| >> 記事トピックス一覧 |
頂門の一針 1182号 08・05・11(日)
発行日時: 2008/5/10□■■□───────────────────────────□■■□
わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1182号
□■■□───────────────────────────□■■□
平成20(2008)年5月11日(日)
道路はもう要りませんよ!皆さん:山堂コラム:215
サッチャーは82歳:渡部亮次郎
来日した要人の警護:内田一ノ輔
吉兆は日本の食文化を破壊した:前田正晶
吉兆の禁じ手やぶり:平井修一
クリントン家「最後のお願い」:翻訳:平井修一
話 の 福 袋
反 響
身 辺 雑 記
□■■□ ──────────────────────────□■■□
第1182号
発行周期 不定期(原則日曜日発行)
: 御意見・御感想は
chomon_ryojiro@yahoo.co.jp
購読(無料)申し込み御希望の方は
下記のホームページで手続きして下さい。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm
バックナムバーは http://www.melma.com/backnumber_108241/
ブログアドレスは http://chomon-ryojiro.iza.ne.jp/blog/
━━━━━━━━━━━━━━━
道路はもう要りませんよ!皆さん
━━━━━━━━━━━━━━━
山堂コラム:215
熱海の温泉街の寂びれよう、目を覆うばかり。不夜城の旅館名染め抜い
た浴衣で行き交う酔客。大賑わいだった「湯の町エレジー」の各通り。
いまは夜の8時にもなると人影はまばら。
元射的屋のおじさんと元ストリップ劇場の支配人・・・「客来たかと思
ったら、ビジネスホテル(BH)どこ?だと。ふざけるな、と言いたい
がワシらいまBHの夜のアルバイト。当直フロント係り。日雇い1晩8
千円。おう、仕事ないのよ」
「踊り子に囲まれて、毎晩ウン十万円の上がり。終わって踊り子に万札
配って飲み直し。えがったなあ、あの頃。芸者置屋ならもっとガバッチ
ョ。熱海は昭和の桃源郷・・・」
「平成のいまは閑古鳥のカーアのカア。熱海が寂びれたのはよ、日帰り
客と通過客ばかりになったこと。元凶は間違いなくこれ、新幹線に高速
道路――」
バカがつくった新幹線に高速道路。道路は揮発油税の道路特定財源。そ
れを一般財源化するかどうかで政府・自民党、殴り合い寸前の大醜態、
みっともなさ。
最高責任者たる総理・総裁が「来年度から一般財源化する」と表明すれ
ば、すかさず党の執行部(幹事長など4役)「あれは官邸が勝手にお決
めになったことで――」
官僚が土建屋と癒着して永年しゃぶってきたノーパンシャブシャブ、道
路利権の甘い汁。それを政治家も「金蔓」にしちまって、三者絶対に離
すわけにはいかないズブズブの底なし沼。道路で一財産つくるために政
治家になったような金バッジもオラ知ってる。
田中内閣の「日本列島改造論」以来、彼らは血まなこになって道路の建
設を進めてきた。建設省・道路公団にとどまらず。地方自治体も、いや
道路工事とは関係のないはずの農水省。そんな役所まで、「やれ農道」
「やれ林道」と作るのは道路ばかりなり。
全国津々浦々、熊や狐しか棲んでいない山奥。そこにも完全舗装のピカ
ピカ道路。バスもトラックも自転車も、いまや耕運機さえも通ってはい
ない。爺っちゃん山に柴刈りに、婆っちゃん川に洗濯に、行くためだけ
の4車線――
「それはですねえ、皆さん!道路がデケれば、ここ新潟でも、えやえや。
エワテ県でもフクスマでもですよ、皆さん!日本全国がそりゃ活性化す
るんです。だから日本列島改造論なんですよ」と声高に叫んでいた在り
し日の角さん。懐かしい・・・
懐かしいけど、だがねえ皆さん!いま思えばみんな大嘘。決してそうは
ならなかった。あれからの35年、歴史が証明する。
活性化どころか地方の疲弊衰退は目を覆うばかり。強引な合併で全国の
市町村の数そのものも半減したが、そこに住む人々の生活。過疎・楢山
節考・後期姥捨て山・・・農山村のほとんどが消滅しようとしている。
かつては商工業で栄えた中堅都市でさえ、駅前はシャッター通りと化し
て寂びれる一方。
この「地方の衰退」は高速道路と新幹線がもたらした―――と言うと反
論するむきはあろうが、オラはそうだと思う。道路を建設する時、はじ
めのころは地元も少しは潤った。
このごろでは全部中央大手のゼネコン落札。地方の土建屋を排除する談
合は常識。カネは地元に雀の涙ほども下りてこない。官僚腐敗のその仕
組み。
道路出来た地方はただ騒々しいだけ。頭上を車が通過する。目障り、邪
魔、騒音、排気ガス・・・膨大な税金(道路特定財源)使って山林を壊
し田んぼを潰す。国土の荒廃極まれり。
「田園まさに荒れなんとす」ではなく、もう荒れちゃってるのだ。日本
に道路はもう要らない。有り余っているのですよ、皆さん。(了)
━━━━━━━━
サッチャーは82歳
━━━━━━━━
渡部亮次郎
イギリス初の女性首相にマーガレット・サッチャー(Margaret Hilda
Thatcher)が就任したのは1979(昭和54)年の5月4日。私はその半月後に
ダウニング街の官邸でお会いしてタバコを止めた。
表敬訪問する園田直外務大臣に秘書官として随行したもので、確か5月21
日(月)午後5時15分(イギリス時間)頃から僅か35分間の表敬訪問だった。
園田大臣に警護のため同行したのは警視庁の亀高忠輝警部だった。 2階へ
の階段を昇りながら、壁に隙間の無いぐらい絵画が飾られていた事とあ
わせて妙に記憶が明確だ。
首相面会の直前、同じ官邸内の蔵相室で会談したハウ蔵相は驚くほどの
ヘビースモーカーだった。園田さんも私も一緒になって喫煙するものだ
から煙は相手が見えなくなるぐらい立ち込めた。
ハウ蔵相はサッチャー首相との会談にも同席してくれた。首相は立ち上
がり「日出ずる国の賓客は窓際へ」と園田外相を案内。
私もその脇に座って「煙草を喫ってもいいですか」と訊いたら「どうぞ」
との答え。持っていたロングピースを喫い始めたが、灰皿が出てこない。
消すのに苦労した。
後で分かったのだが、サッチャーさんは何が嫌いと言って煙草が嫌い。
そういえば、さすがのハウ・ヘビー・スモーカーもあそこでは非喫煙者み
たいに振舞っていたっけ。
私は馬鹿にされた気がして、それっきり喫煙を止めた。もう30年を越し
た。やめた直後は禁煙に失敗した夢まで見たが、もう見ない。
サッチャーはその後日本にもお出でになった。皇居を表敬訪問した際、
大広間の広い壁に絵が1点しか飾られてないのを見て「少なくて寂しい。
もっと沢山飾らなければいけない」といった。
「大きなお世話だ」、と心の中で毒づいた。「これがわび、さびという
ものですよ。分からなきゃ仕方ないね」
マーガレット・ヒルダ・サッチャー旧姓:ロバーツ(Roberts)、1925年
10月13日―)。現在82歳で貴族院議員。
女性として初めて保守党党首および英国首相(在任:1979年―1990年)
となった。保守的で強硬的な性格から、鉄の女(the Iron Lady)、アッ
ティラ(Attila the Hun)などの異名をとる。尊敬する政治家は同国の
ウィンストン・チャーチル元首相である。
1979年の総選挙で、イギリス経済の復活と小さな政府の実現を公約とし
て保守党を勝利に導いた党首だったので女性として初めてイギリス首相
に就任した。
新自由主義の立場に基づき、電話会社(1984年)やガス会社(1986年)、
空港(1986年)、航空会社(1987年)、水道事業(1990年)などの各種
国有企業の民営化や規制緩和、金融改革などを断行。
また、改革の障害となっていた労働組合の影響力を取り除く政策を多く
打ち出した。さらに、所得税は25%〜80%の11段階から、25%と40%の2
段階へ、法人税は50%から35%へ、それぞれ段階的に大きく引き下げら
れた。
一方で、付加価値税(消費税)は、8%から15%まで大胆に引き上げられ
た(1979年)。
300万人を数えるまでとなる失業者はその後も1986年半ばまで減少に転じ
ることはなかったため、小さな政府の柱の一つであった完全マネタリズ
ムを放棄し、リフレーション政策に転じた。
その結果、イギリス経済は回復した。フリードマンらはサッチャーの変
節を攻撃したが、総じてイギリス国民には受け入れられ、総選挙で連勝
を重ね、任期を延ばしていく。
だが、人頭税(community charge)の導入を巡って国民的な反対運動が
起こり、最後は辞職に追い込まれた(1990年)。
この時期、日本においても、1982年に誕生した中曽根内閣によって、行
政改革や国鉄分割民営化(1987年)などが行われた。
この間1982年には、南大西洋のフォークランド諸島においてフォークラ
ンド戦争に勝った事により経済の低迷から支持低下に悩まされていたサッ
チャーは、戦争終結後「我々は決して後戻りはしないのです!」と力強
く宣言、支持率は驚異の73%を記録する。
彼女はこれで2度目の総選挙にも勝利し、より保守的でラディカルな経
済改革を断行していく。
3回の総選挙で勝利したサッチャーであったが、任期の終盤では人頭税の
導入により世論の反発を招き、また欧州統合に懐疑的な姿勢を示したこ
とから、財界からも欧州統合に乗り遅れる危機感が出て与党内にも批判
が広まっていた。
1990年11月20日の保守党党首選挙で、1回目の投票で過半数の票を獲得し
たものの、2位との得票差を15%以上にすることができず、規定により第
2回投票に持ち込まれたことで、求心力の低下にさらに拍車がかかり、11
月22日に辞任を表明した。(2008・05・05)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
━━━━━━━━━
来日した要人の警護
━━━━━━━━━
内田一ノ輔
来日中の中国 胡錦濤主席が、街中を車で移動中する様子をテレビニュー
スが流していた。
歩道には多くの日本人が詰め掛けており、主席の車が近づくと手を振っ
ている。
また、「チベット国旗」をかざす人も見うけたが、不穏な空気は感じら
れない。
現在、日中の懸案として、毒ギョーザ問題、ガス田問題、さらには、チ
ベット問題と、それに掛かる聖火リレー騒動等と両国間の情勢は平穏で
はない。ましてや、胡錦濤主席はチベット虐殺の時の自治区主席で、そ
の推進者でもあった。
大方の日本人は、胡錦濤主席を歓迎するという感情は持っていないよう
である。
これらを考えれば、聖火リレー騒動と同等の騒動が起きてもおかしくな
い筈である。
尤も、あの聖火リレー騒動の主役は、中共によって動員された中国人ア
ルバイト達が起こしたもので、決して日本人が暴れまくった訳ではない。
「愛国無罪」は今でも生きており、日本・韓国の聖火リレーでは、「国
を愛することから行われる蛮行に罪はない」と、反対派に対し一方的に
暴行を働いた。それを、取り締まる事もせず放置し、チベットの旗を持
つ者のみを取り締まった警察は、日本の恥であり、世界の笑いものであ
る。
それにしても、胡錦濤の警備の厳重さは感じられなかった。
中国当局から、情勢を鑑みた警備を要請されて然るべきであろうが、何
故なのか。
日本の警察を信じきっているからなのか。
そんな訳は無い。毎日のように大きな暴動が起きている国。法輪功=死刑
囚=臓器提供者の国。何時内乱が起きてもおかしくない国の国家主席の警
護である。
一つ考えられるのは、あのチベット騒動が、中共の自作自演ではなかっ
たのかという疑問である。
即ち、国内で渦巻く中央政府に対する不満から、中国各地で起きている
暴動の「はけ口」を、別のものに向けさせる作戦だ。数年前には、その
「はけ口」は日本であり、例の、中共主導の反日暴動もその1つであった。
この時は、日本人のナショナリズムを刺激し、かえって、反中を煽るこ
ととなり、成功したとはいえなかった。
今回は、オリンピックをネタに愛国心を煽る作戦に切り替えたと見てい
る。
標的は、ダライ・ラマでありチベットであり、そして、それらに同調す
るもの全てだ。手続は、自作自演の「マッチポンプ」である。
何れにせよ、国家国民の敵を作りだし、体制の安泰を図ろうとするもの
である。言い換えれば、アメリカ的な手法を真似たものと言える。
結果、見事に成功し国家国民の敵を作り上げ、国民の愛国心を鼓舞させ
たと言えるのではないか。
もしそうなのであれば、日本訪問に際し危機を感じる必要は全くない訳
で、警備の手薄さも理解できる。
一方、世界で最も安全な国の一つである日本に来ても、異常なほどの警
備が為され、その現実を目の当たりにした経験がある。レーガン大統領
が来日したときの事である。
25年前のこの日、当時虎ノ門にあった特許庁へ特許調査に行った。終わ
って、帰社するため来た道を戻るのだが、なんとなくいつもと違う雰囲
気である。
人が殆ど歩いていないし、所々に警官がいる、よく見れば歩車道の境界
にトラロープが張ってある。車も全く走っていない。いったい何が起き
たのか。
ロープ越しに車道をのぞくと、警官に「下がって」と言われたのでロー
プから少し下がった。しかし、警官はさらに「ビルの壁まで下がって」
と大声を出している。「ビルの壁まで?」と戸惑ったが指示に従う。
「何が始まるのだ」と思っている私の目の前を、大きなリムジンが通過
した。先導する車の両側の窓からは、外人のシークレット・サービスと
思しき男が身を乗り出し、手にはライフル銃らしき物を持っていた。動
揺していたので、持っていたと感じただけかもしれない。
当時は、グレナダ進攻があった程度で、緊迫した社会情勢でもなかった
と記憶している。
しかし、この数年前、暗殺未遂事件に遭い、自らも被弾したが、シーク
レット・サービスの機転により病院に直行し、命の危機をかろうじて逃
れた経験を持つ大統領である。
当然、警備の意向も強いのであろうし、本人の恐怖心は他人には理解で
きないほど強いのであろう。
日本人にも人気があり、大歓迎を受けたレーガンの厳重警備と、歓迎も
されていないが、警備は聖火リレーの聖火以下の胡錦濤。要人警護も様
々だ。
国民的には、胡錦濤来日は、期待もないが興味もなし。全て福田のせい
だ。
この原稿を書いているときに、TBSのNEWS 23は、フランスではカルト扱
いである○○の教祖様と胡錦濤の会談の様子を映し出していた。こんな
のが報道なのか
キャスターを見れば、朝日〜金曜日〜ナントカ通信の閨閥。相変わらず
だな、この局は。(080508)
━━━━━━━━━━━━━━
吉兆は日本の食文化を破壊した
━━━━━━━━━━━━━━
前田 正晶
吉兆を論ずるならば、懐石料理を考えることから始めて貰いたいものだ。
「吉兆なんて行ったこともない」であるとか「一生行くこともない」な
どと言っても議論にはならない。あれは接待用の料亭で、個人で行くこ
となど滅多にない場所だ。
実は吉兆には30年ほど前に2度行ったことがある。東京で、である。勿論
接待であった。最初は来日したアメリカ人が招待され、私はいわば通訳
をしに行ったのである。
そして、その方面の経験豊富な方に当時のことでも「芸者も出ていたの
ならば最低でも1人当たり5万円」と言われて驚愕した。何も知らなかっ
たのである。
2度目は最早こちら側が一見ではないと思いご招待いただいた会社の常務
のお名前を言って予約が取れて、最重要のお客様の社長と担当常務とそ
の部門の管理職をご接待申し上げた。
この頃に、矢張り通訳も兼ねて京都の「つるや」にご案内いただいたこ
とがあった。この時は日米のVIP同士の重要会談が食事中も続き通訳業が
多忙で、吸い物椀に手を付けだけで後は全てそのままひかれていった。
誠に残念だった。
思い起こせば吉兆でも余り食べていなかった。懐石料理の席に外国人が
お招きいただけると、次から次へと料理が出てくるので驚く。仮令お品
書きが用意されていても、食文化の違いに外国人は戸惑う。
一皿ごとの量は少ないが次々と出てくる合計の量が多く結果的に満腹に
なると驚いていた。さらに刺身等の生ものを敬遠する人がいるのも事実
だ。
当然というか何というか、手もつかない料理が発生する。これがある意
味で懐石料理の特徴であると思っている。こういう料理を出すのが、我
が国の食の文化であろう。
何も吉兆でなくとも、懐石料理では我々でも得手とはしない料理も出て
来れば、一寸だけ箸を付けるか、偶には手をつけないことがありはしな
いか?
だが、手もつかなかった残り物をどう処分するかなどを考えている暇も
ない緊張感があるのも確かだ。ましてや通訳などをしていれば味わう暇
もない。こういう料理店があることを接待で機会を与えられて初めて知
った。
とは言え、残り物を使い回す等とは、お客様が払っている金額に対して
余りにも非礼である。どれだけ巧みに料理され、美しく盛りつけられて
いても、言語道断(ゲンゴドウダンではない、念のため)である。
吉兆がやったことは日本の食文化の破壊ではないか!その点からも彼ら
の罪は深いと言いたい。女将が出てきて謝罪会見すれば済むことではな
い。
主宰者より:問題を起こしている大阪の吉兆と東京の吉兆は別会社。
━━━━━━━━━
吉兆の禁じ手やぶり
━━━━━━━━━
平井 修一
船場吉兆には二度と行かない、と言ってみたいものである。一度も行か
ないうちにつぶれてしまうのは、なにか残念で、美空ひばりの舞台を一
度も見ずに亡くなった後にそれを悔やんだことと重なった。
15年ほど前、神田の料理屋で宴会を終えて裏の路地を歩いていたら、そ
の店の人が刺身のつまを洗って分類しているのを見てしまった。ワカメ、
紫色の海草、大根、ニンジン、菊の花、大葉、紫蘇の実、茗荷などを選
り分けている。見なけりゃよかった。二度と行く気にはならなかった。
もったいない、とか、経営効率を高めるという気持ちは分かるが、庶民
向けの店でさえ客から見て気持ちの悪い「食べ残しの使い回し」を、老
舗の高級料亭がやっていたというのはほとんど「アンビリーバブル」だ。
面子にかけても絶対にしてはいけなかった。「料理人は原価意識を持て」
とオーナーや板長さんが職人を教育するのは当然だが、「食べ残しの使
い回し」は禁じ手だろう。惜しければ職人やお運びさんの賄い食にまわ
すべきだった。
吉兆は一事が万事で、こういうインモラルを他にもずーっとやってきた
だろうと小生は思うから、たぶん多くの人も思うだろう。もう誰も吉兆
にお呼ばれしても喜ばない。
信用を築くには永い年月が必要だが、それを失墜させるのは一瞬だ。も
う金融機関も見離すしかない。吉兆はつぶれるのが社会に対する、今で
きる最大の教訓だ。同業他社は一斉に姿勢を正すだろう。
最近、小生は知ったのだが、日本人としての矜持、道徳、倫理、ご先祖
と未来への責任感、恥を知る心、総じて「武士道精神」は実は「母から
子へと受け継がれた」のである。
後日、このことについては詳報したいが、「父は鳥の目(マクロ)、母
は虫の目(ミクロ)」で、子供の教育を日々担う母親がしっかりしてい
ると子供はしっかり育つ。
ソロバンだけの愚かな母親の膝下では子供は育たず、結局は伝統の暖簾
を下ろすことになってしまうのだろう。「自業自得、憐れというほかな
い」と思いつつ、我が身がいつそうなるかもしれない、他人事ではない、
と小生は実は怖れている。
━━━━━━━━━━━━━━
クリントン家「最後のお願い」
━━━━━━━━━━━━━━
翻訳:平井 修一
ヒラリー・クリントン候補はどうやら「崖っぷち」にある。オバマ候補
との得票差は小さいものの縮まらずに逆に開いているし、「ヒラリー候
補は早めに降板してオバマ氏に一本化すべきだ、さもないと共和党のマ
ケイン氏に勝てない」と身内の民主党からも声が上がっている。
ヒラリー氏の公式サイトに閲読登録して以来、ヒラリー氏から時折メー
ルが届くようなったが、「最後の4週間を戦い抜く」「最後まで戦わせて
ほしい」と支援を訴え続けている。以下、ヒラリー氏からのメールを訳
す。
<5月8日、Dear Shuichi,
今日、あらゆる方法を通じて、私はこの選挙キャンペーンを進め続ける
という私の決意を表明します。
インディアナ州での私たちの逆転勝利の後、最後の投票までちょうど28
日間です。この4週間はこれまで以上に関心が高く、これまでにない短期
決戦になります。
私の側にいるあなたとともに、私はあらゆる有権者が判断を下すまで、
私が信じるもののために戦い続けるます。
選挙キャンペーンのまさしくその始めから、あなたと私はお互いに期待
しました。そして、あらゆる挑戦を通して活動し、あらゆるチャンスを
つかみました。それは私たちのキャンペーンを前進させる方法であるの
みならず、アメリカを前進させる方法なのです。
選挙戦の最後の4週間に入るので、私たちの気持ちを高めましょう。
私たちの選挙キャンペーンをさらに前進させるために、今すぐ支援して
ください。
6日間で、私たちにはウエストバージニア州で強さを示すチャンスがあり
ます。あなたが私と並んで立つならば、私はそのチャンスを最大限に活
用するつもりです。
疑問の余地なく、私たちは次の28日間の日々でチャンスを活かし続けな
ければならず、それは今日から始まっているのです。
今すぐに支援してください。そしてともに勝ち続けましょう。
私たちが何度もお互いを言ったように、楽しい日もそれほど楽しくない
日もこのキャンペーンの間にはありました。しかし、私たちがお互いを
信頼できない日は1日たりともありませんでした。
投票まで最後の28日間に入り、私はあなたが持てるすべてを与えてくれ
ることを知っています。そして、あなたも私が同じようにするというこ
とを知っています。
そのような素晴らしい友人と協力に感謝します。
Hillary Rodham Clinton>
この翌日の5月9日、Bill Clinton の送信者名でメールが来た。スパ
ム(迷惑)メールだろうと削除しようと思ったが、もしかしたらと開い
てみるとヒラリー氏のご主人からだった。
<Dear Shuichi,
私が月曜日(5月5日)に過ごした一日についてお話したいと思います。
私はノースカロライナ州の9つの町に立ち寄りました。エリザベスシティ
で午前7時30分に一日を始めて、ラーレイで集会を終えました。
これは、私が一日にこれまでに経験した選挙キャンペーンでも最多の遊
説です。そして、私はヒラリーのために一生懸命に動いてきましたが、
この一日ほど満足した日はありませんでした。
私はその日多くの人々と話をしましたが、非常に明瞭だったのは、すべ
ての有権者が投票するまで、人々はヒラリーがこの選挙レースにとどま
ることを望んでいるということです。
だからこそヒラリーと私は一生懸命に戦っています。だからこそ私たち
は選挙運動を続け、戦い続け、勝ち続けるために頑張っています。
私たちはこの選挙キャンペーンで多くの成功を得ました。インディアナ
州での我々の逆転勝利は、あなたの支持を得ればヒラリーが勝つという
最新の例を示しています。あなたが勝利への彼女の努力をともにする限
り、この選挙レースは続いていきます。
私たちの次の試練は、ちょうど5日後にウエストバージニア州で行なわれ
ます。ヒラリーは勝ち続けるために、今こそあなたの支援を必要として
います。
私たちのキャンペーンの強さを示すために、今すぐに支援してください。
あなたの支援がなければ逆転勝利はどうなるのか、私もヒラリーも知っ
ています。このキャンペーンの過程で専門家は何十回となく戦いの早期
終結を宣言しようとしました。
ところで、私の最新チェックによれば、選挙はまだまだ有権者次第です。
まだ投票していない多くの有権者がいます。
私たち次第で、ウエストバージニア州など残りの数州の有権者が候補者
を選択できることになります。ヒラリーが戦い続けるのを支援するため
にあなたの行動が必要なのです。
今日支援をすることによって、あなたの支持を示してください。
私は、ヒラリーのために一生懸命に働いてくれたすべての人々に、彼女
のためにしてくれたすべてに対して感謝したいと願っています。あなた
は私たちにとってかけがえのない存在です。彼女は、あなたの尽力と不
屈の精神に支えられています。
Bill Clinton>
そして10日になるとヒラリー夫妻の愛娘のチェルシーさんからメール
が来た。
<Dear Shuichi,
あなたと私はともに、私のママが偉大な大統領になるだろうと承知して
います。私は自分が8歳、18歳、28歳の時に想像することができた最高の
ママを持てて幸せです。「母の日」はもうすぐです。私はママの2、3の
思い出をあなたと分かち合いたいと思います。
見てください。(クリックすると若いヒラリー氏に抱き上げられて喜ぶ
幼いチェルシーさんの写真)
私がとても誇りに思うママへのあなたの支持に感謝します。
幸せな「母の日」をお迎えください!
Chelsea>
もう一家総出の選挙戦だ。必死の形相で追撃するヒラリー氏。ライト牧
師を切り捨てて逃げ切りを図るオバマ氏。マケイン氏と一騎打ちするの
はどちらか。民主党レースは第4コーナーを回ってゴールまで一直線だ。
手に汗握る選挙戦。目が離せない。
<オバマ氏、特別代議員逆転 クリントン氏の牙城崩れる
【ワシントン9日共同】ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)など複数
の米メディアは9日、大統領選の民主党候補指名争いで、オバマ上院議
員の獲得した特別代議員数が、ヒラリー・クリントン上院議員を初めて
抜いたと伝えた。クリントン氏は「最後の牙城」だった特別代議員も切
り崩され、逆転勝利は一層厳しくなった。
特別代議員は党幹部や知事、上下両院議員ら794人で構成され、予備選や
党員集会の結果にかかわらず、支持する候補を決めることができる。
クリントン氏は、予備選・党員集会で得られる一般代議員数でオバマ氏
に追いつくのは事実上不可能になっており、特別代議員の支持取り付け
が命綱だった。
しかし、オバマ氏が6日のノースカロライナ州予備選で圧勝し、インディ
アナ州では敗北したものの接戦を演じた後、態度を明らかにしていなかっ
た特別代議員が続々とオバマ氏支持を表明。クリントン氏支持から乗り
換える代議員も現れた。>2008/05/10 11:10 【共同通信】
━━━━━━━
話 の 福 袋
━━━━━━━
◎速報:手足口病感染者2万5千人、死者34人
【大紀元日本5月10日】このほど中国で手足口病(腸道EV71ウイルス)が
流行り、この病気に罹り死亡した児童はさらに増加し、5月8日昼、中国
当局が発表した統計では手足口病に感染した児童は1万6千人だったが、8
日夜ですでに34人が死亡、感染した児童は2万5千人に達した。
手足口病は児童によくみられる感染病の1つで、「発疹性口腔炎」とも呼
ばれ、腸道ウイルスを通じて感染し、手、足の皮膚は炎症が起こり、膿
になることと口腔粘膜潰瘍が主な臨床特徴だ。
新華社の報道によると、感染率のもっとも高い地区はやはり最初に腸道
ウイルス感染発生した安徽省で、この地区で手足口病に感染し死亡した
児童は22人に達しているという。
手足口病は周期的なもので、感染した児童は一般的に1〜2週間で回復し、
後遺症は残らないが、一部の児童は肺炎、肺水腫などの合併症で命を落
とす場合もある。
このほど、中国で流行っている手足口病は1972年に米国で初めて確認さ
れたEV71腸道ウイルスによる感染で、手足口病の主な病原体の1つ。
◎「町のたばこ屋」消えゆく 石川県内、6年で25%廃業
石川県内の街角で営業するたばこ販売店が減少している。北陸たばこ販
売協同組合連合会によると、県内の組合員はこの6年間で545人(25・7%)
が廃業した。
店主の高齢化と後継者不足をはじめ、コンビニ店などの増加が主な要因
だ。六月からたばこを自動販売機で購入する際に必要となる成人識別カー
ド「タスポ」の導入を機に廃業する動きもある。
県内の組合員は2001(平成13)年には2122人を数えたが、その後、毎年
50―100人超が廃業している。初期費用のかかるタスポ導入を機に廃業を
決めた組合員もおり、「廃業する人はこの半年間で増えている」(同連
合会)という。
24時間営業のコンビニなどの登場に加え、男性の喫煙率が20年間で約2
割低下するなどたばこ離れが進み、個人店の経営環境は厳しく、核家族
化の影響で後継者が少ないのが現状である。北国新聞 10日
◎ 硫化水素自殺
一高生徒、藤村操が日光・華厳の滝で投身自殺したのは明治三十六年の
五月だった。ミズナラの木に書き残した「巌頭之感」には「万有の真相
は唯一言にして悉す、曰く不可解」とあった
▼多くの追随者が出た。哲学的煩悶による死が若者たちには格好良く見
えたのだろう。しかし藤村の自殺の原因は実は失恋だという異説もある。
真相は分からない。ただ時代を超えて変わらないのは自殺の連鎖である
▼最近、少し前までの練炭に代わって硫化水素という有毒ガスによる自
殺者が相次いでいる。多くが若い。栃木県内だけで今年9件10人を数え
る
▼情報媒体はまたまたインターネットだ。藤村の時代にはなかった文明
の利器が自殺手段の流布、自殺志願者の出会いに使われている。輝く未
来を約束したはずのIT革命が若者から未来を切り取るとは皮肉なこと
だ
▼自殺を許容する空気が世間にもないと言えない。宇都宮市保健所の市
民意識調査では自殺を「事情によりやむをえない」「個人の自由」と考
える人が三割を占めた。自己診断で心の健康度が低いほど自殺に肯定的
だったという。しかし心の健康度とは心の持ちようでもあろう
▼人間は苦悩する。悩みのない人間など、それこそ阿呆というものだ。
若者よ、とりあえず死ぬな。下野新聞(2008/05/10)
◎馬次期総統の親日姿勢評価 李登輝台湾前総統
【台北9日=正札武晴】台湾前総統の李登輝氏が9日、台北県淡水の台
湾総合研究院で北國新聞社の取材に応じ、8年ぶりに政権を握る国民党
の馬英九次期総統が親日ぶりをアピールしていることについて「日本の
ことを知りたいなら喜んで世話をする」と述べ、新政権での日台関係発
展に協力する姿勢を示した。
今年9月か10月に、金沢学院大で「日本人の精神」をテーマに講演する
意向も示した。
20日の馬総統就任により、国民党が総統職と立法院(国会)議員の大多
数を手にする「一党支配」の状態となる。李氏は、独裁的な政府に陥る
との見方を否定し、一党支配で「かえって民主化はやりやすくなる」と
指摘。ねじれ状態にない安定的な政権で民主化をさらに進めるべきだと
の考えを示した。
「反日」のイメージが強かった馬氏が8日、日本統治時代の台湾で烏山
頭ダムなどの一大水利事業を完成させた金沢市出身の八田與一技師の墓
前祭に参列したことには、「並大抵のことではない」と評価し、親日へ
と態度を軟化させたことを歓迎した。
北国新聞の取材に先立ち、「八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会」(金
沢市)の訪台に同行している金沢学院大の石田寛人学長が、李氏に同大
での講演を依頼し、李氏は「承知しました」と応じた。
講演の時期は「もみじのころ、9月か10月」とし、昨年に続くライフワー
クの「奥の細道」をめぐる旅の途中に、金沢へ立ち寄るとした。李氏の
石川県内訪問は、2004(平成16)年以来、2度目となる。
李登輝氏との質疑応答の主な内容は次の通り。
―馬次期総統で日台の親善は進むのか。親善のために李氏が協力する考
えは。
馬氏は当選後、私の家に来た。私に言わせれば、馬氏は日本のことをあ
まり勉強していないし、よく知らない。日本のことで話を聞きたい、何
か知りたいなら、私は喜んで世話をしますと言った。ただ、具体的にど
うするかは言っていない。こんな高齢で大使や何かの役職に就くことは
ない。
―馬新政権で台湾の民主化はさらに進むのか。
総統は国民党の馬氏になり、立法院(国会)も(今年一月の選挙で)国
民党が大勢を占めた。馬氏が日本嫌いで、国民党の独裁的政府になると
心配する人には、こう言っている。
私が国民党の総統時、立法院は大多数が同党議員だったが、(独裁でな
く)かえって民主化を進めやすかった。(同じ状況になる)馬氏は台湾
のため一生懸命やろうと考えれば、かえって民主化はやりやすい。馬氏
には日本との関係、アジアとの関係をしっかりやれと話した。
―馬氏への評価は。
この人は割と正直でクリーンだ。彼が烏山頭ダムに出向き、八田技師の
墓前祭に参列したのは、並大抵のことじゃない。私の本にある、八田さ
んの「日本人の精神」を読んだのかもしれない。馬氏をあまり変な偏見
で見てはいけない。
―福田康夫首相の支持率が低下している。今の日本の政治をどうみるか。
今の日本の指導者は、もう少し強くやらないと。弱々しい格好では、人
民は歯がゆくてしょうがない。
―「奥の細道」をたどる今年秋の訪日では、昨年に続いて、実兄が祀ら
れている靖国神社に参拝するか。
今年の訪日での参拝は無理でないか。何とも言えない。北国新聞 10日
◎秋田県内労働組合数、30年で42%減 推定組織率2割切る
県内の労働組合数と組合員数が過去30年で4割前後減少し、推定組織率
も2割を切ったことが県の調査で分かった。雇用形態の変化などに伴う
もので、各労組を束ねる主要団体幹部も、交渉力の弱体化を招きかねな
いと危機感を募らせている。
その一方でパートタイム労働者の加入が増えており、労組にとってはパ
ートタイムなどの非正規雇用労働者の一層の加入促進と同時に、体質改
善が課題になっている。
県内労働者数が約39万8000人とほぼ同じ1979年と07年を比べると、労組
数は79年が1229だったのに対し、07年は711と約42・1%の減。組合員数も
11万9598人から7万7544人と、約34・2%減っている。
雇用者数に対する組合員数の割合を示す推定組織率も年を追うごとに低
下。79年以前は30%以上を維持していたが、02年に19・8%と2割を切り、
07年は19・4%だった。秋田魁Web (2008/05/10 12:45 更新)
━━━━━━━
反 響
━━━━━━━
1)貴誌1170号から1175まで読んで最も興味を持ったのが1175号の主
宰者殿による「ジョン・レノンのご馳走」でした.
ビートルズは,当時のミュージシャンの演奏技術から見ると正直申して
相対に稚拙で,ライブには多少無理のあるレベルにありました.当時(今
も?),スタジオ録音は加工・編集を駆使して演奏のボロ隠しをする為,
レコードと生演奏の落差が大きいと「上げ底バンド」と言われ,逆に,
その差が小さなバンドは「実力派」としてマニアから激賞されるといっ
た「偽装録音華やかなりし」時代でした.
斯様な状況において,当時の音楽界に最も大きな影響を与えたのは,ジ
ョン・レノンの作曲の才能であり,他のメンバーはビートルズ解散後,
急速に輝きを失っていきました.
因みに,現代のロック音楽は,ビートルズとは殆ど異質な世界になって
います.それは,ビートルズから乖離していったというよりも,レノン
とロック音楽とは元々方向が異なっていたからだと思います.
彼らビートルズ,というよりレノンの曲をカーペンターズが歌うのを
"YouTube"のストリーミングビデオで聴いていて,「これはロックとは殆
ど繋がりの無い,新しいポピュラーミュージックだったのだ」と感じま
した.それは,"Ticket to Ride"「涙の乗車券」という曲です.
この曲のクレジットは「レノン=マッカートニー」となっていますが,
実質的にはレノンの作曲(Wikipediaより).レノンはこの曲を「元祖へ
ヴィメタル」と言ったそうです,
これはテクニカルな側面ではそうですが,音楽としては,ジョークか皮
肉です.ロックを意識していたのは他のメンバー,特にマッカートニー
で,レノンはロックを超えていました.それだからこそ今も古びること
なく様々な歌手に愛されているのです.
ロック音楽は,ハードロック,へヴィ・メタル,プログレッシブといっ
た様々な形を生み出し,そしてそれぞれが多様に変容し,ジャズや現代
音楽等との融合を図ったり,あるいはベーシックなロックスピリッツを
維持したまま進化してきたと言えます.エレクトロニクスの進歩も大き
く影響したと思います.
私はそういった様々な系統のロックを無数に聴いてきましたが,その広
がりとレノンの音楽の広がりは実は全く次元の異なるものです.彼の
「涙の乗車券」を聴くと,これとは別に私が大好きなクラシック,フラ
ンツ・リストの交響詩「プレリュード(前奏曲)」を連想します.両者は
生きていることの喜びを根底に持つ「賛歌」として私には響いてきます.
透明感と清浄感,そしてその温かさと明るさに心が動かされます.あた
かも「勇気を出して生きろ」と励まされている様な気持になります.
以前,主宰者殿がスメタナの「我が祖国」を紹介されましたが,その8
30号を嬉々として読み,「反響」欄に投稿させて頂いたことを懐かし
く想い出します.
音楽は,「人類が生きる為に不可欠の空気」を伝播媒体として初めて存
在し得るものです.そこが絵画などの他の芸術と異なります.
つまり,物理的な「光」がなくても人間は十全に生きられることを数多
くの方々が大昔から実証してこられましたが,流石に「空気(酸素)」無
しでは如何なる者も生きられません.
そう考えると,音楽とは人類にとって最も古い,かつ最も偉大な発明・
芸術かも知れないと思えてきます.それを今感じさせてくれた,主宰者
殿とレノンとカーペンターズに心から感謝いたします.音楽を聴いてき
て本当によかったです. 2008/5/9 大阪
2)「再び天皇のお見送りについて」という文章を拝見いたしました。
「両陛下が外国に国賓として行かれて相手国から失礼な事をされても怒
れなくなる。外交は相互主義が原則なのだから」と書かれていますが、
国際儀礼では序列・格式を抜きにして、待遇を考えることはないのでは
ないでしょうか?
天皇陛下は世界序列第一位で、1994年の天皇陛下ご訪米の際、クリント
ン米国大統領は最高格式の晩餐会を催し、陛下をおもてなしになりまし
た。これは過去二回のエリザベス女王訪米時より、格式は上だったとい
われています。
国際儀礼では、格式・序列によって、招待客をどのように遇するか決定
され、だれが何をするかということによって、格式・序列を対外的に示
しています。
デヴィ夫人は、国際社会で活躍され、外交や国際儀礼のプロトコールを
熟知されているお方です。天皇陛下が民間施設にお出向きになられると
お聞きになり、そのことが何を意味するのか瞬時に理解されたのだと思
います。
数年前の胡錦濤中国国家主席訪米の際、中国が半年にわたって「国賓訪
問」を要求したにもかかわらず、ブッシュ政権が決して「国賓」としな
かったことは記憶に新しいことと思います。
中国は、「国賓」待遇とするかどうか、国のメンツをかけて真剣に駆け
引きしている国です。
格式・序列を軽視することは、国際社会において日本の地位を貶めるこ
とにつながることです。
日本国政府は、中国政府のように、国際社会における地位ということを
常に念頭において、国際儀礼における格式・序列・接遇について真剣に
考えなければいけないのではないかと思います。(堀)
主宰者より:同感です。しかし、どう接遇するかを決めるのは天皇ではな
く助言者たる内閣。対中関係を福田総理大臣がどう考えているかが基準
になるが、一旦国賓として扱う事を決めた以上は差別は許されない。イ
ンドネシアの憲法は知りません。
<日本の外務省における海外要人の待遇は、日本政府が滞在費用(対象者
の宿泊滞在・国内移動・通信・警護費用等)を負担する公式訪問と、訪問者
がすべての経費を負担する非公式訪問の2つに別れる。
なお、これらの計画、調整は外務省儀典官室がおこなっており、その長
である儀典長は「首席接伴員」として日程に同行することになっている。
国賓:国王、大統領など (ただし10年に1回)
宿泊:迎賓館(国内の他の宿泊施設を利用することもある)
歓迎式典とお見送り:あり(歓迎式典での儀仗隊の栄誉礼および国歌演
奏など)
天皇との会見: あり(天皇と皇后)
宮中晩餐会・昼食会 :晩餐会による接遇 >出典:ウィキペディア
━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━
10日の東京湾岸は昼前から雨。午後の散歩を館内の階段昇降に切り替え
てみた。配偶者に一緒だったが、階段昇りで息が上がった。歩きなれて
いる私は全く上がらなかった。
昨夜は鼎談会に合流。偶然に地方から上京した古い友人も合流して思わ
ぬ懐旧談義をした。偶然とはあるものなのだ、と改めて感心。呼びかけ
人(唸声さん)に感謝。
今号は長くなりましたが、これでも積み残し多数。投稿者にお詫びしま
す。漸次、掲載しますからお待ち下さい。続きものの処理に困惑します。
考えるところあり、編集の出来上がり次第配信する事にします。つまり
前日配信が多くなります。
ご投稿、ご感想、ご意見を待っています。読者:3458
◆メルマ!メルマガの退会・解除はこちら
→ http://melma.com/contents/taikai/
--------------------- Original Message Ends --------------------
このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます
- Japan on the Globe 国際派日本人養成講座
- 日本に元気と良識を。歴史・文化・政治・外交など、多方面の教養を毎週一話完結型でお届けします。3万4千部突破!
- 週刊アカシックレコード
- 02年W杯サッカー韓国戦の「誤審」を世界で唯一「前日」に誌上予測し、誤審報道を「常識化」した推理作家(金正日の「遺書」で始まる「中朝戦争」後の北朝鮮...
- 宮崎正弘の国際ニュース・早読み
- 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析
- 甦れ美しい日本
- 日本再生のための政治・経済・文化などの発展・再構築を目的とし、メールマガジンの配信を行う
- 花岡信昭メールマガジン
- 政治ジャーナリスト・花岡信昭が独自の視点で激動の政治を分析・考察します。ときにあちこち飛びます。
![メルマガスタンド[メルマ!]](/img/common/melma_logo.gif)






