(2008/9/7千葉市在住)



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息子をドイツの徴兵に送って(14)
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             永冶ベックマン啓子

2008年1月下旬に、ヘリコプターを使っての訓練が数日間あったそうだ。

息子が高校生の時、企業実習の1週間にドイツ自動車連盟/ADAC(救助
用の車もヘリコプターも黄色なので、“黄色い天使”と呼ばれている)
を選んだので、ヘリコプターに乗るのは初めてではなかった。

 ドイツのギムナジウム(高校)に通う知人の息子さんは、日本にある
ドイツ企業で実習をしてきて、色々と体験できて楽しかったそうだ。

その時は、自分で実習先を選び、何社かに手紙を出し、返事を待ち、決
める事になるが、実習先での成績評価も書類で出される。

このヘリコプターでの訓練は、天気も良く、素晴らしいドイツ・オース
トリアアルプスと谷間の村や町の鳥瞰図が見られて、とても楽しかった
という。

Bell  イロコイ UH-1 ヘリコプターを使い、乗り方、降り方を学び、大
きな荷物を持って乗り込んだり、また山の上に飛んで、また次の山に飛
んだりしてから地上に戻ったという。

ヴェトナム戦争に使用した古い物だと聞いたので、故障しないか心配し
たそうだが、そんなに使用していないし、メインテナンスをしっかりし
ているから大丈夫だ、といわれた。

2月には、もう1度、6日間の迫撃砲の演習訓練があり、ハメルブルグ
に出かけたので、帰宅しない週末があった。

この時は、1人の同じチームの仲間が意識を失い、ヘリコプターで近くの
病院に運ばれるという、ハプニングが起きた。すぐ息子からとても不安
な声で「何が考えられるのか」と、質問の電話が入った。

全員がひどく心配したが、案の定、小さな良性の脳腫瘍が見付かっただ
け、本人は元気を取り戻し、手術の適応が考慮されていると後に話して
いた。

大好きなスキーにも中隊で何回か出かけるが、20人中、5人の足が大き
すぎて合うスキー靴がなく、楽しみにしていたが出来なくなり落胆して
いた。

最近のドイツの若者も、ドンドン体が大きくなっていると言う事のよう
だ。

警備を何回も交替でした話をきいた。

ある日、兵舎の入り口で門番の当番の時、隊長の1人がツカツカッと急い
で来たと思ったら、「どうして 電話に出ないのか? 何回も電話して
いるのになぜ受話器を取らないのか !」 と、大声で怒鳴り散らされた
と言う。

しかし、よくあそこまで大きな声が出るものだと、生まれて初めてあん
な大声で怒鳴られて、驚く思いで感心しながら、しかし心臓はとにかく
ストレスでドッキン、ドッキンしたという。

「隊長、電話は1度もかかってきませんでした!」と冷静に軍のスタイ
ルでレポートすると、隊長は急に気が抜けたように「そんなはずはない、
調べてみる」、と番号を確認して事務所に戻った。

しばらくしてから再び来て、「僕の間違いであった、スマン! 他の事務
所にかけていたよ。」と伝えられたという。

一度、大声を出す練習もみんなでさせられたという。

また、ある時「ニヤニヤッ(grindeln) と、どうしてほくそえんで笑う
のか?」と皆の前で息子は聞かれ、「ニヤニヤなんかしていません。少
し笑っただけです」と答えたそうだ。


これを聞いた時は、私もドキッとした。昔、イギリスのボーマスでホー
ムスティしていた時、食事中にテーブルクロスを少し汚してしまい、
「ごめんなさい」とあやまった。

するとそこのご主人が「ケイコ、人に謝るときは笑わないで、顔を長く
して、悲しそうに失敗をしましてご迷惑をかけ、申し訳ありません、と
いう顔をして謝りなさい」と注意を受け、カルチャーショックを受けた
事を思い出したのです。

その後は、鏡をみて、すみませんと長い顔を作り、練習をしたものだっ
た。

息子は、自分の“ニヤニヤ事件”がやはり気になり、ドイツのオマ(お
ばあちゃん)にそれを話していた。するとオマ曰く「シゲルは、演劇学
校に行って少し学ぶといいよ、経営者も、政治家もみんな学んでいるし
ね。」 (つづく)



━━━━━━━━━━━━━━━
「日暮硯」松代藩の財政再建(6)
━━━━━━━━━━━━━━━


                         翻訳:平井 修一

百姓との対話集会は次第に佳境に入っていく。

恩田木工「さて、次のことはよくよく相談しなければならぬ。皆、よく
聞いてくれよ。年貢の1年分前払いの『先納』、2年分前払いの『先々納』
をしているものは来ているか。先納・先々納をしている理由は何か。な
んぞ利点があるのか」

百姓「お役人様より仰せ付けられたために、迷惑千万ながら先納・先々
納をしております」

●年貢の先納、藩公債を廃止する

木工「たとえ役人が申し付けても、当年の年貢より他は出さなくてよい
ものを。先納でさえ過分なのに先々納までするとはタワケだ。

また、百姓が出すからといって、役人が先納・先々納まで取り上げると
いうことがあるものか。これは大タワケであり、無慈悲である。

と、まあ、これは理屈である。財政難のために是非なく先納を取らなけ
れば公務ができないから先々納まで申し付けたものだ。

役人も無慈悲ではなく、仕方なくしたものだ。百姓も藩の内々の経済状
態をよく知っているから、迷惑ながらも役人の私益でないことを理解し
て先納・先々納したものだ。

その方たちは忠であり、お殿様は忠なるお百姓を持ち果報ではあるが、
これでは財政が立ち直らない。今後は当年貢のほか、先納・先々納は申
し付けることはないから、そう心得よ」

次に御用金という藩公債について話題が移る。本来は一定期限を設けて
元利返済するものだが、反故にされる傾向にあった。

木工「御用金を出した者は来ているか。出した理由は何か。利息を貰っ
たのか。どんな利点があるのか」

百姓「折々御用金を出してきましたが、利息を下されたことはもちろん、
元金さえも返済されたことはなく、難儀しております。お役人様が厳し
くお取立てになるので、仕方なく出しております」

木工「それならば役人が申し付けても、金がないと言って断るのが筋で
あろう。たとえ公儀(幕府)が我が藩へ御用金を仰せ付けても、金がな
いと言って断っても殺されるわけではない。それを言われるままに出す
というのは、持っているからこそとて、返済もされない金を出させると
いうのはあまりにも非道である。

と、こう言うのも理屈である。まことはお上に金がないために、江戸表
の役儀も勤められないゆえに,そのほうどもが持ち合わせたるを幸いに無
心して、江戸表の御用も賄ったのである。返済したくとも、元来金がな
いのだから仕方がないと放置してきたものだ。

役人の非道というものではなく、その方どもが江戸御用の訳を知り、迷
惑ながらも差し出したものである。それがために御用も欠けることなく
あい済み、奇特千万である。殿様もご満足である。

されば以後は御用金などは一切申し付けることはないから、そう心得よ」

一同「ありがたき幸せ」と申し上げた。(つづく)



━━━━━━━
話 の 福 袋
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 ◎オバマ劣勢、マケインがリード 宮崎正弘の国際ニュース早読み

オバマ候補が劣勢に、マケイン候補は10ポイントのリード。「ハリケー
ン」=ペイリンが状況を変えた。

USAトゥディとギャロップの世論調査(7日)は、一般では50vs46
でマケインのリードを示したが、一番重要なのは、「あなたは、ところ
で投票に行きますか?」の設問で「行く」と答えた人の54%がマケイン
に44%がオバマ支持だった。

民主党支持層のヒラリー支持派が棄権する可能性を露骨に示した数字で
ある。

「指名受諾演説はどちらがすばらしかったか」という愚問への回答は、
35%がオバマ、15%がマケインだった。誰もマケインの演説を聴いてい
なかったが、ペィリン副大統領候補の演説だけはちゃんと聴いたようだ。

共和党に計算外の順風が吹いている



 ◎来年元日、日本大使館を開設=グルジアで外交活動本格化へ

【トビリシ7日時事】ロシアとの軍事衝突を受けた混乱にもかかわらず、
日本政府がグルジアの首都トビリシに来年1月1日付で予定通り大使館を
新設する方針であることが7日、分かった。外交筋が時事通信に明らかに
した。

グルジア紛争をめぐり米ロ関係が緊張する中、日本も現地での外交活動
を本格化させる。

日本はグルジアに大使館を置かず、隣国アゼルバイジャンにある大使館
でグルジア関係業務を担当してきた。主要8カ国(G8)でグルジアに大使
館がないのは、日本とカナダだけだった。9月8日2時33分配信 時事通信
 


 ◎ <事故米転売>芋焼酎「薩摩宝山」30万本回収

米卸加工会社「三笠フーズ」(大阪市)による事故米の転売問題で、鹿
児島県日置市の焼酎メーカー「西酒造」(西陽一郎社長)が醸造する芋
焼酎「薩摩宝山」の原料に事故米が使われていたことが分かった。

同社は8日、6月13日〜8月22日に瓶詰めした約30万本の自主回収を始
めた。損失額は少なくとも3億円にのぼるという。同社は「今後は、卸
売業者を厳格に選ぶなどの対策を取りたい」と話した。

同社によると、今年3月に大阪府内の米卸業者から仕入れた原料米数百
トンの中に事故米が混ざっていた。すべて「薩摩宝山」の原料として使
い、「吉兆宝山」など他の8銘柄には使用していないという。工場内に
残った原酒約30万本分の出荷は8日に停止した。県内外の取引先に対し、
経緯を説明する文書を配布した。

同社は「私たちもある意味被害者。三笠フーズには憤りの思いでいっぱ
い。事故米の流通を把握していなかった農水省にも抗議したい」と話し
た。9月8日12時3分配信 毎日新聞

 
 
 ◎元バチカン大使夫妻を送検  次女殺人容疑、自殺と否認

【ローマ8日共同】谷田正躬・元駐バチカン大使(77)の次女アンフィ
セアジャニヌ美名さん(35)がアテネ近郊の元大使の自宅で変死体で発
見された事件で、ギリシャの警察当局は7日、殺人容疑で谷田元大使と
ギリシャ人の妻(67)の身柄を拘束、送検した。同国国営テレビが伝え
た。

容疑が事実とすれば、日本の大使経験者による親族殺人という極めてま
れな事態に発展しそうだ。夫妻は「次女は自殺した」と主張、容疑を否
認している。

地元メディアによると、警察当局は、夫妻が美名さんの子供(3)の養
育をめぐって美名さんと口論となり、枕に押し付け窒息死させたとの疑
いで送検した。

妻が「娘を殺してしまった」との電話をかけてきたとする知人の証言も
得ているという。

美名さんの遺体は5日、トイレ兼浴室でシーツにくるまれた状態で見つ
かった。大きな外傷はなく、司法解剖で窒息死と判明した。

 元大使は退官後、ギリシャに移住した。
2008/09/08 09:32   【共同通信】


  
 ◎国会召集後すぐ解散 福田氏パーティーで民主・小沢代表
 
民主党の小沢一郎代表は7日、宇都宮市で開かれた福田昭夫衆院議員の
政治資金パーティーに出席し、衆院解散・総選挙について「月末に臨時
国会が召集され、ほとんど間をおかず解散になるだろう」との見方を示
した。

山岡賢次国対委員長は「11月9日投開票が本命だ」と指摘。福田氏は
「必ず小選挙区で勝ち政権を取らせて欲しい」と述べ、結束を呼び掛け
た。 

あいさつに立った小沢氏は現政権について「小泉さんが辞めてから(首
相は)これで3人目。しかも選挙をせずに自民党の中でたらい回しにし
ている」と批判した。

さらに「これまで平等だった日本が格差の大きい国になり、このままで
は取り返しがつかなくなる。何としても小選挙区で皆さんの力を借りた
い」と述べた。 

また福田氏については「政治行政の経験が長く、政権を取った際には即
戦力として重要な職責を担う人物」と強調、栃木2区での当選に向け出
席者らに支援を呼び掛けた。 

会場には栃木県選出の同党国会議員のほか、同党公認で次期衆院選に立
候補を予定している石森久嗣氏(1区)や富岡芳忠氏(5区)も姿を見
せ、同党の県内出陣式の様相を呈した。11月16日投開票の宇都宮市長選
に立候補を表明した今井恭男市議も出席した。 

一方、鳩山由紀夫幹事長は同日、青森市で会見し、選挙準備に関して
「10月の頭には候補者が全員そろうピッチで急がなければならない」と
述べ、来月上旬に態勢を整える考えを示した。近く発表する第1次公認
について「出来るだけ多くの公認が望ましい」と述べた。 
下野新聞 (9月8日 05:00)



 ◎東京から104歳も駆け付ける 会津で戊辰戦争自刃者の法要  

戊辰戦争で自刃した会津藩の町野家と南摩(なんま)家の人たちを慰霊
する初めての法要が7日、自刃した福島県会津坂下町勝方地区の勝方寺
で営まれた。

戊辰戦争から140年。町野家の子孫らが東京都などから焼香に駆け付け、
戊辰戦争の陰で散った悲劇の主人公たちをしのんだ。 

町野家の町野主水は幕末、長州勢力を京都から一時追放した蛤御門(は
まぐりごもん)の変で功績を上げ、戊辰戦争でも奮戦。戦後野ざらしに
された藩士の遺体埋葬にも尽力。南摩家の南摩弥三右衛門は砲兵一番隊
組頭を務めていたという。

慶応4(1868)年に新政府軍が若松城下に侵入すると両家の女性や子ど
もたち8人は激戦の中で入城の機会を失い、城下を離れて会津坂下町勝
方地区の勝方寺に身を寄せた。若松城落城や町野主水戦死などの誤報を
聞き、8人は勝方寺の裏山で自刃したという。

法要は地域住民らでつくる実行委員会の主催。非業な死を遂げた殉難者
たちを供養するとともに地域の歴史を後世に伝えていくことが狙い。約
60人が参列した。

町野主水の孫で、104歳の井村百合子さんをはじめ、町野家の関係者も出
席し、静かに手を合わせた。渡部三郎実行委員長、井村さん、町野主水
家顕彰会の桑原勇蔵さんらがあいさつした。

法要終了後は勝方寺の裏山にある殉難碑前で献花を行い、両家の霊を慰
めた。

井村さんは「祖父・町野主水からは侍の子、武士の子として厳しく育て
られた」と話し、武士だった祖父を思い出していた。福島民報 8日

 http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4147&blockId=2335715&newsMode=article



 ◎北の湖理事長が辞任、2力士解雇  新理事長に武蔵川親方

日本相撲協会は8日、ロシア出身の幕内露鵬(28)=大嶽部屋=と十両
白露山(26)=北の湖部屋=が専門の検査機関でも大麻の陽性反応を示
したことを受け、東京・両国国技館で緊急理事会を開き、北の湖理事長
(55)=元横綱、本名小畑敏満=が辞任した。

新理事長には武蔵川親方(60)=元横綱三重ノ海、本名石山五郎=が決
まった。理事会は両力士の解雇を決定した。関係者が明らかにした。

同協会によると、理事長が任期途中で引責辞任するのは初めて。

関係者の話では、理事長は午前11時すぎに始まった理事会の冒頭で辞任
を表明した。尿検査で大麻に陽性反応を示した両力士のうち白露山が北
の湖部屋の所属で、理事長の引責は避けられない情勢だった。

理事会に先だって開かれた再発防止検討委員会は両力士を個別に呼んで
検査結果を説明。出席者によると、厳しい結果を突きつけられた2人は
あらためて潔白を主張したが、同委員会は厳しい処分を理事会に求めた。
2008/09/08 14:29   【共同通信】



━━━━━━━
反     響
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 1) 先の小泉内閣誕生で、時の小泉総理は「私は自民党をぶっ壊す」
と大見得を切って登場しました。

それに拍手して支持したのが大衆であり、有権者の大半でした。あれか
ら数年過ぎた結果は敵方派閥の経世会の重鎮たちが姿を消し、大きく力
を削がれただけで、自民党は別の首をもたげて生き返りました。

これはどうも宣伝と内容の異なる三文芝居に騙されたと国民も気づき、
しかも、その余波は国民に大きな痛手として圧し掛かり、これでは勝手
が違うと次の参議院選挙では民主党に救いを求めたのがこれまでの経過
でしょう。

ところが、その民主党も頼りにならないあの体たらくにがっかりの現状
ではあるのですが、いまは他に手段はありません。

さて、その後の様子は、内憂外患に苦慮するトップの姿ばかりがマスコ
ミで報道され、総理の支持率は低迷するばかりです。

官僚と国民の板ばさみで、機嫌を取りながら何とか続きましたが選挙、
選挙と騒ぐ世論の前に公明党の圧力には抗し切れず遂に自刃した福田内
閣でした。いまや正に風雲急を告げ、自民党はぶっ壊れようとしている
現在の自公政権ではあります。

今度こそ背水の陣で本物の敵と戦わざるを得ない自民党には明日はある
のでしょうか?

またもやマスメディアを駆使して、この難局を乗り切ろうとあれよこれ
よと国民向けの宣伝をしてしていますが、果たして吉と出るか凶と出る
か、手の出しようのない国民の大半が外野席から見守っています。 岡
目八目


主宰者より:小泉さんがぶっ壊すと叫んだ自民党は田中角栄と竹下登の
こしらえた派閥であった。竹下憎しの真紀子ガこれに同調。小泉が壊し
たのは、しかし、自民党そのものだったから安倍が敵を地方区でとられ
たのが参院選。



 2)先号の内田様に異論あり

小池百合子議員のような刺客として利用された議員は、排除すべしとの
ご意見は、確かに首肯される面はあるような感じに誘われますが、一寸
待ってください。

時の、総理大臣、小泉首相が自らの政権の存在価値を懸けて郵政選挙を
した時、小林議員は、正面から批判し、自民公認を見送られた人。つま
り、体制反逆者だったわけであり、小泉氏からすれば、小泉体制を揺る
がしかねない獅子身中の虫、内部からの暗殺者に等しい議員だったであ
りましょう。

小林議員の方が、実質は刺客だったわけであり、殿危うしと役目を引き
受けた小池氏は、刺客の汚名を負いながら、誰もがやりたがらない役目
を引き受けた点で、評価されるべきだと思います。

私は、小泉氏の郵政改革にすべて賛同しているわけではありませんが、
必要な改革であり、小泉氏が身命を賭してやらなければならないとした
構造改革に、小泉氏の気持ちを無視して、堂々と反旗を翻した小林議員
の方こそ、いち早く自民党を離党して選挙に臨むべきだったのであり、
そうすれば、小池議員は刺客呼ばわりされなくてもよかったのです。

その意味で、むしろ、小林興起議員の責任こそ問われるべきだったでしょ
う。要するに、トップのもっとも大切な気持ちを踏み躙る部下は、部下
として認めないという小泉総理の気持ちを読めなかった小林議員がKY
(空気が読めない)だったのであり、小池百合子氏が、刺客呼ばわりさ
れるという形で、小林議員の落ち度をいつまでも背負って生きていくと
いうのなら、これは大変気の毒でありましょう。

刺客という言葉も、無責任な辛辣さを売り物にするジャーナリズム文化
の生んだ、それ自体、毒のある言葉です。このような言葉に踊らされな
いようにしたいものです。

それから、小池議員は総理大臣になるための実力は未知数ですが、さわ
やかな風貌、大臣や補佐官としての落ち着いた対応は、東洋の魔女なら
ぬ、名前の如く東洋の百合(lily)にも喩えられるようになるかも
しれません。

小池氏自身の力を云々するのではなく、周囲がいかに彼女を盛り上げて
いけるか、でありましょう。少なくとも、田中真紀子氏が周囲に幻滅を
与えたような真似は小池氏はしないはずです。

田中真紀子氏で思い出されますが、麻生氏が、小池氏を外務大臣に指名
すれば、麻生内閣の華になるかもしれません。そうすれば、来る総選挙
で強敵小沢民主党に勝てる確率も上がるかもしれません。
  
小沢民主党は、魅力ありますが、小沢氏の国連中心の防衛論議や民主党
の憲法改正案を読むと、新しい理想主義は分かりますが、まだ時期尚早
のように感じます。

大体、U.N.はユナイテド・ネーションズ(連合国)であり、日本人
が国連と呼ぶものは、連合国本部というべき代物なのです。

だから、現状、野党としては十分魅力があるのですが、与党になると、
厳しい国際状況の中で魅力が失われ、第2の社会党の運命を辿る危険な
しとしないのです。

だから、民主党は、当面、野党として自民党に積極的に助言や協力をす
ることで、その存在感を高める方が、得策だと思うのですが。

日本は英米とは歴史が違います。少なくとも、二大政党政治は、まだ早
いでしょう。 鳴くまで待とうホトトギスです。天の時を待つのです。
当面は、政権への野心は棚上げして、政治の本道を民主党は歩んだ方が
いいかも知れません。

政権を取らない政党は意味がない?そんなことはない。民主政治の王道
は、与党だけのものではない。野党の存在あっての与党だと思えるなら、
政権奪取を急ぐことはないのです。 急がば回れ、民主党。忍の一字に
花が咲く。 埼玉在住  N男



 3)一寸話が違うようだが、脇村春夫・高野連会長は大会終了後の講
評で必ず「見送りの三振が多いのはいけないこと」と指摘することから
入りたい。

彼にクラス会で直接確認したが「見送っては何事も起きない。振って当
たれば球が前に出て行き、何事か起きる可能性を生ずる。故に見送りは
良くない」と言いたいのであるそうだ。私は賛成であると伝えた。

7日早朝の我が国A代表対バーレーンの試合は偶然に目が覚めたら3時半だ
ったので、つい見てしまった。何があろうと勝ったのはよいことだった
と思う。

私は「あの中村憲剛の3点目のシュートがなければ」等と論じたいのでは
ない。日頃から思い切ったシュートをしない我が代表にしては、果断に
して無謀だったシュートだったかも知れない。だが、あることが起きた
ではないか!

私はここに脇村君の主張というか信念が生きているのであるとみた。綺
麗に相手に獲られないだけを考えた球回しを自陣でいくら続けても得点
にはならない。何が何でもシュートに持ち込めが何かが起きることを、
中村憲剛は見事に立証した。

中継のカメラの角度からは解らないが、あのシュートは飛んでいる間に
軌道が下向きから突然上に変わっていた。それでGKは全く反応できずに
入ったのである。

後刻、あれはバーレーンの誰かに当たって方向が変わったと聞いたが、
これぞ将に「何事かが起きた」のである。何かを起こすには何かを試み
なければならない。

岡田監督以下全員が、これから先の最終予選で「何かを起こす努力と意
欲」を持って貰いたいと希望する。 以上 前田正晶 



━━━━━━━
身 辺 雑 記
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季節も相撲界も移り変わって行く。東京湾岸は8日、まあまあの晴天だっ
たが、猿江恩賜公園の蝉は数が激減した。十数羽しか生き残ってない。
あと1週間もすれば散歩も楽になるだろう。しかし調子はいまもいい。

毒米が鹿児島で芋焼酎の原料になっていた。芋だけで作れるほど芋が少
ないのか、それともバレなければ死人が出るまで売ったか。とにかく恐
ろしい世の中になってきた。ばれなければ毒を売って生きて行くという
時代。倫理観の欠如した日本。武士道はどこへ。

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